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毒草師 パンドラの鳥籠



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【この小説が収録されている参考書籍】
毒草師 パンドラの鳥籠
パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)

毒草師 パンドラの鳥籠の評価: 4.09/5点 レビュー 11件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.09pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(5pt)

ファンです

面白い
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.10:
(3pt)

蘊蓄は楽しんだ

ンでも「事件」はどうも荒唐無稽な感じで今ひとつ
ついでに、どれほど抗いにくくとも、やる事しっかりやった後で「騙された」と言うのは、どう考えても肉欲に負けた方の問題だとw
概ね楽しみました
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.9:
(5pt)

毒草師謎

QEDシリーズや他の話にも、毒草師、御手洗氏が絡んできます、でも私生活は謎です。
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.8:
(5pt)

昔、むかし

浦島太郎の奥の深さに驚嘆。 しかしやはり藤原氏が…。 御名形唯我独尊ワールド全開!
パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:パンドラの鳥籠: 毒草師 (新潮文庫)より
4101200718
No.7:
(3pt)

毒草師パンドラの鳥籠

浦島太郎の薀蓄は、とても興味深くていつもながら面白く読めました。内容的に、毒草師だったのでしょうが、たたるバージョンで、読んでみたかったですね。
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.6:
(3pt)

ちょっと

これまでの毒草師のシリーズとはちょっと感じ違いますね。こわいです。なぞときのほうがいいな。
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.5:
(4pt)

テンポもよく、面白かった。

毒草師シリーズ3作目。

シリーズ既刊、あるいはQEDシリーズも含めて、今回のはかなり鮮やかだったように思う。途中途中に挿入される幻想的なシーンも無理矢理とは感じなかったし、また、話のというか作風の関係上、歴史の話になるとかなり深いところまで触れ、その分、分量としても多くなりがちだが、今回はそういったところまで含めて非常に読みやすくなっていたと思う。このシリーズのなかでは、これがここまでのベストだと思う。
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
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No.4:
(3pt)

可もなく、不可もなく

あー。さいですか? ってな終盤はいいけど。
もうちょっと頑張ってください。
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No.3:
(5pt)

毒草師の中で一番!

読み終わった後、映画を観終わったような感覚になりました。
ハードカバーの読みごたえなんでしょうか、よかったです。
毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
4022510366
No.2:
(5pt)

歪められた歴史 

高田氏の著作のテーマは驚くほど一貫していると思います。
それは、朝廷(権力者)によって意図的に歪めらてしまったものを取り戻すことです。
あくまで御名形(著者)の視点は、朝廷に対する民衆(といっていいのか分かりませんが)
にあると感じました。
ただ、私たちが通常知っている歴史(それは権力者によっていいように作られたもの)を
ある程度知っていないと、それが覆った時のインパクトが分かりづらくなります。
私は勉強不足により、一読では分からない部分が多々ありました。
ただ、私のようなあまり歴史に詳しくない者でも楽しめるように書かれていますので
これをきっかけに「日本」の奥深さに気付ければとても有意義であると思います。
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No.1:
(4pt)

毒草師ならではの現代への訴求力で解きあかす「浦島伝説」

毒草師、御名方のシリーズ最新作です。
丹後地方の、生薬研究家の旧家にまつわる「魔女の鳥籠」伝説から幕をあけます。このシリーズは視点が三人称的に移動するので、全くフェアなミステリとは言えませんが、謎を読者が解くのが本書の眼目ではなく、QEDと同じく御名方の蘊蓄と独自の裏歴史を堪能するものだと思います。今回も古代史にぽっかり口を開けた奈落を垣間見た思いです。

「魔女の鳥籠」なる館に住む三百歳の不老不死の魔女。そこに迷い込んで情欲の虜となった男たちが殺される・・・
という伝説の場所には、首なし死体事件が何件か起きています。

 そこに叔父が迷いこんで行方不明、という依頼を持ち込んできた美女の依頼で、医療ジャーナルの記者、おなじみの西山青年と隣家の無愛想な毒草師、御名方が「浦島伝説」の当地へ出かけます。
 三百年年を取らなかったという浦島の伝説、亀たる乙姫とは何を意味するのか。風土記そのほかの浦島伝説をひもときながら、すでにQEDシリーズの桑原崇以上に、歴史に通暁してしまったらしい御名方の滔々たる解説にひたすら吸い込まれます。

 不老不死・そして浦島が開けてしまった「箱」とは。ここに、ギリシア神話の「パンドラの箱」伝説が意外な角度から結びつき、最後にこの旧家の守ってきた秘密が明かされます。

 繰り返しますが、現実の殺人事件自体はたいしたからくりではありません。毒草師ならではの種明かしは予想のついたものです。しかし、その犯罪の背後にある、壮大な歴史的使命、というかそれに呪縛され、取り憑かれてしまった家系の悲劇は、この著者ならではのスケール感で読ませます。

 御名方の一気呵成な解説ぶりは桑原に近いですが、薬草学の知識によって結びつけられた日本史とギリシア神話のおかげで、今回特に、著者の世界は時空間の広がりを増したように思います。
 また、本シリーズは、QEDのような過去の古文書だけではなく、化学、そして生物学による「今」の理論を足がかりにすることで、さらにしっかりと現代に架橋しようとする狙いがあるのではないか。「箱」の中身を知ったとき、わたしはかなり慄然としました。遠く垣間見ていた古代史を、いきなり目の前に突きつけられたようなインパクトがありました。
 QEDで果たし得なかった部分を、ある意味でしたたかに補ってくれるシリーズとして、読み応えがあります。


毒草師 パンドラの鳥籠Amazon書評・レビュー:毒草師 パンドラの鳥籠より
4022510366

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