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(短編集)
植物図鑑
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植物図鑑の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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有川浩さんは好きな作家の一人なので読む前から楽しみにしていました。 ちょっぴり現実離れした始まりだったけど読み進めるうちに自然と惹き込まれて(映画では上映時間の関係上端折られてる部分が小説ではきちんと表現されていたのでもっと)2人の気持ちに共感できてあっという間に読み終わりました。 樹の作った料理レシピが掲載されていたので、フキご飯とのびるのパスタ作ってみようと思います。 あ、ひとつとっても残念な事がありました… ページが繋がっていてカットされておらず、しかも折れ曲がって皺くちゃな所がありました。 本当それだけは残念…がっかりしたので☆マイナス2で評価させていただきます。 | ||||
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別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。 という言葉を文豪・川端康成が残したらしい。 という一節が冒頭で紹介されています。 ひとつどころか、たくさんの野草や野花の思い出を積み重ねいく恋愛ストーリー。 散歩したくなる。足元に咲いている植物の名前を知りたくなる。 そして、食べたくなったらレシピもついています! | ||||
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恋愛小説としては、ベタです。 謎の青年イツキの正体だって、早い段階でわかっちゃう。意外性には欠けるストーリー展開。 でも、出てくる植物のほとんどを、幼い頃に野原で採って食べた記憶があったので、それを追憶するような形で読みました。 そんな風に、野草に関心がある人、思い出がある人は楽しめるかなと思います。 誰かと一緒に摘み草をして、一緒に食べながら仲良くなるというモチーフ自体は、素敵だな、と思います。 とはいえ、「フキノトウってそんなに苦いか?そもそも開いたヤツは食べないでしょ!」 とか、「つくしも食べ方工夫すれば美味しいのに!」とか、ツッコミたいポイントはあれこれありました。 | ||||
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今回読んだあたとに感じたことは、「誰かの心に生き続けられるような人間になりたい」ということだ。 残念ながら、これしかいうことは思い浮かばない。 だが、単純だけど、なかなかできないことのひとつだとおもう。 本作を読んだ人には、そんな人物を目指してほしい。 | ||||
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読了:2017年7冊(1月7冊)★3.0 『植物図鑑 』(幻冬舎文庫) 2013/1/11 有川 浩 (著) 無理っす。こんな激甘な話には私には耐えられませんでした。『阪急電車』や『フリーター家を買う』にはこういう要素が薄かったので面喰らってしまいました。頭ぽんぽんとかステレオタイプな女子が喜びそうな描写が何度も出てくると少しぞっとしてしまいました…。ひょんなことから、家の前にへたりこんでいるイケメンの樹(いつき)君を拾って家にあげるさやかさん。樹君は家事に万能で、そして女性の喜ぶ仕草をついつい無意識にしてしまう。そしてラブ発展、ほどなくして樹君は一筆手紙を書いて何も言わずに去ってしまう…、しかし、またほどなくして戻ってきて一件落着。なんだそりゃ。そんな家の前にしゃがみこんでいる男性をいくらイケメンだからって家にあげるなんて非現実的過ぎるし、家から出て行くときも、別にそんな小細工要らないんじゃ…?と思ってしまいました。(自分が男だからか?この手の世界観に中々入れず…) オチも少し弱い。そのオチでも今までの樹の行動は少し不自然です。 しかし、良い点もありました。まず、人に優しく接するという基本的なことを改めて良いな、と思えた点。もう一つは、自然に対する憧憬を思い起こさせてくれた点です。次に引っ越すなら、自然がいっぱいのところに住んで四季折々を全身で感じたいな…素直にそう思いました。 | ||||
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植物図鑑というタイトルから想像して、植物を介した恋愛小説だと思い読みました。野に咲く植物を探しながら楽しみながら、基本は喰う。料理小説といっても良いですね。ほのぼのとした青春小説を読んでリラックスできました。 | ||||
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オトコが道ばたで行き倒れていた。 『 お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか』という。 そんなオトコをひろってみたら、 料理が上手で、野草を料理にする。 プラントハンティングして、料理にする。 春からはじまる 野草の料理は さらっとしていて、なぜか おいしそうに見えるが 食べる気にはならないものばかり。 有川浩の特徴である オトコとオンナの掛け合いが ちょっと うぶ過ぎて 今までとは、違うタッチに みえる。 それにしても、この女子。 26歳を迎える女子とは おもえないほど 幼いのである。 その幼さのギャップが この物語の テイストですね | ||||
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主人公、イツキが抱える問題の大小がどうなのかはさておき、ただただ身勝手。 そのサッシテ君具合には辟易させられる。 以心伝心、メラメラ念力を込めて伝えようとせず、言葉にせぇ。 じれったい。 しゃんとせぇ、しゃんと。 このように鼻息荒くプンプン憤慨するも、草木の描写や見開きの写真、山菜料理にはガッツリ魅せられました。 続編もあるようで、献立の参考になれば吉。 | ||||
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重すぎず、軽すぎず、読みやすい文章でした。 ただ、それ以上でもそれ以下でもないような…自分にはあまり響かなかったかもしれません。 | ||||
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謎の男の正体が王道というか、夢見る女性の期待を裏切らないもので、個人的にはもっと衝撃的な正体を期待していたので物足りない感じがしました。 なんというかTHE少女漫画に出てくるキャラクターのような口調であまり入り込めませんでした。 | ||||
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すごく好きなモチーフはそろっているのに、なんだか私には合いませんでした。 主人公の女性が、あまりにも植物などに無知すぎて、ものすごくイライラしてしまいました。 拾った男の子との対比で、あえてそうしたのでしょうが・・・イラダチが邪魔して読むのが辛い時もありました。 期待が大きかっただけに残念! | ||||
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ちょっとお疲れぎみの主人公が 道端で行き倒れかけている男の人を拾う。。。。 そこから始まる2人の共同生活。 家事を担当することになったこの男性は 野草に詳しく、それを料理する腕前もすばらしい。 ところが突然男は部屋からいなくなり・・・・ ムネキュン恋愛小説でもあり 野草食レシピ本でもあり。。。 そこらの雑草(雑草という名前の草はない!by川端康成 )が 美味しそうに見えてくるから不思議。。。 でも我が家的には雑草の「ヨモギ」を てんぷらやお茶にする気には・・まだなれません。 | ||||
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>お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です 読み応えのあるところはこの部分だけです。 あとはその辺にある野草と調理法の紹介をストーリー仕立てで紹介しています。 ただ出てくる野草も調理法も目新しいものではなく殆どの人が周知のものなのでつまらないです。 ストーリー自体はオマケみたいなものなのでしょうがそれにしても酷いです。 ケータイ小説とのことですがケータイ小説を馬鹿にしているのではないか。 | ||||
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有川さんの作品は初めて読みました。 「現実はファンタジーじゃない。炭鉱で働く少年には美少女が降ってくるけど、OLが拾うのは行き倒れの貧乏青年がせいぜいだ」みたいなことを主人公が出会いを回想しながら思う一文があります。まったく何をおっしゃる。家事を完璧にこなし料理上手で、ひたすらに優しく背の高いイケメンなんてそれだけでファンタジーです。しかも落ちてる。 そして主人公のセリフ、行動。すごいテンプレっぷり。28歳でそれ、言わないし思わないししないだろ…の連続です。可愛いの?これ、可愛いつもりで書いてるの?しかも、有川さんって女性なの?なのにこんな女性書いちゃうの? そして読む端から分かってしまう伏線の数々…いっそ気持ちいい予定調和…なのか? と、ボロボロに書いといて★3つなのは、ラスト付近で「ファンタジーなほどに完璧な男性との穏やかな生活に憧れ、主人公を羨む自分が確かにいる」と感じたからです。 読んでてそれはそれはイライラはしましたが、「嫌い」も「憧れ」も紙一重だな、と。 レシピ以外は再読はしないと思うけど、どんな本であれ、本とは自分を探る素晴らしいツールであると再確認しました。 | ||||
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買うときに、文庫にしてはなかなか厚い本だな…と思いましたが、スラスラと読めました。大人が読むライトノベルという感じが強いです。全国の書店の店員さんの一押し!といううたい文句につられて買いましたが、正直あまり印象に残る本ではありませんでした…期待値が高かったせいもあるのかも。たぶん読み返すことはしないと思います。読んだ後の感想としては、この野草そんな食べ方あったのかぁ、くらいです。今まで読んだ本の中でも特別記憶に残るようなものではありませんでした。 しいて言えば好きな話はカーテンコール午後三時です。 あと、これは最初に見たときから思ったのですが、表紙のイラストが素敵だと感じました | ||||
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きみはペットを思い出したのは私だけ? どっちが先かな? とても素敵な話だけど、読後感はいまいちでした | ||||
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有川浩の小説は、アイディアはどれも素晴らしい。ただ、それが物語全体の面白さとか完成度にどれだけつながっているかというと、作品によってばらつきがあるように思う。この「植物図鑑」も、発想自体は実にユニークで、美しい表紙の絵とともに思わず手にとってしまう本に仕上がっている。雰囲気もいい。 独身女性が、正体不明の男を拾って同居させるという設定で始まる。そして、各章ごとに登場する植物レシピが、この小説を個性的なものにしている。実際に著者は、それらのほとんどを作って試しているという。 ただ、展開としては今ひとつで、途中でひとこと言いたくなるくらいのご都合主義に眼をつぶれば、平均的な恋愛小説としていくらか楽しめるかな、という程度だった。もちろん、小説というのは主観によっていろいろ感じ方の違いが大きく出るものではあるけれど、少なくとも個人的には、今まで読んだ有川作品との比較において、特に面白い方の部類に入るものではなかった。 一般的には、いわゆる雑草と呼ばれる植物たち。それらを素敵な料理にするアイディアがまずあって、恋愛ストーリーをそこにくっつけたという以上の広がりはなかった、というのが読後の率直な感想である。 | ||||
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図書館戦争は読んだのですが、登場人物のクセがなさすぎたのか、あまり感情移入できず読み終えることができませんでした。 キュンとこないのは私が年をとりすぎたからかも・・。 2章でギブアップです・・。 | ||||
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物語は、さやかが行き倒れの男イツキを拾うシーンから始まる。名前しか明かさないイツキは、植物に関する博識さと料理のウデで、早々にさやかを魅了してしまう。不思議な同居人に、徐々に、恋におちていく さやか。ゆっくり、やさしく二人の関係は進んでいく。 さやかとイツキの愛言葉は、二人が散歩をしながら見つけ、採り、そして料る(りょうるって!)道端の植物の名前だ。ノビル、セイヨウカラシナ、イヌガラシ、スカシタゴボウ、イヌユビ、スベリヒユ ・・・さやかが植物を知り、その植物を食すたびに、深まるイツキとの幸せ時。イツキがいった「雑草という名の草はない」は、いつしか、さやかのツッコミワードになってしまう。 本作品は、突然の出会い、つのる思い、嫉妬、別離、そして・・・ という恋愛小説の王道フォーマットに則っている。「女の恋は上書き式、男の恋は保存式」という さやかにとって、上書きできない恋の物語。めろめろメロウな甘茶ソウル的作品である。 とはいえ、私は本作品を読み通すのに難儀した。さやかの「は〜い」とか、「いやだ、もぅ」とか、「わーい」というのを目にすると、肌が粟立ち、背筋に寒いものがはしってしまう(多分、こういう表現のはずだが、読み返すのが辛い)。どっぷり、作品世界に入り込んだゆえに、読みながらぶつぶつ言っていたはずだ。 年齢的に受け入れられないところか多い作品でもある。そういうわけで、本編より、サイドストーリーの「カーテンコール 午後三時」の方が、しっとりしていてお気に入りではあるかな。 | ||||
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阪急電車の流れで手に取り購入。 阪急電車ほどのテンポの良さは見られないものの、 人のいやらしくて隠したい、ダメな部分をあまり描かずに、 微笑ましい、ほっこりとした感じで物語が進む。 個人的に少々物足りない気がした。 | ||||
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