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裂壊



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【この小説が収録されている参考書籍】
裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)

裂壊の評価: 3.60/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

読んでいて不愉快になる

この作品の主人公である高城とかいう刑事のものの言い方はとても不愉快になります。
被疑者でもない単なる関係者にまで偉そうに協力するのが当たり前だという態度をとり、事件とは全然関係ない個人的な事情にまで土足で踏み込んでいく。
そもそも今回の事件は公にできないため署内でも極秘で捜査しているはずなのに、あんな態度をとっていてばれないのが不思議でしかたない。
私がこんな態度で来られたら間違いなく署に連絡を入れて事情を確認します。この作品にはそういうことをする人が一人もいません。
まったくリアリティを感じることができず、途中で読むのをやめました。

裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)より
4122053250
No.1:
(2pt)

二時間ドラマ的としか言いようがない陳腐なレベルにまで堕ちた

レビューのタイトルどおり。なにも、ドラマ化されたから言ってるわけではなく、せいぜいがそのレベルとしか言いようがないからだ。例によって、話の筋はすぐにわかる。あとは延々ひっぱるだけ。確かに警察関係者が事件に巻き込まれたと想定される場合、過去に取り扱った事件から洗うのが常道であるが、なぜこの事件にひかっかったのかが、あまりにもご都合主義。また、ラストもあまりにも陳腐。まさに安物の二時間ドラマというほかない。また、聞き込みに行った刑事が、「最近は個人情報にうるさくて・・・」と嘆くシーンが出てくるが、警察がバッジを提示して聞き込みを行っている以上個人情報保護法23条によって、本人の同意取得は免除される。まさか堂場がこのことを知らないとは思えないのだが、なぜこんなセリフをはかせるのだろう。ダメダメぶりを印象付けるため?この「裂壊」はシリーズの分岐点を思わせるストーリーであるが、高城の独りよがりという印象がぬぐえない。私自身、このシリーズは出るとすぐ買ってきたが、今後はレビューを参考に読むか読まないか検討するつもりである。ほかの堂場ファンの声が聞きたいところである。
裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)Amazon書評・レビュー:裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾 (中公文庫)より
4122053250

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