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ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
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ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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数ある本の中で「ドS」というキラーワードの入ったこのタイトルに惹かれて指を軽快に弾いた男は何人いるでしょうか? 読み終わった後その「ドS」に満足した男は何人いたでしょうか? 僕の感想を言わせてもらえば 「ドSなめんな(本質的に言えばドMなめんな)」です もういっそうのこと物語はおいときましょう(ごめんなさい)。ドSというのは綺麗な容姿で高飛車なことではありません(この物語では最後にツンデレになってる時点で高飛車ですら怪しい)。できれば綺麗な容姿の人が高飛車で圧倒的な暴力と圧力で全てのマウントをとる人のことです。内面的なところが多いのです。黒井マヤは主人公に自由を与えすぎました。ドSの風上にも置けません。 つまりこの作品は「ドS刑事~ドSの風上にも置けない殺人事件~」なのです。 | ||||
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ドS刑事こと黒井マヤのキャラを受け入れられるかどうかが評価の分かれ目な気がします。 私は無理です。推理するだけして刑事のくせに連続殺人を止めようもせず殺人を楽しんでいるかのように傍観者を決め込んでいるところに本当に腹が立ちます。 主人公のマヤの相棒は普通の正義感溢れる刑事ではあるけれどマヤのキャラ(自分の推理を事件解決に役立てる気がない)を受け入れてしまっている時点でダメです。 この話に出てくる人達は本当に空想上の人物といった感じで人間味が薄いです。 真相が気になったので全部読みはしましたが読んでいて気持ちの良いものではなかったので他のシリーズはもう読みません。 | ||||
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主人公の代官様とコンビになったマヤ巡査部長。 マヤさん、ドSというより猟奇趣味です。 死体が大好き。 正義の刑事ではなく、個人的な猟奇趣味を満たす刑事。 まぁ発想はいいのかな、とも思いましたが、 なんというか中途半端な気がします。 ダリオアルジェントとかでてきたけど、なんか浅い気がする。 その手のマニアが読んだら「なめんな」といいそうです。 推理する要素もあまり無いので、 キャラをもっと立てないと面白くないかな、と思いました。 ちなみにテレビドラマとはキャラがかなり違うので、 テレビから興味を持った方は注意。 多部ちゃんは超可愛いけど、この小説とはキャラが違う。 | ||||
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全体的にレビューの評価が高かったのと、今度ドラマ化されるということで手に取ってみました。 本格的(失礼)なミステリー小説を読まれている方には非常に物足りない、これでいいのか?という作りです。 伏線を張って、最後に回収する。 小説という手法を生かし、ミスリードする。 やりたいことはわかりますが、あまりにも拙い。 風が吹けば桶屋が儲かる的に、ひとつのことを要因として次のことが起きる、という設定の意図はわかるのですが、 ミステリーとして、最初から出てない人が後から重要な役どころで登場しすぎです。 後出しじゃんけんみたいなもんです。 設定そのものは悪くないので、物語の組み立てをもう少し工夫して欲しかったです。 そして、キャラに関しても(他の方も言ってますが)死体が見たいから捕まえない、みたいな書き方はいかがなものか。 本当はそんなことないけどキャラとしてそういう風に受け止められる、ちゃんと警察としての矜持をを持って仕事してる、 という補足が欲しかった。 趣味じゃなくて、ちゃんと捜査の一環として爪とか歯とか収集している、っていう話が欲しかったです。 人がばんばん死ぬといいよね、みたいなセリフ、犯人側が言うならまだしも、主人公ですからね、言ってるの。 これ、ドラマ化ではもちろんそういう設定にはしないんですよね? | ||||
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ライトノベルの延長版のような軽く読める文章。各章が短いので、手軽に休憩しながら読み進めることができます。 ミステリーとして楽しむことは期待しないほうがいいです。タイトルからわかる通りキャラクター性を重視しているのでしょうが、まずドSではありません。ヒロインに加虐趣味は全くと言っていいほどないです。口汚い高飛車キャラなのは間違いありませんが、ドSではありません。特殊な趣味を持つ少々不愉快な性格のキャラクターで、あまり魅力を感じませんでした。 相対的に主人公のキャラははっきりしません。各章はそれぞれの章タイトルの人物視点で進んでいきますが、主人公視点は32章あるにも関わらず、いまいちパッとしないキャラクターで感情移入はし辛いです。 登場人物は多いほうだと思いましたが、キャラクターの説明のウェイトが容姿の美醜ばかりに寄っているように思えます。 登場人物の多さに比例して事件が次々と起こり、トントン拍子に話が進んでいきます。やはりこのあたりも軽く読むことができ、早々と最終章まで読み進めることができました。 他の方のレビューであるように、動機をもつにいたる行動に若干無理矢理感がありますが、最初の章から満遍なく伏線が張ってあるので、リズム感を楽しみながら推理を楽しむこともできます。 しかしながら、タイトルに期待を寄せていた面が大きいので、星2つ。 | ||||
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焼死した被害者の匂いを嗅ぎ、笑みを押さえきれない。 苦痛にのたうち回って落としたであろう、被害者の爪と歯を、現場からクスね、コレクションする。 そんなヒロインを出されても、ドSというより不気味としか思えません… | ||||
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死亡フラグが立ちました!の程よい軽快感とプロットが気に入り、こちらを買いました。「謎解きはディナーの…」シリーズを意識した装丁に嫌な予感がしましたが…予感的中。前半は、無駄でしらけるボケとツッコミが目につきすぎて事件軽視な雰囲気。中盤から、無駄なギャグが一気に減り、事件追跡モードへ。私は中盤以降の、軽快ながらもミステリーにも手を抜かない(抜かないとはいえ、この作者のミステリーは基本的に突飛)文体の方が好きです。中盤以降は比較的満足しましたが、不満は2点。前半の、無駄なギャグの応酬。これはライトノベル以下!結果的に中盤以降と文体のバランスが違ってしまっています。2点目は、主人公の女刑事のキャラ設定。SならSらしく設定されればいいんですがね。これはSとは違いますよ。猟奇殺人愛好家はSとは違うし、やはり、死体を見たいから刑事なのに犯人をわざと捕まえない、ていうのは、いくらなんでも設定がタブー領域なのではないかと…。それを許している警察の環境にもかなり違和感が…。突き抜けるなら、「デクスター 警察官は殺人鬼」くらい行かないと、読者はすっきりしません。 文体、キャラ設定、どちらも中途半端に感じました。元々、軽快な文体と、ちょっと飛躍してるけどリアリティもそれなりに残したミステリーを作るこの作者が好きなので、残念です。2作目買うか迷います。 | ||||
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まず主役はSではなく毒舌な猟奇趣味者です、そして美人で推理力があります、それだけの主人公です。 某ガリレオ先生(ドラマ版)は犯人ではなく事件のトリックに興味がありますが、科学者としての正義と信念を持っているし、とある貧乳手品師と科学者は、マジシャンと科学者のプライドにかけて犯人を追い詰めます。 しかしこの黒井マヤは何の信念もなく死体が見たいからってだけで刑事になり、しかも死体見たさに犯人が分かっているのに放置です。 はっきり言って人として魅力が全く無い、Sだけどいいところもある銀〇の沖田総〇のようなキャラを期待してはいけません。 終盤の相棒の刑事と恋愛フラグも無理矢理感がありますね。普通なら相棒の刑事は全力でマヤから逃げるか、全力でマヤの刑事人生を潰そうとするはずです。 あの数々の悪事を目にして全く黒井さんはツンデレだなぁ〜で済ませてるなんて相棒の刑事も人格を疑います。 警察物の主人公は正義の味方であって欲しい方には、絶対にお勧めできない本です。 | ||||
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だらだらと長々書かれていたが、期待していたより内容が?いまいちになっていたので面白さに欠けてしまった。 | ||||
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『ドS刑事・風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』 作中ではバタフライ・エフェクトと紹介されています。蝶の羽ばたきが巡り巡って地球の裏側でハリケーンを引き起こす。 ご存知の方もおられることでしょう。発想飛びです。 『風が吹けば桶屋が儲かる』ツッコミ処満載の理論をフローチャートにしてみました。 風が吹く→砂が舞う→目に入る→失明する人がでる→三味線弾きになる→三味線が多く作られる→三味線の材料の猫の皮の需要が増える→猫が減る→相対的にネズミが増える→桶がかじられる→桶の需要が増える→桶屋が儲かる (理論完成当時は、失明すれば、マッサージ師か流しの三味線弾きだったようです) まあこのように因果を追って殺人事件が起きていく。そんなおちゃらけもので終われば良いものを…。 やたらと、見た目や社会的地位にこだわるところが鼻に付く。 ドSなキャラクターはブレブレ。 サブタイトルを…。 軽い作品なら軽く。 重いテーマに取り組むのなら重厚に。 どっちつかずになってしまった。 前々作『死亡フラグが立ちました!』は軽い作品で良かったのだが…。 阿呆な笑いを期待しただけに残念。次回に期待します。アニメの名台詞が出てくるので、アニメ好きの方なら楽しむポイントは増えます。では。 | ||||
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