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リバース



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リバース

リバースの評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

思い切った発想が新鮮なミステリーだった

本の帯に「男性が身籠った」とあるのを見て初めは拒否感を覚えたが、読み進んでいくうちに、なるほどと納得できるところがあった。憲法24条を推し進めて、さらなる男女同権を目指すならば、こういうこともあり得るのか。フェミニズムが重要な主題と思うが、それを強調するための思い切った発想力に脱帽である。
上条警視正の主義、視点、行動は、なかなか奥が深く、真に迫っている。上条が事件の真相を知ろうとして、警察組織を裏切ってまで、命の危険を顧みず行動した姿にすっかり惹き付けられてしまった。初稿はアメリカ、ニューヨークが舞台だったそうだが、FBIで学んだ緒方検視官も出てきて、登場人物の設定、行動にも魅力があり、スケールの大きなミステリーになっている。さらに付け加えるなら「主な登場人物」のページがあるのは便利だった。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4906953085
No.1:
(3pt)

惜しい!

人類最初の男性が生む子供が誕生する!という衝撃的なキャッチフレーズ。意味深な表紙。

基本的には、秘密結社同士の戦いを軸に、進歩しすぎる科学や宗教の本質、性とは、なぜ人は争うのか、ユートピアとは何か、を解き明かしていく

知的サスペンスという感じです。

宗教やユートピアの考え方、行き過ぎた科学への警鐘といった観点や、その背景説明は非常に興味深く面白かった。

しかし、肝心のコアとなるストーリーがややお粗末で、そこが残念。秘密結社の名前も、ちょっとダサい感じ。

読み物としては十分及第点だとは思います。
リバースAmazon書評・レビュー:リバースより
4906953085

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