■スポンサードリンク
恋物語
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
恋物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.99pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 21~22 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
語り手が貝木というのは予想外であったし、その語りはなんとも小気味よく、楽しめた。 しかし読み終えると、ともすれば結末があっさりしすぎているような、そんな読後感だった。 一方で本当にこの物語が貝木の嘘偽りだった、というのはさすがに勘弁してほしいが。 前二作が衝撃的展開すぎたのだろうか…。 残すところ三作となる(らしいが本当に終わるのかも疑問)。 しばらくはセカンドシーズンで伏線を振り撒き続けた新キャラに読者が振り回される展開が続きそうだ。 すべての謎を解き明かしてくれるような、そんなファイナルシーズンに期待する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず暦×ひたぎの恋話しを期待して読むと 肩透かしを喰らいます。 (むしろ貝木×ひたぎの恋話しのような印象を受けます。) そして暦はほとんど登場せず、見せ所も一切なく、 むしろ空回りしている感じです。 恒例の掛け合いパートも本書では 一切なく、物語シリーズで初めて 個人的に全く笑い所のない巻でした。 (だからといって駄作だという事は全くありませんが。) 語り部が貝木という事もあり、 また、出だしで貝木自身が、及び後書きで作者が 言っている通り、全てが嘘で塗り固められた話し では無いのかと戸惑いながら読み進めて行くのは かなりしんどかったです。 戯言シリーズではこんな事は無かったのですが。。。 これが最終巻だと思い、冒頭のような事を 期待して読み始め、期待を(悪い意味で)裏切られたような 心象のまま読み進めたのが一つの原因としてあったのかも しれません。 ですので、これから私と同じような期待をして 本書を購入される予定の方は、本書はあくまで 『セカンドシーズン』の最終巻で続編ありき、 という前情報を知った上で読めば、純粋に本書を 楽しめるのかなと思いました。 とは言っても完全にカタの付いたと思っていた 貝木×ひたぎの関係が、ひたぎの中でまだくすぶってる? と思わせられるような内容だったのは個人的にがっかりでした。 本書の中でひたぎ自身が『貝木に恋していた』事を否定しては いるのですが、本書のほとんどが『嘘』である事を前提で 読んでいるので、何ともすっきりしない、不完全燃焼な感じです。 あくまで本書の語りは『詐欺師』の貝木であり、 本書のほとんどが貝木のでっちあげである可能性は否定できず 本書で貝木を『良い人』と好感度を上げた人も多くいるようですが、 それこそが詐欺師の手口であり、読者はペテンに かけられただけ、という可能性も否定できないのです。 本書でどれだけ良く描写されようとも 詐欺で何の関係もない人間を多く不幸にしているのは事実であり、 私は素直に好感を持つ事は出来ませんでした。 まあ語り部が貝木以外であれば私も同じ様に好感を持っていたのかも しれませんが。。。 こんな穿った見方をするのも私事ではありますがリアルで 『良い人』に詐欺られた事があるからかもしれません。。(苦笑) 本書についての評価は、正直な所あまり高くは無いのですが、 ファイナルシーズンに続くという事でその期待を込めて ☆3つという事で。 はたして予告通りあと3作で終わるのか?(笑) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!