奇面館の殺人
評判
奇面館の殺人の評価:
3.74/5点 レビュー 94件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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奇面館の殺人の評価:
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久々の「館」シリーズ。しかも、吹雪で孤立する奇妙な洋館。著者のミステリのファンであれば、読まずにはいられない。伏線なども巧妙で、謎解きの段階で、「そういえば」と思うことも多かった。
ただ、ある程度ミステリを読みなれた人には、途中で犯人は分かるだろうし、「指」にかかわる謎の正解も難しいものではない。また、終盤で明かされる物語全体のカギとなる「謎」に関しては、この設定では、疑問が残る。条件を少し変えると、問題はなくなるものの、正解に辿りつける人が多くなる可能性があり、微妙だとは思うけど、そこまで斟酌しても、ちょっと無理かなという感じは否めない。
それでも、それが物語全体を楽しむことを阻害するわけではないだろう。
折紙の「7本指の悪魔」の使い方など、色々と遊び心もつまっている。また、紅一点の新月瞳子が、なかなか面白い。スピンオフにするか、それともこのシリーズに再登場するか、どちらでもよいが、再会を期待したい。