ボクの町

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ボクの町の評価:

3.95/5点 レビュー 22件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.95pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全46件 41〜46 3/3ページ
No.6
(4pt)

ユニーク

乃南アサは短編ではいやな匂いのするものが多い。長編では人間ドラマを絡ませてきたりする事が多い。本書は長編だが、ミステリーではなくコメディである。先入観は微妙だったが、読めば面白い。なかなかユニークな作であるから乃南にしては珍しい。 高木聖大は警察官の地域実習で駅前の交番に数ヶ月勤務することに。初日は警察手帳に別れた彼女のプリクラを貼っていたのがばれるというドジな彼。その高木の警官としての孤軍奮闘記とでも言えばいいのか。それをずっと独白で綴っていく。 警察という縦社会に最初は彼はなじめない。この時代の青年というのをイメージして作家は彼の人間像を創り上げたのだと思うが、同期の三浦という男と対比して書いているのが面白いところでもある。三浦がいることで高木は徐々にやる気をだしていく。やる気は最初からあったのかもしれないが。 警官という仕事をしていてもしなくても色んな人がいるんだなあ、と。愚痴をしにくる老婆。用もないのに110番する青年や、7歳の息子の家出のきっかけを作った若い女。高木を通して様々な人が出てくることに笑ったりしてしまう。ある種様々な事情を抱えながら人は今を生きていると言うことを実感するし、死ぬということも実感する。何もが初めての高木に、自分もなるようなものだ。 終盤は三浦が放火犯を追いかけて途中事故に遭う。交通課の小桜まひるという1つ年上の巡査と捜査に当たるわけだが。三浦の意志を受け継いだ彼の力はすごい。それなりに、彼は頑張ったいるのだなと。 従来の乃南アサを本作で期待してはならない。こういうのも書けるのだと面白いけれど。息抜きとして読んでみるのも面白いだろうと思う。
ボクの町 Amazon書評・レビュー: ボクの町より
4620105929
No.5
(4pt)

ユニーク

乃南アサは短編ではいやな匂いのするものが多い。長編では人間ドラマを絡ませてきたりする事が多い。本書は長編だが、ミステリーではなくコメディである。先入観は微妙だったが、読めば面白い。なかなかユニークな作であるから乃南にしては珍しい。 高木聖大は警察官の地域実習で駅前の交番に数ヶ月勤務することに。初日は警察手帳に別れた彼女のプリクラを貼っていたのがばれるというドジな彼。その高木の警官としての孤軍奮闘記とでも言えばいいのか。それをずっと独白で綴っていく。 警察という縦社会に最初は彼はなじめない。この時代の青年というのをイメージして作家は彼の人間像を創り上げたのだと思うが、同期の三浦という男と対比して書いているのが面白いところでもある。三浦がいることで高木は徐々にやる気をだしていく。やる気は最初からあったのかもしれないが。 警官という仕事をしていてもしなくても色んな人がいるんだなあ、と。愚痴をしにくる老婆。用もないのに110番する青年や、7歳の息子の家出のきっかけを作った若い女。高木を通して様々な人が出てくることに笑ったりしてしまう。ある種様々な事情を抱えながら人は今を生きていると言うことを実感するし、死ぬということも実感する。何もが初めての高木に、自分もなるようなものだ。 終盤は三浦が放火犯を追いかけて途中事故に遭う。交通課の小桜まひるという1つ年上の巡査と捜査に当たるわけだが。三浦の意志を受け継いだ彼の力はすごい。それなりに、彼は頑張ったいるのだなと。 従来の乃南アサを本作で期待してはならない。こういうのも書けるのだと面白いけれど。息抜きとして読んでみるのも面白いだろうと思う。
ボクの町 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ボクの町 (新潮文庫)より
4101425221
No.4
(4pt)

すてきな新米のおまわりさん!

休日にはピアスを耳にはめ、昔はナンパでならした男の子が、いまはどうしたことか駅前交番の見習巡査(笑)。お年寄りに道を教えたり、放置自転車を片付けたり、「こんなこと俺のガラじゃねえ、やってられねえ」と思い、時々態度にも出、そしてしばしば上司に怒鳴られる(笑)。 そんな彼がいくつかのささやかな事件を通して、この小さな町の人々の生き方、平和と矛盾に満ちた町を愛し始めていることに気がつきはじめるのだった・・・・
 主人公の「男の子」の独白と悩みを面白おかしく書きながら、いつしか読み手を青春への共感に導いてくれるすてきな本です。
ボクの町 Amazon書評・レビュー: ボクの町より
4620105929
No.3
(4pt)

すてきな新米のおまわりさん!

休日にはピアスを耳にはめ、昔はナンパでならした男の子が、いまはどうしたことか駅前交番の見習巡査(笑)。お年寄りに道を教えたり、放置自転車を片付けたり、「こんなこと俺のガラじゃねえ、やってられねえ」と思い、時々態度にも出、そしてしばしば上司に怒鳴られる(笑)。 そんな彼がいくつかのささやかな事件を通して、この小さな町の人々の生き方、平和と矛盾に満ちた町を愛し始めていることに気がつきはじめるのだった・・・・
 主人公の「男の子」の独白と悩みを面白おかしく書きながら、いつしか読み手を青春への共感に導いてくれるすてきな本です。
ボクの町 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ボクの町 (新潮文庫)より
4101425221
No.2
(3pt)

今どきの若者を面白おかしく書いている

今どきの若者を面白おかしく書いている。警察官の仕事がこんなに大変だとはぜんぜん考えもしませんでした。トラブルメーカーの警視庁巡査見習いの主人公が失敗続きで怒られながらも回りの人に助けられ、自分のやりたいことを見つけていく姿が、人間臭くて良かったです。
ボクの町 Amazon書評・レビュー: ボクの町より
4620105929
No.1
(3pt)

今どきの若者を面白おかしく書いている

今どきの若者を面白おかしく書いている。警察官の仕事がこんなに大変だとはぜんぜん考えもしませんでした。トラブルメーカーの警視庁巡査見習いの主人公が失敗続きで怒られながらも回りの人に助けられ、自分のやりたいことを見つけていく姿が、人間臭くて良かったです。
ボクの町 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: ボクの町 (新潮文庫)より
4101425221