わたしを離さないで

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評判

わたしを離さないでの評価:

4.11/5点 レビュー 714件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1,119件 481〜500 25/56ページ
No.639
(5pt)

心にしみる

本は読む方で、本を読んで泣くことなんてほとんどないひねくれものですが、これはやられました。素晴らしい作品です。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.638
(5pt)

心にしみる

本は読む方で、本を読んで泣くことなんてほとんどないひねくれものですが、これはやられました。素晴らしい作品です。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.637
(5pt)

祝ノーベル文学賞受賞

ノーベル文学賞受賞おめでとうございます。
カズオイシグロさんのことは、テレビで見るまでは知りませんでしたが、これを機に購入しました。
読むのを楽しみにしています。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.636
(5pt)

祝ノーベル文学賞受賞

ノーベル文学賞受賞おめでとうございます。
カズオイシグロさんのことは、テレビで見るまでは知りませんでしたが、これを機に購入しました。
読むのを楽しみにしています。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.635
(5pt)

ノーベル賞受賞おめでとうございます。

ノーベル賞受賞おめでとうございます。
○上さんのような絶望的であまり希望が見えない作品に比べて人間の愛を実にきれいに評者できる人こそノーベル賞にふさわしいです。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.634
(5pt)

ノーベル賞受賞おめでとうございます。

ノーベル賞受賞おめでとうございます。
○上さんのような絶望的であまり希望が見えない作品に比べて人間の愛を実にきれいに評者できる人こそノーベル賞にふさわしいです。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.633
(5pt)

感動しました

主人公達は、“特別な”人たちです。
しかし、どう“特別”なのかは、半分ほど進まないと明かされませんでした。

イギリスの香りを感じました。
科学と人間。
主人公達が“特別”なのに、自分自身と、何も変わらないとも思いました。

考えさせる作品でした。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.632
(5pt)

感動しました

主人公達は、“特別な”人たちです。
しかし、どう“特別”なのかは、半分ほど進まないと明かされませんでした。

イギリスの香りを感じました。
科学と人間。
主人公達が“特別”なのに、自分自身と、何も変わらないとも思いました。

考えさせる作品でした。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.631
(5pt)

ここは私たちの世界

これは、私の住んでいる場所とは全くかけ離れた世界の物語なのに、読んで行くうちに、ああここは私の住んでいる所だ‥と思えてくる。そして私の「これまで」と「これから」がこの本の中にあると。

子供時代から続く友人関係の中での心の動きが繊細に綴られている。ちょっとした心の動きも見逃したりはしない。言葉で一つ一つの動きを表現していく。強い者に思わず遠慮してしまったり、場の雰囲気を感じて沈黙してしまったり、疎ましく思いながらも相手の気持ちがこちらに向いてきたと思うとまた楽しくなったり。経験はあるが意識の外へ流してしまっている心の細やかな動きが、次から次へと言葉となり繰り広げられる。そうだった、あの時私もこんな気持ちだったんだ‥と思いながら読み進んだ。

成長した子供達を待ち受けているのは「死」だ。

キャシーに対していつも支配的であろうとしたルースの最後の姿は胸を打つ。
ルースは心の底にある悔いをキャシーに告げ、二人はルースの死の淵で心を結び合せる。
キャシーは何かとうるさい存在のルースを大人になった時点では避けることもできたのに、それをしなかった。ルースに関わることをやめなかったキャシーに、ルースは最後に応えたのだと思う。
トミーとキャシーの最後の日々は切ない。二人で生きていきたいという思いが、溢れるような思いが、物語が紡いでいるその時間を静かに満たしていく。

ルースもトミーもそれぞれの死を迎い入れる。
そしてキャシーも程なくしてそうなるのだろう。
充足した死‥という言葉が浮かんでくる。
作者は三人の関係を幼い頃から描いていて、最後にこの結末に導いていく。

この本から豊かな時間を与えられたと思う。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.630
(5pt)

ここは私たちの世界

これは、私の住んでいる場所とは全くかけ離れた世界の物語なのに、読んで行くうちに、ああここは私の住んでいる所だ‥と思えてくる。そして私の「これまで」と「これから」がこの本の中にあると。

子供時代から続く友人関係の中での心の動きが繊細に綴られている。ちょっとした心の動きも見逃したりはしない。言葉で一つ一つの動きを表現していく。強い者に思わず遠慮してしまったり、場の雰囲気を感じて沈黙してしまったり、疎ましく思いながらも相手の気持ちがこちらに向いてきたと思うとまた楽しくなったり。経験はあるが意識の外へ流してしまっている心の細やかな動きが、次から次へと言葉となり繰り広げられる。そうだった、あの時私もこんな気持ちだったんだ‥と思いながら読み進んだ。

成長した子供達を待ち受けているのは「死」だ。

キャシーに対していつも支配的であろうとしたルースの最後の姿は胸を打つ。
ルースは心の底にある悔いをキャシーに告げ、二人はルースの死の淵で心を結び合せる。
キャシーは何かとうるさい存在のルースを大人になった時点では避けることもできたのに、それをしなかった。ルースに関わることをやめなかったキャシーに、ルースは最後に応えたのだと思う。
トミーとキャシーの最後の日々は切ない。二人で生きていきたいという思いが、溢れるような思いが、物語が紡いでいるその時間を静かに満たしていく。

ルースもトミーもそれぞれの死を迎い入れる。
そしてキャシーも程なくしてそうなるのだろう。
充足した死‥という言葉が浮かんでくる。
作者は三人の関係を幼い頃から描いていて、最後にこの結末に導いていく。

この本から豊かな時間を与えられたと思う。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.629
(5pt)

裏切らないイシグロさん!

やはりイシグロさんは視点が違うと感動しました。また違う本を買いたいと思っています。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.628
(5pt)

裏切らないイシグロさん!

やはりイシグロさんは視点が違うと感動しました。また違う本を買いたいと思っています。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.627
(5pt)

カズオ・イシグロの最高傑作

この方の本は有名どころは全て読みましたが、間違いなくこれが最高傑作です!!
心にいつまでも後遺症が残ります。
この世界観。。。悲しみの中に希望を見出すところ、切なくも目が離せません。
「わたしをはなさないで……」と歌うシーン、秀逸です。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.626
(5pt)

カズオ・イシグロの最高傑作

この方の本は有名どころは全て読みましたが、間違いなくこれが最高傑作です!!
心にいつまでも後遺症が残ります。
この世界観。。。悲しみの中に希望を見出すところ、切なくも目が離せません。
「わたしをはなさないで……」と歌うシーン、秀逸です。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.625
(4pt)

読了後に物思いに耽る作品

物語の舞台はへールシャム。臓器提供のために作られた子供たちの学園である。そこには、普通の学校と同じような日常がある。ただ、普通の人のような人生は送れない。
これは、悲劇の物語ではある。ただ、著者の書きぶりはあまり悲痛さを感じさせない、抑制的な書き方をしている。途中、この悲劇から抜け出せるどんでん返しの展開があるのかと期待させられるが、結局運命は変わることはない。クライマックスも特段ないため、読了後に大きな満足感を得るという作品ではない。ただ、それゆえに却って、読み終えた後に、あれはどういう意味なんだろうか?、どういう気持ちで運命を受け入れたのか?、自分だったらどう思うか?などいろいろと考えてしまう。
分かりやすく痛快な小説も良いが、読了後に一人で物思いに耽ってしまうような小説もたまには良いのではないだろうか。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.624
(4pt)

読了後に物思いに耽る作品

物語の舞台はへールシャム。臓器提供のために作られた子供たちの学園である。そこには、普通の学校と同じような日常がある。ただ、普通の人のような人生は送れない。
これは、悲劇の物語ではある。ただ、著者の書きぶりはあまり悲痛さを感じさせない、抑制的な書き方をしている。途中、この悲劇から抜け出せるどんでん返しの展開があるのかと期待させられるが、結局運命は変わることはない。クライマックスも特段ないため、読了後に大きな満足感を得るという作品ではない。ただ、それゆえに却って、読み終えた後に、あれはどういう意味なんだろうか?、どういう気持ちで運命を受け入れたのか?、自分だったらどう思うか?などいろいろと考えてしまう。
分かりやすく痛快な小説も良いが、読了後に一人で物思いに耽ってしまうような小説もたまには良いのではないだろうか。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.623
(4pt)

カズオ・イシグロと言う人

カズオ・イシグロの作品を読んだのは本作が初めてです。
この作品についてですが、まず、このような臓器牧場を許容する外部社会についての説明がほとんどないこと。
次に提供者達が苦悩を持ちながらも抵抗せず反乱もおこさず従容として臓器摘出を受け死んでゆくこと。このふたつが納得できない。作者の言うように「静かにおのれの運命受け入れることの尊厳」は描写されているけれど、(描写力は素晴らしい)それならばなおさら、説得力を持たせるための設定が必要と思われます。「静かにおのれの運命受け入れる」態度は、本来西洋的美徳ではないでしょう。この作品が欧米で受け入れられたのは「クローン」や「臓器牧場」というガジェットを東洋哲学的に処理した新しさでしょうか。例えば「禅」にしても、きちんと理解してなくても西洋思想と異なると言うだけで礼賛する層がありますからね。
ところで、この作品自体は自分にとってそれほどインパクトは無かったのですが、作者のカズオ・イシグロ自体には俄然興味がわいてきました。この作品はやはり彼の生い立ち無くしては生まれなかったでしょう。日本をルーツに持ち、完全なイギリス的教養と文学スタイルを持ち、そして日本や東洋に憧憬を持つカズオ・イシグロ。2017年現在、ハンチントンが予言したように世界は文明の(価値観や宗教感の)衝突の様相を見せています。彼はこの世界に何を提示することができるのか。独自の世界を拓く救世主(?W)足りうるのか。それともただのめそめそしたインチキリベラル野郎なのか。とりあえず他の作品を読み、また今後も注視していきたいと思います。

再読しました。星1つ増やして4にします。再読でネタバレしてるのにより沁みた。多分この小説の舞台はイギリスそっくりの地名や人名が出て来るけど地球じゃなくてカズオ・イシグロワールドなんだろう。そこではこんなストーリーもなんか納得してしまう。
読後感が少しゴールズワージーの林檎の樹に似ていると感じた。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.622
(4pt)

カズオ・イシグロと言う人

カズオ・イシグロの作品を読んだのは本作が初めてです。
この作品についてですが、まず、このような臓器牧場を許容する外部社会についての説明がほとんどないこと。
次に提供者達が苦悩を持ちながらも抵抗せず反乱もおこさず従容として臓器摘出を受け死んでゆくこと。このふたつが納得できない。作者の言うように「静かにおのれの運命受け入れることの尊厳」は描写されているけれど、(描写力は素晴らしい)それならばなおさら、説得力を持たせるための設定が必要と思われます。「静かにおのれの運命受け入れる」態度は、本来西洋的美徳ではないでしょう。この作品が欧米で受け入れられたのは「クローン」や「臓器牧場」というガジェットを東洋哲学的に処理した新しさでしょうか。例えば「禅」にしても、きちんと理解してなくても西洋思想と異なると言うだけで礼賛する層がありますからね。
ところで、この作品自体は自分にとってそれほどインパクトは無かったのですが、作者のカズオ・イシグロ自体には俄然興味がわいてきました。この作品はやはり彼の生い立ち無くしては生まれなかったでしょう。日本をルーツに持ち、完全なイギリス的教養と文学スタイルを持ち、そして日本や東洋に憧憬を持つカズオ・イシグロ。2017年現在、ハンチントンが予言したように世界は文明の(価値観や宗教感の)衝突の様相を見せています。彼はこの世界に何を提示することができるのか。独自の世界を拓く救世主(?W)足りうるのか。それともただのめそめそしたインチキリベラル野郎なのか。とりあえず他の作品を読み、また今後も注視していきたいと思います。

再読しました。星1つ増やして4にします。再読でネタバレしてるのにより沁みた。多分この小説の舞台はイギリスそっくりの地名や人名が出て来るけど地球じゃなくてカズオ・イシグロワールドなんだろう。そこではこんなストーリーもなんか納得してしまう。
読後感が少しゴールズワージーの林檎の樹に似ていると感じた。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196
No.621
(5pt)

心理描写の妙

カズオ・イシグロは初めて読んだのですが、男性の著者になぜこんなにも少女の心の動きがこうも手に取るようにまざまざと分かるのか、そしてそれをなぜこんなにも上手く読者に伝えられるのか、そのことにただただ驚愕しました。
話の内容としてはほとんど予測が出来るような展開の連続で、最後までどんでん返しが来るか来るかと待ち受けていたにもかかわらず、ついにそれは来ませんでした。この物語はそういったドラマ的なカタルシスとは無縁だと思います。彼らの運命は、序盤からある程度提示されています。
それなのにページを繰る手が止まらず、続きが気になって一気に読み進めてしまうのは、最初に触れた著者の異常なまでの心理描写の上手さにあるような気がします。もう、「あ~、分かる分かる」のオンパレード。嫉妬やちょっとした嘘、優しさ、卑怯さ、連帯感、心配、優越感、意地悪などなど、登場人物(主にキャシー)の心情がありありと伝わり、そのゆえに、薄々先の見える悲劇的展開において、すっかり親和感を抱かされてしまった彼らが何を感じる事になるのか、目が離せません。
もしかしたら、だからこそ逆に筋の読めるストーリー展開にしているのかもしれません。シンプルで変えることのできない運命にあって、人は何を思い、何を願うのか。それこそが著者の描き出したかった事なのではないかと、読み終えた本の奥にヘールシャムを感じながら、思いました。

※ネタバレ注意※
読後に、タイトル『わたしを離さないで』は、わたし(提供者)を親であるポシブルから(複製化するために細胞を切り)離さないで…という意味にも取れるように感じ、提供者たちの声にならない囁きのようでぞっとしました。
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)より
4151200517
No.620
(5pt)

心理描写の妙

カズオ・イシグロは初めて読んだのですが、男性の著者になぜこんなにも少女の心の動きがこうも手に取るようにまざまざと分かるのか、そしてそれをなぜこんなにも上手く読者に伝えられるのか、そのことにただただ驚愕しました。
話の内容としてはほとんど予測が出来るような展開の連続で、最後までどんでん返しが来るか来るかと待ち受けていたにもかかわらず、ついにそれは来ませんでした。この物語はそういったドラマ的なカタルシスとは無縁だと思います。彼らの運命は、序盤からある程度提示されています。
それなのにページを繰る手が止まらず、続きが気になって一気に読み進めてしまうのは、最初に触れた著者の異常なまでの心理描写の上手さにあるような気がします。もう、「あ~、分かる分かる」のオンパレード。嫉妬やちょっとした嘘、優しさ、卑怯さ、連帯感、心配、優越感、意地悪などなど、登場人物(主にキャシー)の心情がありありと伝わり、そのゆえに、薄々先の見える悲劇的展開において、すっかり親和感を抱かされてしまった彼らが何を感じる事になるのか、目が離せません。
もしかしたら、だからこそ逆に筋の読めるストーリー展開にしているのかもしれません。シンプルで変えることのできない運命にあって、人は何を思い、何を願うのか。それこそが著者の描き出したかった事なのではないかと、読み終えた本の奥にヘールシャムを感じながら、思いました。

※ネタバレ注意※
読後に、タイトル『わたしを離さないで』は、わたし(提供者)を親であるポシブルから(複製化するために細胞を切り)離さないで…という意味にも取れるように感じ、提供者たちの声にならない囁きのようでぞっとしました。
わたしを離さないで Amazon書評・レビュー: わたしを離さないでより
4152087196