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(短編集)
仇敵
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仇敵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全69件 41~60 3/4ページ
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満足してます・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ | ||||
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いかにも池井戸パターンの作品でしたが、とてもおもしろかったです。 | ||||
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続けて池井戸作品を読みましたが、この仇敵も大変引き込まれてしまう物語で展開で、最後はスカッとしました。是非一読を。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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本書のような作品を金融ミステリーというのだそうだ。 池井戸作品に多くみられる。 大手都市銀行で不祥事を起こし地方銀行の庶務行員として再就職した恋窪。銀行内でもほとんど金融関係の職ではない雑用係専門。 彼がいくつかの事件・事故にかかわっていくうちについにかつて追われた銀行の常務の不正にたどり着く。 軽快なテンポで書かれており一気に読める作品だった。 池井戸氏の作品にははずれが無く今後も期待したい。 一般文学通算1233作品目の感想。2016/04/09 -8:40 | ||||
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以前、金融機関に勤めていたので、あっ、こんな嫌味な上司いたいた!とか、立場をカサにきて上から物言うがさつな社長いたいた!とか、理想に燃えて一本気に突き進んで、壁にぶつかり泣いていた新人いたいた!とか思いながら読みました。 銀行という金融機関にいた人の実体験がないと描けない小説だと思いました。 でも恋窪さんの心理描写はあっても具体的な人物描写があまりなかったので、頭の中の舞台に主人公として登場する彼が絵になりませんでした。 でも面白かったです。 | ||||
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元・都銀の、やり手エリート次長でありながら、上司(某役員一派)の巨大背任疑惑を追及したため、逆襲され、不祥事の濡れ衣で銀行を追われた主人公、恋窪商太郎。 同業他行への就職を政敵に妨害された挙句、最後に、なんとか冴えない地元地銀の小規模支店に「庶務行員」として潜り込み、却って一種気楽で安定した生活を得た恋窪であったが、次々と事件に巻き込まれ、旧人脈と知識を生かして難事件を解決していく。 庶務行員とは耳に馴染まないが、本書を読んで、銀行員にも、いわば小使いさんのような立場の人がいることに思い当たった。 私の街の某都銀にも、そういえば腕章を巻いてロビーで案内係をしているおじさんが昔からいる。 スーツにネクタイで普通の銀行員をしていた友人や後輩たちの何人かも、40代後半~50代で子会社へ出向になり、警備員のような制服を着て駐車場の整理や、構内で除雪をしたりしている。 本人たちに聞くと「庶務行員とは違います。」とは言うものの、本書の主人公と同様な仕事には相違ない。支店長のポストを争ったり、ノルマ達成のため客先を走り回っているより、支店で警備や掃除の雑務をしているのが気楽だという。 身分高きが故に貴からず、ということだろう。 他のレビュアーの方々が指摘しているとおり、本書は仕掛けが大きすぎて却ってリアルさがなくなり、面白さを減じているところがある。 市井の小事件をテーマにしたほうがよかった、と私も思う。 庶務行員、恋窪商太郎シリーズをたくさん読みたい。 【補足その1】 「金融探偵」のレビューにも書いたが、池井戸 潤の経済小説を読むには、銀行実務と、商工業の経理実務に関して最小限の知識が必要である。 たとえば、手形・小切手の決済ルートと不渡り時はどうなるか、融通手形とは何か、代表的な財務諸表の種類と目的・見かた、勘定科目と仕訳のイロハ・・・このへんのアウトラインだけでも分からないと、内容の理解度がとても低くなり、粗筋を追うだけになってしまい深くは楽しめない。 これらの知識に縁のない読者が恐らく過半数だろうから、一般読者向けに「池井戸 潤を読むための、銀行と経理の実務知識」みたいなマニュアル本を、出していただけないものか。 【補足その2】 主人公は、しょっちゅう敵対勢力(仇敵たる前職銀行の悪役員)の息がかかった用心棒(ヤクザ)の暴力に晒され、何度もボコボコにやられてしまう。 余りにも弱すぎて情けなく、面白くない。 フルコンタクト空手道場か、キックボクシングジムに通わせたくなる。 【余談】 銀行は金融業、平たく言えば利鞘で生活している金貸しである(因みに、私の属する損保業界も同類である)。 そこで、銀行の営業マンたる貸付係の本務は(融資をするか否かの)稟議だ。 どの池井戸作品でも、この稟議(=上司に、融資の許可をもらう)ことが行員にとって最大の難物でもあり、一方、銀行員として最もやりがいのある仕事のようだ。 何度も稟議(書作成)のシーンを読んで、これは私の職場(損保の事故係)でいう保険金支払稟議と本質的に同じだと分かった。 係長は課長に、課長は部長に稟議書を提出し、支払いの決裁を受けなくてはならない。 私はノンキャリの調査専門職員(本書の庶務行員に似ている)で自ら稟議書を書く立場にないが、若手総合職に頼まれて稟議書を起案する手伝いをすることがある。ここのところも、本書の登場人物・松木(若手行員)に通じる。 難しい事案で、私が書いた筋書きどおりに役席の決済が下り、高額の保険金を支払えたときは肩の荷が下りた気分になり嬉しいものだ。 但し、無能な総合職からコンプライアンス違反の筋書きを「指示」などされたときは、不祥事の片棒を担ぐのはゴメンであるから私は拒否し、電子クレジットファイルにそのまま「テイクノート」することにしている。 電子記録のサーバーは本店システム部にあり、コメントを削除できるのは記入した本人だけであるから、私にとって雲の上の本体役員といえども私に無断で削除はできない。 何ヶ月も前のテイクノートがそのまま残っている。 あとで金融庁検査で見つかって、大目玉を喰っても私は知らないのだ。 | ||||
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池井戸氏の著書はいくつか読んでいるがいつも大変早く読み終わってしまう。 読ませる文章が「これでもか!」と次の展開を期待させ、その期待を裏切ることなくまた次の展開へと誘うからだ。 今回の銀行庶務行員物語は内容も難しくなく、軽く楽しめる作品だ。 週刊誌への連載であったようで話の一区切りごとに登場人物の簡単な紹介があり、その部分が後半になるとさすがにしつこく感じられるが、 話としては王道の勧善懲悪で読後感はスッキリ!爽快さを感じたい方にお勧め! 現在放映ドラマの「下町ロケット」の方がずっと専門的な話になっていたので難解さを求める読者ならそちらがお勧めかな。 | ||||
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テレビとラマ「花咲舞がだっまてない」に1部が使われている本を読んでいます。ついいろんな本から題材が撮られているので、最近何冊か読みましたが、昔のものは今とは作風が少し異なっているのだなあと思うようになりました。サスペンスでもありハードボイルと7日もしれない。 | ||||
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池井戸潤の作品を読破したいと思ってゲツト。経済小説で、背景もある程度理解ができて楽しく興味深く読みました。 | ||||
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連作性の短編、様々な視点から徐々に盛り上がる復讐劇、総合職以外 の銀行員庶務行員にスポットを当てた金融ミステリー、手法が鮮やかで 期待どうりの展開に一気に読める作品である。 | ||||
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・連作短編集という形をとり長編としても読める作品。『7つの会議』が同じような手法をとっていた。 ・短編集という形をとりながら、率直なところ、話によっては短編としての完成度に疑問を持つものもあった。また、短編ゆえに、経過を省略してあっさり結末を迎えるシーンもあり、池井戸作品の得意とする経過を楽しむ醍醐味にやや欠ける。 ・人が3人死ぬのもどうかと・・・。少々荒削りな印象も否めない。それでも、面白く読めるのは間違いない。そこは流石。 ・庶務行員が主人公という設定も悪くない。エリートへの返り咲きはあるのか・・・。この終わり方も清清しくて嫌いじゃない。 | ||||
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色々、共感出来る点があり、夢中で読む事が出来ました。また次が楽しみな感じです。 | ||||
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銀行モノが得意な池井戸さんの作品です。 かつて敏腕バンカーであった恋窪商太郎なる人物が、中山容山なる 人物にその職を追われ、とある銀行の庶務行員となっている。松木という 再就職先で融資課を務める若者と恋窪との交わりはいつしかかつての 仇敵にたどり着く。 そして起こる事件の連なりはいかに? という、事件の一つ一つを描いた短編連作?みたいな形式をとって います。 一つ一つの事件が良くできていて、何となく、テレビドラマに結びついて いけそうな感じがしてしまいました。 そのくらいよくできています。 ただ、半沢シリーズ、空飛ぶタイヤ、ようこそわが家へに比べると、少し 読みにくく、特に乱闘シーンとか、舞台の移り変わりのところが分かりにくく、 また簡単に人が死んでしまうので、ちょっと乱暴な感じ。 80点。 当然ですが、池井戸作品。レベルが高い。 面白かったです。でもちょっと時間がかかったのは、やっぱり他と比べて 少し読みにくかった。 | ||||
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書籍は文字通り「非常に良かった」今まで購入した中で最良だった。本の内容もまだ読み切っていないが大変面白く吸い込まれていく。 | ||||
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ストーリーの展開も面白く、ある程度銀行業界の裏側を知っている人には楽しく読める作品です。 ただ最後のほうはまさに時間切れで急いでいるかのごとく、薄味の展開で、そこだけが残念でした。 | ||||
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読んでいるうちに連作ではあるが、一つの長編となっていく。こういう長編も面白い。仕事をしながら、旅行をしながら、一遍一遍読むことができる。忙しい人間にとっては読みやすい。時間がいっぱいある人にも気軽に読める。とにかく面白い。 | ||||
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昨今は、池井戸物を読破中、やはり!こちらも池井戸文学炸裂でおもしろかった! | ||||
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最近、TVドラマが2本放映中で、特に、半沢尚樹が大変な話題で、池井戸作品がたくさん読まれていますが、嬉しいです。 私が池井戸作品にであったのも、それ程昔ではないのですが、「空飛ぶタイヤ」ではまってしまい、どんどん作品を読んでいます。 「仇敵」も、アマゾンの評価が高かったので、楽しみに読んだ作品ですが、池井戸さんが時々書く短編集。一度はエリートだった銀行マン「恋窪氏」が主人公になっている。庶務行員という出世の世界から離れた限定職で働きながら、頼ってくる若い営業マンにいろいろアドバイスをするという設定だが、途中から、恋窪の失脚となった汚職銀行員との命を張った対決ストーリィになっている。すごく面白かったが、読み終わってみると、「こんなに仇敵と恋窪が絡む偶然が重なるだろうか」とか「こんなに簡単に人を殺す?」という不自然さも感じられる作品だった。 それにしても、庶務行員という職種、知らなかったが、銀行のATM周りでいろいろ案内してくれる職員。男性の場合、年齢の高い人も多いので、定年後の嘱託なのかと思ってた。そんな風に差別した職種を作る必要があるのか? この作品によって、知られなくて良かった自分たちの職種のことが、お客さんに知れてしまって可愛そう、と思った。 | ||||
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新品同様でした。 到着も早く、コンポも丁寧でした。 また利用したいです。 | ||||
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