(短編集)

廃墟に乞う

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評判

廃墟に乞うの評価:

3.61/5点 レビュー 61件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全122件 101〜120 6/7ページ
No.22
(2pt)

直木賞には疑問を感じました。

連作短編集でそれぞれに味わいもあり、安定した実力は感じます。
ただ、それぞれの登場人物の掘り下げも浅く、全体に物足りない感想です。
ミステリーとして読むには、プロットに目新しさもありませんので、お勧めしません。
純粋に休職中の刑事仙道がかかわった事件の人間模様を描いた作品として読むと
楽しめると思います。
著者の人物描写がきっちりしている作品が好きで何冊か読んだだけですが、
直木賞なら佐々木譲氏別の作品でも良かったのでは?という気がしました。

直木賞作品の選定基準がわかりませんが、賞に期待して手にとる方も多いと思いますので
あえて少々辛口に☆2つです。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.21
(2pt)

直木賞には疑問を感じました。

連作短編集でそれぞれに味わいもあり、安定した実力は感じます。
ただ、それぞれの登場人物の掘り下げも浅く、全体に物足りない感想です。
ミステリーとして読むには、プロットに目新しさもありませんので、お勧めしません。
純粋に休職中の刑事仙道がかかわった事件の人間模様を描いた作品として読むと
楽しめると思います。
著者の人物描写がきっちりしている作品が好きで何冊か読んだだけですが、
直木賞なら佐々木譲氏別の作品でも良かったのでは?という気がしました。

直木賞作品の選定基準がわかりませんが、賞に期待して手にとる方も多いと思いますので
あえて少々辛口に☆2つです。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.20
(3pt)

直木賞

佐々木は、昔冒険小説がうまかったが、近頃の警察を題材にした小説もなかなか。ただ、短編よりもやはり長編のほうがいい。もっと前に直木賞を取ってもおかしくはなかった。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.19
(3pt)

直木賞

佐々木は、昔冒険小説がうまかったが、近頃の警察を題材にした小説もなかなか。ただ、短編よりもやはり長編のほうがいい。もっと前に直木賞を取ってもおかしくはなかった。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.18
(3pt)

じっくり読むにはいいのですが・・・

全般的に暗い話が多いです。行方不明の娘を捜す、殺人の容疑をかけられた身内を救ってほしい、数年前の事件と同じ容疑者の事件ではないか・・・。休職中の刑事に頼むのは無理では?と思えるような事件が次々と起こりますが、主人公の仙道は淡々とこなしていく印象です。直木賞受賞作ですが、恐らく賞の主催者である文藝春秋だからこその受賞との感も否めません。警官の血の方が受賞作に相応しいと勝手に思ってしまいますが、受賞作品はやはり短編で落ち着いた作品が好まれるのでしょうか?
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.17
(3pt)

じっくり読むにはいいのですが・・・

全般的に暗い話が多いです。行方不明の娘を捜す、殺人の容疑をかけられた身内を救ってほしい、数年前の事件と同じ容疑者の事件ではないか・・・。休職中の刑事に頼むのは無理では?と思えるような事件が次々と起こりますが、主人公の仙道は淡々とこなしていく印象です。直木賞受賞作ですが、恐らく賞の主催者である文藝春秋だからこその受賞との感も否めません。警官の血の方が受賞作に相応しいと勝手に思ってしまいますが、受賞作品はやはり短編で落ち着いた作品が好まれるのでしょうか?
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.16
(5pt)

連続TVとしてドラマ化してもいい。

六つの連作短編収録。表題作はH22直木賞受賞作。
今年度の直木賞選考委員の五木寛之氏が、
佐々木譲氏に対して、三十年という作家生活に
敬意を表してとおっしゃっていました。
確かに納得です。

警察小説の連作短編集ですがどの作品も粒よりで
こなれている、という感じがします。

『廃墟に乞う』は廃墟に設定した場所がいい。
読者として容易にイメージしやすい所。
出所したばかりの男がなぜまた類似犯罪を犯すのか?
その犯罪動機も頷けます。

六つの短編をテレビドラマのシリーズとして
ドラマ化しても面白いかもしれません。




廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.15
(5pt)

連続TVとしてドラマ化してもいい。

六つの連作短編収録。表題作はH22直木賞受賞作。
今年度の直木賞選考委員の五木寛之氏が、
佐々木譲氏に対して、三十年という作家生活に
敬意を表してとおっしゃっていました。
確かに納得です。

警察小説の連作短編集ですがどの作品も粒よりで
こなれている、という感じがします。

『廃墟に乞う』は廃墟に設定した場所がいい。
読者として容易にイメージしやすい所。
出所したばかりの男がなぜまた類似犯罪を犯すのか?
その犯罪動機も頷けます。

六つの短編をテレビドラマのシリーズとして
ドラマ化しても面白いかもしれません。




廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.14
(4pt)

ドラマみたいな小説

この小説を読んでいると情景がありありと浮かんでくる。まるでドラマを観ているような気分に浸ることができた。仙道とその周りを取り囲む人々とのやりとりは心理的描写も含めて素晴らしい。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.13
(4pt)

ドラマみたいな小説

この小説を読んでいると情景がありありと浮かんでくる。まるでドラマを観ているような気分に浸ることができた。仙道とその周りを取り囲む人々とのやりとりは心理的描写も含めて素晴らしい。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.12
(3pt)

渋い短編集

非常に渋い連作短編小説でした。

道警の敏腕刑事だった仙道は、ある事件で深い心の傷を負ってしまう。PTSDを癒すため、休職中の仙道のもとに、さまざまな事件が持ち込まれる。

休職中の刑事という設定が、仙道の行動に大きく制約を課しているのですが、このあたりがまた、読みどころとなっているのです。情報を得ようと現地の警察署へ足を運ぶのですが、そこで興味津々に病気のことを聞かれたり、同情をこめた目でみられたり。当然のことながら「休職中の部外者が、なんで首を突っ込んでくるんだ」とあからさまに不快感をしめされることもあります。

相談を持ち込む人たちは、皆、警察の捜査に疑問を持ったり、おざなりな対応に不満をもったりしています。組織の力で解決できなかった事件を、仙道が快刀乱麻のごとく解決できるはずもないのですが、このあたりも、うまくバランスをとっています。さりげなく仙道の言葉をきっかけに事件が方向を変えていく、ヒントが解決の端緒となる、など、佐々木小説のリアリティを保って書かれているところは、感心します。
しかし、私にはちょっと渋すぎました。どうも、こういうトレンチコートに哀愁の後姿が似合う作品は苦手意識が強くて。
またミステリを期待して読んだことも肩すかしでした。刑事が主人公の普通の小説としてお読みください。そうすれば表題作などは、なかなかの感動の秀作です。(いつになったら真犯人がでてくるんだろうと、トンチンカンなことを考えて最後にガックリしたのは秘密です)

また全体に暗いトーンでしたね。事件も暗いし、終わり方も暗い。最後に仙道自身が立ち直り始めた兆しが見え、そこは救いになりました。

廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.11
(3pt)

渋い短編集

非常に渋い連作短編小説でした。

道警の敏腕刑事だった仙道は、ある事件で深い心の傷を負ってしまう。PTSDを癒すため、休職中の仙道のもとに、さまざまな事件が持ち込まれる。

休職中の刑事という設定が、仙道の行動に大きく制約を課しているのですが、このあたりがまた、読みどころとなっているのです。情報を得ようと現地の警察署へ足を運ぶのですが、そこで興味津々に病気のことを聞かれたり、同情をこめた目でみられたり。当然のことながら「休職中の部外者が、なんで首を突っ込んでくるんだ」とあからさまに不快感をしめされることもあります。

相談を持ち込む人たちは、皆、警察の捜査に疑問を持ったり、おざなりな対応に不満をもったりしています。組織の力で解決できなかった事件を、仙道が快刀乱麻のごとく解決できるはずもないのですが、このあたりも、うまくバランスをとっています。さりげなく仙道の言葉をきっかけに事件が方向を変えていく、ヒントが解決の端緒となる、など、佐々木小説のリアリティを保って書かれているところは、感心します。
しかし、私にはちょっと渋すぎました。どうも、こういうトレンチコートに哀愁の後姿が似合う作品は苦手意識が強くて。
またミステリを期待して読んだことも肩すかしでした。刑事が主人公の普通の小説としてお読みください。そうすれば表題作などは、なかなかの感動の秀作です。(いつになったら真犯人がでてくるんだろうと、トンチンカンなことを考えて最後にガックリしたのは秘密です)

また全体に暗いトーンでしたね。事件も暗いし、終わり方も暗い。最後に仙道自身が立ち直り始めた兆しが見え、そこは救いになりました。

廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.10
(3pt)

味わいのある作品

ラブホテルで40代の女性が殺害された。ある事件で心に傷を負い休職中の仙道は、
13年前に担当した娼婦殺害事件に手口が似ていることに気づく。「そのときの被疑者
古川幸男は出所しているのか?」仙道は、古川の故郷を訪ねることにしたのだが・・・。
表題作を含む6編を収録。直木賞受賞作品。

主人公は、休職中の警察官。事件に対し何の権限もないまま、依頼人の懇願により、
真相究明に乗り出す。限られた時間、限られた事柄から、彼は事件の裏に隠された真実に
迫っていく。そして、その真実にからみついたさまざまな人間たちの愛憎や悲哀も知ることに
なる・・・。どの話も読み手の心に深く入り込んでくる。特に印象深かったのは、表題作の
「廃墟に乞う」だ。登場人物たちの胸の中に抱えるもの、何気ないしぐさの中に隠された
心の闇などを、作者はていねいに、そして深く描いている。派手さや強いインパクトはないが、
いぶし銀のような渋い魅力を持つ、味わいのある作品だと思う。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.9
(3pt)

味わいのある作品

ラブホテルで40代の女性が殺害された。ある事件で心に傷を負い休職中の仙道は、
13年前に担当した娼婦殺害事件に手口が似ていることに気づく。「そのときの被疑者
古川幸男は出所しているのか?」仙道は、古川の故郷を訪ねることにしたのだが・・・。
表題作を含む6編を収録。直木賞受賞作品。

主人公は、休職中の警察官。事件に対し何の権限もないまま、依頼人の懇願により、
真相究明に乗り出す。限られた時間、限られた事柄から、彼は事件の裏に隠された真実に
迫っていく。そして、その真実にからみついたさまざまな人間たちの愛憎や悲哀も知ることに
なる・・・。どの話も読み手の心に深く入り込んでくる。特に印象深かったのは、表題作の
「廃墟に乞う」だ。登場人物たちの胸の中に抱えるもの、何気ないしぐさの中に隠された
心の闇などを、作者はていねいに、そして深く描いている。派手さや強いインパクトはないが、
いぶし銀のような渋い魅力を持つ、味わいのある作品だと思う。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.8
(5pt)

直木賞に恥じない作品です。

最近、よい本に行き当たらず欲求不満であったが、一気に読めました。
皆さんに、お勧めします。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.7
(5pt)

直木賞に恥じない作品です。

最近、よい本に行き当たらず欲求不満であったが、一気に読めました。
皆さんに、お勧めします。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.6
(5pt)

「私立探偵」による推理小説

北海道警の心の痛手を癒すために休職中の刑事仙道孝司を主人公にした連作短編集です。

著者は、日本でも「私立探偵」を主人公にした推理小説が出来ないかを試した作品であると語っています。
その点については、ある意味では成功しているし、ある意味ではやはり無理があると言うことでしょう。

主人公を休職中の刑事とした設定は成功しています。
刑事の視点を持ちながら、警察手帳を見せられないと言う制約の中、警察とは別のアプローチをすると言うことで、今までの「警察小説」にない新たな感触を持ちました。
しかも、精神的な病気療養中と言うこともあってか、非常に人間を見る眼が優しく、愛情に溢れた感じを受けます。
そのお陰で、非常に読者に訴えかけるものの多い作品になっているような気がします。

一方で、休職中とは言え、やはり警察組織の情報を入手せざるを得ないと言う意味では、完全な「私立探偵」足り得ないところが残念でした。
こうしたことは、先に、斎藤栄も試みていますが、そちらも警察OBと言うことでの情報入手を前提にしています。
そうした「情報」面での壁が破れない限り、日本での「私立探偵」による推理小説と言うのは、なかなか難しいのかも知れません。

いずれにしても、小説としては十分に堪能できる作品集でした。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.5
(5pt)

「私立探偵」による推理小説

北海道警の心の痛手を癒すために休職中の刑事仙道孝司を主人公にした連作短編集です。

著者は、日本でも「私立探偵」を主人公にした推理小説が出来ないかを試した作品であると語っています。
その点については、ある意味では成功しているし、ある意味ではやはり無理があると言うことでしょう。

主人公を休職中の刑事とした設定は成功しています。
刑事の視点を持ちながら、警察手帳を見せられないと言う制約の中、警察とは別のアプローチをすると言うことで、今までの「警察小説」にない新たな感触を持ちました。
しかも、精神的な病気療養中と言うこともあってか、非常に人間を見る眼が優しく、愛情に溢れた感じを受けます。
そのお陰で、非常に読者に訴えかけるものの多い作品になっているような気がします。

一方で、休職中とは言え、やはり警察組織の情報を入手せざるを得ないと言う意味では、完全な「私立探偵」足り得ないところが残念でした。
こうしたことは、先に、斎藤栄も試みていますが、そちらも警察OBと言うことでの情報入手を前提にしています。
そうした「情報」面での壁が破れない限り、日本での「私立探偵」による推理小説と言うのは、なかなか難しいのかも知れません。

いずれにしても、小説としては十分に堪能できる作品集でした。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307
No.4
(5pt)

満足できる出来でした。

佐々木譲は長編小説も当然旨いが、本書のような短編連作警察小説を書いてもそれ以上に評価できる作家と思う。ここ数年国内ミステリー市場でも警察小説が脚光を浴びいるが、その分野では今最も油が乗った良作を書いてくれる人と思う。今野敏、黒川博行もいいが作品の安定度は彼が一番と感じる。本作は、休職中の北海道警察本部捜査一課 仙道孝司を主人公とした
作品で、各事件における犯人、容疑者の犯罪動機、心の葛藤等を冷徹な視点で描ききっている。何時ものごとく、文章に余分な味付けは無く、硬質で短めの文体、但し表現豊かな描写が
とても新鮮に感じる。まさにプロの仕事といって良い。短編6作の中でも作品のタイトルにもなった「廃墟に乞う」は秀作。終盤での仙道、犯人のギリギリの心情、よもやの結末が印象に残る。
廃墟に乞う (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞う (文春文庫)より
4167796031
No.3
(5pt)

満足できる出来でした。

佐々木譲は長編小説も当然旨いが、本書のような短編連作警察小説を書いてもそれ以上に評価できる作家と思う。ここ数年国内ミステリー市場でも警察小説が脚光を浴びいるが、その分野では今最も油が乗った良作を書いてくれる人と思う。今野敏、黒川博行もいいが作品の安定度は彼が一番と感じる。本作は、休職中の北海道警察本部捜査一課 仙道孝司を主人公とした
作品で、各事件における犯人、容疑者の犯罪動機、心の葛藤等を冷徹な視点で描ききっている。何時ものごとく、文章に余分な味付けは無く、硬質で短めの文体、但し表現豊かな描写が
とても新鮮に感じる。まさにプロの仕事といって良い。短編6作の中でも作品のタイトルにもなった「廃墟に乞う」は秀作。終盤での仙道、犯人のギリギリの心情、よもやの結末が印象に残る。
廃墟に乞う Amazon書評・レビュー: 廃墟に乞うより
4163283307