老人と犬

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老人と犬の評価:

4.21/5点 レビュー 33件。 B ランク

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平均点4.21pt

Amazonレビュー一覧

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全37件 21〜37 2/2ページ
No.17
(5pt)

個人的にはとても好きな小説です

『老人と犬』、自分にはとても素晴らしいと思える内容でした。
自分は『隣の家の少女』しかケッチャム作品は読んでなかったニワカだからか、
昔からケッチャムのファンである方々のように、
「今までと違う」というようなことは感じませんでした。

私はこの作品を読んで、感動と爽快感が残りました。
わけもなく殺された愛犬レッドのために全てを賭ける老人ラドロウ。
法律云々ではなく、人としてラドロウの肩を持つ、人間味に溢れるラドロウの知人たち。

犯罪者の裁判での判決についてのニュースなどを見聞して、
「こいつにはこんな刑じゃ足らない」など行き場のない腹立たしさを感じたことのある方、
そういった方はぜひ一度手にとってみてください。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.16
(5pt)

個人的にはとても好きな小説です

『老人と犬』、自分にはとても素晴らしいと思える内容でした。
自分は『隣の家の少女』しかケッチャム作品は読んでなかったニワカだからか、
昔からケッチャムのファンである方々のように、
「今までと違う」というようなことは感じませんでした。

私はこの作品を読んで、感動と爽快感が残りました。
わけもなく殺された愛犬レッドのために全てを賭ける老人ラドロウ。
法律云々ではなく、人としてラドロウの肩を持つ、人間味に溢れるラドロウの知人たち。

犯罪者の裁判での判決についてのニュースなどを見聞して、
「こいつにはこんな刑じゃ足らない」など行き場のない腹立たしさを感じたことのある方、
そういった方はぜひ一度手にとってみてください。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.15
(4pt)

ある意味、硬派の生きざま

ジャック・ケッチャムの小説には救いがない、というのが定番だ。確かに読後にはやりきれない辛さだけが残るという側面がある(無論、それがケッチャムの小説の良さなのだが)。
しかし、この小説に個人的には、冷静に静かな闘志を心に堅く決め、老犬の復讐を行った老人の硬派な生きざまが、感情表現を限りなく抑制した筆致で、ハードボイルドスタイルで描かれたある種の好感さえ抱ける小説だった。
〜理不尽な行為は許せない。それは苦しめられた人間から戦いを挑まれるのを当然のこととして、ケッチャムは老人を静かに勇気を内に秘め、強い意志をもって貫徹する魅力ある人物を見事に描ききったと思う。〜大部分の現実ではこんな生き方はできない。人は色々なしがらみの中で物事をあきらめ、忘れてゆこうとする。
しかし、自分にとって代えがたいものが理不尽な奪われ方をしたら・・・・。
ケッチャムファンの方には異論があると思うが、僕はこの作品が映画化されるのを見てみたい。
主役はもう少し年齢を経たロバート・デ・ニーロでぜひ見てみたい。
そんな色々な思いを含め、僕はこの小説がかなり好きなのだ。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.14
(4pt)

ある意味、硬派の生きざま

ジャック・ケッチャムの小説には救いがない、というのが定番だ。確かに読後にはやりきれない辛さだけが残るという側面がある(無論、それがケッチャムの小説の良さなのだが)。
しかし、この小説に個人的には、冷静に静かな闘志を心に堅く決め、老犬の復讐を行った老人の硬派な生きざまが、感情表現を限りなく抑制した筆致で、ハードボイルドスタイルで描かれたある種の好感さえ抱ける小説だった。
〜理不尽な行為は許せない。それは苦しめられた人間から戦いを挑まれるのを当然のこととして、ケッチャムは老人を静かに勇気を内に秘め、強い意志をもって貫徹する魅力ある人物を見事に描ききったと思う。〜大部分の現実ではこんな生き方はできない。人は色々なしがらみの中で物事をあきらめ、忘れてゆこうとする。
しかし、自分にとって代えがたいものが理不尽な奪われ方をしたら・・・・。
ケッチャムファンの方には異論があると思うが、僕はこの作品が映画化されるのを見てみたい。
主役はもう少し年齢を経たロバート・デ・ニーロでぜひ見てみたい。
そんな色々な思いを含め、僕はこの小説がかなり好きなのだ。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.13
(4pt)

ある意味、硬派の生きざま

ジャック・ケッチャムの小説には救いがない、というのが定番だ。確かに読後にはやりきれない辛さだけが残るという側面がある(無論、それがケッチャムの小説の良さなのだが)。
しかし、この小説に個人的には、冷静に静かな闘志を心に堅く決め、老犬の復讐を行った老人の硬派な生きざまが、感情表現を限りなく抑制した筆致で、ハードボイルドスタイルで描かれたある種の好感さえ抱ける小説だった。
〜理不尽な行為は許せない。それは苦しめられた人間から戦いを挑まれるのを当然のこととして、ケッチャムは老人を静かに勇気を内に秘め、強い意志をもって貫徹する魅力ある人物を見事に描ききったと思う。〜大部分の現実ではこんな生き方はできない。人は色々なしがらみの中で物事をあきらめ、忘れてゆこうとする。
しかし、自分にとって代えがたいものが理不尽な奪われ方をしたら・・・・。
ケッチャムファンの方には異論があると思うが、僕はこの作品が映画化されるのを見てみたい。
主役はもう少し年齢を経たロバート・デ・ニーロでぜひ見てみたい。
そんな色々な思いを含め、僕はこの小説がかなり好きなのだ。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.12
(4pt)

犬と老人と犬

目の前で自分の愛犬が殺されてしまう。
普通に生活してる限りではこんなことは起こる筈もない。
それがこの作品では急に理不尽にもこのような衝撃的な予期せぬ事態が起こってしまう。

老人にとって、犬は家族同然であり、最愛の妻との最後の思い出でもあった。
その思い出が急に失われしまう。この喪失感は堪らないだろう...

そして、老人は過去にも家族にかかわる心の傷を負っているである。

毎回ながら理不尽な立場に追い込まれる主人公。
それでもその状況に負けずと勇敢にも立ち向かう姿は読んでて応援したくなる。

そして、ラストにはちょっとした救いが待っている。
もしかしたら、初めてケッチャム作品で淡い感動を覚えたかもしれない。

最後にケッチャムの作品はフィクションだが、
実際に遭った事件をネタにしてることが多い、今作のような事件がもしかしたら、実際にあったのかもしれない。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.11
(4pt)

犬と老人と犬

目の前で自分の愛犬が殺されてしまう。
普通に生活してる限りではこんなことは起こる筈もない。
それがこの作品では急に理不尽にもこのような衝撃的な予期せぬ事態が起こってしまう。

老人にとって、犬は家族同然であり、最愛の妻との最後の思い出でもあった。
その思い出が急に失われしまう。この喪失感は堪らないだろう...

そして、老人は過去にも家族にかかわる心の傷を負っているである。

毎回ながら理不尽な立場に追い込まれる主人公。
それでもその状況に負けずと勇敢にも立ち向かう姿は読んでて応援したくなる。

そして、ラストにはちょっとした救いが待っている。
もしかしたら、初めてケッチャム作品で淡い感動を覚えたかもしれない。

最後にケッチャムの作品はフィクションだが、
実際に遭った事件をネタにしてることが多い、今作のような事件がもしかしたら、実際にあったのかもしれない。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.10
(4pt)

悲しみ、怒り、復讐

ダークでバイオレンス揃いのケッチャム作品では、大変に後味の良い作品。不条理で矛盾だらけの法の前ではあまりに無力な老人の正義。暴力という名の悪に立ち向かうには暴力しかない。それは単純明快。全てを賭けて貫く老人の中の正義。その果てに待つものは…
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.9
(4pt)

悲しみ、怒り、復讐

ダークでバイオレンス揃いのケッチャム作品では、大変に後味の良い作品。不条理で矛盾だらけの法の前ではあまりに無力な老人の正義。暴力という名の悪に立ち向かうには暴力しかない。それは単純明快。全てを賭けて貫く老人の中の正義。その果てに待つものは…
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.8
(4pt)

後味は悪いですが

孤独な老人が、長年連れ添った愛犬を理由になら

ない理由で不良少年達に射殺されます。その行為へ

の正当な処罰を求めるものの叶えられず、老人は復

讐へと立ち上がります・・・。

 復讐は果たされるものの後味は決して良くありま

せんし、結末に救いがあるのかも微妙なところです。

 でも、これがケッチャムらしさですから。万人に

お勧めできる内容でないケッチャム作品の中では、

比較的描写は抑え目です。

 私のようなケッチャム作品が好きな方には間違い

なくお勧めです。

 もし、あなたが18歳未満なら18歳以上になっ

てから読むことをお勧めします。読んでためになる

分野の作品ではないですし、刺激が強いですから。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.7
(4pt)

後味は悪いですが

孤独な老人が、長年連れ添った愛犬を理由になら
ない理由で不良少年達に射殺されます。その行為へ
の正当な処罰を求めるものの叶えられず、老人は復
讐へと立ち上がります・・・。

 復讐は果たされるものの後味は決して良くありま
せんし、結末に救いがあるのかも微妙なところです。

 でも、これがケッチャムらしさですから。万人に
お勧めできる内容でないケッチャム作品の中では、
比較的描写は抑え目です。

 私のようなケッチャム作品が好きな方には間違い
なくお勧めです。

 もし、あなたが18歳未満なら18歳以上になっ
てから読むことをお勧めします。読んでためになる
分野の作品ではないですし、刺激が強いですから。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.6
(5pt)

孤独の中で

ケッチャムの作品の大ファンだが、とりわけこの作品は一番好きだ。犬は導入部分であっけなく死んでしまうが、存在感がある。孤独な老人と老犬が寄り添うように生きてきたさまが胸に湧き上がってくる。その相棒を理不尽に殺された哀しみを、鳴いたり喚いたり騒いだりしないところに彼の深い孤独を感じる。
ラドロウの心のうちを冷めた目線で淡々と描くその筆力たるやすさまじいものがある。ラドロウの息子の過去と、犬を殺した少年とが重なり、彼を苦しめる。
「ある国の偉大さとその道徳的な発達の程度は動物の扱いによって計れる」とガンジーの言葉が引用されているが、まったくその通りだと思う。孤独な復讐は悲惨な結末を迎えるが、それでもラドロウは生きる。人物描写の細かさ、ぐいぐいと読者を引き込む筆力に圧倒された。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.5
(5pt)

孤独の中で

ケッチャムの作品の大ファンだが、とりわけこの作品は一番好きだ。犬は導入部分であっけなく死んでしまうが、存在感がある。孤独な老人と老犬が寄り添うように生きてきたさまが胸に湧き上がってくる。その相棒を理不尽に殺された哀しみを、鳴いたり喚いたり騒いだりしないところに彼の深い孤独を感じる。ラドロウの心のうちを冷めた目線で淡々と描くその筆力たるやすさまじいものがある。ラドロウの息子の過去と、犬を殺した少年とが重なり、彼を苦しめる。「ある国の偉大さとその道徳的な発達の程度は動物の扱いによって計れる」とガンジーの言葉が引用されているが、まったくその通りだと思う。孤独な復讐は悲惨な結末を迎えるが、それでもラドロウは生きる。人物描写の細かさ、ぐいぐいと読者を引き込む筆力に圧倒された。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.4
(4pt)

何ともいえぬ哀愁と徒労感が漂う

「やられたらやり返す」というアメリカ人のスピリットを体現した小説。マイケル・ムーアがいくら力説しようと、これがアメリカの銃社会なのだと思わせる。ただ、それほど残酷描写やショッキングな場面はないので、バイオレンスが苦手な人でも楽しめそう。
 理由なき銃撃により愛犬を殺された主人公の復讐劇は、戦争経験があるとはいえちょっと甘く、現実離れしているような気もするが、型通りのエンタテイメント小説に見られる勧善懲悪の爽快感には乏しい。読了後に何ともいえぬ哀愁と徒労感が漂うのも、少年の犯罪が単なる絵空事でない世の中の現実を思い起こさせるからかもしれない。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.3
(4pt)

何ともいえぬ哀愁と徒労感が漂う

「やられたらやり返す」というアメリカ人のスピリットを体現した小説。マイケル・ムーアがいくら力説しようと、これがアメリカの銃社会なのだと思わせる。ただ、それほど残酷描写やショッキングな場面はないので、バイオレンスが苦手な人でも楽しめそう。
 理由なき銃撃により愛犬を殺された主人公の復讐劇は、戦争経験があるとはいえちょっと甘く、現実離れしているような気もするが、型通りのエンタテイメント小説に見られる勧善懲悪の爽快感には乏しい。読了後に何ともいえぬ哀愁と徒労感が漂うのも、少年の犯罪が単なる絵空事でない世の中の現実を思い起こさせるからかもしれない。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156
No.2
(4pt)

違った味

もしあなたが少年たちに「金を出せ」と言われ、はした金しか持っていないという理由で、愛犬を殺されたら? 主人公の老人は、ごく普通の正義を求め、少年たちの親にかけあいます。正義とは、父親に少年の尻をひっぱたかせ、謝らせ、警察に出頭させることでした。法の裁きを受けさせることは可能か? 老人は、友人の弁護士、検事に相談しますが・・・。「オフ・シーズン」では、とことん凄惨な場面を描き、結末も救いなきものにしたジャック・ケッチャムですが、今回は最後まで理性を捨てず、なおかつ、いわれなき犯行に対しては、きっちり落とし前をつけさせるタフな老人を描いています。登場人物も、正義と悪とをはっきり区別せず、気が弱く、犯行には加担したが老人に対してはすまないと思っている主!犯少年の弟、夫の暴力に堪え、結局は最大の被害者となる母親、手の不自由なメイドなど、それぞれが重要な役割をはたしています。そして大団円も、ジャック・ケッチャムものとしては異色の作品と言えますが、違った味が楽しめました。
老人と犬 (海外文庫) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (海外文庫)より
4594086152
No.1
(4pt)

違った味

もしあなたが少年たちに「金を出せ」と言われ、はした金しか持っていないという理由で、愛犬を殺されたら? 主人公の老人は、ごく普通の正義を求め、少年たちの親にかけあいます。正義とは、父親に少年の尻をひっぱたかせ、謝らせ、警察に出頭させることでした。法の裁きを受けさせることは可能か? 老人は、友人の弁護士、検事に相談しますが・・・。「オフ・シーズン」では、とことん凄惨な場面を描き、結末も救いなきものにしたジャック・ケッチャムですが、今回は最後まで理性を捨てず、なおかつ、いわれなき犯行に対しては、きっちり落とし前をつけさせるタフな老人を描いています。登場人物も、正義と悪とをはっきり区別せず、気が弱く、犯行には加担したが老人に対してはすまないと思っている主!犯少年の弟、夫の暴力に堪え、結局は最大の被害者となる母親、手の不自由なメイドなど、それぞれが重要な役割をはたしています。そして大団円も、ジャック・ケッチャムものとしては異色の作品と言えますが、違った味が楽しめました。
老人と犬 (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 老人と犬 (扶桑社ミステリー)より
4594027156