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陰陽師 太極ノ巻
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陰陽師 太極ノ巻の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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毎度ワンパターンですが、そこが心地良い。全巻読むつもりです。 | ||||
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いつもの様に清明の屋敷の縁側で、季節に移ろう自然な庭を味わいながら博雅と酒を交わす二人。 そこに、都で起こる奇々怪々、魑魅魍魎の事件の相談が舞い込み、いこう、いこう、そうしよう! となる展開である。今回は、6つの短編。 1.二百六十二匹の黄金虫⇒ 前作で一番気になった虫好き姫(露子姫)の活躍。 2.鬼小槌⇒ 鬼の集団に夜出会い、小槌使いを命じられて.......。 3.棗坊主⇒ 吉野の山奥の山桜の下で、碁を打つ白髭老人の勝負に口を出したがために.......。 4.東国より上る人、鬼にあうこと⇒荒れ屋敷に宿泊したら、その鞍櫃に住む恐ろしき主が.....。 5.覚⇒ 問答をすると魂が抜かれてしまって.........。(鬼太郎の妖怪みたい) 6.針魔童子⇒ 性空聖人の大切な針を盗んだ結果......。〈道満法師がよき人になって...。) 続けてシリーズ7作を読んだためか、マンネリ化を感じてしまう。 あとがきに著者自身も同じ事を記していたのが面白く、頷いた。 今回感じた事は、強敵が出現して清明―博雅コンビが絶対絶命の危機に出会う展開が読みたい。 | ||||
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無事何事も無く届きました。 | ||||
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古本なのにたいへん綺麗な本でした。また迅速に対応していただきありがとうございました。 | ||||
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キンドルで読んでいます。 飛行機の中や、眠る前に少し軽く読むのに適しています。 一つの物語が比較的短いのと、軽い内容なので読みやすいです。 | ||||
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きちんとした描写は案外に少ないのに何となくイメージが湧いてきて軽やかに読めてしまえる、夢枕先生の筆の妙技が楽しめるシリーズ七作目であります。 むしめづる姫の再登場が嬉しい「二百六十二匹の黄金虫」の幻想的なイメージが圧巻。 「鬼小槌」「棗坊主」では怪異そのものの恐さより、怪異に遭遇した時の人間が見せる哀しさ、滑稽さが心に残ります。 | ||||
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何気なく手にとって立ち読みしたら、ものすごく面白く、このシリーズをそのまま沢山買ってしまいました。お勧めです。特に、京都に旅行する前に読んでいて、安倍清明神社に行ったら、もっと面白いです。 | ||||
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夢枕獏さんは面白い話を書く。 どうしてこれだけアイデアがあるんだろうと思うほど、書く。 跳梁跋扈する魑魅魍魎たちを相手に主人公、安倍晴明は涼しげな顔をして颯爽と事件を解決していく。 世にも不思議な怪談奇譚を6編収録。 1編を挙げれば「覚」。 人の心を読んで、それを言葉にして繰り返すことで、その人間を追い詰めて魂を抜いてしまう妖怪「覚(さとり)」と、晴明は対峙する。 親友・源博雅との掛け合いも心地いい。 | ||||
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長編を入れるとシリーズ7作目ですか。著者のあとがきを読むと、著者のこのシリーズに対する或る意味では居直りともいうべき心構えが開陳されています。そうか、「マンネリをおそれない。...ぼく自身が身を置いている現実の季節から始めることになっている」、そういうことだったのですね。今回もバランスよく、春、夏、秋、冬、初夏を舞台とした作品が登場します。謎解きの魅力自体は他のシリーズと同じく二の次です。ここに出てくるのはいつも変わらぬ人間の業です。特に印象的なのは、「棗坊主」です。なんといえない不思議な会話の後につぶやかれる「ま、しかし、一生とはこのようなものでありましょうなあ」という結語はなんともいえない余韻をもたらします。 | ||||
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珠玉の短編シリーズ「陰陽師」は、新刊が出るのが待ち遠しい書だ。物語の少ない現代において、遠い過去であるはずの平安時代から妖がやってくる。そんなリアリティを感じさせる、漠さんのストーリーテリングに、夜も寝るのを忘れて読みふけってしまう。 今回の太極ノ巻でおもしろかったのは、「棗坊主」と「東国より上る人、鬼にあうこと」だ。同じ作者の作品とは思えないほど、時間の流れるスピードが違う。「棗坊主」では、一瞬のうちに50年もの時が封じ込められ、死者すらもそれに気付くことのないような、トリック的な時空が現出する。「東国より上る人、鬼にあうこと」では、後から追っかけてくる妖怪の鬼気迫るスピード感。逆に一瞬が永遠のように感じられる時空間だ。 漠さんのストーリーテリングの特徴は、一文が短いこと、会話文や思考文主体で進められていくことがある。だから、登場人物に移入しやすく読み手も疲れない。私はいつも一気読みである。 | ||||
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題名に注意の『二百六十二匹の黄金虫』。 不倶戴天の敵かと思っていたのに、案外憎めない蘆屋道満の『鬼小槌』。 … 鬼たちが蠢いている平安の闇も、晴明がいれば大丈夫。今回も楽しませてもらいました。 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 このあたりの空気はたまりません。 手土産は、ホタテの燻製なんかどうだろう。 | ||||
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単行本は、2003年4月に発売されているということで、3年遅れですね。 もう少し早く文庫本を発売して欲しいですね。 晴明と博雅のかけあいが、まさに映画陰陽師を思い起こさせ、非常に楽しめます。 物語的には、どこかで読んだことがあるような・・・とは思うところはありますが、目の前に野村万斎がいるかのように、読ませてしまう・・・。素晴らしいですね。 映画のDVDを再び見たくなりました。 | ||||
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いわずと知れた、安倍晴明と源博雅の「陰陽師」シリーズ、6冊目。 3時間もあれば読めてしまうような内容ながら、毎回文庫で出るたびに買ってしまうのは、どうしようもない人間の業や哀れさが描かれているからでしょう。だから、ときどき再読したくなり、引っ張り出してきます。ただ、今回は、そのあたりのはかなさがやや薄いように感じられたので、星4つとしました。 けど、文句なしに一気読み、面白さは相変わらず。人の業が表れているという点で「鬼小槌」、民話などでもよく出てくる“覚”(人の心を読む妖怪)と晴明との対決が読める「覚」が個人的には面白かったです。 | ||||
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