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神々の遺品



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神々の遺品の評価: 4.00/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

この作品では、実は超伝奇の部分は他のものに置換可能な素材にすぎない

この作家の作品は初めてである。
超伝奇小説とキャッチにもあるが、半村良などの系譜に連なるものかと期待があった。
日本の殺人事件、アメリカ軍の極秘情報、そしてピラミッドに隠された謎、という話である。
その超伝奇の部分は、ハンコックの「神々の指紋」で紹介されているものとほぼ同じなのだが、これをどう料理しているのかが、この作品の面白さを計るバロメーターとなる。

結論から言えば、その超伝奇的な部分は、そういう説を信じたある天才的人物の暴走という形で、単に一つの素材として扱われている。
その説の仮構の中にドンドン引きずり込まれるというのではなく、その説は常に物語の外側にとどまっている。
最後には融合が試みられるのだが、あまりインパクトはない。
そこが、もどかしい。
というか、ぼくには不満だ。
半村良などの作品だと、その仮構の中に、主人公がどんどん引きずり込まれ、現実と超現実との境があいまいになってくる。
それが、超伝奇ジャンルの醍醐味だと思うのだが、この作品では、実は超伝奇の部分は他のものに置換可能な素材にすぎない。

そこが物足りない。
神々の遺品Amazon書評・レビュー:神々の遺品より
4575233919
No.1:
(1pt)

薄っぺらい

これを小説といってよいのだろうか??内容の半分以上は他書の抄訳にしかすぎない。宇宙考古学的な部分はほとんどゼカリア・シッチンのシュメール文明と粘土版翻訳および古代の天体運行に関する著作、UFO 関係はカーティス・ピーブルズの著作、ほかも「と学会」関連の本を読んでいればわかっていること。これらの解説(抄訳)もどきの部分を除くと、この本には内容がない。オーパーツ、UFO、宇宙考古学の本としてはあまりにも貧相だし、小説と呼ぶには内容がない。
 主人公の探偵(石神)、40歳半ばの設定だが、まだお若いのにここまでネットのこと知らないで探偵なんかできるのでしょうか?また、ちょこっとバイオレンスも入ってるけど、これがまたしょぼい・・・。その他の設定もほとんど納得できない。参考文献には宗教関係のものが見当たらないが、これも薄っぺらさの原因か?本当にこの作品が山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞したのでしょうか!??理解できないことばかりです。ホントは星0個にしたいところです。
神々の遺品Amazon書評・レビュー:神々の遺品より
4575233919

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