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県庁おもてなし課
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県庁おもてなし課の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全91件 21~40 2/5ページ
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高知県庁に新設された「おもてなし課」。 県の観光促進のために設立されたもののカチカチのお役所仕事しかしないおもてなし課。 唯一やる気を見せる若手職員の掛水史貴、臨時採用された明神多紀が観光大使を引き受けてくれた地元出身の人気作家である吉門喬介から鋭いダメ出しをされながらも奮闘し、「高知県まるごとレジャーランド計画」を推し進めていく。 どうやったら観光客が増えるのか? お役所目線がだんだんと変化していくことと、掛水がどんどん逞しくなっていくさまが痛快です。 掛水と多紀の甘酸っぱい関係もちょっとしたラブストーリーです。 映像化したくなる気持ちがよく解りました。 有川浩の作品は『フリーター、家を買う。』についで2作目でしたが、カラッとした爽やかな作風がいいです。 | ||||
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「自治体による観光ビジネス」という硬いテーマを 有川さんらしく、ライトに創作した長編小説。 主人公・掛水は、 高知県の県庁おもてなし課の職員。 新たにビジネスを立ち上げようとするも、 ぬるま湯体質に慣れきっており、上手く行かない。 ダメダメな 掛水たち、県庁おもてなし課の職員たち。 そんな彼らが、 ダメなスタートから、さまざまな試練を経て、 成長していく様子が、見事に描かれている。 そして、この作品をおもしろくしているのは、 個性的なキャラクターたち、とりわけ、作家・吉門。 吉門は、頭の回転が速く、 仕事がデキる、キレ者に見える。 が、物語が後半になると、 プライベートでは、たった一人女性に 振り回されていることがわかり、 その仕事とプライベートのギャップに、 吉門の人間らしさを感じる。 面白い、実に、面白かった。 | ||||
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有川浩ワールドです!こてこての恋愛物語ですが、心の描写が素晴らしいです。 | ||||
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でも、高知は遠いんですね。でも、地元にもこんな隠れた名所があるのかもしれない。探してみると良いのかも。 | ||||
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私は高校生です。ある部活の部長としてやっています。 この本の最初の頃の県庁と部活のダメなところなどがとても似ていて共感を得ました。 私たちは部員が約90名います。それをまとめる幹部学年である私たちがまずしっかりしていないのです。 私は掛水さんのように先生に怒られたりアドバイスされることが図星で何も反論できませんでした。 おもてなし課も最初はアドバイスをしてくれる吉門さんを悪く言っていました。 先生のアドバイスを同輩に言ってもおもてなし課の職員のように文句を言われるだけで、全く聞こうとしません。 何回も良い部活にするために話したりしているのですが、わかってもらえません。 先生にも相談したのですが本人たちが自覚して動かなかったら言っても意味はないと言われたので、今はそっと見守っています。 1つ下の後輩よりもわかってない同輩がおもてなし課の職員のように気づいて部活がよりよくなるように願っています。 私はこの本を読んでとても勇気が出ました。 みなさんも是非読んでみてください! | ||||
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原作を読んだときから、映画化にならないかな~と思っていたら、映画化されましたね 劇場版も見ましたが、やっぱり原作の方が良いです。 凝り固まった役所に、新しい風を吹き込んでいく内容で、一気に読んでしまいました。 原作を読んでいると、劇場版が物足りなく感じます。 出来ることなら続編を希望します | ||||
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高知県庁に新しくできたおもてなし課に勤務する掛水。 果たして、仕事を通じての高知県の町おこしは成功するのか? 実に有川作品らしい作品で、読み終わった後の爽快感はさすが。 そして、当たり前のように続きが読みたくなる作品。 地方の活性化の必要性を感じるとともに、自然を守ることの大切さも痛感。 本書で立てられた計画がその後どうなっていくのか? その内容を描いた続編の登場を切に望む。 | ||||
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本当に今更ながら文庫版を読んでみました。 読後感、一言「すっごくよく取材されてるな〜」。これに尽きます。 県庁のいわゆるお役所仕事が見事に描かれており、そのダメさ加減もいい塩梅。 そして、現状を変えたいけど変えられないジレンマや高知県への愛がとても よく伝わってきます。 ☆ひとつ減らしたのは、登場人物が余っている印象を受けたからです。 まあ、県庁にも人材が過分なのかもしれませんね。 | ||||
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公務員の葛藤が、わかりやすく描かれていて、おもしろかった。それに、確かに「高知県てなにもないよね。はりまや橋って、しょうもないし、竜馬の銅像見てもねえ。」と言う話を聞いて、行く気がなくなった事実がある!この本で、1回は、行ってみたいと変更です。 | ||||
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最近、「県の広報が面白い!」って流れで、読んでみました。この本の題材になっている高知県は、広末涼子さんが出演している動画が話題になってますね。 そして、有川氏の故郷に対する愛が溢れた本になっています。 読んだ感想は、「是非、高知県に一度行ってみたい!」と思わせてくた事と、「やっぱりお役所は・・・」って事でしょう。 ずいぶん前に『県庁の星』を読んだ時もコレに似た感想を持ったのは内緒。 ビジネス図書のような押しつけがましさはないし、物語でビジネスの流れを楽しくお勉強。って感じでもないけど、なんか「良い仕事したいなぁ」って思わせてくれる一冊。 有川氏の本は読みやすく、内容も興味深いのだけれでも、残念なのは『フリーター家を買う』も、同じパターンだった「真面目な不甲斐ない大人しい男が仕事を通して頼りがいが出てきて女をGET」っていう、しょうもない有川文学をやめて欲しい。この恋愛の話が、せっかくの読書意欲に水を差す。その部分で−1 | ||||
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高知県庁のおもてなし課を舞台に、観光立件を目指していく小説です。 新しい箱物ではなく、高知にあるものを見つけてそれを観光化していくという内容ですが、 主人公の成長あり、恋あり、となかなか面白い展開でした。 映画の方も見てみたくなりました。 | ||||
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有川さんの作品で初めて読んだ作品でした。 県庁おもてなし課という事で、ビジネス書として読むと少々パンチがないかなと思います。 しかし故郷の良さを認識しようという観点から読むと、とても面白い作品になっています。 登場人物たちに実在するかのように人間味があり、ほのぼのした中に色々な優しさが溢れています。 これは有川さんの作品に共通する事だと、以後作品を読んでいく中で知りました。 ふと故郷を思い出しい人、ほのぼのした感覚になりたい人、優しい気持ちになりたい人、 ちょっとした恋愛ものを読みたい人は手にとってみて下さい。 ラストはこれからというところで終わります。 今後、続編がでるのか分かりませんが、出るのであれば是非読みたいと思った作品です。 | ||||
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今、「フリーター、家を買う。」も読んでいるところですが、著者はとてもよく勉強されていると思います。 それに時折出てくる、著者独自のアイデアも質が良い。 「映画になる本なんて所詮ミーハーな読み物」と偏見で決めつけていましたが、一気にファンになっちゃいました。 当方関西に住んでおりますので、徳島や香川までなら多少は分かるのですが、高知や愛媛は全く何も知識がありませんでした。 しかし、半分ほど読み終えた時には「次の長期休みには四国を、特に高知を旅行しよう!」という気にさせられました。 それほど著者の地元に対する想いも伝わってきますし、また同時にこの本が世に出されたことによって、高知県ではどのような影響があるのかを見てみたいといった好奇心も出てきました。 また物語の面白さだけでなく、大手企業や、公務員の人間なら陥りがちな「大企業病」についても描かれていて、これもまた非常に勉強になりました。 ラブコメとして読んでも面白いと思いますが、ダメダメな主人公がおもてなし課に入り奮闘することで仕事も恋愛も充実してくるといった、サクセスストーリーとして読んでも一読の価値はあると思います。 | ||||
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私も、現役時代は問題が起きるとすぐに対応しました。 そんな感覚が共感を得た。 現実に起きても、不思議ではないと。 | ||||
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地方の観光促進だったりに多少興味があったのと最近お気に入りの作家さんだったので読んでみました。 これは個人的にストライクです。主要キャラそれぞれが個性的だしその関係も面白い。会話は高知弁なんだけどそれがまた小気味よく聞こえてきてのめり込んでしまいました。 地方自治だったりお役所の考え方だったりのまどろっこしさも考えさせられたしそこを打開していき成長していく主人公の姿・・・いいです。 読後感が本当に爽やかだし映画も見てみたいなぁなんて思ってしまいました。 | ||||
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文庫版を6時間で読了。 十分に面白かったです。評価が低いみなさんはライトノベルに期待しすぎなのではないでしょうか。740円でこれだけ楽しめればお腹いっぱいでしょう? とくに良かったのは冒頭「県庁ルール」と民間感覚がすれ違うところ。中盤〜終盤にかけての掛水・多紀ちゃん恋愛エピソードあたりは読み飛ばし。だっていかにもありきたりだから。 ないものねだりをするなら、最後にドンデン又は大団円があっても良かったかなと思います。例えば本作品なら、清遠さんと佐和さんの扱いが途中で放り出した感じになってしまっているので、どうせなら後味よく、機械仕掛けの神としての知事が登場してプロジェクトを大成功に終わらせて清遠さんが名誉回復するとかね。 いずれにしても堀北真希ファンのわたくしとしては星5つであります。 | ||||
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構成のバランスがちょっと悪いと感じた。最初から「民間感覚」を学んでゆくお役人側と、公僕故の色々なシバリがある役所事情を学んでゆく作家(市民)側とで視点を切り替えてあればいいのだが、後半になって作家側の比重が増えて、ヘタに付け足した離れ屋のようで「ここまで来てこういう回り道するか」と残量を見てウンザリした。「人物の意外な可愛さ」の全方位展開も邪魔くさい。南国故か季節感の描写が若干弱めな気がする。方言や高知ガイドの特色はいい | ||||
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どの地方も抱えている問題を、どのように解決するかを分かりやすく、面白く表現できていた。おそらく、地方の自治体は参考にしていると思う内容となっている。 | ||||
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みなさん、筆者への期待値が高いからではないかと思います。 普通に読めますし、面白い作品だと思いますよ。映画化も納得です。本を読んでから、キャスティングを確認したら、小説のイメージを大切にしているなあと感じました。イメージピッタリ。 多紀ちゃんが「無理して頑張っている。しっかりなんかしていない」ところが好きです。ほっておかれて泣き出してしまうところなんか良かったですねえ。ジョブナイルだと言われる人もいますが、普通の少女マンガだったら、もっと誇張して書かれるシーンだと思うんですが。 高知のPRの展開も良かったと思います。 絶賛!とまではいきませんが、本好きの知り合いに本を貸してもいいと思えるレベルでした。面白かったです。 | ||||
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個人的には高知県は大好きです。 しかしながら、自然がいっぱいと言うのは、日本の殆どの県が 同じ状況で、その中でアピールポイントを見つけるのは、はっきり 言って、至難です。 その至難の業に立ち向かう。 そこに芽生えるラブストーリーとしては、とても良質。 「ごめん、泣かせた」 このセリフ。背筋に光が走りました。 その涙、見てみたかったなあ。 おもてなし課の、脇役プロットは60点。 吉門さんは100点。その父親は120点。 全部で80点。独断です。 | ||||
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