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(短編集)
不祥事
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不祥事の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全146件 21~40 2/8ページ
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正義感を基に、誤っていると思う事柄に対しては、誰に対しても主張するという姿勢に清清しさを感じる。 取引している金融機関の女の子に回し読みしてもらっている。 | ||||
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大ヒットドラマ『』の原作者・池井戸潤による大手銀行を舞台に臨店班の活躍を描いてスマッシュヒットとなった人気ドラマ『』! 本書はドラマ『』の原作であり、作品自体は2004年に発表されたモノであるので現在の銀行では成立しにくいエピソードも含まれており、一話完結の物語である。 東京第一銀行事務部調査役の相馬健(演:)。問題を抱える支店に「臨店指導」する彼に念願の部下がつく事となったが、相手はなんと彼が敬遠する“狂咲(くるいざき)”の異名を持つ花咲舞(演:)! 彼女は曲がった事は大嫌いな性格で上司や目上の人物に対しても歯に衣着せぬ物言いで主張するスーパー女子行員だった。 相馬と花咲の迷コンビが銀行が抱える様々なトラブルを解決に導く痛快な物語だ。 ・ 激戦区である自由が丘支店で三千万もの誤払いについて調査する事となった臨店班だが…「激戦区」 ・ 臨店先の神戸支店で一億円による大口の現金振込を依頼する客が現れ、急かす客に不審を抱いた臨店班だが…「三番窓口」 ・ 優良取引先である伊丹百貨店のオーナー社長の息子が勤める新宿支店でとある中小企業の融資の件で不審に思った臨店班だが…「腐魚」 ・ 臨店先の武蔵小杉支店に金融庁検査が入ったが隠蔽した資料が発見された事で内部に密告者の疑いをかける臨店班だが…「主任検査官」 ・ 欠員補充による応援に出向いた蒲田支店である得意先の顧客に不審を抱く舞だが…「荒磯の子」 ・ 臨店先の原宿支店で百万円の過払い金が発生するも後日解決し安心した臨店班だが…「過払い」 ・ 真藤毅常務の元に送られた彼岸花の送り主を調査する部下の児玉直樹だが…「彼岸花」 ・ 優良取引先である伊丹百貨店の全従業員の給与データが紛失し、東京第一銀行の信頼を根底から揺るがす、前代未聞の不祥事が発覚。その対応に調査する事となった臨店班だが…「不祥事」 ドラマは毎週見ていたので見覚えのある挿話もあって楽しく読めました。 本作では臨店班にとっての仇敵である常務の真藤毅(演:)とその部下で調査役の児玉直樹(演:)が登場し、臨店先にたまたま真藤常務の子飼い(真藤派閥)の支店長や重役たちが舞に不正を正されて失脚し、その結果、真藤常務の怒りを買うのが定番なのだが、王道の時代劇的な勧善懲悪の必勝パターンと何よりも銀行を熟知している作者が描いた世界だからこそ面白い。 何よりも感心させられるのが銀行員(テラー)としての花咲舞の矜持だろう。自身や他の行員が失敗(ミス)を犯しても常にお客様の事を大事に考えて行動する姿勢が惹かれるのだ。 本書の解説でドラマのプロデューサーである加藤正俊氏が述べているが、ドラマが2014年放送で前年に『』が大ヒットした事により、本作を基にした『』も当初は『半沢直樹』の二番煎じだと思っていたが、実は前々から準備を進めていた企画であってドラマ制作の準備を進める段階で先の『半沢直樹』の大ヒットにより何かと比較対象にされる事を懸念している当時の様子がよく伝わります。 『花咲舞』も単純明快なストーリーなのだが、その必勝パターンのシステムを考え付く事がいかにすごい事なのか、金脈を掘り当てたそのパターンを視聴者が受け入れてくれるまでに至る過程がいかに大変な事なのかがよく分かるし、竹内力主演『』しかり、その方程式が定着するまでが本当に大変なのだ。そこは素直に感心するし、またドラマで舞たちの活躍を見たいところだ。 最後に本書のタイトルを『不祥事』ではなく、『花咲舞は黙ってない』に改題した方がよいと思います。『花咲舞』の方が世間的に浸透しているし、その昔、山田風太郎著『』も映画化の際に『』に改題した事によって現在ではそのタイトルが浸透しているのでぜひとも本書も改題した方がよいと思います。 | ||||
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細かな部分を見ると結構無茶な設定もありますが、気持ちの面では納得のいく結果的に良いストーリー仕立てになっていると思います。 | ||||
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花咲舞の痛烈な活躍にて、多種難問を解決する。楽しい一冊。テレビドラマとはチョットちがいありかなあ。 | ||||
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いくつかのストーリーは絡み合って伏線になってたりもしますので、とても読みやすく、内容もスカッとするし、サクサク読めました。 | ||||
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東京第一銀行事務部調査役の相馬健。事務処理に問題を抱える支店を指導する彼に念願の部下がつけられるという。 しかし、そこにやってきたのは、スーパー問題女子行員・花咲舞だった…。 みなさま知っての通り、ドラマ「花咲舞が黙ってない」の原作ですね。 | ||||
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銀行総務特命と同じ短編集だが、主人公の活力に物語が引っ張られおもしろい。 また、各編のその後のフォローも、要所要所でちりばめられているので、 銀行総務特命で感じたもやもや感もあまり感じなく、好印象。 何より、最終話の池井戸作品らしい終わり方に溜飲を下げて満足です。 | ||||
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私が予想したすべて それはとてもよく、とても安価であることのための素晴らしい仕事をしません 時間での配達、良い状態での梱包、非常に予想外に、次の時間が来る〜良い売り手、注意を払い続ける! 私は完全に満足しています。 優れた品質の製品と超高速出荷! 私はこの購入をしてうれしいです。 | ||||
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軽く読める、ストレスフリー!そんなうまく行かへんよーなんて突っ込むのはヤボってもんです。30分で、パパッと流し読み!それでいーんです! | ||||
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ちょっとそれはどうかな、と思うような大事件が立て続けに起きるが、そこは小説ですから。ストーリーはわかりやすい。そして痛快この上ない。自らが出世レースのメインストリームには立たない女性だからこそ、半沢直樹より堂々とキッパリ対決姿勢を示す。 ところがこれだけではない。七話目「彼岸花」では花咲が視点人物から外れ、終盤に満を持して現れる。この変化球が素晴らしい。最終話ではテレビ版半沢ばりの土下座シーンもあり、にやり。 | ||||
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今頃?と云われそうですが、池井戸潤の短編を読んだのはこれが初 めて。必ず痛快なハッピーエンドが待っているので単純に楽しい。 花咲舞のキャラがはっきりしていて気持ちが良い。 リラックスしたい時の軽い読み物としておすすめ。 | ||||
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とても良かったです!また、機会がありましたら、購入したいと思います。 | ||||
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ムチャ(バカ)できるのも、信頼できるバディがあればこそ。 徒花しか咲かさない伏魔殿に、蓮の花を咲かす女、人呼んで、“狂咲の舞”。 蓮は、泥の中から花を咲かすのに、泥で汚れてはいない。 勧善懲悪、それを実現するには、相馬っち(一見、昼行灯)の力が、不可欠。 顧客の利益よりも、銀行(自己保身)の利益を優先させるお代官に、無謀なる闘いを挑む。 | ||||
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銀行の 事務臨検 の2人組 相馬と 狂咲舞の 活躍の物語。 つくづく 銀行とは いやなニンゲンの集まりで 『保身』『出世』『派閥争い』『いじめ』『パワハラ』が ごった煮のように 集まっている。 そこを 爽やかに 狂咲舞が 切り結ぶ ということですね。 銀行という組織が 金貸し として機能していくためには もっと、クリアーなニンゲン組織になっていかないと行けないはずなのだが。 どこかで 原点を見失い 自分たちの金を貸している ような錯覚をして 威張っている。 伊丹のせがれなどは その典型でもある。 その嘆かわしさに ため息がでるほどだ。 | ||||
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テレビドラマでも話題になったこの作品は痛快で爽快な作品でした。池井戸さんの本は銀行ものが多く池井戸さんの本をたくさん読まれている方は最後分かってしまうかもしれません。でも痛快で面白みがある連作小説で面白かったです。是非皆さんも読んでみて下さい。 | ||||
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新聞の連載を見て読みたいと思って購入しました。 結構読みごたえがあって、舞が痛快でいいです。 | ||||
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すごく遅れてこのベストセラーを読みました。 軽快に読めて読後感も良い短編集でしたが、登場人物の一人がある犯罪行為のために当座預金の通帳を準備するという場面があり、すごい違和感が・・・。 いくらフィクションとはいえ銀行の内幕を描く小説であれば、あってはならない場面でしょう。 当座預金には通帳はなく当座取引履歴票が取引明細となることは特殊知識ではなく事業主には常識です。 編集側の問題か? | ||||
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これは絶対に読まなきゃ損ですね ドラマでも放送されましたけどw | ||||
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読みやすく、爽快に話が完結します。 さすがドラマの原作。 銀行総務特命より面白いと思いました。 | ||||
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読みやすくテンポもよく面白いです。 これをきっかけに「花咲舞が黙ってない」を見始めました。 | ||||
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