サトリ

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評判

サトリの評価:

3.91/5点 レビュー 35件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.91pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全42件 1〜20 1/3ページ
No.42
(4pt)

上巻の方が面白かったかな

ロシアの要人を暗殺する上巻から下巻に入り、物語が錯綜し始めます。
上巻だけでも物語は完結してるので下巻は要るか?とも思います。
終わり方が続編があるような終わり方でありウィンズローも意欲があるようなので、サトリのヘルの続編も読んでみたいです。
サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV)より
415041274X
No.41
(4pt)

早く下巻を

トレヴェニアンのシブミの前日譚。
章立てが細かくなっているので読みやすく、内容もテンポ良い。ウィンズローは初めて読んだが面白い小説を書くものだ。
えてして亡くなった作家の作品を受け継いで書くと、首を傾げたくなる例が多いが本作は十二分の出来。トレヴェニアンも草葉の陰で喜んでいるだろう。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.40
(4pt)

早く下巻を

トレヴェニアンのシブミの前日譚。
章立てが細かくなっているので読みやすく、内容もテンポ良い。ウィンズローは初めて読んだが面白い小説を書くものだ。
えてして亡くなった作家の作品を受け継いで書くと、首を傾げたくなる例が多いが本作は十二分の出来。トレヴェニアンも草葉の陰で喜んでいるだろう。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.39
(5pt)

傑作

おもしろくておもしろくてページをめくる手が止まらなかった。さすがウィンズロウ。
『シブミ』とか『サトリ』の日本語に意見を述べているレビュアーがいるが、そんなことはどうでもいい。要するに中身。主人公ニコライ・ヘルが神業のように必殺技を決めるところは、爽快なエンタメ要素として十分余りある。日本人側から見ても、誇りを感じた。

残念だったところは、ラストがちょっと物足りなかったこと。ヘルの復讐劇をたっぷりと堪能したかったのだが。しかし全体的には十分おもしろかったので満点評価とする。

私は訳者あとがきで、本書出版より以前(32年前)に出版されているトレヴェニアン著『シブミ』を知った。その前日譚、主人公の若き日を描いたものがウィンズロウ著による本書とのこと。
とても興味がわいたので、この後『シブミ』に取り掛かることにした。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.38
(5pt)

傑作

おもしろくておもしろくてページをめくる手が止まらなかった。さすがウィンズロウ。
『シブミ』とか『サトリ』の日本語に意見を述べているレビュアーがいるが、そんなことはどうでもいい。要するに中身。主人公ニコライ・ヘルが神業のように必殺技を決めるところは、爽快なエンタメ要素として十分余りある。日本人側から見ても、誇りを感じた。

残念だったところは、ラストがちょっと物足りなかったこと。ヘルの復讐劇をたっぷりと堪能したかったのだが。しかし全体的には十分おもしろかったので満点評価とする。

私は訳者あとがきで、本書出版より以前(32年前)に出版されているトレヴェニアン著『シブミ』を知った。その前日譚、主人公の若き日を描いたものがウィンズロウ著による本書とのこと。
とても興味がわいたので、この後『シブミ』に取り掛かることにした。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.37
(4pt)

捉え方で変わる作品

これが、とある暗殺者(と言えるか微妙だけど)の誕生の物語だと読めば、よくできた設定とプロットと人物描写の妙を感じるのだけど、ドン・ウィンズロウの作品ととらえると普段の書き込み方には遠く、悲惨な状況すら淡々と描く描写を感じられず何となく物足りない。シブミの前日談と捉えれば、トレヴェニヤンの語りを引き継ぐ者の作品と捉えれば、いやむしろ、そう捉えた方が楽しめる。人物もランドなど素敵な小悪党じゃないか?
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.36
(4pt)

捉え方で変わる作品

これが、とある暗殺者(と言えるか微妙だけど)の誕生の物語だと読めば、よくできた設定とプロットと人物描写の妙を感じるのだけど、ドン・ウィンズロウの作品ととらえると普段の書き込み方には遠く、悲惨な状況すら淡々と描く描写を感じられず何となく物足りない。シブミの前日談と捉えれば、トレヴェニヤンの語りを引き継ぐ者の作品と捉えれば、いやむしろ、そう捉えた方が楽しめる。人物もランドなど素敵な小悪党じゃないか?
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.35
(5pt)

作者が違う事に気がついていなかった

解説まで読んで初めてシブミの時の作者と違う人間が書いているということを知りました。
一人の主人公の物語を多くの人間が描くというのはあまり馴染みがなかったので全く分かっていませんでした。

ちょっと最後のソランジュの最期があっけなっくて残念でしたがそれでもあらゆるスパイものやアクションもので必要なお約束事を抑えつつ「近接感覚」という独特の能力をもとにしたストーリーは引き込まれます。
サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV)より
415041274X
No.34
(5pt)

海外の目線で日本を学ぶ

「シブミ」「サトリ」という言葉は口語としては一般的ではない。
が、その微妙な人間の生きる姿勢におけるニュアンスを拾い上げるセンスというのは流石だ。
そしてそのスタイルに沿って生きる人間を描く、という時点でもう面白いに決まってると私は感じました。

同時並行的に「シブミ」を読んでいるので私が感じたことが本書からなのか「シブミ」からなのか分からなくなる。
ということはそれだけ登場人物像が貫徹されている、ということだろう。
それだけ貫徹されたニコライ・ヘルという人物を読んでいくのが面白いのはその人間が作られていく過程を丁寧に描いているからこそであり、その人物が北京で自ら飛び込んでいく魑魅魍魎の世界に胸がときめくのと同時に登場人物を「心配する」ということが読書において可能になる。
最高に面白いです。
早く下を読みたいです。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.33
(5pt)

海外の目線で日本を学ぶ

「シブミ」「サトリ」という言葉は口語としては一般的ではない。
が、その微妙な人間の生きる姿勢におけるニュアンスを拾い上げるセンスというのは流石だ。
そしてそのスタイルに沿って生きる人間を描く、という時点でもう面白いに決まってると私は感じました。

同時並行的に「シブミ」を読んでいるので私が感じたことが本書からなのか「シブミ」からなのか分からなくなる。
ということはそれだけ登場人物像が貫徹されている、ということだろう。
それだけ貫徹されたニコライ・ヘルという人物を読んでいくのが面白いのはその人間が作られていく過程を丁寧に描いているからこそであり、その人物が北京で自ら飛び込んでいく魑魅魍魎の世界に胸がときめくのと同時に登場人物を「心配する」ということが読書において可能になる。
最高に面白いです。
早く下を読みたいです。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.32
(5pt)

ウィンズロウの膂力に唸る傑作

「シブミ」のニコライ・ヘルの若き日を描いた前日譚。
この小説に関しては、2つの点が重要ではないかと思いました。以下に述べると、
1、トレヴェニアンが描いた世界をどこまで模倣できるか。
2、トレヴェニアンの作品と同じ位かまたはそれ以上の面白さで小説を書けるか。
という難題が著者のウィンズロウに課されている様に感じました。
1について言うと、個人差があると思いますが、かなり忠実に「シブミ」の世界観、雰囲気を醸し出す事に成功している様に思えました。主人公のキャラクターの描き方、特にアクションシーン、立ち居振る舞い等、よく出来ている様に思えました。事に、秘術である「裸ー殺」を使うシーンは迫真的で流石ウィンズロウと頷きました。
2に関してはこれまた著者のウィンズロウの筆力によるものか、かなり面白い活劇小説になっていて唸りました。ソフトカバー版の賛辞に「潔いほどに映像的サスペンス」というのがあったと記憶しますが、確かに凄く読み易い小説で最初から最後まで存分に楽しめました。ネタの謀略もよく考えられていて感心しました。
という訳で、名作「シブミ」を読んでいる方は勿論、読んでいない方でも楽しめる異色の活劇小説として十分過ぎる位の面白い作品に思えました。「シブミ」がかなり名のある名作なので、その正当後継者役を引き受けた著者は多分相当怯んでトレヴェニアンの事を研究したであろうと思われますが、これだけ書ければ成功していると言えると思います。
蛇足ですがタイトルはフラワー・トラヴェリング・バンドの「SATORI」と掛けて圧あるのでしょうか?気になります。あと、主人公の体得している「裸ー殺」は実在する武術なのでしょうか?実在するなら習ってみたいです(笑)。
実力派作家の膂力に唸る傑作。是非ご一読を。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.31
(5pt)

ウィンズロウの膂力に唸る傑作

「シブミ」のニコライ・ヘルの若き日を描いた前日譚。
この小説に関しては、2つの点が重要ではないかと思いました。以下に述べると、
1、トレヴェニアンが描いた世界をどこまで模倣できるか。
2、トレヴェニアンの作品と同じ位かまたはそれ以上の面白さで小説を書けるか。
という難題が著者のウィンズロウに課されている様に感じました。
1について言うと、個人差があると思いますが、かなり忠実に「シブミ」の世界観、雰囲気を醸し出す事に成功している様に思えました。主人公のキャラクターの描き方、特にアクションシーン、立ち居振る舞い等、よく出来ている様に思えました。事に、秘術である「裸ー殺」を使うシーンは迫真的で流石ウィンズロウと頷きました。
2に関してはこれまた著者のウィンズロウの筆力によるものか、かなり面白い活劇小説になっていて唸りました。ソフトカバー版の賛辞に「潔いほどに映像的サスペンス」というのがあったと記憶しますが、確かに凄く読み易い小説で最初から最後まで存分に楽しめました。ネタの謀略もよく考えられていて感心しました。
という訳で、名作「シブミ」を読んでいる方は勿論、読んでいない方でも楽しめる異色の活劇小説として十分過ぎる位の面白い作品に思えました。「シブミ」がかなり名のある名作なので、その正当後継者役を引き受けた著者は多分相当怯んでトレヴェニアンの事を研究したであろうと思われますが、これだけ書ければ成功していると言えると思います。
蛇足ですがタイトルはフラワー・トラヴェリング・バンドの「SATORI」と掛けて圧あるのでしょうか?気になります。あと、主人公の体得している「裸ー殺」は実在する武術なのでしょうか?実在するなら習ってみたいです(笑)。
実力派作家の膂力に唸る傑作。是非ご一読を。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.30
(5pt)

ウィンズロウの膂力に唸る傑作

「シブミ」のニコライ・ヘルの若き日を描いた前日譚。
この小説に関しては、2つの点が重要ではないかと思いました。以下に述べると、
1、トレヴェニアンが描いた世界をどこまで模倣できるか。
2、トレヴェニアンの作品と同じ位かまたはそれ以上の面白さで小説を書けるか。
という難題が著者のウィンズロウに課されている様に感じました。
1について言うと、個人差があると思いますが、かなり忠実に「シブミ」の世界観、雰囲気を醸し出す事に成功している様に思えました。主人公のキャラクターの描き方、特にアクションシーン、立ち居振る舞い等、よく出来ている様に思えました。事に、秘術である「裸ー殺」を使うシーンは迫真的で流石ウィンズロウと頷きました。
2に関してはこれまた著者のウィンズロウの筆力によるものか、かなり面白い活劇小説になっていて唸りました。ソフトカバー版の賛辞に「潔いほどに映像的サスペンス」というのがあったと記憶しますが、確かに凄く読み易い小説で最初から最後まで存分に楽しめました。ネタの謀略もよく考えられていて感心しました。
という訳で、名作「シブミ」を読んでいる方は勿論、読んでいない方でも楽しめる異色の活劇小説として十分過ぎる位の面白い作品に思えました。「シブミ」がかなり名のある名作なので、その正当後継者役を引き受けた著者は多分相当怯んでトレヴェニアンの事を研究したであろうと思われますが、これだけ書ければ成功していると言えると思います。
蛇足ですがタイトルはフラワー・トラヴェリング・バンドの「SATORI」と掛けて圧あるのでしょうか?気になります。あと、主人公の体得している「裸ー殺」は実在する武術なのでしょうか?実在するなら習ってみたいです(笑)。
実力派作家の膂力に唸る傑作。是非ご一読を。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.29
(5pt)

ウィンズロウの膂力に唸る傑作

「シブミ」のニコライ・ヘルの若き日を描いた前日譚。
この小説に関しては、2つの点が重要ではないかと思いました。以下に述べると、
1、トレヴェニアンが描いた世界をどこまで模倣できるか。
2、トレヴェニアンの作品と同じ位かまたはそれ以上の面白さで小説を書けるか。
という難題が著者のウィンズロウに課されている様に感じました。
1について言うと、個人差があると思いますが、かなり忠実に「シブミ」の世界観、雰囲気を醸し出す事に成功している様に思えました。主人公のキャラクターの描き方、特にアクションシーン、立ち居振る舞い等、よく出来ている様に思えました。事に、秘術である「裸ー殺」を使うシーンは迫真的で流石ウィンズロウと頷きました。
2に関してはこれまた著者のウィンズロウの筆力によるものか、かなり面白い活劇小説になっていて唸りました。ソフトカバー版の賛辞に「潔いほどに映像的サスペンス」というのがあったと記憶しますが、確かに凄く読み易い小説で最初から最後まで存分に楽しめました。ネタの謀略もよく考えられていて感心しました。
という訳で、名作「シブミ」を読んでいる方は勿論、読んでいない方でも楽しめる異色の活劇小説として十分過ぎる位の面白い作品に思えました。「シブミ」がかなり名のある名作なので、その正当後継者役を引き受けた著者は多分相当怯んでトレヴェニアンの事を研究したであろうと思われますが、これだけ書ければ成功していると言えると思います。
蛇足ですがタイトルはフラワー・トラヴェリング・バンドの「SATORI」と掛けて圧あるのでしょうか?気になります。あと、主人公の体得している「裸ー殺」は実在する武術なのでしょうか?実在するなら習ってみたいです(笑)。
実力派作家の膂力に唸る傑作。是非ご一読を。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.28
(4pt)

非常にくせが強いがとても面白かった”シブミ”が、アクが抜けてそれなりに面白くなったと言ったところであろうか?

上巻で繰り広げられた中国でのミッションを終え、追ってから逃れるためにラオス経由でベトナムのサイゴンに逃れるところから下巻がスタートする。 ダイヤモンド少佐率いるCIA、ソビエト情報部、中国警察、ラオス・ベトナム国境付近の有力部族、ベトナムゲリラ、フランス諜報部など多数のステークホルダーと虚々実々のやり取りを繰り広げながら、ソランジュと逃走を続けていく。 トレヴェニアンの思い(アメリカ文化批判、アジア文化の深い理解、囲碁と洞窟探検のうんちくなど)アクが強かった反面、それが物語に厚みを与えていて独特の雰囲気をだしていたシブミと比べて、全体的にシンプルなストーリー構成で、”アクが抜けたシブミの続編”といった感想をもった。 シブミを読んだ時のような興奮はなかったが、それでもウィンズロウの力量でエンターテイメントとしては上出来なレベルにはなっていると思う。 冒険小説、アクション小説が好きな方に加えて、ウィンズロウ、トレヴェニアンのファンにもお勧めできると思う。
サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV)より
415041274X
No.27
(4pt)

非常にくせが強いがとても面白かった”シブミ”が、アクが抜けてそれなりに面白くなったと

上巻で繰り広げられた中国でのミッションを終え、追ってから逃れるためにラオス経由でベトナムのサイゴンに逃れるところから下巻がスタートする。 ダイヤモンド少佐率いるCIA、ソビエト情報部、中国警察、ラオス・ベトナム国境付近の有力部族、ベトナムゲリラ、フランス諜報部など多数のステークホルダーと虚々実々のやり取りを繰り広げながら、ソランジュと逃走を続けていく。 トレヴェニアンの思い(アメリカ文化批判、アジア文化の深い理解、囲碁と洞窟探検のうんちくなど)アクが強かった反面、それが物語に厚みを与えていて独特の雰囲気をだしていたシブミと比べて、全体的にシンプルなストーリー構成で、”アクが抜けたシブミの続編”といった感想をもった。 シブミを読んだ時のような興奮はなかったが、それでもウィンズロウの力量でエンターテイメントとしては上出来なレベルにはなっていると思う。 冒険小説、アクション小説が好きな方に加えて、ウィンズロウ、トレヴェニアンのファンにもお勧めできると思う。
サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (下) (ハヤカワ文庫NV)より
415041274X
No.26
(4pt)

トレヴェニアンのシブミ(冒険小説の名作)の前日譚をあのドン・ウィンズロウが書いた!

冒険小説の傑作と言われるトレヴェニアンのシブミの続編が出るとは、正直思っていなかった。 20年以上前にその正確で深い日本文化の理解に驚きながら、そして興奮しながら読んだのを思い出した。そして本作を読むにあたり、シブミを再読したが、改めてその物語世界の素晴らしさを実感した。 本作サトリでは、日本での育ての親である岸川将軍が戦犯として逮捕される寸前に、ニコライが息子として、親を絞首台の屈辱から救うべく、苦痛なく一瞬にして岸川将軍を殺害した罪を問われて、巣鴨拘置所に収容された状態でストーリーが始まる。 ダイヤモンド少佐とその手下による熾烈な拷問によって心身ともに痛めつけられたニコライだが、中国にいるロシア要人を暗殺することと交換条件で釈放されることになる。 暗殺を成功させ、日本で短い間一緒に生活したフランス美女のソランジュと生活を共にすること、そしてダイヤモンド少佐とその手下に復讐することを生きがいとしてニコライの苦難の戦いが潜入した中国で始まる。 トレヴェニアンの前作と比べて、ニコライのキャラ造形は違和感がないところは、さすがウィンズロウであると思う。 またシブミで執拗に展開されていたアメリカ文化批判や、詳細なケービング(洞窟探検)のシーンなどトレヴェニアン個人の思い入れなどが一切省かれて、スリラーに徹した執筆姿勢に手堅さを感じた反面、シブミの独特な物語世界が、出来はいいがよくあるようなスリラーになってしまうような点が物足りないような感じがする。 とはいえ、中国での苦難のミッションを終えたところで上巻が終わる。 下巻が非常に楽しみである。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084
No.25
(4pt)

トレヴェニアンのシブミ(冒険小説の名作)の前日譚をあのドン・ウィンズロウが書いた!

冒険小説の傑作と言われるトレヴェニアンのシブミの続編が出るとは、正直思っていなかった。 20年以上前にその正確で深い日本文化の理解に驚きながら、そして興奮しながら読んだのを思い出した。そして本作を読むにあたり、シブミを再読したが、改めてその物語世界の素晴らしさを実感した。 本作サトリでは、日本での育ての親である岸川将軍が戦犯として逮捕される寸前に、ニコライが息子として、親を絞首台の屈辱から救うべく、苦痛なく一瞬にして岸川将軍を殺害した罪を問われて、巣鴨拘置所に収容された状態でストーリーが始まる。 ダイヤモンド少佐とその手下による熾烈な拷問によって心身ともに痛めつけられたニコライだが、中国にいるロシア要人を暗殺することと交換条件で釈放されることになる。 暗殺を成功させ、日本で短い間一緒に生活したフランス美女のソランジュと生活を共にすること、そしてダイヤモンド少佐とその手下に復讐することを生きがいとしてニコライの苦難の戦いが潜入した中国で始まる。 トレヴェニアンの前作と比べて、ニコライのキャラ造形は違和感がないところは、さすがウィンズロウであると思う。 またシブミで執拗に展開されていたアメリカ文化批判や、詳細なケービング(洞窟探検)のシーンなどトレヴェニアン個人の思い入れなどが一切省かれて、スリラーに徹した執筆姿勢に手堅さを感じた反面、シブミの独特な物語世界が、出来はいいがよくあるようなスリラーになってしまうような点が物足りないような感じがする。 とはいえ、中国での苦難のミッションを終えたところで上巻が終わる。 下巻が非常に楽しみである。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.24
(5pt)

日本オタクにありがとう!

私は、日本のことを一生懸命調べたり、体験したりしてくれた作者がとてもいとおしく感じました。時には「やりすぎ」と思う場面もありましたが、主人公のニコライがスパイ通しの心理戦を碁盤を見立てて、シュミレーションする様など、私も碁をはじめたいな、と思うほどでした。ニコライの清潔な心身とそれをとりまくグロテスクな環境、ニヒルな会話、このバランスがすごくよいです。
サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: サトリ (上) (ハヤカワ文庫NV)より
4150412731
No.23
(5pt)

日本オタクにありがとう!

私は、日本のことを一生懸命調べたり、体験したりしてくれた作者がとてもいとおしく感じました。時には「やりすぎ」と思う場面もありましたが、主人公のニコライがスパイ通しの心理戦を碁盤を見立てて、シュミレーションする様など、私も碁をはじめたいな、と思うほどでした。ニコライの清潔な心身とそれをとりまくグロテスクな環境、ニヒルな会話、このバランスがすごくよいです。
サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: サトリ(上) (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152092084