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夢を売る男
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夢を売る男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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面白く読みましたが、各章が同じ感じで単調に感じました。主人公は悪い人なんだろうけど物語的にはいいと思いました。このレビューを書いている自体が、誰かに読んでほしいからかもしれませんね。 | ||||
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ハッとする場面もありますが、だいたいおふざけ路線。日本人が世界一自己顕示欲が強い、小説は売れないのに書く人はどんどん増加している。なるほどね~、面白い。 | ||||
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出版業界に詳しくも無く、自費出版など夢にも思ったことはありませんが、この本を読んで「へ〜」とか「上手いこと騙すな〜」とか思いました。 百田氏は好きになれないですが、登場人物の牛河原氏が彼のような高慢ちきな人間ですよね(笑) 出版業界と自費出版という、ある意味、需給が噛み合ったところで、著者をまんまと食い物にしている牛河原という部長。食われた素人著者も気が付かないところに、この小説の面白さがありますね。ただし、後味は良くないね。 | ||||
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自費出版で承認欲求を満たそうとする市民を手のひらで転がす辣腕編集者・牛河原。「かなりの人が生涯に一冊は本が書けると思っている。それは日本語が書けるからだ。」 業界のからくりを晒し、著者の本音を投影したかのような牛河原の露悪的な態度は痛快ですらありますが、著者が伝えたいのは、夢を手にするには金が必要で、編集者は夢を実現するための手助けをしているという、冷静に考えれば当たり前のこと。 こうやって私たちが公開の場で文章をつづることも自己顕示欲のなせるわざ。自分自身を客観的に見ることができているか、買いかぶっているところはないかを間接的に問いかけられているようでした。 | ||||
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本の状態は良かったです。 | ||||
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夢と皮肉を相対した内容で、少し冗長な感じも。しなしながら現下の出版業界の内情を見事に言い表している。 | ||||
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現実にありそうだなと思う | ||||
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この本のあらすじは、丸栄社の牛河原部長達が一般の人から騙して金を出させて本を出版させる物語である。やり方としては、丸栄社が文芸コンテストを行い1位になれなかったので全額出資出来ないが半分なら出すので約半分の250万円ほど出してくれないかとコンテストに出した応募者に話を持ちかけるやり方だ。たくみな牛河原部長の話術でカモは、どんどん出資してしまう。この牛河原部長の経歴は、かつては大手出版社の夏波書店に15年も在籍して編集長も経験した人物で現在は、丸栄社の営業部長になっています。順調に営業成績を伸ばしていた丸栄社だがライバル出版社の狼煙舎 出現により事態は、一変する。なんと本を70万円くらいで出版するというものだからお客がどんどんそちらに流れていった。対抗手段としてかつては、人気あったが今は売れていない作家を集めて文庫を作り安い値段で出版出来るようにしたり、インターネットのプログを頻繁に更新している人を見つけて自己顕示欲が強い人だから出版を勧めてみたり、部課の荒木を狼煙舎に忍び込ませて内情を探ろうとしました。荒木の報告ではお客に本を1,500部刷ると連絡して実際は500部しか刷らずに、しかも刷った500部も本屋に配らずに東北の倉庫に保管しっぱなしという内容だった。丸栄社でさえ取次の力を使って170テンポの本屋に本を配っているのに東北倉庫に保管しっぱなしというのは、あきれてものがいえない。牛河原部長は、フリーライターの船曳を使い狼煙舎に騙されている人達に真実を告げ訴訟裁判を起こさせた。これにより半年で狼煙舎は、倒産におちいった。最後は、部下の飯島杏子がおばあさんが亡くなったおじいさんとの思い出を出版させてくれと頼んできた。牛河原部長は、年金生活のおばあさんから金を出させるなと言い編集者が認めるなら丸栄社が全額出資して出版するという内容でした。感想としては、今はユーチューブやSNSなどで色々を自分の気持ちを発信するツールがあるので何百万円も払って本を出版する必要があるのかという気持ちになりました。 | ||||
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自費出版?商業出版!さらには、「提携出版」???これは虚構ではなく現実なんですね・・・。 | ||||
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他人の文章を批判する書評家なんて屑!、と言っている牛河原さん(この小説の主人公)に目を付けられそうで、このほんの評価をするには勇気がいります。 永遠の0、風の中のマリア、ボックス、カエルの・・・等を読んでいます。 これらの作風とはちょっとが違います。 読んでいて、奥田英朗さんの本だったかと、表紙を確認した始末。 (表紙の絵にも牛河原さんはうるさいですね。) レビューに勇気が要るので、-2 | ||||
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自主出版界の裏側のからくり描いた作品だが、デフォルメがいい。 実際本を出したい人間というのは多いのだろう。まさに夢を売る仕事であるが、内容は、騙しのテクニックの用の者である。 最後に良心的な若手編集者が現れて、ドラマ的にハッピーエンドを迎えるが、百田作品の脂ぎった感じはあまりなくさらりとした出来である。 | ||||
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始めは、あまり面白さを感じませんでしたが、最後はなるほど~⤴という感じでした。 | ||||
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出版業界の内情をリアルに描いた作品。読み応えのある感動的な内容ではないが、こういう世界もあるんだと知識のひとつを蓄えるという意味では面白かった。 ジョイントプレスという方法で出版社と作者が共同で本を出版する資金を捻出する方法。過去にあった実話をもとに描かれている。恐らく現在もこのシステムは存在しているのだろう 世界中のブログの一番多く使われているのは日本語。2006年のシェアは37パーセント。日本人は一番自己表現したい民族。だから小説が売れない時代でも小説家は減っていかない。 日本の書籍全体の返本率は4割。売れなければ出版社が書店から買い取る仕組み。 色々と雑学的に面白いなと感じる内容も多くあり勉強になった。 | ||||
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出版社の裏側を書きたくて仕方なかったという想いを、溢れんばかりに感じました。 自分の思想を素晴らしいと言ってもらえる人には全てを懸けてしまう。 自分を特別扱いしてくれるから、お金を出してでも小説を書く。 これはこの業界に限った事ではなく、例えば宗教、詐欺メールでの妄想恋愛、パートナーなど、、 様々な場合で当てはまる話だと思います。夢とはつまり叶わない妄想であり、叶わないからこそ利用する者がいる。 ぜひ教訓にさせてもらいたいです。 しかし欠点として、他のレビューにもあるように話が現実離れしていて 伝えたい事をオブラートに美しく表現し、読者が様々な解釈で楽しむのが小説だと思うのですが、 時々率直すぎてしらけます。 そこは永遠の0でも感じました、表現が下手です。 | ||||
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本作を読み終えて、つくづく「これがそこまで売れてなくて本当に良かった」と思う。 あくまで私個人の感覚だけど、たぶん『永遠の0』や『海賊と呼ばれた男』ほどは売れなかったんだと思う。 もしあれほどの大ヒットしていたら、出版業界が大変なことになっていたかもしれない。 社会の大きな変動を望まない人には、あまりオススメはしない。 | ||||
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百田さん!こんなこと書いていいの?って感じですが、面白い中にもリアリティーがあってよかったです。 でも、何か寂しい感じも残ります。 | ||||
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読みたい本の谷間に読んでみた。 非常に読み易いが、読んでよかったと思えるほど得るモノはない。 古今東西の名著とは比べるまでもない。 出版界の事情がわかるくらいか。 牛河原を通して、売れっ子である作者の恨み節を聞いてる感じがした。 「永遠の0」は勿論、「風の中のマリア」も好きな作品だな。 | ||||
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こうした現実を、小説という形でわかりやすく教えてもらわないと知らないというか わからない人が沢山いるとは、私には思えないんだけど。 それとも、それが現状なんでしょうか…。 大衆って、そんなにバカなの? 売れない純文作家には百田さんのようなベストセラー作家をバカにする人がいるけれど、 「おまえら誰のために飯食ってられんだ? 利益作り出す書き手のおかげで おまんま食えてんだぞ、わかってるのか」の部分は、作者の怨念がこもっていて笑ってしまいました。 ほんと、ある作家たちに対して、出版社が赤字覚悟で原稿料を払い、単行本を出してあげてるというのは、 ベストセラーを書く作家が生み出す利益のおかげですよね。 だからって、有難がって文句も言えない、というわけじゃない。 「なんだ、こんなスカスカな文章書いて」と軽蔑する権利、彼らにはちゃんとあるんです。 稼ぐ奴が偉い、文句言いえる立場かよ、という論理でいけば、 所得が多くてたくさん税金払っている人に対しては、低所得で納税どころか納付免除の人たちは文句言う資格ないことになる。 しかし現実には、生活保護を受けている人にだって、選挙権は平等に一票与えられています。 古は、芸術家というのはパトロンあってのものでした。 純文系の売れない作家たちにとって、百田さんのような人って、見方によっては間接的なパトロンですよね(笑) だから頑張ってくださいね(嫌味かな?) でも、文芸誌、つまらん、いらない、というのは、内心賛同してます。 本当につまらない。どうせ単行本化されるとき大幅に訂正したり、加筆したりするんだったら、 芸術作品として未完成品を読まされているようなものでして…。しかも本当につまんない作品多い。 貧者救済・臨終間近の病人の胃瘻、みたいなところありますよね、文芸誌って。 赤字しか生まない奴は、自費出版しろって作中にありますが、 そういいたくなる気持ち、わかります。 最後に、一筋の救済につながるような部分で終わるのが、せめてもの慰めです。 | ||||
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一文目の「鼻くそ」からぐっと読者を取り込む感じはさすが。 ただ全体的には、百田さんがTwitterやテレビで語られてる小話?を小説という形にしたもの、という感じ。 何人か自意識過剰な物書きさんが出てきますが、あまりにも露骨すぎて、現実にいる人間の要素をえぐるとか暴くというよりは、コメディチックな感じでした。 だからか、全体的にどっか違う世界のお話、という感じ。 文章はいつも通り読みやすかったです。気軽に読む本、という感じですね。 純文学の扱いがおもしろかった。(笑) | ||||
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描かれている自費出版、あるいは出版業界がどこまでリアルなのか分かりませんが、部外者にとっては暴露もの的な 面白さはあり、結構すいすい読んでしまいました。が、ストーリーは起伏に欠け、だらだらと進むというかんじで ハラドキは無く、主人公牛河原の人物造形もしっかりできていない気がしました。(特にラストの取って付けたような「いい人」ぶりは、 ちょっと不自然だったのでは。まあ、私としてはあれくらいの”すくい”が無いと 後味悪すぎだとは思いますが・・) ちなみに、「エア・キャスティング」は牛河原=故・原田芳雄でいかがでしょう。 | ||||
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