デンデラ

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評判

デンデラの評価:

3.31/5点 レビュー 36件。 C ランク

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平均点3.31pt

Amazonレビュー一覧

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全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(2pt)

映像向き

本書は姥捨て山に捨てられた五十人の老婆たちが熊や疫病もろもろと闘う物語である。発想自体は面白い。小説ならではといった上手い文章表現はないので映像向き。

主役は吉永小百合。百歳老婆は森光子。他に菅井きん、八千草薫、岸恵子、草笛光子、佐久間良子なんてどうだろう。南田洋子がいないのが淋しいけど、日本映画の黄金時代を知る女優たちの百花繚乱だ。

老婆たちのコミューンは何のメタファーなのか。捉え方で物語の読み方が変わる。
60年代に革命を夢見た学生たちにも見えるし、『エイリアン』の別バージョンにも見える。戦争で死ねなかった軍人たちが祖国に復讐を誓うところに、想定外の黒船と闘う話にも読める。

惜しまれるのは老婆たちのキャラクター構成。それこそ『バトルロワイヤル』みたいに、もっと様々なタイプを作ることが可能だったのに。
いくら設定がむかしで、女性が教育を受けてない寒村地帯が舞台とはいえ、こいつは切れ者だと思えるキャラがいない。特に、デンデラを支配する百歳の老婆にカリスマ性がなく、いまひとつ魅力が乏しいのは残念だ。

「なるほど。捨てられた老婆たちがコミューンを形成するとこうなるのだな」と感心するところもない。頭の中で考えただけという感じ。例えば村に可愛い孫を置いてきたことが気がかりな老婆が出てこないのは不自然。著者がまだ若いため仕方がないのかもしれない。
最低でも老人ホームに取材すべきだった。してこれなら、うーん。

読後に知ったが本作は『本の雑誌』09年度の一位だった。……まじですか。
デンデラ (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: デンデラ (新潮文庫)より
4101345538
No.1
(2pt)

映像向き

本書は姥捨て山に捨てられた五十人の老婆たちが熊や疫病もろもろと闘う物語である。発想自体は面白い。小説ならではといった上手い文章表現はないので映像向き。

主役は吉永小百合。百歳老婆は森光子。他に菅井きん、八千草薫、岸恵子、草笛光子、佐久間良子なんてどうだろう。南田洋子がいないのが淋しいけど、日本映画の黄金時代を知る女優たちの百花繚乱だ。

老婆たちのコミューンは何のメタファーなのか。捉え方で物語の読み方が変わる。
60年代に革命を夢見た学生たちにも見えるし、『エイリアン』の別バージョンにも見える。戦争で死ねなかった軍人たちが祖国に復讐を誓うところに、想定外の黒船と闘う話にも読める。

惜しまれるのは老婆たちのキャラクター構成。それこそ『バトルロワイヤル』みたいに、もっと様々なタイプを作ることが可能だったのに。
いくら設定がむかしで、女性が教育を受けてない寒村地帯が舞台とはいえ、こいつは切れ者だと思えるキャラがいない。特に、デンデラを支配する百歳の老婆にカリスマ性がなく、いまひとつ魅力が乏しいのは残念だ。

「なるほど。捨てられた老婆たちがコミューンを形成するとこうなるのだな」と感心するところもない。頭の中で考えただけという感じ。例えば村に可愛い孫を置いてきたことが気がかりな老婆が出てこないのは不自然。著者がまだ若いため仕方がないのかもしれない。
最低でも老人ホームに取材すべきだった。してこれなら、うーん。

読後に知ったが本作は『本の雑誌』09年度の一位だった。……まじですか。
デンデラ Amazon書評・レビュー: デンデラより
4104525030