都市と都市
評判
都市と都市の評価:
3.13/5点 レビュー 32件。 E ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1〜6 1/1ページ
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都市と都市の評価:
3.13/5点 レビュー 32件。 E ランク
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個人的にもSFは割と読んできたのですが。本書は未読であった事、また『メタルギア ソリッド』シリーズで知られるクリエイターの小島秀夫が紹介していた事から興味を持って手にとりました。
さて、そんな本書はバルカン半島の真ん中あたり(推定)に位置する架空の都市国家、ベジェルの郊外住宅地で身元不明の女性の刺殺死体が発見される場面から始まり、主人公の刑事が調査を進めていく一人称ハードボイルド形式の【リアル警察小説としての展開が8割で】設定こそ物理的な壁がなく、同じ場所に互いに混在するも【両都市国家の国が存在しないものとしてふるまわなければならない】不条理さがSF的ではあるも、それ以外にはギミックも含めてSF要素がほぼ出てこないのに驚きました。
また、これが【翻訳の影響かは判断しかねるものの】ふたつの都市国家が同じ場所に共存することを認めてしまう違反行為、それを取り締まる組織、組織の存在する場所が全てが【ブリーチ】と一緒くたに呼ばれているわけですが。この単語が例えば『ブリーチしたので、ブリーチから来たブリーチが捕まえにきた』といった感じで本文中で頻出するのには、率直に言って、読みづらくて展開に集中できなく少し残念な読後感でした。(都市国家の設定はとても斬新だと思うのですが。。)
警察ハードボイルド+幻想文学+SFとして高く評価された独特な小説を読んでみたい方にオススメ。