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海賊とよばれた男
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海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全939件 801~820 41/47ページ
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ガソリンでお馴染みの出光興産の創業者【出光佐三】をモデルにした 国岡鐵造という男が石油の可能性を信じ、その魅力にとりつかれ 家族同然の店員と我々の日本を深く愛した気骨のある男の生き様が描かれています。 下巻の最大の見所は、 イラン石油の権利を主張していた大英帝国が世界に睨みをきかせる中 政府主導ではなく、いち石油販売会社の国岡商店【出光興産】が 秘密裏に日章丸でイランに石油を買い付けに行く【日章丸事件】です。 本の見返しの部分に日章丸の航行した往復路の地図が印刷されているので 世界の地理に疎い方でもよく分かります。 その後の大まかな流れは、 ・この事件の裁判をアングロ・イラニアン(大英帝国)に起され、戦いを挑む。 ・石油精製施設の設計で有名な米国の会社と共に世界で最も美しい製油所を前代未聞の早さで完成を目指す。 ・当時世界的にも例がない2.8kmの鋼鉄石油供給用パイプを海底に敷設する難工事を敢行。 ・国岡商店【出光興産】という花の種を蒔いた日田重太郎との別れ。 ・38豪雪による国民の困窮に我慢できず、石油連盟と国を相手に最後の喧嘩売る。 (この時既に80歳手前である。) 政治家や官僚を使って自己の利益を求める企業家は数多くいるだろうが 利益よりまず日本のため、人々のため、自分の信念のために 時としてそれらと戦った彼が日本に生まれたことに幸運を感じました。 人間尊重を謳っていた彼は、終始働いている人のことを人材ではなく 人財と心の底から思い、それらを貫き通したのではないでしょうか。 以上、皆様の参考になれば幸いです。本当に読んで良かったです。 | ||||
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身近にあるガソリンスタンド「出光」の創業者:出光佐三(本書では国岡鉄造)の人生を綴った、上下巻合わせて700ページ超の大作です。戦争、資金難、外資系石油会社や腐敗官僚からの圧力など、幾多の困難に見舞われても、「日本人としての誇り」と「人間尊重」の信念を決して曲げることなく、持ち前の度胸と執念深さで乗り超えていく様子は、まるでプロジェクトXを見ているかのような読み応えのある内容でした。こんな日本人がいたことに驚くと同時に、その存在を知ることができて良かったと思います。もっと取り上げられても良い人間なのに、なぜあまり知られていないのでしょうか。でも百田さんの手でこうして本となり、世の中に広めていただけたことに感謝したいです。 | ||||
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一度に多種類の本を購入したので、積んどくになっています。 今大変人気のある作品なので読んでみたいと思っています。 | ||||
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一度に多種類の本を購入したので、積んどくになっています。 今大変人気なので読んでみたいと思っています。 | ||||
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百田さんの本は全部読んでいるが、その中でもこの本は読んでよかった! モンスターのような本から、今回のような内容まで、百田さんの執筆力はすごい! | ||||
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上巻下巻とも一気に読み上げた。 この本年度本屋大賞の受賞作は出光創業者出光佐三の企業人、日本人としての生き様を描いた作品。 昔から城山三郎さんの作品を愛読していた私としては、一気に読める作品ではあったが、これが本屋大賞とは。。。 毎年本屋大賞作品は読んでいるのだが、この賞の選択ジャンルの奥は深いなあ。 戦後の混乱、経済成長時期を一人の男が、これほどの力強さで生き抜いてきた、その力強さにはただただ感銘。 現代の企業にはこれだけのカリスマ性を持った企業人は登場しないだろうし、あまりに凄すぎて自身の生き方の参考にもできないが、読後はとても爽やかな気分にさせてくれた本である。 | ||||
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ガソリンでお馴染みの出光興産の創業者出光佐三をモデルにした 国岡鐵造という男が石油の可能性を信じ、その魅力にとりつかれ その中で家族同然の店員、そして我々の日本を深く愛した 気骨のある男の生き様が描かれています。 1945年8月の終戦から物語は始まります。 日本政府は国民の生活、経済活動を再開するための石油が足りないと考え GHQに石油の輸入を要請したが、その返答は苛烈なもので 「旧海軍のタンクの底にたまっている油を浚え」 つまり、軍人でさえ手を出さないタンクの底に残った通常は使えない泥が混じった油を 浚ってから要求しろ!といった厳しいものだった…。 国が発注しても、どの会社も儲けが出ないことを理由に目を逸らしたこの無謀な要求に 唯一立ち向かった国岡鐵造(出光佐三)とその店員達の奮闘ぶりが描かれています。 後編では、 彼の生い立ちから国岡商店(出光商会)の成り立ち 及び、叩き上げを絵に描いたような人物、国岡鐵造(出光佐三)が形成されてゆく過程 そして、終戦を迎えるまでが描かれています。 一難さってまた一難の連続で、その内容に日本人として歯がゆく また、熱くなるような姿を見て読み進めることができたと思います。 「黄金の奴隷たる勿れ」彼の信条ですが、現代の私達に語りかけてるようでした。 以上、皆様の参考になれば幸いです。 | ||||
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私は平成生まれだ。 親ありて子あり それと同じに 昭和あってこその 平成であろう。 それは知恩だろう。 そんな昭和を知る事は平成を生きる意味を豊かにしてくれるはずだ。 平成を生き抜く意義を照らしてくれるはずだ。 そして昭和は明治あってこそ…。 新しいひとつの世界を知ることは 人生に新しい色彩を生みだせること。 出光さんと自分、全く接点はないが 昭和という強烈な時代を生き抜いた人から学べる事は多いだろう。 人間としての最高の生き方を教えてくれるのは、同じ人間としてあらゆる戦いに勝利した人だろう。 究極の人間関係は師弟だ。 出光 この人から学べる事は多い。 そして 出光以上の良い人生を歩むチャンスだ。 それが報恩だ。 その機会を与えてくれた、この本に感謝する。 | ||||
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心の底から勇気と感動が湧き上がり、熱い涙が頬をつたいます。 日本人として生まれて、出光佐三を知らずに育ったことを深く恥じました。 毎日の仕事に追われ、男として生まれた本懐を忘れてしまっていました。 読み終わった後に、楽しさや面白さを与えてくれる本はたくさんあるでしょう。 しかし、この本は違います。目は輝き、頬は紅潮し、心臓は高鳴り、背筋が 真っ直ぐ伸びます。どこまでもどこまでも駆けて行きたくなるような気持ちに させてくれます。 人間と人生の可能性を広く深く教えてくれる、1人の偉大な男の英雄譚です。 | ||||
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面白い。戦後の日本の復興はもちろん、会社という家族と乗り越える困難の大変さ経営者の立ち振る舞い方をみた | ||||
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日本にもこのような人がいたとゆうことは、誇りに思うし、大変面白く感動でした。 | ||||
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自分が勤める会社の社長さんも、出光佐三の様な方だったらな・・・と思いました。 | ||||
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ここ数年の間に読んだ本の中で、これほと泣かさせてくれる本はなかったと思います。出光佐三さんという方、凄い方だったんですね。 | ||||
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投入部分で戦後の復興期から始まり、経営姿勢の凄さを垣間見ることができます。そして上巻の後半部で、その経営理念の根源に迫って行きます。今の日本に置き換えても十分通用する理念で、商環境であると感じます。大正末期から昭和のはじめの時代から今でも変わらぬ悪徳業者と政府高官との癒着の構造は変わらないものですね・・・なんとも嘆かわしい限りです。権力と利権のためにしか働かない人々がなんと多いことか。この本で心の日本人は目覚めなければならない。 | ||||
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上下共読んでて涙が出ました。素晴らしいので友人に回しました。 | ||||
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経営者としての覚悟と会社とはなにかを再考し、勇気を与えてくれる本です。 「永遠の0」の艦上零式戦闘機操縦士宮部に黙礼する場面に、立場は違うが同じ戦士としての一貫した愛国の思いが表れていて良かったです。社員にも読ませています。 | ||||
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永遠のゼロから読み始めた、百田作品ですが、石油業界の構図と、出光丸が世界一のVLCCタンカーであった理由が分かりました。四捨五入で50になる歳ですが、まだまだ人生はこれからだと元気をもらいました。 | ||||
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「永遠のゼロ」を3年前に読んで以来の著者の作品でしたが、 大変感動しました。「士魂商才」を地で行った誇るべき日本人だと 思いました。 出光佐三の生き様は、私がビジネスの世界に入る前の時代から 独立自尊との評価が高かった人ですが、このような苦労をされ、 日本人として、堂々と世界ビジネスと渡り合った人とは知らなかったです。 また、私が、タンカーの関連の仕事をしていた時代に知っていた 日章丸が3代目に当たるとはこの著作を読むまで知らなかった、 その不明を恥じました。 初代の日章丸が、ホルムズ海峡を通過し、イランに原油を受け 取りに行く場面には胸が高まる感動を覚えました。日本とイランの 友好関係の根源がこの辺りにあったことも知りました。 この著作を読んだ直後に、出光佐三語録(PHP文庫、木本政次著)、 出光佐三反骨の言霊(PHPビジネス新書、水木楊著)を買い求め 更に深く、出光佐三魂を読んでいる最中です。 購入時は候補には上がっていましたが、数日前に本屋大賞を 受賞されたとのこと、ご同慶の至りです。 | ||||
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久しぶりに燃えました。素晴らしき日本人と出会えました。上下巻とも大感動! | ||||
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永遠の0から、百田尚樹さんの作品が気になり、次の作品として、この「海賊~」を購入しました。 この本は、登場人物、そのときの時代背景が分かりやすく書かれています。 そこで思ったのは、昭和は恵まれた時代ではなかったこと。 平成の今、不景気、不景気といいます。景気は良くないかもしれません。 しかし、周りは焼け野原でない、食料を闇市で仕入れなくてもコンビニに食べ物が陳列されています。 上巻は、そんな状況から始まります。 私は、「ほんまにおるんかいな?」と思いました。 すぐに、主人公が実在の人物のモデルであることが分かり、「事実は小説より奇なり」というか・・・。 小学校の頃は偉人の伝記を読んだりしましたが、今では読もうとも思いません。 これは小説ですが、まるで伝記を読んでる感覚になりました。 後、この小説を読んで、勉強になったことがあります。 それは「通州事件」の存在を知れたことです。 裁判では、この訴えが認められなかったのが、残念です。 一、日本人として「通州事件」は事実として、知るべきではないかと思いました。 というふうに、本を読まない私でも読め、歴史の流れが分かるようになり、「二二六事件」や「満州国」など、学校でただ暗記した語句が繋がります。(^_^)v | ||||
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