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(短編集)

半七捕物帳 2



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半七捕物帳 2の評価: 4.54/5点 レビュー 24件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.54pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
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No.21:
(5pt)

この時代の社会風俗や物の見方も判り勉強になる作品集

半七の捕り物帖第2巻。13篇収録。

各作品ごとにバラエティに富んでいて、書かれて大分時間が経っても面白く読めるのが驚異的に思えました。

今回は、生き物をネタにした物が多い様に思えましたが、猫、鷹、蝶、狐と多彩でしたが、特に猫が多く、化け猫の話しが多い感じでしたけど、この頃は猫がかわいいよりも、怖い存在だったのかなぁ、とか思いながら読みました。或いは、ポーの「黒猫の怨霊」を読んで影響をうけたかも。

最期に科される罰はこの時代を反映してか、残酷な物もありますが、この時代はこういう感じだったらしいのが判り興味深いです。

この時代の社会風俗や物の見方も判り勉強になる作品集。是非ご一読を。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
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No.20:
(5pt)

読みたかったので

予想より美品で良かったです。内容は言わずもがな。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
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No.19:
(5pt)

パイオニアの貫禄

銭形平次と半七捕物帖を愛読し続けている。最初、銭形を読み始めたせいか、此作品の文章と内容に少し物足りなさを感じていたが、漸く是は此方の面白さと味わいがあると思えて来た。
古典の良さが分かって来た自分が誇らしい。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
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No.18:
(4pt)

半七捕物帳 第二話(石灯籠) 天保12年(1841年)の事件


 半七最初の事件、このころ半七20歳くらい。岡っ引きの手先として男を
売り出したいとうずうずしていた。そこへ、事件突発。小間物屋の娘が
行方不明になったとおもったらすぐにその小間物屋でおかみさんが刺殺され
金が盗まれた。ここは源太郎親分の縄張りだが、

 ・・源太郎は瀬戸物町に住んでいる古顔の岡っ引で、好い子分も大勢
  もっている。一番こいつの鼻をあかして俺の親分に手柄をさして
  やりたいと、半七の胸には強い競争の念が火のように燃え上がった。・・

 半七は石灯籠を手掛かりに事件を鮮やかに解決し、自分の親分の
吉五郎を唸らせる。半七が後に吉五郎親分の跡目をつぐきっかけになった
思い出の事件である。

 物語はともかく、この話のなかで岡本綺堂は親切にも、当時の与力、
同心、岡っ引き(=御用聞き)の捜査体制を説明してくれる。岡っ引きの
給付は月1分から1分2朱。これで名の知れた親分は4~10人くらいの
手先を使うのだから家計は火の車。大抵は女房に小料理屋や蕎麦屋、髪結い、
湯屋などを兼業させていた。手先とは親分・子分の関係でいまのヤクザと
かわらない。こわもての岡っ引きには袖の下がかなりあったに違いない。
そうでないと生活が回らない。そういえば時代小説を読むと大店には親密な
親分がいつも出入りしていて、なにか面倒なことが起こると相談に乗っている。
警察とヤクザが一緒になったようなものである。便利と言えば便利。
当時はそういうやり方で江戸の治安をはかっていたんだ。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
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No.17:
(5pt)

して、どんな筋でございますかえ。

岡本綺堂は、幕末の江戸を舞台にした探偵小説である『半七捕物帳』が代表作といってよいほどです。探偵役の半七が明治の世になってから新聞記者に対して、昔自分が岡っ引きとして解決した事件を物語るという形式をとります。一人称と三人称が自由に使われていて、会話体になった時の半七たちの江戸言葉と、江戸の町並みや風俗や時代背景の叙述は、時代劇にも劣らないほど失われた時代を再現しています。

本書には「鷹のゆくえ」他13篇が収録されています。鷹狩りの鷹、怪談を利用した犯罪、文化年間に流行したという「槍突き」など変わった趣向が多くよくも思いついたものと感心しました。

青蛙房主人・岡本経一の解説は、半七の住居、江戸時代の奉行・同心・与力・岡っ引について要領よくまとめていた。
半七捕物帳〈2〉 (1977年) (旺文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈2〉 (1977年) (旺文社文庫)より
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No.16:
(5pt)

捕物帳シリーズの最高峰

分かり易い文章、流暢な話の展開。
古今を通じ、短編推理小説集としても秀逸。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
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No.15:
(5pt)

100年も前の小説ですが

もの凄く古い小説なのに内容があるハナシで面白い。
いっこうに古さを感じない出来だ。
半七捕物帳〈2〉半鐘の怪 (春陽文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳〈2〉半鐘の怪 (春陽文庫)より
4394179025
No.14:
(4pt)

かっこいい!

半七立身出世の始まりとなった事件。
十九やそこらでこの世間知、肝の太さ、カッコイイ!
犯人と対峙するシーンがスリリングに描かれていて、読ませます。綺堂さんは小説書くのが巧いなあ…と当たり前の事にえらく感心してしまった。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.13:
(5pt)

当時の男女関係もよくわかる

科学捜査の装備も無かった時代、乏しい物証をもとにあれだけの推理ができた同心がいただろうか。当時の男女関係もよくわかる。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.12:
(5pt)

通勤で読んでます。

毎日40分の通勤時間に読んでおります。
ちょうど読み切りで昔の江戸(神田、日本橋、下谷)が展開され毎日楽しく読んでおります。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
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No.11:
(5pt)

面白かったです!

小説だけど、この時代 この様な出来事があったんだろうなと思うと興味がわきます。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
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No.10:
(5pt)

半七始動。

快調に話が始まった。江戸の名残が目に見えるようだ。
次回がたのしみ。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.9:
(5pt)

おもしろかった。

これも、なかなかおもしろかった。
半七捕物帳、もっと読むつもり。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.8:
(5pt)

興味津々

01を読んだとき宮部みゆきの原点をみたような気がした。
すぐ、02を読んだ。
下町育ちなもんで地名など親近感がもてた。
そして、この半七老人はいつちょんまげを切ったのか
気になった。この話をしているときの
服装とか面立ちとか興味津々。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.7:
(5pt)

電車の中で名作が読める

電車の中で、半七捕り物帳が読めてうれしい。推理物であり、簡潔な語り口で飽きが来ない。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.6:
(5pt)

読んでみて

二作目になりました、楽しく読まして戴いています。
次の作品も是非読みたいので楽しみに思っています。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.5:
(5pt)

とてもよい作品でした。

無料でこのような作品が読めるのはとても幸せです。時代小説なので、時代背景に違和感がありませんでした。今は2巻目までしか読んでいませんがこれから読み続けたい作品です。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
B009AKGTWO
No.4:
(5pt)

名作が無料で読める素晴らしさ

半七捕り物帳シリーズは始めて読みましたが、こんな名作があったとは驚きです。
しかも、kindleだとすべて無料で読める。
さらに、ipadとリンクする便利さ。
今、15巻まで読み進みました。
当分楽しめそうです。
半七捕物帳 02 石灯籠Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 02 石灯籠より
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No.3:
(4pt)

江戸岡っ引ミステリー第二巻!

シャーロックホームズに影響を受けた作者岡本綺堂が
舞台を江戸時代に、探偵を岡っ引に代え仕立て上げた
推理物シリーズ第二巻。明治の世に、若い新聞記者が
岡っ引き上がりの老人半七の昔話を聞くというスタイル。

謎解きのテクニック等は確かに現在のそれに比べると単純かもしれないが、
100年近く前に書かれた点を考慮に入れると決して古びているわけではない。
それ以上に、捕物帳というジャンルを一人で創り上げ、
この作品が未だその頂点に君臨しているのは驚異に値する。

また現代に生きる我々が本書を手にした場合、
この目で見たことも無い江戸の粋な風俗/情緒が
スタイリッシュに、生き生きと描かれている点が
この上なく興味深く、魅力的である。

本書第二巻は13の短編を所収。この辺りの短編になると
岡本綺堂お得意の怪奇譚の香りが加わってくる。
戯曲にもなった『三河万歳』など、当時の風習を知らぬ
我々に取り題名からして良くわからない短編もあるが
やはり圧巻は中篇『津の国屋』。怪談もからめた
ミステリーの醍醐味を存分に味わせてくれる。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
4334703240
No.2:
(4pt)

怪異の話

1986年に出た文庫版の新装版。活字が大きくなっている。
 2巻には、「鷹のゆくえ」「津の国屋」「三河万歳」「槍突き」「お照の父」「向島の寮」「蝶合戦」「筆屋の娘」「鬼娘」「小女郎狐」「狐と僧」「女行者」「化け銀杏」の13編が収められている。
 2巻では、ストーリーの形式が定まってきて、安定した面白さとなっている。落ち着いた語り口が素晴らしい。
 各編のタイトルを見れば明らかなように、怪異にまつわる話が多いのも魅力的だ。しかも、妖怪やら不思議な事件やらをテーマにしつつも、合理的なオチを付けている点が、なかなか真似の出来ないところだと思う。さらに、そこに人間心理が鮮やかに浮かび上がってくる。
 じっくりと読んで欲しい一冊だ。
半七捕物帳 (2) (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:半七捕物帳 (2) (光文社文庫)より
4334703240

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