(短編集)

前巷説百物語

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評判

前巷説百物語の評価:

4.58/5点 レビュー 33件。 A ランク

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平均点4.58pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 61〜80 4/5ページ
No.39
(4pt)

命の重さ

それぞれの話を解決するときに
なるべく人死にが出ないように...
と、悪いとされてる人間だって、周りの人にしてみれば大事なんだと
それを言いつのっている割には、話が進んで行くにしたがって
命が軽く扱われている感があるのは何故なんだろう。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.38
(4pt)

命の重さ

それぞれの話を解決するときに
なるべく人死にが出ないように...
と、悪いとされてる人間だって、周りの人にしてみれば大事なんだと
それを言いつのっている割には、話が進んで行くにしたがって
命が軽く扱われている感があるのは何故なんだろう。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.37
(4pt)

命の重さ

それぞれの話を解決するときに
なるべく人死にが出ないように...
と、悪いとされてる人間だって、周りの人にしてみれば大事なんだと
それを言いつのっている割には、話が進んで行くにしたがって
命が軽く扱われている感があるのは何故なんだろう。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.36
(5pt)

「物語」のはじまり

「巷説百物語」シリーズの登場人物たち―なかんずく,「又一」―の過去を解き明かす物語です。

 シリーズ中での又一は,酸いも甘いも知っている苦労人というイメージですが,本作で語られる彼は,まだ威勢の良い駆け出しです。
 ‘仕かけ’も,又一が主導権を握っている場面は少ないこともあり,やや精緻さに欠けます(もちろんこれは,作品構成上の狙いでしょうが)。
 また本作では,かなり「人死に」が出てきます。これも,のちの又一の性格や仕かけのやり口を理解する上での必要な構成といえます。

 本作品は,一連のシリーズを読んでいるほうが楽しめるのは確かです。しかし,本作品を最初に読んだとしても,シリーズと矛盾しないよう,うまく構成されています。

  一連のシリーズと同一平面で評価するのは難しいですが,キャラクターの性格に深みを与えるものとして,また小説自体としても楽しめます。

 なお,「後巷説百物語」でシリーズ的に一応区切りがついていると思われるので,新作品が出るとすれば,外伝的あるいはサイドストーリー的な構成になるのでしょうか。本作で初登場しかつシリーズ中で語られていないキャラクターもいるので,是非,続きを期待したいところです。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.35
(5pt)

「物語」のはじまり

「巷説百物語」シリーズの登場人物たち―なかんずく,「又一」―の過去を解き明かす物語です。

 シリーズ中での又一は,酸いも甘いも知っている苦労人というイメージですが,本作で語られる彼は,まだ威勢の良い駆け出しです。
 ‘仕かけ’も,又一が主導権を握っている場面は少ないこともあり,やや精緻さに欠けます(もちろんこれは,作品構成上の狙いでしょうが)。
 また本作では,かなり「人死に」が出てきます。これも,のちの又一の性格や仕かけのやり口を理解する上での必要な構成といえます。

 本作品は,一連のシリーズを読んでいるほうが楽しめるのは確かです。しかし,本作品を最初に読んだとしても,シリーズと矛盾しないよう,うまく構成されています。

  一連のシリーズと同一平面で評価するのは難しいですが,キャラクターの性格に深みを与えるものとして,また小説自体としても楽しめます。

 なお,「後巷説百物語」でシリーズ的に一応区切りがついていると思われるので,新作品が出るとすれば,外伝的あるいはサイドストーリー的な構成になるのでしょうか。本作で初登場しかつシリーズ中で語られていないキャラクターもいるので,是非,続きを期待したいところです。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.34
(5pt)

「物語」のはじまり

「巷説百物語」シリーズの登場人物たち―なかんずく,「又一」―の過去を解き明かす物語です。

 シリーズ中での又一は,酸いも甘いも知っている苦労人というイメージですが,本作で語られる彼は,まだ威勢の良い駆け出しです。
 ‘仕かけ’も,又一が主導権を握っている場面は少ないこともあり,やや精緻さに欠けます(もちろんこれは,作品構成上の狙いでしょうが)。
 また本作では,かなり「人死に」が出てきます。これも,のちの又一の性格や仕かけのやり口を理解する上での必要な構成といえます。

 本作品は,一連のシリーズを読んでいるほうが楽しめるのは確かです。しかし,本作品を最初に読んだとしても,シリーズと矛盾しないよう,うまく構成されています。

  一連のシリーズと同一平面で評価するのは難しいですが,キャラクターの性格に深みを与えるものとして,また小説自体としても楽しめます。

 なお,「後巷説百物語」でシリーズ的に一応区切りがついていると思われるので,新作品が出るとすれば,外伝的あるいはサイドストーリー的な構成になるのでしょうか。本作で初登場しかつシリーズ中で語られていないキャラクターもいるので,是非,続きを期待したいところです。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.33
(4pt)

又一かけだしの頃

御行姿になる前の、小股くぐり時代の又一編。「とにかく命に釣り合うものなんざネェんだ」っていう又一の青臭さが意外です。妖怪仕掛けがやや単純なのも、京極堂の計算づくです。
 「続巷説…」でつづられた祇右衛門が、更に深く掘り下げて描かれます。御灯の小右衛門もまた、いきいきと現役で登場。うれしい驚きの、二倍楽しい企画。おぎんや又一の出所が知れます。
 又一の心に深い傷を残すいきさつが描かれ、ボリュームに見合った手ごたえと感動がありました。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.32
(4pt)

又一かけだしの頃

御行姿になる前の、小股くぐり時代の又一編。「とにかく命に釣り合うものなんざネェんだ」っていう又一の青臭さが意外です。妖怪仕掛けがやや単純なのも、京極堂の計算づくです。
 「続巷説…」でつづられた祇右衛門が、更に深く掘り下げて描かれます。御灯の小右衛門もまた、いきいきと現役で登場。うれしい驚きの、二倍楽しい企画。おぎんや又一の出所が知れます。
 又一の心に深い傷を残すいきさつが描かれ、ボリュームに見合った手ごたえと感動がありました。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.31
(4pt)

又一かけだしの頃

御行姿になる前の、小股くぐり時代の又一編。「とにかく命に釣り合うものなんざネェんだ」っていう又一の青臭さが意外です。妖怪仕掛けがやや単純なのも、京極堂の計算づくです。
 「続巷説…」でつづられた祇右衛門が、更に深く掘り下げて描かれます。御灯の小右衛門もまた、いきいきと現役で登場。うれしい驚きの、二倍楽しい企画。おぎんや又一の出所が知れます。
 又一の心に深い傷を残すいきさつが描かれ、ボリュームに見合った手ごたえと感動がありました。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.30
(4pt)

シリーズ全体のバランスを優先か

シリーズ第一作「巷説百物語」に比べればレベルダウンは否めない。仕掛けが稚拙で話の展開も今ひとつである。謎解きに進むための説明が多すぎる。
 しかし、前3作で円熟期に達していた又市の若いころの活躍譚とすれば、最初からハイレベルの仕掛けをするのはおかしい。シリーズ全体の構成を考えて、涙を呑んでレベルを落としていると考えたい。それを示唆する箇所もある。ただ単に読み物として面白い話にするのなら、又市の師匠となる人物を登場させ、その人物を中心に描いてもよかったはずである。この作品はあくまで、前3作のファンに向けた作品であり、この3作を読んでいることが前提である。この作品を単独で読むのは涙を呑んでレベルを落とした著者の意図に反すると思う。
 また、作品の底流では、手段として報復が有効なのかどうか、宗教が人にどうかかわっているのかなど、9.11以来再検討されている現代的テーマをモチーフにしているように思われ興味深かった。その意味で説明過多なのも已むを得ないと考える。
 シリーズものは矛盾がないように話の制約も多くなる。著者の苦労に頭の下がる思いだが、あくまでエンターテイメントであるということを考え、申し訳ないが星は4つにした。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.29
(4pt)

本編の前の時期のストーリー

直木賞をとった「巷説百物語」シリーズの又八を主人公にした本編の前の時期の話を書いた作品です。
小さな事件を一つ一つ解決していく短編ですが、最終的に大きな事件を解決するといった構成になっています。
全体としては、ある種の悪が、善意から発して大きな悪意に結び付き構造的な巨悪になってしまうという、一般社会ではありがちな組織とか人間社会の在り方をテーマにしています。
そういった組織とか人間の生臭い事件が頻発しているような今という時代を描いてるともいえます。
そういった事象をエンターテイメントとして小説化し、それを小説の中で構造的に解体していこうという姿勢や読ませる技術はさすがです。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.28
(4pt)

シリーズ全体のバランスを優先か

シリーズ第一作「巷説百物語」に比べればレベルダウンは否めない。仕掛けが稚拙で話の展開も今ひとつである。謎解きに進むための説明が多すぎる。
 しかし、前3作で円熟期に達していた又市の若いころの活躍譚とすれば、最初からハイレベルの仕掛けをするのはおかしい。シリーズ全体の構成を考えて、涙を呑んでレベルを落としていると考えたい。それを示唆する箇所もある。ただ単に読み物として面白い話にするのなら、又市の師匠となる人物を登場させ、その人物を中心に描いてもよかったはずである。この作品はあくまで、前3作のファンに向けた作品であり、この3作を読んでいることが前提である。この作品を単独で読むのは涙を呑んでレベルを落とした著者の意図に反すると思う。
 また、作品の底流では、手段として報復が有効なのかどうか、宗教が人にどうかかわっているのかなど、9.11以来再検討されている現代的テーマをモチーフにしているように思われ興味深かった。その意味で説明過多なのも已むを得ないと考える。
 シリーズものは矛盾がないように話の制約も多くなる。著者の苦労に頭の下がる思いだが、あくまでエンターテイメントであるということを考え、申し訳ないが星は4つにした。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.27
(4pt)

本編の前の時期のストーリー

直木賞をとった「巷説百物語」シリーズの又八を主人公にした本編の前の時期の話を書いた作品です。
小さな事件を一つ一つ解決していく短編ですが、最終的に大きな事件を解決するといった構成になっています。
全体としては、ある種の悪が、善意から発して大きな悪意に結び付き構造的な巨悪になってしまうという、一般社会ではありがちな組織とか人間社会の在り方をテーマにしています。
そういった組織とか人間の生臭い事件が頻発しているような今という時代を描いてるともいえます。
そういった事象をエンターテイメントとして小説化し、それを小説の中で構造的に解体していこうという姿勢や読ませる技術はさすがです。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.26
(4pt)

シリーズ全体のバランスを優先か

シリーズ第一作「巷説百物語」に比べればレベルダウンは否めない。仕掛けが稚拙で話の展開も今ひとつである。謎解きに進むための説明が多すぎる。
 しかし、前3作で円熟期に達していた又市の若いころの活躍譚とすれば、最初からハイレベルの仕掛けをするのはおかしい。シリーズ全体の構成を考えて、涙を呑んでレベルを落としていると考えたい。それを示唆する箇所もある。ただ単に読み物として面白い話にするのなら、又市の師匠となる人物を登場させ、その人物を中心に描いてもよかったはずである。この作品はあくまで、前3作のファンに向けた作品であり、この3作を読んでいることが前提である。この作品を単独で読むのは涙を呑んでレベルを落とした著者の意図に反すると思う。
 また、作品の底流では、手段として報復が有効なのかどうか、宗教が人にどうかかわっているのかなど、9.11以来再検討されている現代的テーマをモチーフにしているように思われ興味深かった。その意味で説明過多なのも已むを得ないと考える。
 シリーズものは矛盾がないように話の制約も多くなる。著者の苦労に頭の下がる思いだが、あくまでエンターテイメントであるということを考え、申し訳ないが星は4つにした。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.25
(4pt)

本編の前の時期のストーリー

直木賞をとった「巷説百物語」シリーズの又八を主人公にした本編の前の時期の話を書いた作品です。
小さな事件を一つ一つ解決していく短編ですが、最終的に大きな事件を解決するといった構成になっています。
全体としては、ある種の悪が、善意から発して大きな悪意に結び付き構造的な巨悪になってしまうという、一般社会ではありがちな組織とか人間社会の在り方をテーマにしています。
そういった組織とか人間の生臭い事件が頻発しているような今という時代を描いてるともいえます。
そういった事象をエンターテイメントとして小説化し、それを小説の中で構造的に解体していこうという姿勢や読ませる技術はさすがです。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.24
(5pt)

ビバ!京極

前3作を読んだ方なら、間違いなく【買い】です!

今までにないぐらいに、登場人物に感情移入できますし、

全京極作品の中でも1番かも!?

青臭い又市・・・カッコ良すぎ♪

代金2000円と、少々値は張りますが、

読み終わったあとも、手放さずに持っていたくなりますので、

一生もんと思えば、安い買い物ではないでしょうか。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.23
(5pt)

ビバ!京極

前3作を読んだ方なら、間違いなく【買い】です!

今までにないぐらいに、登場人物に感情移入できますし、

全京極作品の中でも1番かも!?

青臭い又市・・・カッコ良すぎ♪

代金2000円と、少々値は張りますが、

読み終わったあとも、手放さずに持っていたくなりますので、

一生もんと思えば、安い買い物ではないでしょうか。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694
No.22
(5pt)

ビバ!京極

前3作を読んだ方なら、間違いなく【買い】です!

今までにないぐらいに、登場人物に感情移入できますし、

全京極作品の中でも1番かも!?

青臭い又市・・・カッコ良すぎ♪

代金2000円と、少々値は張りますが、

読み終わったあとも、手放さずに持っていたくなりますので、

一生もんと思えば、安い買い物ではないでしょうか。
前巷説百物語 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (角川文庫)より
4043620071
No.21
(5pt)

稻荷坂の祇右衛門との闘い

最近流行のビギニングものですが、この本は楽しいです。

又市の若かりし頃が扱われています。二十歳前後で、青臭いと言われながら、お甲の「ゑんま屋」の下働きとして、「小股潜り」の別称で口先三寸で活躍をします。

中でも、稻荷坂の祇右衛門との闘いになる「かみなり」「山地乳」「旧鼠」が、緊迫感があり、それでいて人情味もあって素晴らしいです。

それぞれに挿入されている南町同心志方兵吾の視点への変化が、効果的に使われています。

ちょっと理屈ぽくなる久瀬棠庵と又市のやり取りも面白いと思います。

「御行奉為」。表稼業から裏稼業の世界へ。
前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)より
4125010706
No.20
(5pt)

稻荷坂の祇右衛門との闘い

最近流行のビギニングものですが、この本は楽しいです。

又市の若かりし頃が扱われています。二十歳前後で、青臭いと言われながら、お甲の「ゑんま屋」の下働きとして、「小股潜り」の別称で口先三寸で活躍をします。

中でも、稻荷坂の祇右衛門との闘いになる「かみなり」「山地乳」「旧鼠」が、緊迫感があり、それでいて人情味もあって素晴らしいです。

それぞれに挿入されている南町同心志方兵吾の視点への変化が、効果的に使われています。

ちょっと理屈ぽくなる久瀬棠庵と又市のやり取りも面白いと思います。

「御行奉為」。表稼業から裏稼業の世界へ。
前巷説百物語 (怪BOOKS) Amazon書評・レビュー: 前巷説百物語 (怪BOOKS)より
4048737694