(短編集)

輝く断片

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評判

輝く断片の評価:

4.00/5点 レビュー 18件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 21〜26 2/2ページ
No.6
(4pt)

胸が疼く。

前回の「不思議のひと触れ」ほどの好感触ではなかったが、本書もなかなか良かった。凄いのが表題作の「輝く断片」。これヘタすりゃサイコ物に分類されてしまいそうな作品だが、それがスタージョンの手にかかるとこんなにもズッシリと手応えのあるせつない物語になるとは。これほどの衝撃は、久しぶりだった。敗者の物語を書かせたら、スタージョンの右にでる者はいない。永遠に記憶に残る作品だ。「ルウェリンの犯罪」も、かなり凄まじい作品。ほんとラストまでは、緊迫感はあるがそれほど輝いてる作品だとは思わなかったのだが、結末にいたって驚くべき変貌を遂げてしまう。似た感触なのが「ニュースの時間です」。この作品も衝撃的な結末をむかえて、秀逸。まさに、してやったりという作品だ。逆に「マエストロを殺せ」などは、いささか弱い。傑作と謳われているが、少し冗長に感じる。それでも、ラストは印象的だった。他の四編も同様に、それほどインパクトは強くなかった。「ミドリザルとの情事」が、スタージョンにしてはめずらしく『下ネタ』系なのがおもしろかったくらいかな。
とにかく、読んでよかった。いまだに胸が疼いてる感じだ。
輝く断片 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (河出文庫)より
4309463444
No.5
(4pt)

胸が疼く。

前回の「不思議のひと触れ」ほどの好感触ではなかったが、本書もなかなか良かった。凄いのが表題作の「輝く断片」。これヘタすりゃサイコ物に分類されてしまいそうな作品だが、それがスタージョンの手にかかるとこんなにもズッシリと手応えのあるせつない物語になるとは。これほどの衝撃は、久しぶりだった。敗者の物語を書かせたら、スタージョンの右にでる者はいない。永遠に記憶に残る作品だ。「ルウェリンの犯罪」も、かなり凄まじい作品。ほんとラストまでは、緊迫感はあるがそれほど輝いてる作品だとは思わなかったのだが、結末にいたって驚くべき変貌を遂げてしまう。似た感触なのが「ニュースの時間です」。この作品も衝撃的な結末をむかえて、秀逸。まさに、してやったりという作品だ。逆に「マエストロを殺せ」などは、いささか弱い。傑作と謳われているが、少し冗長に感じる。それでも、ラストは印象的だった。他の四編も同様に、それほどインパクトは強くなかった。「ミドリザルとの情事」が、スタージョンにしてはめずらしく『下ネタ』系なのがおもしろかったくらいかな。
とにかく、読んでよかった。いまだに胸が疼いてる感じだ。
輝く断片 (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (奇想コレクション)より
4309621864
No.4
(5pt)

少しずつ作家の姿が見えてくる。

作品のキャラクターがはっきりするようで、ぐにゃぐにゃしている作家さんだと思います。
軽いトリックで話を書いたり、雰囲気で押し切るホラー風を書いたり、何かの描写にこだわり尽くした小説を書いてみたりしています。
時折、自分と波長が合うと、とても気持ちいいのです。
さーふぁーがよいなみをまつようなかんじで。
時代の空気がわかる作家であり、その人の本です。しかも、読み易い。この時代に生きてはいませんでしたが、少しだけわかったような気がします。
輝く断片 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (河出文庫)より
4309463444
No.3
(5pt)

少しずつ作家の姿が見えてくる。

作品のキャラクターがはっきりするようで、ぐにゃぐにゃしている作家さんだと思います。
軽いトリックで話を書いたり、雰囲気で押し切るホラー風を書いたり、何かの描写にこだわり尽くした小説を書いてみたりしています。
時折、自分と波長が合うと、とても気持ちいいのです。
さーふぁーがよいなみをまつようなかんじで。
時代の空気がわかる作家であり、その人の本です。しかも、読み易い。この時代に生きてはいませんでしたが、少しだけわかったような気がします。
輝く断片 (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (奇想コレクション)より
4309621864
No.2
(5pt)

ミステリ作家スタージョンの真骨頂

SFマイスターとして名高いシオドア・スタージョン。だが、彼はミステリも書いていた、それも極上のミステリを-。河出書房新社・奇想コレクションのスタージョン第2弾「輝く断片」は、日本ではまだ知名度の低いミステリをメインに据えた短編集。どれもこれも、読み終わればこれ以外にない結末なのに、読み終わるまではジェットコースターに乗っているように行く先が見えないものばかり。その中でも、皆さんに特に読んで頂きたいのは「輝く断片」。いい加減、本もたくさん読んできて、昔ほどの感動を受けなくなった私ですが、「輝く断片」には打ちのめされました。ここで提示された「人生」のヴィジョンは、一生私の頭から離れないだろう。スタージョンファンの私としては、この驚異的な一編が表題作として本になったことだけでも幸せだったりします。スタージョンの実力を、是非皆様に。ゆめゆめ読み逃しなく。
輝く断片 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (河出文庫)より
4309463444
No.1
(5pt)

ミステリ作家スタージョンの真骨頂

SFマイスターとして名高いシオドア・スタージョン。だが、彼はミステリも書いていた、それも極上のミステリを-。河出書房新社・奇想コレクションのスタージョン第2弾「輝く断片」は、日本ではまだ知名度の低いミステリをメインに据えた短編集。どれもこれも、読み終わればこれ以外にない結末なのに、読み終わるまではジェットコースターに乗っているように行く先が見えないものばかり。その中でも、皆さんに特に読んで頂きたいのは「輝く断片」。いい加減、本もたくさん読んできて、昔ほどの感動を受けなくなった私ですが、「輝く断片」には打ちのめされました。ここで提示された「人生」のヴィジョンは、一生私の頭から離れないだろう。スタージョンファンの私としては、この驚異的な一編が表題作として本になったことだけでも幸せだったりします。スタージョンの実力を、是非皆様に。ゆめゆめ読み逃しなく。
輝く断片 (奇想コレクション) Amazon書評・レビュー: 輝く断片 (奇想コレクション)より
4309621864