■スポンサードリンク
海賊とよばれた男
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全939件 721~740 37/47ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説は、アイン・ランドの小説を読んで以来の感動。いやーー読むことができ良かった!読まないのは、生涯の損失だ! 出光興産創業者出光佐三をモデルにした主人公は、真に国民のことを考えない政府の統制経済政策や、政府と結託する石油同業者やセブン・シスターズと呼ばれる欧米のメジャー石油企業の外資の迫害妨害に苦しむ。独立国家としての日本のエネルギー戦略を考え、イギリスの長い植民地支配の軛から自らを解放しようと苦闘するイランから石油を買うべく自前のタンク日章丸を送る。イギリス海軍からの攻撃の危険も顧みず。 この小説は、アイン・ランドの「水源」と「肩をすくめたアトラス」をあわせたようなもの。いわば、この小説は、「肩をすくめないアトラス」だ。思想を基盤においた小説としての構築力、構成力は、アイン・ランドのほうが上。 でも、感動を呼び起こし、人を励まし勇気づける点においては、互角だ またも私の人生を変えるようなリバタリアン小説に出会うとは思わなかった! 松下幸之助なんかめじゃないくらいの傑物を私が今まで知らなかったなんて!ロックフェラーの陰謀だ! いや、ほんとにロックフェラーと闘った人ですよ、この小説の主人公は。百田尚樹さん、書いてくださって、ありがとうございます! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間こう生きることができれば!と思わせてくれる1冊、あたりかまわずすすめまくっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんな日本人が存在したとは奇跡としか言いようがありません。 いまの政治家、官僚や財界人に是非読んでもらいたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間ってこう生きるべき、こうありたいな、こうできればいいなと思わせてくれる1冊でした。これからの方々にはぜひお読みいただきたい。新入社員に配って読ませます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦後の混乱期、社員を守り抜く信念を貫きGHQと戦い続けた出光佐三の心意気に涙した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光佐三の戦後の混乱から民族系石油会社を育て上げていく過程に引き込まれていきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦後動乱期を燃料という支店から鮮やかに描いています。とても読みやすいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描写と文章からはドラマっぽい軽さが感じられるが、プチ感動までのテンポがよく、どんどん興味が引っ張られていくストーリー。 戦中日本史のおさらいにもなる。 上巻で仕込んだ労苦が、下巻で花火のように報われていく。人生は限りがある。勤め人なら、こんな生き方を貫いてみたいものです。 車を走らせてGS出光を見つけると、ついハンドルを切りたくなる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
かなり話題となっていた本書であるが、一足遅れて手に取った。 最初の10ページで止められなくなった。 好評判は伊達ではなかった。 相応のボリュームがあるが安定しているストーリー展開に、本当に実話なのかと思ってしまうほど。 戦前から戦後の日本の状況が分かりやすく記されているうえ、主人公の生き様が格好いい。 自分や会社の利益よりも常に国の(国民の)利益を先に考える姿、大きな決断を迫られた場面の即決する胆力、社員を家族同様に接する心の広さ、こうしたすごい男の話は読んでいて爽快である。 現在、長く閉塞感が漂う日本であるが、多くの人が本書を読んで志を高く持てば社会が変わるかもしれない。 そんな気持ちにさせる傑作である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光の創業者である出光佐三の生い立ちから、第二次政界大戦終戦までを描く。 まず、小説として、テンポがいい。 そして、当時の日本を取り巻く世界情勢を、いわゆる、東京裁判史観でない、ある意味、大東亜戦争史観で描いていることから、日本人として腑に落ちる。 本書を読んでいて、思うのが、日田重太郎の存在である。 彼は、裕福な家系の生まれだが、己の富を惜しげも無く国岡に投げ出している。 そして、言うのが、「国岡はんと、いっしょに乞食になろう」、後に、世界を圧倒する経営者ですらも、商売を始めた頃は、何度も資金繰りに困っていることがわかるし、その資金繰りを、助けた日田の存在こそが、国岡の経営者としての信念を持ち得た原因であるように思う。 日田と国岡の関係こそ、見習うべき姿ではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終戦後から、オイルショック、そして、国岡の死までを描く。 下巻の見所は、何と言っても、日章丸をイランのアバダンへ向かう場面だろう。 イランの石油の権利を主張するイギリスは、日章丸を拿捕すべく待ち構えている。 いつ撃沈されるかもわからないなか、船長新田の戦時中の思い出と交差させながら描く、アバダンー日本への航海はまさに手に汗を握る物語である。 それにしても、平和憲法と称する憲法9条をいただいた日本は、このような神風特攻隊のような日章丸の存在こそが、国民生活を成立させていたのだと、改めて考えさせられる。 その他にも、現代の日本社会の問題点と交差させながら、当時の日本社会や日本を取り巻く世界の状況を物語る本書を読む価値は十分にある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これが実話なのかと思うくらい厳しい試練を何度も味わう中、不屈の精神で一流企業にしていく様は、清々しい気持ちになって読み手を夢中にさせる逸品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最初から夢中になって読みました。ページ数が減っていくのが寂しいと思ったくらい大変面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光さんは郷土が輩出した偉大な人物の一人であり親近感を強く持って読むことができた。私が三十年代にマイカーを乗り始めたころにガソリンがリッター45円程度でしたが、当時「出光石油」のガソリンは赤い石油=ソ連産だから買わないように友人から教えられたのを記憶しています。 出光さんが、常に国のため国民の為を思い、あらゆる謀略や妨害にも果敢に立ち向かい、石油を通して戦後の復興に多大な貢献をしたことに改めて敬意を表したい。 現代の政治家や財界人にも、このような生き様を少しでも真似してもらいたいと思うのは無理なのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いろんな意味で、この時代を振り返ることは大切だと思う。特に、この小説では、この時代の日本を取り巻く環境について、また新たな認識を持った。また、日本人ってやっぱり凄いな、と思わせる小説でした。特に、今はどうなんだろ?と、思ってます。がむしゃらに働くんじゃない。自分の意志で楽しんで仕事をしてるのに魅力を感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は男心をくすぐる。信念を持ったものに対しては決して妥協しない国岡鐡造の人生は、男なら誰もが「そう生きたい」と思うのではないか。部下も部下だ。全く彼の誠心に惚れ込んでしまっている。日本の企業すべてがこのような姿勢であったら、余すところなく世界を圧巻するだろう、という気持ちにぐんぐんと引き込まれていった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不況だから、資金がないから、政府が悪いから。僕たちは周りのせいにばかりしている。この主人公が見せたのは、自らが世の中に働きかけ活路を見出す姿勢だと思うんです。少しでも見習って、生きていきたいな、社会とまではいかなくともせめて自分の周りぐらいは、いい方向にかえていきたいな、と思わせる小説です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光興産の創業者・出光佐三(いでみつ さぞう)をモデルにした、近代歴史小説。戦後の歴史にこんなにも、胸躍る日本人を勇気づけることができる歴史があったとは、若い日本人は全く知らないだろう。。。もはや、教科書の教材に取り入れてもいいくらいだ。。。この出光佐三氏の日本国を愛すること止まない精神と、会社経営に大家族主義を取り入れそれを貫き通したこと。そんな企業が日本にあったとは。。。それを今まで知らなかったことが本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。これからは、ガソリンを入れるならば出光のスタンドで入れるようにしたいと思った。 上巻と下巻に分かれていますが。。。ちょっと上巻は退屈ぎみであることは否めない。今なお、こんな骨のある日本の国を愛してやまない経営者がどれくらいいるのであろうか?愛国教育が崩壊してしまった日本に未来はないような気がします。本の帯に安倍晋三総理も愛読!というようなコメントが入っていました。安倍晋三さん、この物語を読んで。。。どんなことを考えたのでしょうか?経済規制を取っ払うことが正義!TPP参加だと。。。こんな愛国の士、出光佐三氏でさえ、欧米石油メジャーとの戦いでは、痛い目ばかりに遭わされよほどの苦労を味わった。そして彼以外の企業は簡単に欧米石油メジャーの軍門に下っただけでなく同じ日本人の出光氏の足を引っ張ることすさまじい。愛国教育が崩壊して利己的な日本人が増えているなかでの、TPP参加。日本の富みは米国多国籍企業に吸い取られていくのみであろう。安倍首相は、無知の善意か、悪意を含めてか?日本人をTPPの罠にまさに陥れようとしているように感じてならない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
様々なメディアでべた褒めされていたので、天邪鬼な自分としては、“なんかこれを読むのもいかにもだな〜”などといって敬遠していたのですが、とうとうこらえられなくなり読んでみました。 後悔しました。なんでもっと早く読まなかったのだろうと。とにかく素晴らしい内容です。Amazonでは『宮本武蔵』や『龍馬がいく』青春歴史小説の新たな”古典”と評価していますが、私はこの本を読んで『飛ぶが如く』を思い出しました。多くの起業家が座右の書としていることでも有名なこの作品は、明治維新を舞台に高い志と熱い心を持って前進する人々を描いたもので、『海賊と呼ばれた男』からはそのときに受けた感銘と同じ種類のものを感じたのです。 戦後の復興という時代背景が似ていることもあるのかもしれませんが、登場人物が眩しいくらい輝いているのです!生を心の底から謳歌しているのです。食べるものにも困るような生活のなか、今の私たちでは到底敵わないような逞しい生命力と熱いハートを持ち困難に立ち向かっていく姿には強いインパクトを受けます。特に主人公の国岡鐵造のエネルギーはどこからくるのでしょうか!?そして“私のためではなく公のため”という姿勢を貫き通す意志には感服します。 この本を読んでいるととにかくもっと自分は頑張れる!という前向きな気持ちになります。これが実話ときたら! 『永遠の0』や『モンスター』という人気作を執筆してきた百田尚樹の最高傑作!すべての人に読んでいただきたい名作です! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光興産の創業者・出光佐三(いでみつ さぞう)をモデルにした、近代歴史小説。戦後の歴史にこんなにも、胸躍る日本人を勇気づけることができる歴史があったとは、若い日本人は全く知らないだろう。。。もはや、教科書の教材に取り入れてもいいくらいだ。。。この出光佐三氏の日本国を愛すること止まない精神と、会社経営に大家族主義を取り入れそれを貫き通したこと。そんな企業が日本にあったとは。。。それを今まで知らなかったことが本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。これからは、ガソリンを入れるならば出光のスタンドで入れるようにしたいと思った。 上巻と下巻に分かれていますが。。。ちょっと上巻は退屈ぎみであることは否めない。今なお、こんな骨のある日本の国を愛してやまない経営者がどれくらいいるのであろうか?愛国教育が崩壊してしまった日本に未来はないような気がします。本の帯に安倍晋三総理も愛読!というようなコメントが入っていました。安倍晋三さん、この物語を読んで。。。どんなことを考えたのでしょうか?経済規制を取っ払うことが正義!TPP参加だと。。。こんな愛国の士、出光佐三氏でさえ、欧米石油メジャーとの戦いでは、痛い目ばかりに遭わされよほどの苦労を味わった。そして彼以外の企業は簡単に欧米石油メジャーの軍門に下っただけでなく同じ日本人の出光氏の足を引っ張ることすさまじい。愛国教育が崩壊して利己的な日本人が増えているなかでの、TPP参加。日本の富みは米国多国籍企業に吸い取られていくのみであろう。安倍首相は、無知の善意か、悪意を含めてか?日本人をTPPの罠にまさに陥れようとしているように感じてならない。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!