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(短編集)
6ステイン
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6ステインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 41~41 3/3ページ
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福井ワールドの物語の中核を占めている重要な存在、防衛庁情報局=『ダイス』。なかでも長編にはあまり登場しないAPと呼ばれる裏方の活動員が様々な思惑に巻き込まれながらもそれぞれに「今できる最善のこと」を為していく。不器用で、見て見ぬふりの出来ない登場人物たちが政局や国際情勢など大きなうねりに抵抗しながら自分たちの存在証明をしてゆくさまは、「亡国のイージス」など大ヒット長編と同じテーマを共有することが出来る。「この作家、長編だけでなく短編もイケる!」という第一印象は、たぶんデビュー作から根底に流れる一貫したテーマ故なのだろう。 そして、第6篇の「920を待ちながら」には“あの人”の“あの時”以前の活躍が…。人気キャラクターの前後譚というのはファンサイトではよく見るが、作家本人が大まじめに取り組んでるあたりは『市ヶ谷サーガ』の面目躍如たるところ。登場人物がちょっとずつクロスオーバーする福井ワールドのファンには堪えられない、お薦めの短編集。 | ||||
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