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京都西陣 能舞台の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
京都西陣 能舞台の殺人: 名探偵・星井裕の事件簿 (小学館文庫)

京都西陣 能舞台の殺人の評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

映像になる事が前提の小説?

主人公である星井は雑誌カメラマンで、京都の能舞台を取材に来ています。
そのすぐ近くで殺人事件が起きて、元妻である美雪と会って、
情報提供しあったりなんかして解決していく、というお話です。
殺人の被害者は5歳の女の子で、ロリコン男が関わってたりしますので、
その手の事件に不快感を覚える人は読まない方が賢明です。

「〇〇の衣装を着て現れた」「〇〇の面をつけた誰それ」のように、そのナントカ装束や面についての
具体的な説明はほとんどないです。一応能に関する専門用語の説明は登場人物の言葉を借りて行われますが
「六条の御息所の衣装」がどんなものか知らない人間は想像しようがなく、小説の世界に入りづらいのが困りものです。
でもこれも映像化されるなら、と思っての文章なのでしょうか。

後これは旅情ミステリーであって本格推理物ではないとはわかってるのですが
星井くんが「とある質問をした」とか、警察にこれこれを調べるよう指示した、という描写がいつも出て来ます。
そしてそういう「カード」を読者には見せず、犯人を追いつめる段になってようやく「実はこういう監査結果が出てるのですよ」
とか言うわけです。え?ちょっとずるくない?とか思ってしまうことしきり・・・。
京都西陣 能舞台の殺人: 名探偵・星井裕の事件簿 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:京都西陣 能舞台の殺人: 名探偵・星井裕の事件簿 (小学館文庫)より
4094086501

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