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ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件
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ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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美しき女刑事、黒井マヤの推理を、彼女の部下である主人公が推理して事件の真相に迫る過程が面白かった。 なぜそんな面倒な展開になるのかは、女刑事の破滅した倫理観に因るものなので、王道の刑事モノが好きな方にはお勧めできないです。 実際にあるわけがない内容だと思いつつも、犯罪に駆り立てられてしまう人間の心はリアルに書き表されているように感じました。 | ||||
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気になる本ではあったが、購入してまで読みたいとは最初は思わなかった。 思わなかった俺は、馬鹿です。 こんな展開になるお話ってあるのだろうか?一体犯人はだえ?とついつい読んでしまう一冊です。 | ||||
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違和感、既視感がある。 違和感は殺人現場を見たいが故に犯罪を見逃す主人公の主役としての魅力が? 既視感は風が吹けば桶屋の例えの事件の連鎖が貫井氏の乱反射じゃん? | ||||
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死亡フラグが立ちました!の程よい軽快感とプロットが気に入り、こちらを買いました。「謎解きはディナーの…」シリーズを意識した装丁に嫌な予感がしましたが…予感的中。前半は、無駄でしらけるボケとツッコミが目につきすぎて事件軽視な雰囲気。中盤から、無駄なギャグが一気に減り、事件追跡モードへ。私は中盤以降の、軽快ながらもミステリーにも手を抜かない(抜かないとはいえ、この作者のミステリーは基本的に突飛)文体の方が好きです。中盤以降は比較的満足しましたが、不満は2点。前半の、無駄なギャグの応酬。これはライトノベル以下!結果的に中盤以降と文体のバランスが違ってしまっています。2点目は、主人公の女刑事のキャラ設定。SならSらしく設定されればいいんですがね。これはSとは違いますよ。猟奇殺人愛好家はSとは違うし、やはり、死体を見たいから刑事なのに犯人をわざと捕まえない、ていうのは、いくらなんでも設定がタブー領域なのではないかと…。それを許している警察の環境にもかなり違和感が…。突き抜けるなら、「デクスター 警察官は殺人鬼」くらい行かないと、読者はすっきりしません。 文体、キャラ設定、どちらも中途半端に感じました。元々、軽快な文体と、ちょっと飛躍してるけどリアリティもそれなりに残したミステリーを作るこの作者が好きなので、残念です。2作目買うか迷います。 | ||||
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初めてこちらの本を店頭で見かけたとき、「死体が見たいから刑事になったに決まってるでしょ!」と書いている帯を見て、どんなドSやら…と気になって購入しました。 ミステリー小説を読むのはドS刑事が初めてで、私のようなミステリー初心者にでも読めるだろうか…と心配だったのですが…思ったよりも読みやすく分かりやすくて、さらに個性溢れるキャラクター達のおかげで作品の世界にぐいぐい惹き込まれていきました! もともと活字が苦手な私が速いペースで読み進めることができたのは、七尾先生の書き方が巧いのでしょう…。 ストーリーとしては、ミステリーよりもキャラクターに重点を置いているような気がしました。なので他の方のレビューにもあるように、ミステリー小説としては物足りないと思う方がいるかと思いますが… 私としては、難しすぎるミステリーや既存の作品に似通ってしまうよりは、キャラクターで魅せる作品に魅力を感じます。そもそも似たような作品は世に溢れているわけで、そんな中で個性を出すとなると、どのように魅せていくかが重要だと思うのです。…何だか偉そうにすみません;; 確かに実際にこんな刑事がいたら嫌だし悲しいですが、フィクションならではのキャラクター性にぞっとするような気味悪さ(!?)を感じつつユーモアさも忘れてない、みたいな感じで私はとても楽しく読ませていただきました。 本格ミステリーじゃなくてもいい!という方におすすめかな…と思います。 ちなみにラストの代官山のセリフがお気に入りです^^ | ||||
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まず主役はSではなく毒舌な猟奇趣味者です、そして美人で推理力があります、それだけの主人公です。 某ガリレオ先生(ドラマ版)は犯人ではなく事件のトリックに興味がありますが、科学者としての正義と信念を持っているし、とある貧乳手品師と科学者は、マジシャンと科学者のプライドにかけて犯人を追い詰めます。 しかしこの黒井マヤは何の信念もなく死体が見たいからってだけで刑事になり、しかも死体見たさに犯人が分かっているのに放置です。 はっきり言って人として魅力が全く無い、Sだけどいいところもある銀〇の沖田総〇のようなキャラを期待してはいけません。 終盤の相棒の刑事と恋愛フラグも無理矢理感がありますね。普通なら相棒の刑事は全力でマヤから逃げるか、全力でマヤの刑事人生を潰そうとするはずです。 あの数々の悪事を目にして全く黒井さんはツンデレだなぁ〜で済ませてるなんて相棒の刑事も人格を疑います。 警察物の主人公は正義の味方であって欲しい方には、絶対にお勧めできない本です。 | ||||
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だらだらと長々書かれていたが、期待していたより内容が?いまいちになっていたので面白さに欠けてしまった。 | ||||
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本格的な推理物としては、犯人へのたどり着き方が偶発的すぎる 感が強いですが、軽く読む分にはお手頃で、文庫サイズなら なお良しという気がします。 | ||||
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ストーリーとしては、テキパキとした展開で面白い。 文章も読みやすい。 タイトルの「風が吹けば桶屋が儲かる」の意味が分かった。 しかし、若干、都合の良い展開のような気がした。 特に、「悪意の連鎖」を一般人(一般人でなくとも)が調べられる訳がない。 主人公は、「どS」というよりも「マニア」。 よく考えてみると、気持ちが悪い。 もっと、ライトな設定がよかった。 | ||||
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作者が浜松出身とあって浜松市内各所の描写がとても詳しくて、 浜松にゆかりのある方にとっては実世界の場所と重ね合わせることが出来て、 「あぁ、あそこらへんね」と思えるところも面白かったです。 話の展開も予想外の展開が隠されていて読みがいがありました。 おすすめの一冊です。 | ||||
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この作者さんの本は初めて読んだので、作品傾向などは一切知りません。 内容はミステリー感は薄く、「読んで進める」だけのような感覚でした。登場人物の個性を押し出した物語です。 ただ、タイトルにもあるドS刑事の一連の行動に、読後感の悪さを覚えました。 ライトな文面、今風なカバーイラストに反して、ドSの正体は猟奇殺人愛好者…物語とはいえども、痛々しいものが苦手な身としては、「こんな刑事いたら絶対いやだ」の一言に尽きます。 昨今、人間を簡単にSかMかに性格分けする漫画やライトノベルがあり、その感覚でドSか、などと読むと全然違うので注意です(コンビニで中学生ぐらいの女子が友人と「彼氏にするなら絶対Sだよ」などと会話しているのを見て、マンガの見すぎだと内心突っ込んだ)。 事件描写自体は全体的にあっさりめで、文章も読みやすいものだと思います。 個人的な感想は、悪くはないけど激烈に人に勧める程でもない、といったぐらいでした。 | ||||
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『ドS刑事・風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件』 作中ではバタフライ・エフェクトと紹介されています。蝶の羽ばたきが巡り巡って地球の裏側でハリケーンを引き起こす。 ご存知の方もおられることでしょう。発想飛びです。 『風が吹けば桶屋が儲かる』ツッコミ処満載の理論をフローチャートにしてみました。 風が吹く→砂が舞う→目に入る→失明する人がでる→三味線弾きになる→三味線が多く作られる→三味線の材料の猫の皮の需要が増える→猫が減る→相対的にネズミが増える→桶がかじられる→桶の需要が増える→桶屋が儲かる (理論完成当時は、失明すれば、マッサージ師か流しの三味線弾きだったようです) まあこのように因果を追って殺人事件が起きていく。そんなおちゃらけもので終われば良いものを…。 やたらと、見た目や社会的地位にこだわるところが鼻に付く。 ドSなキャラクターはブレブレ。 サブタイトルを…。 軽い作品なら軽く。 重いテーマに取り組むのなら重厚に。 どっちつかずになってしまった。 前々作『死亡フラグが立ちました!』は軽い作品で良かったのだが…。 阿呆な笑いを期待しただけに残念。次回に期待します。アニメの名台詞が出てくるので、アニメ好きの方なら楽しむポイントは増えます。では。 | ||||
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初めて本屋で見たときには,タイトルから何か適当な感じがしました。でも,どうも気になり読んでみたらこれが意外(?)にも面白かったです。構成もしっかり練ってあること,何より話がどうつながっていくんだろうと引き込まれたこと,登場人物も多才で掴みやすかったこと等から夢中で読んでしまいました。最後もクスッとできるような感じでよかったと思います。ぜひシリーズ化してほしいと思いました。 | ||||
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最初から最後まで面白くて一気に読めてしまいました。登場人物が非常に生きていますね。感情移入しやすく、ぜひ続編が読みたいです!ミステリーとしても最後も納得でき、良質だと思います。 | ||||
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普段、ミステリー系はまったく読まない私ですが、七尾先生の今までの作品には全て目を通しているので、読んでみました。 私が馬鹿だからか、全然先が分かりませんでした。 読んでいくと色々な人物の視点で書かれているので、これがどう繋がっていくんだろう?とワクワクします。 最後は、もうすっきりです。 な〜んだ、この人か!って思いました。 さらに個人的には、黒井マヤのツンデレ、代官山の草食っぷりは最高だと思います(笑) | ||||
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タイトルの通りです。おそらく日頃から本格的なミステリー小説を愛読している方の中には、結末と言うか犯人が予想できてしまう方がかなりいるかと。また犯人の動機も理解は出来ても、納得は出来ないような…なんとも常人離れというか…いや、当人の置かれた立場からしたらこれも有りなの…かぁ?と思わせるような、そんなものなので、やはりきっちりとしたミステリー小説を求める方には向いていないかもしれません。 この作品の長所は、主人公以外の主要な登場人物の性格が個性的で、その編はいわゆるライトノベルと呼ばれるジャンルを読んできた方も、すんなり読めると言った点ですかね。 その個性的な登場人物の発言に主人公が突っ込みを入れつつ、気付けばまったく進展を見せてないと思われた事件が解決に向かっている、そんな感じです。 「謎解きはディナーのあとで」を読んで、もう少し捻りの有る作品が読みたい!でも本格的で堅苦しいのは勘弁!そんな方にオススメです。 最後に… マヤさんのツンデレに萌え〜 | ||||
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