沈黙の町で

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沈黙の町での評価:

4.05/5点 レビュー 92件。 B ランク

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平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全182件 61〜80 4/10ページ
No.122
(4pt)

考えさせられる重いテーマ

いじめ問題という重いテーマではあるものの、加害者とされた側の微妙な内面、
虐められる側の問題、多感な思春期の子供たちの心の動きを見事に描いている。
巨悪がなくても、ちょっとした流れで、くじ引きの如くに、虐められる側と虐め
る側が決定され、いつの間にか傍観者もいじめる側に加担する流れが、よく分か
った。ラストもミステリー仕立てで、結局のところは霧の中。
その点も奥田作品的スパイスで後に残る。

実際、いじめで亡くなられた方を思うと、その両親の悲しみと、その子がいた
学年の重責、晴れ晴れと出来ない心の記憶、両者の辛さが想像を超えて押し寄せた。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.121
(4pt)

考えさせられる重いテーマ

いじめ問題という重いテーマではあるものの、加害者とされた側の微妙な内面、
虐められる側の問題、多感な思春期の子供たちの心の動きを見事に描いている。
巨悪がなくても、ちょっとした流れで、くじ引きの如くに、虐められる側と虐め
る側が決定され、いつの間にか傍観者もいじめる側に加担する流れが、よく分か
った。ラストもミステリー仕立てで、結局のところは霧の中。
その点も奥田作品的スパイスで後に残る。

実際、いじめで亡くなられた方を思うと、その両親の悲しみと、その子がいた
学年の重責、晴れ晴れと出来ない心の記憶、両者の辛さが想像を超えて押し寄せた。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.120
(4pt)

いじめってこういうことだよね、リアルな中学生の生態が書かれている

いじめが起こるきっかけになり得る要素をかなり多く持ち合わせた少年の転落死をめぐる物語。

事故なのか殺人事件なのか、被害者の背中の痣からいじめの疑いが浮上してくる。登場人物の多くに感情移入してしまい読んでいて辛くなった。

色々と考えさせられる。被害者は同じ学校にいたら超うざいやつだと思っただろう。でもそれは死を持って償う程かと言われたらそんなことはない。もううん十年前の話だが、誰も殺さずに中学時代を乗り越えられたことに安堵した。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.119
(4pt)

いじめってこういうことだよね、リアルな中学生の生態が書かれている

いじめが起こるきっかけになり得る要素をかなり多く持ち合わせた少年の転落死をめぐる物語。

事故なのか殺人事件なのか、被害者の背中の痣からいじめの疑いが浮上してくる。登場人物の多くに感情移入してしまい読んでいて辛くなった。

色々と考えさせられる。被害者は同じ学校にいたら超うざいやつだと思っただろう。でもそれは死を持って償う程かと言われたらそんなことはない。もううん十年前の話だが、誰も殺さずに中学時代を乗り越えられたことに安堵した。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.118
(4pt)

過保護で非力。空気の読めない中学生に待っている悲劇

「いじめ」の問題作である。深刻かつ現実的な描写には他の追随を許さない。弱肉強食の掟、どうしようもない学校現場、誰も救えない無力感、
白も黒もない、いじめの本質的構造。本書は192ペ-ジまでは、おもしろくも何ともない。それが一転して夏から春に季節が逆行して、事件の真相がゆっくりと解きほぐされていく。過保護で非力。空気の読めない中学生に待っている悲劇。「いじめ」がどのように増幅し、普通の生徒にエスカレ-トしていくのがよくわかる。読者としては「釘付けの状態」になる。奥田さんの実力である。
蛇足だが同著者「無理」をよんでみることを勧める。名倉祐一が死亡しなければ、こんな青年になっていたのかも知れないと、ふと感じた。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.117
(4pt)

過保護で非力。空気の読めない中学生に待っている悲劇

「いじめ」の問題作である。深刻かつ現実的な描写には他の追随を許さない。弱肉強食の掟、どうしようもない学校現場、誰も救えない無力感、
白も黒もない、いじめの本質的構造。本書は192ペ-ジまでは、おもしろくも何ともない。それが一転して夏から春に季節が逆行して、事件の真相がゆっくりと解きほぐされていく。過保護で非力。空気の読めない中学生に待っている悲劇。「いじめ」がどのように増幅し、普通の生徒にエスカレ-トしていくのがよくわかる。読者としては「釘付けの状態」になる。奥田さんの実力である。
蛇足だが同著者「無理」をよんでみることを勧める。名倉祐一が死亡しなければ、こんな青年になっていたのかも知れないと、ふと感じた。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.116
(5pt)

登場人物に共感

一気に読みました。奥田さんはとても好きな作家ですが、今回も期待を裏切らないものだったと思います。遺族、加害者の家族、学校、警察それぞれ(その中でも立場によって思いは異なるが)がどう考えどう行動するかが、実に無理なく自然に描かれています。人間の自己中心さ、でもそれを責める訳でもなく、色々な「仕方ない」中で私達は行きていることを改めて感じました。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.115
(5pt)

登場人物に共感

一気に読みました。奥田さんはとても好きな作家ですが、今回も期待を裏切らないものだったと思います。遺族、加害者の家族、学校、警察それぞれ(その中でも立場によって思いは異なるが)がどう考えどう行動するかが、実に無理なく自然に描かれています。人間の自己中心さ、でもそれを責める訳でもなく、色々な「仕方ない」中で私達は行きていることを改めて感じました。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.114
(4pt)

誰もが加害者になりうる危険性

中学校で一人の生徒が転落死し、調査を進めていくと、実はその生徒は別の生徒からいじめを受けていたことが発覚する。
冒頭だけ読めば、多くの人が転落死した生徒に同情し、いじめていた生徒は悪だと思う事でしょう。
現実で起きる事件も、報道で伝わってくるのは小説の冒頭部分だけのようなもの。
凶悪事件が報道されると、こんなひどいことをするなんて加害者はとんでもない悪人だ!自分には到底理解できない違う種類の人間だ!と、事件の全貌も知りもしないで決めつけてしまいがちです。
ですが、小説を読み進めていくと、この経緯を辿ったらいじめられるのもしょうがないよなぁ…この場にいたら自分も加害者になるかもしれない…と、加害少年に感情移入してしまう人も多いはず。(それでもいじめる方が悪いとは思いますが…。)
いじめに限らず、世の中で起きる色々なの事件に完全な加害者、完全な被害者が存在する方が少なく、物事の断片だけを見て、その人を判断し決めつけ糾弾する行為、それこそが悪だなと、改めて思いました。
それにしても、老若男女のキャラクターをそれぞれリアルに書き分ける能力はさすがです。
終わり方が多少消化不良でもやもやしましたが、最後まで一気に読みました。考えさせられる内容です。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.113
(4pt)

誰もが加害者になりうる危険性

中学校で一人の生徒が転落死し、調査を進めていくと、実はその生徒は別の生徒からいじめを受けていたことが発覚する。
冒頭だけ読めば、多くの人が転落死した生徒に同情し、いじめていた生徒は悪だと思う事でしょう。
現実で起きる事件も、報道で伝わってくるのは小説の冒頭部分だけのようなもの。
凶悪事件が報道されると、こんなひどいことをするなんて加害者はとんでもない悪人だ!自分には到底理解できない違う種類の人間だ!と、事件の全貌も知りもしないで決めつけてしまいがちです。
ですが、小説を読み進めていくと、この経緯を辿ったらいじめられるのもしょうがないよなぁ…この場にいたら自分も加害者になるかもしれない…と、加害少年に感情移入してしまう人も多いはず。(それでもいじめる方が悪いとは思いますが…。)
いじめに限らず、世の中で起きる色々なの事件に完全な加害者、完全な被害者が存在する方が少なく、物事の断片だけを見て、その人を判断し決めつけ糾弾する行為、それこそが悪だなと、改めて思いました。
それにしても、老若男女のキャラクターをそれぞれリアルに書き分ける能力はさすがです。
終わり方が多少消化不良でもやもやしましたが、最後まで一気に読みました。考えさせられる内容です。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.112
(5pt)

心理描写が見事

中学生が校内で転落死するという事件から、この物語は始まります。
出だしはなんとなく『ソロモンの偽証』と似ていますが、あとの展開は全く違って、とても現実的でシリアスです。
そして、中盤から過去の時系が物語と並行して進みながら(これがまた面白い)、最後に事件の真相が明らかになります。
なんといっても、一人一人の心理描写が見事で、登場人物の思惑が、すれ違ったり、意図しない方向へ進んで行ったりする様子が、これでもかというくらいリアルに描かれています。
ストーリー展開より、そちらのほうが面白いです。
ほんと、人間関係って難しいですね。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.111
(5pt)

心理描写が見事

中学生が校内で転落死するという事件から、この物語は始まります。
出だしはなんとなく『ソロモンの偽証』と似ていますが、あとの展開は全く違って、とても現実的でシリアスです。
そして、中盤から過去の時系が物語と並行して進みながら(これがまた面白い)、最後に事件の真相が明らかになります。
なんといっても、一人一人の心理描写が見事で、登場人物の思惑が、すれ違ったり、意図しない方向へ進んで行ったりする様子が、これでもかというくらいリアルに描かれています。
ストーリー展開より、そちらのほうが面白いです。
ほんと、人間関係って難しいですね。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.110
(2pt)

不完全燃焼

引き込まれ一気読みしたのにラストは、これで終わり?ってカンジでスッキリしません。 結局、何が言いたいのかわかりません
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.109
(2pt)

不完全燃焼

引き込まれ一気読みしたのにラストは、これで終わり?ってカンジでスッキリしません。 結局、何が言いたいのかわかりません
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.108
(1pt)

読後の疲れだけ残る

強いて言えば作家の限界を感じる作品だった。 作品が10年前だったらよかったかもしれないが今を生きる少年達はもっと残酷で平静ではないだろうか。 人物も平板で奥田氏の別の作品に出ていたような感じ  残念ですが作品 邪魔 を超える事ができないと冷たく評価しました。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.107
(1pt)

読後の疲れだけ残る

強いて言えば作家の限界を感じる作品だった。 作品が10年前だったらよかったかもしれないが今を生きる少年達はもっと残酷で平静ではないだろうか。 人物も平板で奥田氏の別の作品に出ていたような感じ  残念ですが作品 邪魔 を超える事ができないと冷たく評価しました。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.106
(1pt)

浅い

謎は特になく、いじめも本人が変人だったからという話。 何が面白くて他の人は好評化しているのかが一番の謎。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.105
(1pt)

浅い

謎は特になく、いじめも本人が変人だったからという話。 何が面白くて他の人は好評化しているのかが一番の謎。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552
No.104
(4pt)

一気読みしました!

久しぶりに一気読みしました。とにかくページが止まりませんでした。
私の中ではここ数年での1位です。
まず、登場人物すべてのキャラが確立しています。覚えが悪い私は登場人物が多いと忘れてしまって混乱することがあるのですが、今回はなかった。人数も学校物の割には抑え気味なので読みやすかったです。
最初は亡くなった子やその親目線で同情的に読み始めましたが、いろんな視点からの展開で読み進み、最後は思ってもいなかった結末でした。
地方の「オトナの事情」にも触れられていて、それぞれのジレンマが克明に描かれていると思います。
ところどころにもう少し掘り下げてもいいのでは?という部分もありましたが、読者の混乱の為にはこれはこれで良かったと思います。
中学生の集団での危うさがよく描かれていて、とても面白かったです。
沈黙の町で (朝日文庫) Amazon書評・レビュー: 沈黙の町で (朝日文庫)より
4022648058
No.103
(4pt)

一気読みしました!

久しぶりに一気読みしました。とにかくページが止まりませんでした。
私の中ではここ数年での1位です。
まず、登場人物すべてのキャラが確立しています。覚えが悪い私は登場人物が多いと忘れてしまって混乱することがあるのですが、今回はなかった。人数も学校物の割には抑え気味なので読みやすかったです。
最初は亡くなった子やその親目線で同情的に読み始めましたが、いろんな視点からの展開で読み進み、最後は思ってもいなかった結末でした。
地方の「オトナの事情」にも触れられていて、それぞれのジレンマが克明に描かれていると思います。
ところどころにもう少し掘り下げてもいいのでは?という部分もありましたが、読者の混乱の為にはこれはこれで良かったと思います。
中学生の集団での危うさがよく描かれていて、とても面白かったです。
沈黙の町で Amazon書評・レビュー: 沈黙の町でより
4022510552