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塩の街の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全108件 61~80 4/6ページ
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一体どんな話なんだろうと思って読み始めて、壮大な設定に驚きました。SFと言うにはちょっと甘い感じもしましたが、構想は秀逸ですしラブストーリーなんだと思えば楽しめます。でも男性の登場人物がちょっと格好よすぎます。お姫様願望のある女の子向けのような感じ。もとは10代をターゲットにした小説と知り納得がいきました。 その後も含めてぐいぐい読めて楽しかったです、ハッピーエンドなのも良かった。 | ||||
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有川作品で一番初めに手に取ったのがこの本でした。 (図書館戦争のほうが有名ですが、私は未読です) 作者が大人のためのライトノベルを書きたかったと述べているように 非常に読みやすい作品だと思いました。 塩害という人が塩になってしまう原因不明の災害に見舞われた世界で 出会い、別れてゆく人々の物語です。 主軸は自衛官と少女のシャイで甘い恋愛物語ですが 脇役たちの人生にもさまざまな物語が詰まっていて、むしろそちらに惹かれる人も多いかもしれません。 自衛隊とか基地とか出てきますが、 内容的にはちょっと女の子向け作品かな、とも思います。 本編の最後、「ばかやろう」のセリフにありったけの愛を感じました。 極限状態の中だからこそ描ける不器用な愛の描写は、 後の作品にも引き継がれる有川浩の得意技だと思います。 | ||||
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デビュー作、これが??? 塩漬けになり人が塩の像になるという世界設定、 最初に出てくるのが主人公ではないという展開、 その原因と事態を打開しようとする主人公達の流れ、 そうして「オトナのラノベ」という称号にふさわしい、甘い恋愛。 すげーなこれ。 この才能ってなんなの? もう、有川浩さんってば!! 今まで無理にきばっていた自分の中のジョシの部分を、ぐいぐいせめてこられます。 はー、もう、脱帽。 | ||||
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順番が逆で、 「図書館戦争シリーズ」の後に読んでしまい これが原型なんだぁ♪ 感じなくてもいい でもちょっとうれしい 感慨に浸りながら読ませてもらいました。 まず、塩害という設定が素晴らしい。 (どこから降ってきたか、誰が降らしたかは明らかにされませんが) 基本いい人なんだけれども 一癖ある人たちが勢ぞろいで 先の読めないストーリーだけでなく 登場人物たちが、この先どうなって行くのかにもハラハラさせられました。 「塩の街、その後」と「あとがき」も非常によかったです。 むしろ、本編よりも、こっちのほうが個人的にはよかったかな♪ | ||||
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最近の有川氏の本は、ほとんど読んだ。 逆に、初期の頃のものは読んでなくて、 文庫ででているので、海、陸の順に読んだ。 海は海で、好きだ。 警察官、自衛官の男っぷりがよかった。 が、この塩はどうだ! 秋庭氏、男前すぎる。 しかも、さくさく読んでいったら、不意に泣かされた。 やられた、と思った。 いまさらべた甘系で泣けるとは思ってなかったが、久しぶりに心地よく泣かせてもらった。 次は、空を読む。 | ||||
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「塩害」によって荒れ果てた街で、巻き起こる人間ドラマに感動。 特に気に入ったのは「海に向かう男」の話――。 海にたどり着いて、男が背負っていた大きなリュックの中身と、海に向かって歩いていた理由が判明した時、切なさと同時に、ほっこりともさせられて、説明ができない不思議な感情が湧いてきました。 世界の終末って暗いイメージがありますけど、温かく美しいものもあるかも…そんなことを感じさせられました。 | ||||
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この著者の本を読むのは初めてだったが、他の作品も見てみたいと思わせる一冊だった。 当初電撃文庫でライトノベルという形で出版されているが、私としてはオヤジ心もくすぐれる内容だと思う。 大人になり日常の現実と向き合ううちに、知らずと内に生活のアカとホコリが蓄積して、山を成している人も多いはずだ。 ある日そこにけつまずいたら、埋もれ忘れていた夢や憧れ、ひたむきさ等、青臭い頃の想いがコロリと出てきたような驚き。 自分にもそんな時代があったんだなという感慨に浸れる時間。これは貴重だ。 そしてあらためて今自分の隣にいる人が、自分にとってどれだけ大切な人であるのかを気付かせてくれる。 題材は人類誕生から普遍のテーマであるが、私好みの味付けになっている。 添え者の方々もきちんと歯ごたえがあり、更なる旨みを引き出している感じがこれまた良い。 作者は女性らしいが大人の男心をそれなりに理解はしているようだ(?)。 というより人として共感できる部分には、男女の違いなどないのかも知れない。 | ||||
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文章が優しくて、なんか女性的な表現が多いと思ったら 作者は女性だったんですね。 作者自身があとがきで書かれているように、 青臭い匂いの残った作品ですが、これはこの状態が完成品だと思いました。 たぶん、女性やティーンエイジャーだったらはまると思います。 大人が読んでももちろん楽しめます。 | ||||
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ホントは単行本も持っているんだな。でも、「その後」がほしくてこっちも買い。 「秋」庭さんいいですねえ。ツンデレな自衛官!!「海」の夏木さんとは一味違う、アウトローなツンデレパイロット!「その後」のデレ具合がまたいい!子供にでも本気! やっぱり、「守ってやる」的なオトコのひと、いいなあ。そして、本当に「守れる」オトコのひと、まさにいいなあ。 | ||||
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個人的にはそう思いました。 図書館シリーズで有名な著者のデビュー作。 冒頭で登場した人物を主人公だと思い込んでいたら数ページ後に死んでしまって そこから一気にハマってしまいました(笑)わかりやすいテーマと綺麗な文章に 好感がもてる作品。 「塩の街」気に入られた方は著者の「空の中」「海の底」も面白く読めると思います。 | ||||
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最初と2章めがとても良い。 1章目は胸キュンの純愛ラブストーリー。 2章目はヤンキーの死ぬ間際の初恋物語。 正直、表紙を見たときは (>_<)(>_<)でドン引きしましたが 中身はライトノベルではないですね。 ただし、自衛隊の詳細な説明は退屈で飛ばし読みしました。 千里眼シリーズの松岡氏ほど軍オタではないでしょうが やはりとってつけたような違和感がぬぐえません。 ソコがなければ星5つなんですけどね。 | ||||
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好きな人を失う代わりに世界が救われるのと、世界が滅びる代わりに好きな人と最後を迎えられるのと、自分ならどっちを選ぶか。 著者がこの本のきっかけとしたテーマだそうです。 好きって何?恋って何?と聞かれて、日々を平和に平穏に、いろんなものにがんじがらめになって生きている僕らがその答えを見つけるのは難しいことです。こういった問いには、世界の崩壊や宇宙人の侵略などで逃げ道も打算も建て前もなくなったときにこそ、すっとその答えをだすことができるのではないでしょうか。 人間の本質に迫れるのがSFやモンスター系小説の醍醐味であるなら、その意味でこの小説は本当にすばらしいと思います。 | ||||
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図書館戦争シリーズで有川さんデビューし、自衛隊シリーズを 海→空→塩 と読みました。 後期の作品を作品を多く読みすぎてちょっと自分の中の戦闘シーンへの期待値が高くなりすぎていたのか、途中ちょっと物足りなさを感じましたが、さすが有川さん、渾身のデビュー作でした。 基本的にキャラ死にが苦手なので、そういう点もほぼみんなとりあえずハッピーエンドに終わる最後にも満足でした。 いや、でも、やはりちょっと【世界を襲撃した謎の塩隕石のお掃除大作戦】はあっけなかったな。 主人公のお二人が任務前に、「そんな危険な任務にいかないで!」「すまん!」「あ〜〜(涙)」という展開で、これからすごいことがはじまるぞー(ドキドキ)と、期待した分、戦闘シーンほぼ0で「ただいま〜」と帰ってきたのにはガクッと来てしまいました。 しかーし、有川さんの読みどころは登場人物の魅力あふれる絡みと内面描写なので、その部分は100%発揮されており、特に最初の数話は涙腺にほろりとくる部分も多々。 有川ファンは避けては通れない一作であることは間違いないです。 | ||||
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すばらしく良かったです。物語の設定は「宇宙からの隕石らしき謎の物体が次々と地球上に落下後、人々が次々と塩化していくという怪現象があらわれ、人類は為す術もなく社会は崩壊していった」というもの。かなり大胆な設定で、下手をすれば「こんなモン、読んでられっか!」となりかねないのですが、読み始めたらこれが止められません。すぐに物語に引き込まれ、登場人物に感情移入してしまいます。私は出張中の電車の中でこれを読んだのですが、不覚にも電車の中で泣きそうになりました。この小説は有川氏のデビュー作らしく他の『空の中』『海の底』と併せて「自衛隊三部作」と呼ばれているらしい。デビュー作らしく「拙さ」を感じる部分もある。ライトノベル風とでも言いましょうか。しかし、そのテイストがまた初々しくて良いのである。「巧く書けているが面白くない物語」と「拙いが面白い物語」ではどちらに軍配が上がるかは自明の理。他にも『阪急電車』『シアター!』『図書館戦争』などなどたくさんの作品が出版されているようなので、これら作品も読んで有川氏を応援していきたい。 ちなみに、この小説に出てくるカップル「秋庭と真奈」「由美と正」は今風のカップルながら、そのメンタリティーはけっこう古風ですね。『空の中』に出てくる「瞬と佳江」「高巳と光稀」もそうでしたけど。言いたいことを言えない、近づきたいのに近づけない、お互いをかけがえのない存在として大切に思いながら、お互いを思いやりすぎてぎくしゃくする。このイジイジ感がたまりません。 それから、脇役で登場する入江慎吾、ナイスキャラです。海堂尊氏の小説に出てくるロジカルモンスター・白鳥圭輔にも似た圧倒的存在感。脇役が光ってるのも良い小説の条件ですね。 | ||||
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『図書館戦争』とか、結構好きで読んでいる有川浩の処女作。実際には、当時出たものに大幅改稿、加筆して単行本として出したもの。実際の電撃大賞受賞作とは違う。 だいぶ順番は狂ってしまったが、これで彼女の初期の作品も全部読むことができた。こういうアマアマな恋愛小説も彼女らしくていい。たまには後味のいいラブストーリーも読みたくなる。 ジャンル的には、ライトノベルなんだろうけど、彼女の小説は単純じゃないところが気に入ってる。塩害という設定自体が面白い(結局、謎のままだったけど)。 | ||||
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乱丁ミス、事前の回収が一部間に合わなかったようですね(汗) でも角川さんの方に問い合わせすれば、ちゃんときれいな本と交換してくれますよ。 手にとってしまったら連絡しましょうーー! 内容は基本的にハードカバー版と同じです。 ハードカバー愛読者としては、電撃にはなかった番外編がちゃんと収録されてて嬉しい限り。 もしもこんな世界になっちゃったとしても、こんな風に人を愛したいと思わせてくれる一冊です。本当にオススメ! | ||||
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乱丁回収修正?のためか値段が上がって再発売。乱丁も直ったみたい(本屋で買ったら直っていた)なのでこの本の持つ本来の魅力が十分楽しめます。 | ||||
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自衛隊の話と聞いていた。でも自衛隊はこの話の本筋ではなかった。 設定はSFより。だがそれも本筋ではない。 メインは、壊れてしまった世界でも懸命に自分の大切なものを守ろうとする人たちのお話。 そこは壊れてしまった世界。自分の大切な人と、世界とどちらを選びますか? といった感じのテーマでしょうか。 さて個人的にはそんな所よりも、前半から中盤にかけてがものすごい描写力だと思う。圧巻。 壊れた世界の描写。塩害による死の描写。 それは本の構成から見れば、たんなる設定付けでしかない。 しかし、出てくる登場人物をきちんと一人の人間としてしっかり描いている。 もう一気に引き込まれた。 が、後半はいたって普通の恋愛小説。 たしかに一生懸命に生きる姿には感動する。心理描写も筆力半端ない。 いくつか名言も飛びだしてくる。 が、前半に比べるとやや失速気味。 個人的には前半の路線のまま行って欲しかった。 | ||||
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以前文庫版を読んだけど、 いろいろと違いがあるらしいので購入。 文庫で個人的になんとなく気になっていた秋庭の年齢などは やっぱり修正の結果だったらしく、ハードカバー版でやっと納得の設定。 あとがきで「なるほど」や「なんだそれ編集部」な解説があって嬉しい。 で、一年以上前に文庫を読みながら頭に浮かべた映像、 結構珍しいことにいまだにはっきり覚えているのですが、文庫版のクライマックス。 全部カット! ええ!? おかげでいきなり終わったような印象になってしまいました。 そんなに読みにくかったですかね?かっこよかったのに。 そのかわり後日談が入っているので どちらが良いやら、決めかねる状態。 ハッピーエンド好きな自分には、二人の結末まで読めたのは正直嬉しい。 やっぱり少年少女には文庫。 それより上にはハードカバー。 そんなとこで落ち着いちゃうのかな。 | ||||
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電撃文庫新人賞を受賞した表題作と、その周辺の物語集。 読んでいるうちに、J・G・バラードの「結晶世界」を思い出しました。 比較するのは、ちと酷でしょうが、あちらのは結晶化して滅んでいく世界の退廃的な美しさをみごとに表現したものであり、こちらのは、塩と化して滅んでいこうとする人類の中にあって、なお恋をする女と男の話です。 これはこれで、物語に浸れます。 イラストの使い方もよかったし、あとは、物語の収束がちょっとあっけない感じがする、というくらいなものです。 ラブストーリーとSF好きの女性にお勧めです。 | ||||
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