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とんでもないパティシエ
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とんでもないパティシエの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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コージー・ミステリはミステリが甘くなりがちとはいえ、今回は甘過ぎです。 おいしそうを通り越して胸やけしそうなレシピと持ちよりパーティ場面がてんこ盛り。 読んでるだけで血管がドロドロに詰まりそう。塩せんべいとほうじ茶に逃げたくなります。 その超高カロリー食の中に犯罪や犯人に関する記述が埋もれてしまった感が強い。 それは登場人物に「事件の実感がない」と言わせた作者もわかっているようなのが救いですが… この共犯の出し方は違反でしょというか、プロ作家のレベルじゃないでしょ。 おなじみの人物たちの近況は生き生きと描かれていて、楽しいことは楽しいですけど。 それに、小さな政府礼賛的なティーパーティー感覚が気になりました。 南部の小さな町の人々は「北のやつら」や「キャリア組」が大嫌いという描写がかなり露骨。 悪いことをしないと成功できない、と言わんばかりの記述も多い。 でも全国ネット番組への出演や都会の画廊で作品が売れることは町中で誇る… だからバカにされるんだ、と指摘する魅力的な都会人が出てきたら見直します。ムリか。 | ||||
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