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蒼穹の昴
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蒼穹の昴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全241件 101~120 6/13ページ
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文秀(ウエンシウ)と春児(チユンル)がそれぞれの道に進んで行くストーリーはグッと引き込まれて、あっと言う間に読み終わった感じです。 李鴻章も登場し、歴史上、中国の立場でどういう感じの人だったのか想像力をかきたてられました。 | ||||
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初めて中国の歴史物を読んでます。浅田次郎ということあり、4巻まであり大作だとは思いながらも、評判が高いために、読みました。名前が全く覚えらませんが、面白いです!2巻以降の展開にワクワクです。 | ||||
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4巻の最後まで読んだあと、この1巻の最初を読むと、すごいことが起こります。 | ||||
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蒼穹の昴には続編があります。 「珍妃の井戸」です 合わせて読むと良いですよ。 蒼穹の昴の特色は高々100年ほど前の中国に題材を求めたところでしょう。 日本が西洋の帝国主義を見習い、富国強兵に走った 日本の読者にも生くさい時代ですね。 中国共産党の中国が生まれる直前の時代 多分現代の中国作家には書けない評価であり、書きにくい時代でしょうね。 ふと思ったのですが、清滅亡後宦官達はどう生きたのでしょうね。 赤い中国を生きた宦官を誰か書いてくれると良いのですがね! | ||||
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文庫本4巻を一気に読み終えた。2人の主人公の梁文秀(科挙の秀才)と李春雲(貧民の子でのち宦官)を通じて清朝末期を描いた傑作と言えるだろう。 第一巻は素晴らしい。科挙や宦官という中国独自の制度がリアルに描かれて興味深いし、二つの制度の階段を駆け登っていく主人公の二人も輝いていた。ところが中盤から大きな政治の流れになると、二人の影はだんだん薄くなる。物語としては面白いのだが、個人的にはタイトルの通り二人が蒼穹に駆け上がって活躍する様を観たかった。 | ||||
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一人の少年の環境のなかでの、少年の成長のかていが感動しました。 | ||||
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感動しました。何回読んでも面白かったです。続きがあればいいなと思いました。 | ||||
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『子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順がう。 七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。』 (論語)。 予言者(白太太)に言われし天命に、抗いながらも、その通りに生きし男(文秀)。 予言者(白太太)の恩情により、超ツイテナイ天命を曲げて告げられ、結果的に宿命を変えし男(春児)。 「信念の魔術」にもある様に、心底、思い込み、行動することにより、人生は如何様にも書き換えられる。 心(意識・思考・価値観)次第。 運命をカキコする為に必要なもの:信念(言葉)・決断・実行・勇気・克己心・情熱・真摯・自助の精神・運・元気・学問・出会い・根気・顔晴る・覚悟(不退転)・希望・光・志・健康・柔軟性(思考・行動)・欲・胆力・気概・理念・度胸。 他者の協力を得る為に必要なもの:感謝・仁義・徳・愛・素直・可愛げ・魅力・綺麗な心・笑顔・剽軽・信義・謙虚・深切・聞く力・喜び・挨拶・配慮・尊敬。 終盤、“新時代”の創出には、貴方の能力は欠かすことができないという、周囲の説得で、自ら天命に逆らう決断をする文秀。 進士には、簡単に“死”を口にする権利はなく、生きる義務がある(死ぬことでは、責任は取れない)。 悩み苦しみながらも、生き難きを生き続け、新しい歴史を創り、将来を変えることが、未来を託し、死んでいった同志に対する務め。 「お告げなんてそんなもんだ。 運命なんて、頑張りゃいくらだって変えられるんだ」(第四巻:235P)。 「昴」:韃靼の星占いでは“富と威”とをすべて司る。 | ||||
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学校教育では知られない清の最後の内部の様子を周辺の人物の動きから浮き彫りにされた小説でした。 とても興味引かれる思いで読むことができました。 | ||||
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主人公の二人、李春雲(春児)と梁文秀(史了)をはじめとする架空の人物と、西太后慈禧や光緒帝ツァイテンなど実在の人物が織りなす壮大なスケールの作品。 上巻に比べ下巻では、二人の出番が余りに少なく、如何せん物足りなかった。 大学者・楊喜テイや科挙出身の漢人将軍・李コウショウなど魅力的な人物も多数登場するが、群像劇ではなく、もっと二人を際立たせた方が、より面白かったように思う。 ネタバレにご注意ください。 万朝報支那特派員・岡圭之介と、ニューヨーク・タイムズ記者トーマス・バートンによる非公式インタビューに臨んだ春児。 西太后の人柄と置かれた状況を正しく世の中に発信するよう切々と訴える箇所には全く心が動きませんでしたが、「かつては野望もございました。それは一途な執念ともいえる、たとえばわが手でわが身を切り落とすほどの、すさまじい富への渇望でございました。そうまでしなければ豊かにはなれないと、いえ、私も私の家族も、そうしなければあの静海の湿原で野垂れ死ぬほかはないのだと、考えに考えた末、私はそれをしたのです。……(略)……私は今、富と豊かさとの何であるかを、つくづくと思い知らされました。人間の幸福は決して金品では購えない。人を心から愛すること、そして人から真に愛されること、それこそが人間の人間たる幸福なのだと、慈禧様は御身を以て私に教えて下さいました。世界中で最も不幸な慈禧様が、そう教えて下さったのです。……(略)……だから、お願いです。あなた方も私を愛してください。肌の色がちがう、ふしぎな風土と習慣で彩られたこの国の民を、同じ人間として、心の底から愛して下さい。それだけがーすべての人間に幸福をもたらす、唯一の方法なのですから」と思いのうちを吐露した春児の苦難の人生と、一回りも二回りも大きく成長した姿に涙が止まりませんでした。 そして、文秀との再会で「嘘だってことはわかってたけど、夢に見るだけだって有り難えから……(略)……お告げなんてそんなもんだ。運命なんて、頑張りゃいくらだって変えられるんだ。……略……」という部分でも。 そして、ラストの文秀のツァイテンにしたためた手紙「君には天命があり、僕には天与の境遇があった。僕らは飢えることのない、ほんのひとつまみの人間であった。……(略)……僕らは僕らとどこも違わぬ人間として民衆の中から選ばれ、彼らの幸福のために尽くすよう、天から命ぜられていたのである。僕らのなすべきことは、決して施しであってはならなかった。……(略)……」。ここでも涙が頬を伝いました。 清朝六代・乾隆帝の登場には、毎回混乱させられましたが、それ以上に、約束された富と名声を捨ててただひとり、栄光のヴェネツィアから、イエスズ会士として清国に布教に来たジュセッペ・カスチリョーネの存在が、この物語でどういう意味を持つのかわかりませんでした。先が気になり、猛スピードで読み上げましたが、次回は、もう少しじっくり読みたいと思います。そうすれば、その答えがわかるかもしれません。 学生時代の友人の薦めで紐解いた初めての浅田次郎作品。とても読み応えがありました。 「ラスト・エンペラー」をもう一度観たくなりました。 | ||||
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預言者・白太太(パイタイタイ)の言葉を信じ、それだけを心の支えに生きる春児(チュンル)。 すべての希望を失った春児がつぶやいた「昴は、どこにあるの…」という言葉にグッときました。 その春児が少爺(シャオイエ)と慕う史了が挑んだ「科挙」のくだりには驚愕。 出自に関係なく学識のみを合否の基準とする科挙とはいえ、合格するためには、学問に専念できる環境や書籍代、家庭教師代等、多額の費用が必要とされ、結局、富裕層に限られてしまうことも、その試験内容が、こんなにも過酷で、熾烈で、想像を絶するものだとは……。 春児(チュンル 李春雲)と史了(しりょう 梁文秀)。 貧しき者と裕福な者。学問をすることなど到底許されない環境にあった者と、強制的にさせられた者。 春児が、予言を実現するために取った行動は、余りにも恐ろしくて、哀しくて、切なかった。 全く異なるアプローチながら、紫禁城の奥深くにいる帝の近くに仕えることになる二人の人生が、運命に弄ばれるかのように、時に遠く離れ、時に交錯する物語に夢中になりました。 五千年の王朝の存亡の危機にある魑魅魍魎蠢く紫禁城。 自分の中に出来上がっていたイメージとかけ離れた西太后に戸惑いましたが、後半はどんなふうに描かれているのでしょうか。 主人公はもとより、ほとんどが架空の人物らしいですが、一人ひとりがしっかり描かれていて、下巻も楽しみです。 | ||||
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長いけど一気に読めます。 中原の虹、珍妃の井戸、とも読みたいです。 | ||||
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名作ですね。 長さを感じさせない展開、巧みな心理描写、キャラクター各々の個性、伏線、次作への期待感。 すべて揃ってます。 | ||||
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知人に薦められて購入しました。 読んでみて、素晴らしい作品だと素直に思いました。 いっきに最終巻まで読破してしまいました。傑作です。 | ||||
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偶然テレビでドラマをみておもしろかったので原作を読みたくて購入しました。浅田次郎さんの本は今まで手を出したことがなかったのですが、大変読みやすい文体でドラマ以上におもしろかったです。シリーズ一気読みしました。 | ||||
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最初の1/3は慣れていないためか読み辛いが、その後はどんどん読みたくなってくる!!完全にはまりました! | ||||
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悪人はほんのひと握りで、他は立場は違えど精一杯己の信じる道を生きている人々の姿に勇気づけられ、感動しました。 西太后は悪女だったとされているが、この物語のように自ら望まぬ形で政権を摂る形になり、また子を想う母として動いた結果が、あのような形になったのだとすれば、それも理解できなくもない。…と思わせるのが、さすがこの作家の素晴らしいところです。 春児の描写が中途半端な形で終わってしまったのが残念ではありました。主人公は春児だったはずなのに。 | ||||
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ものすごく面白くて、睡眠時間が短くなってしまいました。 高校時代に習った宦官についての記述がショッキングでした | ||||
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友人より浅田 次郎氏を勧められいくつか読んでおりますが、非常に奥が深く、とてもおもしろいです。 | ||||
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友人より浅田 次郎氏を勧められいくつか読んでおりますが、非常に奥が深く、とてもおもしろいです。 | ||||
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