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恋物語
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恋物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全114件 101~114 6/6ページ
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一頁目から早速騙されました。恋物語では詐欺師の貝木が語り部です。 読んでいて彼に対するイメージがかなり変わりました。この冬アニメ偽物語が放送予定されていますがその前に貝木泥舟というキャラクターの掘り下げは必要であったのかもしれません。 囮物語での絶望的な状況も何とか一段落したとは思いきやまた一波乱。ファイナルシーズンの展開に期待しましょう。 | ||||
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長文のうえネタバレあります、ご容赦ください・・・ 羽川翼と千石撫子を「コインの裏表的キャラクター」として対比させるという発想は、いつ頃から作者の中にあったのでしょうか? 少なくとも、千石が暦の気を引こうといったんは前髪を上げた(=他者と関わろうという意思を抱いた)『偽物語』の時点では、 彼女は徐々に周囲に心を開いていく設定だったのかも知れません。 ところが、羽川の心の闇に踏み込んだ『猫物語 黒/白』が書かれることによって、羽川と似た闇(強い自己完結性、自分の境遇への極端な消極的態度)を抱え、 かつその闇が怪異によって具現化していく過程で羽川とは正反対の経緯をたどる存在として、千石は大幅なキャラ変更の要請を受けたのではないか? というのが『囮物語』を読んだ時点での自分の感想でした。 今回の『恋物語』で、羽川との対比はさらに極端になっています。 つまり、あのおバカさ・・・ 「そりゃあ少しは前フリもあったけどさ、ここまでひどかったっけ?」 というぐらいのバカで無邪気な言動に、笑ってしまったりゾッとしたり。素晴らしい「逆羽川」っぷりを見せてくれました。 その「コインの裏表」羽川も必然的に登場。貝木の「俺があいつを騙したあと、あいつを助けてやれ」 という発言を受けて、 「卒業したらすぐに放浪生活するつもりだったけれど、なかなか思い通りにはいかないかなあ・・・」 と千石を気にかけているような発言をします。 しかし、羽川とは反対に「人間関係の構築」に失敗した(というか元から興味がない)千石はもう滅びるしかないんじゃないかと、 悲劇的な展開を覚悟しつつかなり怯えながらページをめくっていったのですが・・・ こちらの予想の裏を見事にかかれ、まさかの人間界復帰! 「他者」に興味のない彼女を人間に引き戻すのは「好きな事(漫画)」への気持ち。 これにはかなり感動してしまいました。 人間界に戻っても他の皆と同じく前途は多難っぽいですが、「それでも良かったなぁ」と祝福したくなるじんわりとした読後感でした。 (今回がんばった貝木は最後の最後であんなことになっちゃったけど、まあ死んだ訳ではないし・・・ ところでひとつ気になるのは、あの半不死身の暦と忍が「交通事故で死んだ」って嘘はどうなのかなー、というところですが) 千石が、こっそり漫画を描いていた。この新事実で、かねてから抱いていた 「最近の千石には『俺妹』黒猫のキャラが反転して移植されているのではなかろうか?(CVつながりの遊びで)」 という勝手な妄想にちょっと信憑性が出たような気になってみたり。 漫画の設定資料集が超分厚いというのも黒猫っぽくて、 でも内容が黒猫の厨二病的作風とは真逆の「とろけるようなご都合主義ラブコメ」という(笑) 黒猫が桐乃たちと出会えたように、これから千石は「好きな事」を通して新たな人間関係を作っていくことが出来るのでしょうか? 余談ですが、アニメ版『化物語』千石編DVDに収録されていた、忍野メメ&千石タッグのコメンタリーへのメタ的言及 (羽川「忍野さんも、あの子のことは随分気にかけていたようなんですけど・・・」や、「撫子だよ!」) も楽しかったです。 | ||||
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囮物語の絶望的な情況をどのように解決するのかとハラハラしていましたが案外あっさりとケリがついてしまいました。 そこら辺はちょっと肩透かし。忍さん人間に戻す方法はないと断言してたような(笑) そして斧乃木ちゃんがどんどん可愛くなっている反面ひたぎは逆に妙に普通というか女らしすぎるというかキャラクターが薄くなってしまっているような気がします。 いい加減暦との掛け合いが恋しいです。 しかし内容の完成度は高く面白かったです。ファイナルシーズンに続くそうなので期待を込めて星5つ。 | ||||
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表紙のガハラさんだけで個人的にはもう星4つです!! 今回語り手が主人公ではありませので、ほとんど脱線は無かったです(変な話です(笑) でも一番大事な局面で、ある意味脱線したような気もします。 駅のホームで騒いでいる人達を別のホームから客観すると、当事者じゃないから見える事がある そんな感じでしょうか? 予想とは違いましたが恋物語だし、ちゃんと第恋話「ひたぎエンド」にもなっていたと思います。 主人公に感情移入してる男心には所々少しだけ、もやっとしたものがありました(笑 読んでる最中の萌え、ニヤニヤ、高揚感はいつもより少なかったです。 相変わらずのご都合展開?、深く作り込んでいるようで要らない所は 空っぽじゃないのか?な感じや、残りページを見て「おいまさかいつもの…」な所は 毎度おなじみでしたがそれでも面白かったです。 私はキャラや価値観が沢山登場している様で、結局は落ちやテーマに沿って 段取りをこなして行くだけ、一人の人間、作者の脳内対話なだけの作品が 価値観が合わなかった時にどうにも出来ないので嫌いです。 (物語はそんなもので、だからこその作品なのかもしれませんが) このお話は今まで読んだこの作者の本の中で一番しっくりきたかもしれません。 それぞれのキャラが居てそれぞれに思って動いてこの話はこの時はこう落ちた。 最後にはちゃんと納得できました。 主観なんでやっぱりたまたま肌に合ってただけかも知れません 次巻も楽しみです。 | ||||
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語り部は詐欺師の貝木。最初はこれはどうなんだろうと思いましたが読み進めていくうちにキャラクターの面白さにニヤニヤしてしまいました。 彼のイメージがかなり変わる一冊です。 あと三冊刊行が予定されていますがまだ語られていない学習塾炎上事件についてやってくれるのでしょうか。期待しています。 | ||||
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ここ最近、西尾維新にハマってハマってハマってしまって、しょうがない。 戯言シリーズも世界シリーズも全部読破しちゃうし、買っちゃうし、お金ないし……。 そんなことしてたら、物語シリーズ《ラスト》じゃん!買わなきゃ!! つって、買ったらラストじゃないじゃん!! エンド書いとるのに、エンドやないやんけ!! ひたぎ書いとるのに、主役おっさんやんけ!! なんて野暮なツッコミをいれつつ、大変面白く読ませてもらいました。 皆さんが書いているように、まぁ西尾先生お得意の《嘘つき》の物語。 (最近じゃあ、『めだかボックス』の球磨川がかなり最高なキャラクターですよね!) ホント、こういうキャラクターを書かせたら巧いのなんのって。 まぁ、こういうキャラクターだからいつ「まぁ、ここまで書いてきたことは全部嘘だった」ってひっくり返されるかなぁなんて身構えてもしまいましたが、(実際、『きみとぼくが壊した世界』ってそういうかんじだったし)そこもまた、西尾作品の醍醐味って奴ですね! 貝木のキャラクターが最高なのは読んでもらえれば判ると思うのですが(このツンデレっぷりはたまりません)今回、実はひたぎちゃんが、かなり可愛い!!(あ、関係ないけど、貝木って、怪奇にかかってる?さっすが、西尾先生!!なんて、思ってしまいました) 個人的には、ひたぎちゃんって、どうなの? そんなに可愛くなくね??(暴力的だしね。。。) なんて、思っていたりもしたのですが、今作のひたぎちゃんは、すこぶる可愛い。 なんででしょう、と思っていたら、成程成程な展開。 具体的には、《戦場ヶ原は「くす」と笑った。》のところで、『クビビツリハイスクール』の萩原子荻の《『……………あは』》を思い出しました。(いわゆる、デレおったー!!というやつ) あと最近、『めだかボックス』を読んでいても思うのですが、西尾先生、泣かせるのうまいなーという。 トリッキーでメタで天邪鬼的な作品の中で、キャラクターが本当に当たり前のことを熱く語ったりするシーンがあると、思わず、そこに胸を打つ感動が生まれてしまう。 本作では、ラストの貝木の説教。 ひねくれ者で嘘つきで拝金主義者の貝木(実際はただのツンデレ)が、嘘いつわりのない自分の本当の気持ちを伝えるシーンで思わずぐっときてしまうのです。 『めだかボックス』の球磨川が括弧をつけずに「あいつらに勝ちたい」と堂々と正直に宣言したシーンのように。 「別に幸せになることが、人間の生きる目的じゃあないからな。幸せになれなくとも、なりたいもんになれりゃいいんだし」 みんなを幸せにしてあげたい阿良々木に貝木の最後の台詞はどう響くのだろうか。 (貝木と阿良々木は対比というよりかは、完全に似た者同士という風に読めますよね。忍野とは違って) なにはともあれ、今後の展開も見逃せないのであります。 | ||||
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ええ、もちろん語り部の事です。 当然、戦場ヶ原ひたぎかと思ってページを開いたら・・・貝木泥舟なんだもの。 そもそも貝木泥舟には悪印象しかなく、読み進める事に不安を覚えました。 でも読み始めたら途中で止められず、一気に最後まで読んでしまいました。これは面白い! 囮物語ではすっかり撫子が嫌いになった私ですが、こちらを読んだらまた印象が変わり、同情し、馬鹿っぽさに悶え、やっぱり可愛いよ撫子!!と回復しました(笑) 一番の驚きは貝木泥舟でしたが。こんなにも好印象な人になってしまうなんて、本当に裏切られた!ま、詐欺師には変わりないですけどね。 恋物語で最終巻との事でしたが、予想通りと言うか予定通り?ファイナルシーズンへ持ち越しです。 来春から始まる「偽物語」のアニメ放映と映画「傷物語」もありますし、2012年も楽しませてくれそうです。 | ||||
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騙された。完全に騙された‥ 最期の終わり方に困惑しつつもあとがきを読んで‥ えっ?マジで?えぇ!?〜とまぁそんな感じで西尾維新にはいつもやられっぱなしです。 しかし西尾さん。こんな過酷スケジュールで休みあるのかな? | ||||
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語り部は貝木さんです。 あまりこの人に対しては良いイメージを持っていなかったのですがここまで人の印象ってひっくり返るものなんだと驚きました。 ひたぎクラブの顛末がより一層味わい深いものになる一冊です。 | ||||
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物語シリーズで語り部が大人のキャラクターになったのは 今回が初でしたがとても良かったです。 撫子に最後、説教じみた事をいっていますが 貝木自身に、そして読者に訴えかけようとした のが伝わり最後はとても心に染みました。 偽者・悪役という立場で正義の行いを行った結果 ラストには自分で過去に行っていた行為の報いが 人為的ではあれ返ってきた所で終わるのは この作者独特の終わりで何ともいえませんでしたが(笑) 扇の思惑・正体、メメの消息の行方ファイナルシーズンに向けて 物語が終わりを迎える過程が見えてきてとても満足しています。 | ||||
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この語り部は意外通り越して驚天動地の世界でしょ いくらなんでもここまで期待を裏切られる(いい意味で)とは思わなんだ……… やってくれたな、西尾維新 かなり好きなキャラだったのでこの語り部はかなり嬉しいがオチであれはないでしょう やってくれすぎだよ西尾維新 残った謎(伏線)は次シーズンに持ち越しされたか やっぱりなぁ | ||||
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語り部は貝木 物語シリーズでは初の大人が語り部を勤めています 流石に終盤の盛り上がりは素晴らしいです 個人的にがっかりだったのはひたぎが暦に惚れたのは貝木と似ていたからと思われる点 それでも一途に暦のことを想っているのは本当なんですが 暦も忍との関係を彼女に納得させているのでバランスは取れているのかな? ファイナルシーズンに続くということで期待を込めて星五つ | ||||
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毎回想像していた話をことごとく裏切ってくれる・・・だがそれがいい! | ||||
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物語冒頭からいきなりやられた。ある意味詐欺だわ。さすが西尾維新。 まあ、ある意味内容に合ってるとも言えるけど。 物語シリーズのセカンドシリーズはこれで終了。正式な発売日は載ってないが、ファイナルシーズン、憑物語<よつぎドール>、終物語<おうぎダーク>、続・終物語<こよみブック>が発売するらしい 猫物語での阿良々木やエピソードが何していたかはこの三作で明かされると思われる。扇の伏線が明かされるのも先である 最後が衝撃的だが花物語である意味ネタバレでは・・・ ひたぎが活躍する分、暦が・・・ まあどちらにしてもファイナルシーズンが楽しみのことには変わりない 面白かったがファイナルシーズンへの期待も込めて星4つで | ||||
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