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空の中の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 81~100 5/6ページ
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有川浩の著書は、とにかく読み易く、キャラが魅力的です。 本作では「達観したじいさん」の魅力がピカイチ。 何かの道を極めた人間は、誰に対しても優しく、正しくあれるのだろうなと、 私はもうじいさんの虜ですよ。 いい話には「悪い奴は出てこない」とはよく言ったものですが、 本作もそれ。もっとも、小物は出てくるんですけどね。 人と人(UMA?)との絆、人の魅力、などと言ったらクサくなりますが、 それを感じずにはいられません。 とにかくいい話。誰にでも勧められます。 | ||||
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読むの遅いわ、と言われそうだけど、 一年ほど前に読んだ塩の街以来の有川浩作品。 うわ、面白い。 そう思いながら読みました。 最初はほのぼの路線かと思っていたら、だんだんと重たくなってくる話。 どうなっていくんだとがつがつ読み進めていき、 クライマックスで、 高校生と同じことを思った自分(30歳)。 涙出ちゃったよ。 これが感情移入なんやね。 本編だけで500ページ。 あまり長いのは手をつけにくいという人もいるでしょうが、 読むのが遅い自分でも勢いで読み終えたくらいの魅力があります。 何か面白い本はないかと思ってる方は一読あれ。 | ||||
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自衛隊三部作の「空」にあたる作品です。 (陸は「塩の街」、海は「海の底」) 高度2万メートルの空で起こった2度の不可思議な航空事故。 その事故原因を調査していく過程で判明していく事実。 →空の中に何かいる***。 これまで人類に知られていなかった未知の生命体の存在が 歴史の表舞台に出てくるのです***。 人間よりも圧倒的に強く、賢く、幼い生き物→【白鯨】 その生命体を様々な目的に利用しようともくろむ大人達もいれば、 その生命体に復讐しようとする子どもたち、 事故現場から生還した女性パイロットを支え、生命体を生かそうとする人たちもいて*** 春名(飛行機の技術者)と光輝(航空自衛隊パイロット)の漫才みたいな会話と恋愛模様がおもしろいし、 瞬と佳江との淡い恋心高校生コンビはかわいらしいし、 自然を相手に人生&人間を知り尽くした宮じいの言葉は深いし、 親子喧嘩の仲直りをする前に父を喪い、母に心を閉ざされてひとりぼっちの孤独な美少女真帆ちゃんの必死さには身を切られる。 大切な人を亡くした人達がそれをどう乗り越え、生きていくのか*** ドキドキハラハラしながら、一気に読んじゃいました!! | ||||
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本編の「空の中」と、文庫化で追加された「仁淀の神様」を一気に読んでしまったのですが・・・一気に読むと「仁淀の神様」は琴線に触れる人は結構いるのではないでしょうか?。僕は気がつくと・・・涙が流れていました。「仁淀の神様」は『反則』ですよ!。 「空の中」があっての「仁淀の神様」ですが、多分、ストーリー中にある『宮じい』の思考・感情は誰もが持っていて、それが生きざまとして格好よく、そうありたいと皆が思っているはず(特に男性は)。 しかし、今の自分を取り巻く環境がそんなことを考える余裕をくれず、自分自身が日常をこなすことに終始し社会の歯車と化していて今の今までそのことを忘れていた。今の社会で生活の糧の為に働く人にとって「なんて真っ当なことを言うのだろう・・・」と、今の自分の情けなさを噛みしめされてくれる・・・ガツん!と深いところにしみわたる本でした。 いや、マジで「こりゃ、川で漁師するしかないかな・・・」と真剣に思いましたから。 | ||||
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“未知の生物”とヒトの交流を描いたSFであり 人間の成長を描いたヒューマンドラマでもあり (この作者の得意とする)ラブコメとも受け取れる小説です ヒトは間違わずには生きていけない。 それに気付いた時に、どうするのか。 その道をすすむことを支えてくれる人は、モノは何なのか。 様々な背景を持つ登場人物の描写やセリフ 作者の出身地である高知県の自然や、航空自衛隊の描写などが 非常に緻密に丁寧に描かれており “未知の生物”の設定が唐突なのにもかかわらず、違和感なく読めてしまいます。 文庫版の書き下ろしが世界感を更に深くしているので これから読まれる方にはそちらをオススメします。 作者の“自衛隊3部作”の中でも、いちばん秀逸な作品だと思います。 | ||||
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物語の内容が、途中から一変! このようなストーリーは、賛否が分かれそうです。 ミステリー調で進行していく前半から始まり、中盤から「未確認生物」を中心とした、 ある種『ほのぼのと心温まる』展開に、そして後半はラブストーリーへと移行。 最後まで読ませる作品でしたし、単純に面白い。 未確認生物は、それぞれの読者の空想を大いに膨らませると思います。 そんな、今までには無い作品と言えます。 | ||||
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物語は開発中の新型航空機と自衛隊機が相次いで原因不明の事故を起こすところから始まります.この事故の原因を探る航空機メーカの技術者と自衛隊員,そして,海岸で謎の生物を見つけた2人の高校生を交えて物語は展開してきます. メーカ技術者と自衛隊員のやりとりのおもしろさ,人間と謎の生物との心温まる交流,そして人間同士の争いなど,笑わせられたり,ホロッとさせられたり,ハラハラさせられたりと非常に楽しめる一冊でした.是非どうぞ. | ||||
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本書を読み終えて、まず思ったのが、 「土佐弁、じかに聞いてみたい!!」というものでした。 高知出身の書評家・大森望氏が太鼓判を押し、 文庫解説では新井素子氏も激賞している本書の 土佐弁は、じつにみずみずしく、魅力に溢れています。 そうした言葉のリアリティに支えられることで、本作は、青春小説として、 類型に堕さない、確固とした強度を獲得したということができます。 また、キャラクター造形もツボを押さえており、F15Jの女性パイロット、 武田光希などは、押しも押されもしない、真性のツンデレキャラですw いうなれば、著者の〈図書館〉シリーズに登場する、堂上の女版といった趣でしょうか。 (もっとも、刊行順でいったら光希のほうが「オリジナル」に当たるのかもしれませんが) そして、作品全体を貫くのは、未知の知的生命体と粘り強くコミュニケーションし、 対立する意見を地道に調整していく「大人」と、純粋さと若さゆえの傲慢さにより、 道を誤ってしまう「子ども」の対比の構図です。 このようなテーマは、いささか図式的ではあるものの、慢性的に「大人」や 「社会」が不在になりがちなラノベ界においては、貴重な作風といえます。 | ||||
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続きが気になって読みすすめていけるので、退屈はなしなかった! よくかけています!外国の作家さんで「アルジャーノンに花束を」っていう小説があるのですが、その作品を読んだ時、神が舞い降りてる!これは、あと100年経っても全然新しくっておもしろい作品だ!っておもいました。アルジャーノン・・には魔法がかけてあるのか・・っていうくらい読んでる間は時間を忘れていました。「空の中」はそこまでは衝撃はないんだけど、よくかけてる!すごい!有川浩ってすごいな!!!!って思いました。科学的な裏づけ・・ってわけじゃないけど、なぞの知的生命体の裏づけが本当によかった!!! ありがとう!!って本当にいいたい。有川さんはすごいです。 | ||||
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突然、自分にとって大切な、かけがえのない人を喪ってしまったら? 心を襲うのはすさまじい悲しみと、喪失感と、そして後悔なのでは ないだろうか?「悔やんでも悔やみきれない」その思いが遺された 者の心に血を流させる。作者の、苦悩する登場人物たちの描き方が とてもいい。彼らの心の動きが読み手にも伝わってくる。 また、「白鯨」と名づけられた謎の生物本体と、白鯨と人間との 仲介役の高巳の会話が絶妙だった。しだいに言葉を覚え人間という 生き物を理解していく過程はとてもよく描かれていて、読んでいて どんどん物語に引き込まれていった。「人類と白鯨に共存の道は あるのか?」憂いを抱いてラストへ・・・。 「姿かたちは違っても、心と心は通じ合える。」 読後そんな思いを味わえた。余韻が残る心温まる作品だった。 | ||||
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「空の中」なんてちょっと変な名前の本が気になって つい、買ってしまった。 「空の中」には何があるんだろう・・・・ 「空の中」には「白鯨」がいたのだ。 遠い昔、地球が生まれ、人類が発生するずっーと昔から 人間の目の届かないところに、 「全き一つ」の生命体として・・・ 確かに、地球上に人類がはびこっている。 しかし、そんな人間の目の届かないところは まだまだたくさんあるし、 そんなところに人間の想像だにしない生物がいても 不思議はない。 そんなことを考えながら楽しく読ませてもらいました。 登場人物も、キャラが際立っているし 読後感もさわやかでした。 みなさんも、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。 もうひとつ、おもしろかったのは「白鯨」の性格。 平和を望み、他との競争を望まない。 静かに暮らす・・・・ それは、人類がずっーと夢に描いていても 実際には、その性質の故に手に届かない夢。 25000mの高みは、手に届かない、エデンの園の極み。 そんな生物にも、他を信じることができない人間は 自己の性格の故に自分と同じものとして、そんな生物を判断してしまう。 そんな人間の弱さと、「白鯨」を 神のような生物に描かれているのが興味をそそりました。 | ||||
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一気に読み終えてしまった。最近、SF小説ではこんなことは無かったので、自分でも意外だった。 爽やかな読後感とでも言おうか、似たような話を読んだことがあるわけでもないのに懐かしい。 解説を読んで、何となく理解できた。 夢中でSF小説を読んでいた中学生、高校生の頃。新井素子、筒井康隆、眉村卓etc、小説のみならず、日本のSFが最も活気に溢れていた時代に読んだ作品群と、同じ風を感じたからだと思う。 まだガイナックスがゼネラルプロダクツだった時代、朝日ソノラマやコバルト文庫、SFジュブナイルに夢中になった人たちには、特にお勧めしたい。 | ||||
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UMA(未確認生物)とのファーストコンタクトを扱ったSFではありますが、人 間の美しさを描いた本でもあります。 弱く愚かな人間が、自らの愚かさも弱さも受容し、自然に対して謙虚に、優 しく生きる人間の生き方の美しさに、感動し、涙無しでは読めません。 SFとしても優れものです。UMAの設定は衝撃的にユニークです。ユニークです が、設定が緻密なのでとてもリアルな内容です。明日、この本の内容が現実 になっても不思議な気がしません。 このUMAの登場(人類との出会い)、人類との交流・衝突、そして結末を描い たSFとしても一読の価値があります。 本書はライトノベル的な読みやすさを保ちつつ、楽しくて萌えるだけではな いイイ話を見事に書ききった、いい本です。 作者は、ライトノベルとして執筆しました。しかし、原稿を見た編集者が 「この本は、ハードカバーで出したい!」と情熱をもやし電撃文庫から14年 ぶりのハードカバーとして出版されることになりました。そして、文庫本化 される時は、電撃ではなく角川文庫から出版されました。この経緯が本書の 内容を物語っています。 文庫化される際に、ハードカバーの「空の中」に「仁淀の神様」という掌編 が追加されています。「仁淀の神様」は、「空の中」の後日談ですので、 「空の中」に最終章が1つ追加された感じになっています。 この最終章「仁淀の神様」が、暖かい涙がいっぱい出てしまう内容です。 白鯨とちがい、短い命しか持ち得ない人間も、こうやって無限につながって いくんだったら悪くないなって思えました。 | ||||
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既にハードカバーのものを読まれた方もそうでない方も 書き下ろしの『仁淀の神様』は是非とも読んで下さい。 これを読まずして『空の中』を読んだとは言えません。 この書下ろしを読んで、一層この作品が愛おしくなりました。 | ||||
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この人の本は文庫版塩の街と阪急電車しか読んだ事がないけど、航空ミリタリー物かと思って読んだら、いやぁ、良い意味で期待を裏切られた。 UFO物(カテゴリー的にこうなのかな?)だったのですな。 W主人公で進んでいきますが、自分は歳が近いせいで自衛隊組の方が良かった。 書き下ろしは、こっちよりもあっちの方が良かった気がするな。と言う自分は自衛隊組。 | ||||
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有川浩さんは図書館戦争のシリーズで知り、引き込まれる文章にはまり全作品全て集めました!! 今回あとがきにもあったように「大人ライトノベル」を目指した文庫化としての記念すべき1冊目だと思います。 内容はSF+青春+家族愛+ラブコメといった感じ。けれど、これだけの要素をひとつのお話にまとめられる文章力には圧倒されます!!こういった所に有川浩さんの文章の魅力を感じます。これがデビューから2作品目とは・・・恐るべし!!!! ☆4つの理由としてはやや長め?というか何回は途中で読むのに疲れた何かを感じたからです。 ハードカバーには無かった書下ろしのお話は正直2.5くらいです。 こちらsideに焦点を当てたのか・・・残念でした。 | ||||
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謎の航空機事故で父を亡くした少年と現れた異生物。 謎の航空機事故で尊敬する上司を亡くした女性自衛官と事故を調査する男性の前に姿を現した異生物。 ウチが高校時代に読んだ「星虫」(岩本隆雄著)という作品があります。異生物、いわゆる地球外生物と高校生との接触という経験をモチーフに、まっすぐに物事を見ること、夢を持つことを描いた作品なのですが、この「空の中」も異生物との接触という異常な状況から少年の成長を背伸びすることなく描いています。 ちょっと、ラブコメの要素が多めにふりかけられていますが、嫌味になりません。素直に暖かな空気の流れる物語の中に身をゆだねて見てください。きっと、感じるものがあると思います。 ……高校時代にこの作品読みたかったなぁ。 | ||||
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もしも高校生ぐらいの時にお父さんが死んでしまったら。心から心配してくれる人が近くに「居る場合」と「居ない場合」・・・それが過激派美少女「真帆」と強がり少年「瞬」。そしてなすすべも無かったツンデレお姉さんと夢を方向転換した温厚青年・・・ミキと高巳。盲導犬のように真面目で従順な海に落ちていたクラゲ、フェイク。瞬が「手」と言ったら「許可」と言って手をつないでくれる女の子、佳江。そしてひつじ雲みたいに群れる「白鯨」たち。その中でもひときわ大きいのがディック・・・ ファンタジーなのですが舞台が現実的で違和感無く、ぐいぐい物語に引き込まれます。 読んでいてちょっと三浦綾子さんの氷点を思い出しました。「許せるかどうか」「憎しみからは何も生まれてこない」・・・ 害意のもっとも強いもの。滅ぼすと言うこと。それは取り返しのつかない概念であって、それを撤回する概念はもはや取得できない、という事{←以上ディック談}人はどこまで憎めるんだろう。本当は止めて欲しいと思っている人をどうやったら止めてあげられるんだろう。私の身の回りの人がそうなった時、私は佳江ちゃんのように行動を起こすことができるだろうか?できると良いな。そう思いました{登場人物では佳江ちゃんがダントツに好き!でした} あと、うちの子供達が昔幼稚園で繰り返し習ってきたことで、私もうちで何度も言い聞かせてきた言葉が・・・「人から何かしてもらったらありがとう、よ」「人に何か迷惑をかけたらごめんなさい、よ」「自分がされたら嫌な事は人にもしたらダメなのよ」なのですが、この本を読んでいる間中なんかいもこの言葉が思い浮かんできて切なくなりました。とても基本的なことなのに時には難しいこと。でもあきらめたらダメな事。 心があたたかくなる物語、空を見上げたくなる物語ですよ。 では最後はクラゲちゃん風な言葉で・・・{笑} 「私・は・あなた・が・この本・を・読む・を・する・を・望む・ている・ます」 | ||||
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正体不明の生物を拾った瞬は、そのクラゲのような生物を家に持ち帰った直後、自衛隊のパイロットである父が、事故で死んだことを知ります。 幼い頃に母を亡くし、去年一緒に暮らしていた祖父も亡くなっていた瞬にとって、たった一人の肉親だった父。 葬送式の後、一人きりになった瞬は、真夜中ベッドの上で父の携帯番号にかけてみます。 かかるはずのない通話が突然つながり、そこから聞こえてきた声。 「……冷たイ……ソ、ト」 父を亡くした瞬の心の空白を埋める不思議な生物との交流。 事故を目撃した自衛官の葛藤。 父と喧嘩をした直後に、その父を事故で失った少女の願望。 たくさんの思いが錯綜しながら、物語は終結に向かいます。 いい物語でした。 | ||||
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人間 VS 怪獣「白鯨」。 その怪獣の知能は高く、ヘタすれば人間以上。 しかし彼らは「悲しい」「嬉しい」といった感情という概念を理解できない。 そんな生命体と戦いではなく、 心を通わせ和解することで事態を収束していく人間たちの物語です。 「人間 対 怪獣」でも「人間 VS 人間」でも感情のやり取りがとにかく面白い。 これはまさに「心の戦い」を描いた作品であるとも言えます。 瞬と真帆。 すがりたい、求めたいという感情のままに突き進む2人の危うさ。 基本的には感情の概念を持たないはずが、 人間に拾われ、育てられた白鯨・フェイクだけは「心」を持つ。 そのフェイクが感じた圧倒的な孤独感の描写・・・。 素晴らしい文章力と創造力です! 自衛隊という男社会を女性作家が描くからこその視点、展開。 有川浩さんの作品に女性ファンが多いのはここに魅力があるから! 20代になって怪獣映画にハマった私にはサイコーの本でした。 | ||||
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