SOSの猿

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評判

SOSの猿の評価:

3.10/5点 レビュー 112件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.10pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全225件 61〜80 4/12ページ
No.165
(5pt)

ネタバレ注意。

SOSの猿(以下、SOS)だけの評価ならば、★三つという評価はある意味妥当と言える。
しかしこの作品は五十嵐大介のSARUとの競作なのである。

両方の作品を読んだものにしか味わえない感動がこの二つの作品にはある。

SOSの評価が凡作の評価を受けているのは、眞人君のひきこもりが消化されなかったからかもしれない。
SOSだけではそういう評価になってしまうのは仕方がないことなのだ。
SARUを読むことで、眞人君は立ち直れたのだと私は考えている。

その理由はこうだ。

SOS終盤──五十嵐が、二郎に眞人君の心象風景を、親戚の漫画家に漫画のネタを提供することを提案する。
そこで生まれた漫画が、SARUだ。

眞人君の心象風景をただ漫画にしたのではなく、二郎が原作者、というところが、この二つの物語のポイントである。

SARUは奈々という女性の存在が世界を救ったとして扱われている。
奈々はどうして、世界を救うきっかけとなりえたのか、SOSに答えは隠されている。

終盤の二郎と辺見のお姉さんが語る場面がある。
辺見のお姉さんの名前が、「奈々」であることが判明する。これは名前がただリンクしているだけではなく、SARUの奈々と密接な関係性をもっているのだ。
辺見のお姉さんは、眞人君に対しての思いを、二郎に語っている。

「あのね、母親ってのは、夢の中で息子が困ってるなら、その夢の中にも飛び込んでいきたいものなのよ」

この発言を聞いた二郎は、SARU(眞人君の夢)の中で、奈々を登場させ、世界を救うきっかけにした。

SARUは、眞人君がまだひきこもっているという「SOS」の声に向けた、二郎の救いの手なのである。

きっとSARUを読むことで、眞人君の心は、救われたはずだ。

漫画で人の心が救われることなんてあるのだろうか――ある、のだ。

雁子さん、曰く。
「それこそが作り話の効力よ。物語は、時々、人を救うんだから」
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.164
(5pt)

思わず西遊記を読み直しそうになりました

西遊記の内容をおさらいしたくなりますが、
伊坂さんの話は犯人やカラクリがわかってきた後のオチまで、楽しいです。
てゆうか、犯人がわかっても、オチを予想できないオリジナリティが、私にとってとってもたまらなくクセになっています。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.163
(5pt)

思わず西遊記を読み直しそうになりました

西遊記の内容をおさらいしたくなりますが、
伊坂さんの話は犯人やカラクリがわかってきた後のオチまで、楽しいです。
てゆうか、犯人がわかっても、オチを予想できないオリジナリティが、私にとってとってもたまらなくクセになっています。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.162
(4pt)

猿の正体

引きこもりの相談にのった悪魔払いの青年と,株取引の誤入力を調査する品質管理担当のサラリーマン.
たくさんの伏線を散りばめながら,2つのストーリーが収束する真相は?

2つのストーリーが交互に語られ,
悪魔払いや孫悟空といったファンタジー的な色付けでミスリードして,
終盤ではいきなりリアルな真相が明かされるという,
ある意味で新しい手法の叙述トリックと言える.

思わせぶりで明からさまな伏線やもったいぶったセリフ回しには好みも分かれるし,
何よりファンタジーからリアリティへの唐突な転換についていけないと
理解不能な作品になるかもしれないが,個人的にはけっこう好きな1冊.
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.161
(4pt)

猿の正体

引きこもりの相談にのった悪魔払いの青年と,株取引の誤入力を調査する品質管理担当のサラリーマン.
たくさんの伏線を散りばめながら,2つのストーリーが収束する真相は?

2つのストーリーが交互に語られ,
悪魔払いや孫悟空といったファンタジー的な色付けでミスリードして,
終盤ではいきなりリアルな真相が明かされるという,
ある意味で新しい手法の叙述トリックと言える.

思わせぶりで明からさまな伏線やもったいぶったセリフ回しには好みも分かれるし,
何よりファンタジーからリアリティへの唐突な転換についていけないと
理解不能な作品になるかもしれないが,個人的にはけっこう好きな1冊.
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.160
(4pt)

伊坂作品の中でもNo3に入る作品

伊坂作品はほぼ全て読破しています。
伊坂幸太郎の新境地が垣間見える作品だと個人的に思います。
なぜか評価がイマイチですが・・・。
「物語」を「物語」としてそのまま受け止めたらかなり面白く読めるのでは?
村上春樹作品もすべて読んでいますが、村上春樹が紡ぐ物語に近い感じもします。
伊坂幸太郎も村上春樹も好きな方にはお勧めです。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.159
(4pt)

伊坂作品の中でもNo3に入る作品

伊坂作品はほぼ全て読破しています。
伊坂幸太郎の新境地が垣間見える作品だと個人的に思います。
なぜか評価がイマイチですが・・・。
「物語」を「物語」としてそのまま受け止めたらかなり面白く読めるのでは?
村上春樹作品もすべて読んでいますが、村上春樹が紡ぐ物語に近い感じもします。
伊坂幸太郎も村上春樹も好きな方にはお勧めです。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.158
(5pt)

笑えないど爽快な後味

伊坂ファン必読の一冊でしょう。五十嵐大介氏のSARUと対作品ということですがそれぞれに 問題と答があるように感じました。まずはSARUを読んでからsosの猿を読むと幾重にも別れた複線も繋がりやすく大きな一つのお話として楽しめるのではないでしょ。SARUの中の身化身ナワンナムギャルは56億7千万年かけて成長するとありますがこれって弥勒菩薩のことなのかしら?気になります。両作品とも因果と縁起、何か仏教の教えが絡んでいるようで深いです。読み進んでいくと伊坂ワールドにどんどん引き込まれてしまうこと間違いなし!
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.157
(5pt)

笑えないど爽快な後味

伊坂ファン必読の一冊でしょう。五十嵐大介氏のSARUと対作品ということですがそれぞれに 問題と答があるように感じました。まずはSARUを読んでからsosの猿を読むと幾重にも別れた複線も繋がりやすく大きな一つのお話として楽しめるのではないでしょ。SARUの中の身化身ナワンナムギャルは56億7千万年かけて成長するとありますがこれって弥勒菩薩のことなのかしら?気になります。両作品とも因果と縁起、何か仏教の教えが絡んでいるようで深いです。読み進んでいくと伊坂ワールドにどんどん引き込まれてしまうこと間違いなし!
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.156
(3pt)

伊坂さん初心者には、?

伊坂幸太郎の本をいくつか読んでいる人には、あ、この感じ。と思ってもらえるでしょう。
 遠藤さんと五十嵐さんと猿の物語が重なって進んでいくのですが、はじめの方は`誰の話や?'と思うので、読み進めるのに時間がかかります。後半は、話がまとまっていくので気持ちいいです。
 何となく不思議なお話なので、伊坂幸太郎をはじめて読まれる方には不向きかも。ゴールデンスランバーやチルドレンなんかのほうが、私は好きです。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.155
(3pt)

伊坂さん初心者には、?

伊坂幸太郎の本をいくつか読んでいる人には、あ、この感じ。と思ってもらえるでしょう。
 遠藤さんと五十嵐さんと猿の物語が重なって進んでいくのですが、はじめの方は`誰の話や?'と思うので、読み進めるのに時間がかかります。後半は、話がまとまっていくので気持ちいいです。
 何となく不思議なお話なので、伊坂幸太郎をはじめて読まれる方には不向きかも。ゴールデンスランバーやチルドレンなんかのほうが、私は好きです。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.154
(1pt)

まだ途中ですが……

伊坂作品は軽く読めるわりに構成がしっかりしていて内容が面白く、仕事の合間の気分転換用にはもってこい、と思っていましたが、これは読み進められません。
たいていの伊坂作品の巻末には参考資料が載せてあり、専門的な事柄についての裏打ちがあること、作家として責任を持とうという姿勢が拝察され、それが実現されていることは作品の内容自体からも伝わってきます。
ただし、この作品の場合には、序盤でイタリア人の友人の父親が神父という件があり、そこで引っかかってしまいました。イタリア、すなわちカトリックの本拠地での神父に子供がいることはあり得ない。「元神父」ならいざ知らず。
というわけで、なんかいい加減なこと書くなぁ、あるいは何かの伏線なのかなぁと、一応は読み進めてはみましたが、内容も表層的で惹き付けられず、読み続ける自信なし、です。伊坂作品としては初めて読み止しにする小説となるかもしれません。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.153
(1pt)

まだ途中ですが……

伊坂作品は軽く読めるわりに構成がしっかりしていて内容が面白く、仕事の合間の気分転換用にはもってこい、と思っていましたが、これは読み進められません。
たいていの伊坂作品の巻末には参考資料が載せてあり、専門的な事柄についての裏打ちがあること、作家として責任を持とうという姿勢が拝察され、それが実現されていることは作品の内容自体からも伝わってきます。
ただし、この作品の場合には、序盤でイタリア人の友人の父親が神父という件があり、そこで引っかかってしまいました。イタリア、すなわちカトリックの本拠地での神父に子供がいることはあり得ない。「元神父」ならいざ知らず。
というわけで、なんかいい加減なこと書くなぁ、あるいは何かの伏線なのかなぁと、一応は読み進めてはみましたが、内容も表層的で惹き付けられず、読み続ける自信なし、です。伊坂作品としては初めて読み止しにする小説となるかもしれません。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.152
(1pt)

読むのがしんどかった。

伊坂さんの世界観がすごく好きで、初期の作品から読んでいますが、正直この作品は単調でページを進めるのがしんどかったです。っというより、なかなかページが進みませんでした。

読み終わった今、特に何も心に残っておらず、ただただ次は別の作家さんの何か重厚な一冊を読みたいと思うばかりです。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.151
(1pt)

読むのがしんどかった。

伊坂さんの世界観がすごく好きで、初期の作品から読んでいますが、正直この作品は単調でページを進めるのがしんどかったです。っというより、なかなかページが進みませんでした。

読み終わった今、特に何も心に残っておらず、ただただ次は別の作家さんの何か重厚な一冊を読みたいと思うばかりです。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.150
(5pt)

まずはSARUから読むとよいかも。

SARUから読んだ私にはSOSの猿は面白かったのですが、
逆にSOSの去るから読んだ方にはいまいち伝わりにくいと思う。
伊坂幸太郎のSOSの猿とSARU(著者五十嵐大介)でひとつの作品ともいえます。
そもそもの企画がふたつでひとつみたいな感じでしたから。
SOSの猿を読んだことが無い方は、SARUから読み始めても良いと思いますよ。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.149
(5pt)

まずはSARUから読むとよいかも。

SARUから読んだ私にはSOSの猿は面白かったのですが、
逆にSOSの去るから読んだ方にはいまいち伝わりにくいと思う。
伊坂幸太郎のSOSの猿とSARU(著者五十嵐大介)でひとつの作品ともいえます。
そもそもの企画がふたつでひとつみたいな感じでしたから。
SOSの猿を読んだことが無い方は、SARUから読み始めても良いと思いますよ。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.148
(4pt)

とても後味のいい作品

書評では賛否両論、かなりの伊坂ファンの方もが、
途中でやめたとか、この作品だけは読めないとか、
そんなレビューもあったけど、
すんなりさらっと読めて、
読後感も悪くなく、押し付けがましく訴えかける感じではなく、
物語の中でいろんなテーマをパッケージして、
優しくコミカルに展開し、とても後味のいい作品だった。

いろんなテーマが織り込まれているので、
何もこれだけ、ということではないけれど、
私が印象深かったのは、
「原因の原因の原因」というテーマだ。

何かが起きた裏には原因がある。
でもその原因が起きたことにも原因があり、
そのまた原因にもその原因がある。

いつまでどこまでさかぼればいいんかい!
という話なんだけど、
でも人々のいろんな営みが、
相互に影響しあって社会を形作っていて、
1つの出来事は上っ面で見れば、
1つの結果に過ぎないのかもしれないけれど、
でもそこに至る原因や要素が様々あって、
それをいろいろ探っていくと、
不幸な出来事が幸せな出来事に見えるかもしれない。

そういうポジティブに生きるために、
原因の原因をつなぎあわせて、
ハッピーエンドな結果にする、
“物語”を作ることが人には必要なんじゃないか。
そんな思いも感じさせた。

前半はややとまどうかもしれないが、
あまり深く考えず、
というか伊坂作品なんてこんなものだと思いながら、
読み進めていくと、この物語の輪郭が浮かび上がってきて、
それがどんどん相互に関連しあってきて、
1つの収束していく気持ちのいい読後感を、
私は味わえたと思います。
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175
No.147
(4pt)

とても後味のいい作品

書評では賛否両論、かなりの伊坂ファンの方もが、
途中でやめたとか、この作品だけは読めないとか、
そんなレビューもあったけど、
すんなりさらっと読めて、
読後感も悪くなく、押し付けがましく訴えかける感じではなく、
物語の中でいろんなテーマをパッケージして、
優しくコミカルに展開し、とても後味のいい作品だった。

いろんなテーマが織り込まれているので、
何もこれだけ、ということではないけれど、
私が印象深かったのは、
「原因の原因の原因」というテーマだ。

何かが起きた裏には原因がある。
でもその原因が起きたことにも原因があり、
そのまた原因にもその原因がある。

いつまでどこまでさかぼればいいんかい!
という話なんだけど、
でも人々のいろんな営みが、
相互に影響しあって社会を形作っていて、
1つの出来事は上っ面で見れば、
1つの結果に過ぎないのかもしれないけれど、
でもそこに至る原因や要素が様々あって、
それをいろいろ探っていくと、
不幸な出来事が幸せな出来事に見えるかもしれない。

そういうポジティブに生きるために、
原因の原因をつなぎあわせて、
ハッピーエンドな結果にする、
“物語”を作ることが人には必要なんじゃないか。
そんな思いも感じさせた。

前半はややとまどうかもしれないが、
あまり深く考えず、
というか伊坂作品なんてこんなものだと思いながら、
読み進めていくと、この物語の輪郭が浮かび上がってきて、
それがどんどん相互に関連しあってきて、
1つの収束していく気持ちのいい読後感を、
私は味わえたと思います。
SOSの猿 Amazon書評・レビュー: SOSの猿より
4120040801
No.146
(2pt)

初めて途中でやめた本

伊坂氏の作品は全て好きです
飄々と独特のユーモアを交えて綴られるエッセイまでも全て好きで拝読しています

それが本作は無理でした
読むにあたってのスケジューリングが万全で無かったせいもあるでしょうか
途中で読むのをやめてしまいました

面白くないわけではありません
ただいつものワクワク感がありません
ワクワクドキドキハラハラする独特のスピード感が見当たらないのです

真の作家とはオーディエンスの事を気にせずに自分のやりたい事を追及するものだと思います
作者もその領域なのでしょうか
SOSの猿 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: SOSの猿 (中公文庫)より
4122057175