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囮物語
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囮物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全104件 81~100 5/6ページ
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あなたの取る道は一つしか無い。 さっさと右上の×ボタンを押して書店へ向かうことだ。 携帯の人は、画面はそのままで書店へ向かうとよろしい。 そして、「囮物語」を読破した後に、レビューを読むとよいだろう。 ‥‥それが出来ないという困ったちゃんのために、 ネタバレしない程度のレビューをここに記すとしよう。 起承転結、この「起」というものが小説において最も重要であると自分は思っているのだが、 この作品は「起」だけで一気に読ませ切るだけの、凄まじいまでの「起」を持っている。 「起」に対する「結」が気になりすぎて、ページをめくる手が「結」まで止まることは一度足りとも無かった。 もちろん「起」だけではない。 化物語シリーズにおいては、 「とあるキーワードに裏の意味を持たせる」 という手法が使われている。 例えば「重し蟹=思いし蟹=思いし神」とか。 他にも、言葉自体はありふれた単語なのに、物語を読んでいくと 言葉に隠された裏の意味に気づく‥‥という作りがあったり。 その「キーワードの読解」も、このシリーズのカタルシスを支えている。 今回も意味深な言葉が背表紙に書かれている。 「かみついて、君を感じる 罠の中」 さて、このキーワードがどういう風に絡んでくるのか。 その辺りも考えながら読んでもらいたい。 千石撫子が、“ と こ と ん 可 愛 い ” だけの小説である。 ネタバレだけは読まないように!約束だぞ☆ | ||||
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このような言い回しがダイレクトに話のネタバレになるという稀有な作品です 物語シリーズとしてはなかなかの衝撃作となる今作ですが、西尾作品の「お約束」を数多く踏襲している作品といえるでしょう 私は、この作品の読後感は「クビシメロマンチスト」の時のそれに近い物を感じました 最悪で最高の読後感です ぜひご一読を | ||||
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端的に言うと…やってくれました西尾維新。オモシロいじゃねぇか!この野郎w まぁ、まさか撫子があんな事になろうとは…。 「可愛さ余って憎さが百倍」 使い古された語感が否めない言葉ではありますが、私としてはそう考えるのが一番納得できたと思います。 思春期に誰もが、どんな形であれ体験してきたであろう経験。一途な想い。叶わぬ想い。 それが純真であればあるほどに、一歩道を踏み外せばそこにあるのは、想い人やその周囲に対する純然たる憎悪。 そして、それがもたらすあんな悲惨で一縷の望みも無い結末。 しかし、この囮物語で悲惨に描かれていた撫子にも、一応のですが希望の光りに繋がりそうな場面も描かれていました。 いつもは心の内に深く秘めていた様々な想いを周囲の人々に伝えようと、 不器用ながらに自分の殻を破って「人間として成長」しようとしている描写が、そう感じさせてくれるからです。 撫子本人は、その事にまったく気づく余裕すら無かったのでしょうし、憎悪の発露がもたらした偶然の産物と 考えられなくは無いのですが…。 「人間として成長」それは、第2シーズン?に移ってからの基本テーマでもあると勝手に思ってますし、 最終巻の恋物語では気持ちの良い落としどころを描いていただける事を祈るばかりです。 追記 全体としては半ばを過ぎたあたりから、残りページ数と物語の進行がどう考えても合わなかったので、 相当ハラハラしながら読ませていただきました。 前巻の花物語において一応の登場人物の無事?は確認できてはいますが、肝心の撫子に関する情報が 一行たりとも一文字たりとも描かれていなかったのは、今回の囮物語や最終巻の恋物語の結末を 伏せるためだと思っておきましょう。そう思いこんでおきましょう。 | ||||
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まさかまさかそう来るかといった展開は戯言シリーズを思い出させ、読後感はどんよりです。 しかしこの手法で西尾維新にハマった自分としては大歓迎。早く結末が知りたいです。 | ||||
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撫子ちゃんも心配ですが、私は月火ちゃんが心配です。 前作、花物語でもちらっと月火ちゃんの動向が変という話がありました。 今作の月火ちゃんもやはり、少し言動が変な気もします。 なんか病んでるというか・・・。 そういう役どころとは言え、撫子ちゃんになぜあそこまで絡むのか、 私にはよくわかりませんでした。 撫子ちゃんも出会い時は月火ちゃんともっと仲良くしたいようでしたし、 同じ怪異同士、撫子ちゃんと月火ちゃんで決着をつけるという展開も ありうるかと。 | ||||
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今回は千石撫子の物語ということで、撫子の弱さや、『撫子』という存在がメインで描かれています。 撫子視点で物語は語られていきますが、違和感なく最後までスラスラ読めました。ラストの展開は圧巻です! ただ今回の話では救いや解決策については一切登場せず、12月発売予定の『恋物語』に続く展開になるので、読後感はスッキリしませんでした。 この巻だけ読むと撫子が嫌いになってしまいそうです。 それだけに早く続きが読みたいですね。 個人的な今巻の読み所は、阿良々木月火のバッサリ感と、最後に少ししか出番はないにもかかわらず流石の存在感の戦場ヶ原ひたぎです。やっぱりヒロインは戦場ヶ原ですね。 ちなみに今回、火憐ちゃんや忍とのイチャイチャ展開はありません。 まとめです。 面白いとは感じましたが、シリーズの中では一番不満が残りました。 ただ、この不満がエンディングに向けて作者があえて仕掛けたものなら、流石です西尾維新。 間に別な話を入れて、この気持ちのまま半年待たせるなんて、流石です、西尾維新。 | ||||
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自分は前情報なく読み始めたので知りませんでした。 今回は一冊でとりあえず落ちをつけるという形態を踏襲しておらず。 読後も、一つの物語の途中で無理やりぶった切ったような気持ち悪さが残ります。 だからよけいに続きが気になり、まるで蛇の生殺しといった感じです。 以上の理由でこのようなレビュータイトルになりました。 | ||||
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西尾維新 全国うん百万人(忍野曰く)の撫子ファンを敵にまわしたなっ! 意外性有りすぎだぞこの結末は… 今までのシリーズにはない斬新なエンディングだけどこれじゃあまりにも撫子の扱いが酷いっ!酷すぎる! おっ、俺の撫子がぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜(ToT) でも面白い! エンディングだけでなく展開も今までのシリーズにはない新境地だけど今までのノリで違和感なく一気に読める やっぱり西尾維新すげぇ! | ||||
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千石撫子が語るシリーズ第10巻。 本巻はいつもに増して斬新。 予想の斜め上を突き進んで、三次元の壁を突破してしまった ような展開。 今巻の千石撫子はぜひとも、もう一度花澤さんに演じてもらいたい。 新境地が開かれそうな気がする。ヤンデレ的な、悪女的な意味で。 小説シーズン2も、ラスト2巻。アニメシーズン2にも期待してやまない 今日この頃。 しかし……まさか 『するがデビル』が今回の伏線だったとはね……。 次回以降に期待。 | ||||
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私はどんな物語でもハッピーエンドを願ってしまう人間です。 最終巻で、彼ら全員が「普通の」幸せを得られる事を祈っています。 | ||||
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読み終えた後、何とも言えない後味の悪さを感じた。完了まで終わり切っていないから。ではなく、今回の物語の取り敢えずの最後の時点での撫子の状態というか状況に。 最初に2人が殺し合うシーンはあれど、中学生には難しい語句が平仮名のままだったり、撫子と○○の意外と緩い会話を含む回想シーンは、結構ほのぼのとしていて可愛いなぁと思いながら読めていた。でも時系列が現在へと戻ると、正直エグかった。撫子で、そして台詞回しや仕草が可愛かったりするだけに余計。思考回路もズレて病んで狂ってきていて怖かった。 最後まで読んで、001章を見返すと非常に切なくなる。 愛と憎しみは紙一重もとい髪一重って事かな。 否定的な事も書いたけれど、それでも面白かったし、これからの展開に期待を込めて☆5つで。 以下独り言 卒業までは正確には4ヶ月半だろうに半年と言っているのは、恋物語発売までの時間に掛けているのだろうか? 5ヶ月後の花物語では、暦もひたぎも忍も健在だから、恋物語ではちゃんとした後日談、オチがあるんだろう。良くも悪くも。願わくば良好な関係に戻る事を期待したいが、無理にも思う。実際に花では撫子の名前は出てなかったと記憶してるし…。 暦に札を預けた当人の臥煙伊豆湖ならば、何でも知っているから何とか出来そうな気もする。でも、そもそも伊豆湖は今回の件を猫(白)の時点で予め知っていた上で渡したんだろうし、それならば必然であって何ともならないのかな。けれど伊豆湖が暦を尋ねたのは、鬼物語に関してだろうから、札についてや暦と忍が撫子が札を見つけた時に立ち会えた理由等は次巻で判明するかもしれない(?)。 まぁ幾ら考えてみても分かる訳がないし、それでなくても西尾なんだから先が読める筈が無いのかな?良い意味で裏切られてきたし。 考えるのはしんどいし、待つのもしんどいけれど、予定通り出版されるのを祈りましょうかね。 | ||||
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なんてこった…。モヤモヤ感MAXです。ただ、終末に不可欠なパーツとなった物語なのは間違いありません。 | ||||
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「いつもの」展開だと、正直思ってました。 「いつもの」というのは、まぁ、取り返しのつかないことはあるものの、お話の最後には何とか日常的なものが戻ってくるということです。 しかし、今回は良い意味で裏切られました。撫子にこういう妬くを、厄を、いや、役を、負わせるとは。 撫子はどうなってしまのか?裏で糸を引いていると思われる扇の思惑は?暦は?ひたぎは?12月発売の「恋物語」が楽しみで仕方ありません。鬼物語ともども、1ヶ月ずつ前倒しして出してくれないかな。 あと、誰も突っ込まないかもしれないから突っ込んでおきます。「笹藪」先生って……。ひどい苗字です。 しっかし、月火と撫子の会話の部分は、流石。と思います。 現実的な目標っていうのは失敗し時のダメージが大きいんですよね。夢を抱き現実を生きる人間は痛い目を見つつ、先に進むしかない。うし。がんばろう。 | ||||
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戯言シリーズでもそうでしたけど、 西尾維新は萌キャラに容赦がなさすぎる。 まぁ、そこが最高なんですけどね。 普通、人気にあるキャラにこんな事させませんもん。 でも嫌いじゃないです。 もうすっきりしましたよ、本当に。 撫子はかわいい。 それだけです。 読んだらきっと分かります。 それとねー、どうしてこう西尾維新は人間の自分でも見たくない心を読むんでしょうか。 私の心にもグサグサ来ますよ、来まくりですよ。 早く続きが気になって仕方がないです。 | ||||
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レビューということで、多少ネタバレ的なことも書きますがご容赦を。 可愛い撫子の「可愛さの部分」に深く触れていき、その中にある「弱さ」が他人の手によってぐりぐりとほじくり出されていくお話です。 読後感としては、小説としての面白さがあるけれど、読者自身が己と撫子を重ね合わせてしまうと切なさと辛さも残る終わり方で、物語シリーズの中では少々異質かもしれません。 人の心に触れて、それを救うお話を書ける著者様ではあるけれど、その課程で徹底的に蹴落とすようなシーンも別作品では見られました。 しかし結末はきちんとまとめてくれる。 今回もその結末まで行くと思いきや、しかしお話は途中で止まり、可愛い撫子を眺めるような視点で読んでいくと、少々辛い読後感かもしれません。 けれど、続きに期待してしまうし、期待したい。 まだ物語は終わったわけではないのだから。 このシリーズはこの後、「鬼物語」と「恋物語」と残り2冊とのことですが、予告によると「鬼物語」は別のお話になるため、この「囮物語」の続きは12月発売予定の「恋物語」へと続いていくそうです。 予告通りなら半年近く待つことになりそうですが、楽しみに待たせてもらいます。 | ||||
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今作は正直、読んでいるのが「しんどい」です。 しばらくの間話が大きく展開することもないし、語り手の性格やそれゆえのですます調、さらにはいまいち要領を得ない話し方が重なって、これまでのシリーズのような軽快さは皆無です。とにかくページが進みません。 でもだからこそ、最後の3分の1での急展開と後味の悪さが際立っているとも言えます。 一人称語りシリーズでは各キャラクターの内面が掘り下げられてきたことが特徴でしたが、今回はむしろ<抉り出す>といった表現のほうがしっくり来るような筆致です。とにかく痛々しい。終始胸を締め付けられているような感覚です。 これまでの作品で外から眺めていたときから、僕は千石撫子に対してなんとなくある種の<気味の悪さ>を感じていたのですが、今作でそれがようやく説明されたな、というか行くところまで行き着いてしまったのかな、というのが端的な感想です。 先にも少し触れましたが、これまで曲がりなりにもあった救いは、今回はまったくないと思っていたほうが無難です。救いらしきものを強いて挙げるなら、節々で出てくるその他登場人物たちの振る舞いに安心感があることくらいです。 次回以降につながって行く(ようにしてブレないことを作者自身が釘を刺している(?))「予告」も明確になされていたので、今作を読んだ人は残り2作も読みたくなることは間違いないでしょう。 | ||||
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まさか撫子の話が物語シリーズの最後に繋がるとは思いもしなかった。 阿良々木ハーレムのラスボス扱いがあそこまで的確とは。 ひたぎエンドがマジで楽しみになる。 ここまで読んできた人にはマジでオススメできる。 時系列的には10月31日、つまり傾物語>猫物語白>鬼物語>囮物語>恋物語>花物語の順となる。 さすが西尾維新としか言いようがないでき。読んで後悔はしない | ||||
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前半はかなり苦痛ですが、後半のために堪える価値は十分にあります。 いつも通り最後には解決するのかと思いましたが、なんと今回は続きます。 本心をあまり語らず、常に人目を窺う。貯まり続けるストレスを解消出来ることもなく、崩壊する。 現実の世界でもありそうなシチュエーション(怪異化はしませんが)ですが、同情は出来ませんね。友達を失ったり、孤立したり、押しつけられたり彼女にとって非常に辛かったのはわかりますが、それでも辛いのはなにも自分だけではないのですから。 本編を読んで疑問に思ったのが”あれ?もしかして扇ちゃんが言わなかったら別に大丈夫だったんじゃね?”ですw あの子は本当に何がしたいのやら。これからの展開が非常に楽しみです。 最後に個人的な感想を・・・ 私も戦場ヶ原さんと一緒でこういう人が大嫌いです! | ||||
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いやあまり意味のない前巻より戻した感じはするな、まあ面白い。 ラストに向け準備、助走、いい、良い感じ。 でもそれもこれから書きあげるラストの出来如何だね。 闇の部分はもっとダークでも良かったな、と色々思うとこもある、かな。 なんか懐かしいと思ったらファイトクラブなのね。 | ||||
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千石撫子がヒロインの「なでこスネイク」の後日談、いや続編の「なでこメデューサ」。しかし今回は完全に悪役。再び怪異に襲われた・・・と想いきや、それは撫子の幻覚、いや妄想だった。 自らの精神力で怪異と化した撫子に暦と忍が挑むが・・・メデューサと化した撫子、強いな。最強かも知れない・・・いや、ひたぎの方が上か。携帯を通じてだが、ひたぎの乱入で忍も暦も助かるが、半年後、卒業式の後、ひたぎと暦と忍を殺す事を撫子は宣言。ラスボス確定・・・かな?本人もラストでラスボスを自認しているし。 で、あとがきで作者が爆弾発言。「どうせサードシーズンも書くんだろうなあと思ってはいますけど」って、あんた他人事かいっ! | ||||
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