月桃夜

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評判

月桃夜の評価:

4.09/5点 レビュー 11件。 B ランク

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平均点4.09pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21〜22 2/2ページ
No.2
(5pt)

胸に迫る人間物語

独特の世界をもち、今後がすこぶる楽しみな新人作家が現れました。
神話と現実の間を巧みに行き来する、ファンタジーとしての出来映えに関心が奪われがちですが、実は人間の「孤独」をテーマとした、胸に迫る人間物語です。絶望的な運命から解き放される幻想を抱いては、踏みにじられるフィエクサの哀れに、涙せずにはいられません。
月桃夜 Amazon書評・レビュー: 月桃夜より
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No.1
(5pt)

期待を裏切らない大賞受賞作

日本ファンタジーノベル大賞の大賞受賞作である。
一気に読んだ。
この賞の受賞作は読むのに苦労する作品が結構ある。
良く言えば枠にとらわれることがない、悪く言えば一般受けしないマニアックな作品が多いからだ。
ごく普通の読書人にはちょっとハードルが高い。相当の読書家でないと作品の面白さがわからないことがある。
が、この作品は一気に読めた。
けれんのない、物語性の豊かな作品である。
舞台は200年前の奄美大島。そこに現代の奄美の海上を漂う少女と鷲の語りが交わる。
琉球は歴史の授業に出てきても、奄美については習ったことがない。
こんな過酷な歴史があったのだ。
その時代に生きた兄妹の愛。
理不尽な世の中を生きる人々の生。
人の弱さ、狡さ、悲しみを見事に描いている。

物語の最後で語られる言葉は、そこまで読み進んできた者の胸に深く刺さる。
「おまえも一粒の椎だ」
この本を手に取り、この言葉の意味をぜひ知って貰いたい。
この言葉を必要としている人が、現代にも多くいるはずだ。

読書の喜びを存分に味わわせてくれる物語だと思う。
月桃夜 Amazon書評・レビュー: 月桃夜より
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