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とっても不幸な幸運
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とっても不幸な幸運の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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いつもの畠中ものとは違い、「不幸な幸運」をテーマにした6小編である。江戸時代でも明治維新直後でもなく、現代の新宿の頑固親父が店長の酒場(店名でもある)に集う人々のエピソードである。一応問題が提起され、それを解決する形式だが、しゃばけなどの畠中作品のほんわかした怪奇物の要素は全くなく、何か重い、重すぎる。 | ||||
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友人に勧められた作家さんだったので、読んでみました。 私は本の世界にどっぷりはまるタイプで、大抵の本では次のページを捲りたい衝動に駆られ続けながら読めるのですが、この本は残念ながら途中で何度か読むのをやめたくなりました。 理由の一つめは、登場人物の言葉・言い回しや、舞台となる「酒場」の客のかけあいが、現実的でないと感じたこと。 舞台で演じられる劇の台詞だったら馴染めるのかもしれませんが、リアルな世界に生きる人たちだとは思えませんでした。個人的に。 二つめは、展開にかなり無理があったこと。例えば一話は、真相がわかったあとで、 中学生が登校から帰宅までの短時間で、そんな計画を立ててそんな茸まで用意できるか?どこで入手したんだ?と思いましたし、他の話でも話の流れや店長の推理に飛躍があるように感じたことが多かったです。 また、オヤジに囲まれた中で22歳と13歳は気が合う、とありましたが、これはかなり無理があると感じました。私は現在22歳で13歳の子の家庭教師をしているのでそう思いますし、自分自身が中学生だったころを考えても難しいかなという気がします。 あまつさえ、22歳の男が13歳の女子中学生と付き合いたいと思うなんて、ナンセンスを通り越して気持ち悪いとしか思えません。ロリコンです。 少なくとも私の周りには中学生を恋愛対象にする人はいないです。 さらに細かくなりますが、中学生に癇癪を起こされた男親がブランド服をたくさん買わされて散財した、という記述もありましたが、それまでの中学生についての記述から、散財するほどの「ブランド」の服を買いまくる女の子には思えませんでした。 展開的に散財させたかったのはわかるんですが、やはり無理があるかと。 話の大枠や結末も想像できる範囲を越えませんでしたし、面白いと思わなかったので、低めの評価にさせていただきました。 | ||||
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