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蒼穹の昴
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蒼穹の昴の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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期待通りでした | ||||
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期待通りでした | ||||
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浅田次郎の名作らしいですが、入り込める人、跳ね返される人、それぞれだと思います。 | ||||
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面白いのは前半の2巻までです。3巻以降は権力争いのごたごたと歴史の話ばかりでつまらないです。 登場人物が多く視点がころころと変わるのですが、もう少し主人公を中心に書いた方が良かったのではないでしょうか。後半になるほど主人公が話に出てこなくなります。途中から登場する西洋人の画家、新聞記者、外交官などはこの物語に不要でしょう。 | ||||
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「蒼穹の昴」上巻に続き下巻を購入させていただきました。浅田次郎最高ですね。 | ||||
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定価1800円のものが中古で変色しているのに1950円とは法外な気がします。下巻も注文しましたが同様に1800円のものが2150円、読みたかったので仕方がないのですがとても損をした気がしています。 | ||||
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浅田次郎の本は好きです。蒼穹の昴もおもしろいんですが、途中から疲れてきます。もっと読書にやさしく書けたのではないかな。 | ||||
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ストーリーは面白いし、大好きな作品だ。 ただし、人物名などに中国読みでルビを振る必要があるだろうか。 しかも正確な発音の中国語読みでもないところが失笑もので、少しでも中国語を習った人には カタカナルビがかえって読みづらく、中国語になじみのない人にはもっと読みづらいのではないか。 ルビがウザくて、この文体に慣れるまでは文章がすっと一読できずイライラとした。 例えば「俺の死んだ大哥(ダアコオ)は強かったんだ」 ダアコオは名前ではなく呼び名であるから、ふつうに「死んだ長兄」でよかったのでは? 科挙登第のあと感極まって叫ぶ「妈妈(マアマア)!」も「母さん!」や「母上!」のほうが感情移入できた。 「御前(ごぜん)太監(タイチェン)」って、日本語読みと中国語読みを混ぜるとかセンス悪すぎませんか? 「弘暦(ホンリィ)」は「こうれき」では無く「ホンリィ」と読ませ、並列行に出てくる 「第四阿哥(アーゴ)允禛(いんしん)」は「インチェン」ではなく日本語読み「いんしん」。なぜ?? ついでに「第四皇子允禛(だいよんおうじいんしん)」もしくは「四阿哥允禛(スアーゴインチェン)」 日本語読みが中国語読みのどちらかに統一したほうがよくないですか? とにかく、ストーリーは面白いのに文章がセンス悪い、に尽きる。 西太后の話し方も、これではっちゃけたサバサバ女性を演出しているつもりか? 品もなければ、作品全体の文体の統一性も損ねており、せっかくの素晴らしい作品の魅力が半減されている。 | ||||
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浅田氏は、人を惹きつけ、感情を刺激する、エンターテイメント性の高い物語を書く事に稀有な才能を持つ作家である。 この物語もそういった氏の力が十分に発揮されている。 ただ、読み進めて行く内に、これはあくまでも中国が好きな作者によるフィクションなのだと思わざるを得なくなる。 乾隆帝が神の如き英名かつ人格高潔な主君で、西大后が慈愛に満ちた聖母なら、何故この清朝時代の中国は列強国に蹂躙されんとする未曽有の国難にも一致団結する事無く、醜い内紛を繰り返し滅びて行ったのか。 勿論基本フィクションなのでどの様に描いても創作しても筆者の自由なのだが、その筆力故に、これを史実・真実と思い込む人もいるではないかと、余計な心配もしてしまう。 | ||||
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上巻が非常に面白く、下巻に突入。けれども、外国が関わってくる所から、 登場人物が増えて相関図が分からなくなって、積ん読状態になっていました。 一応、最後まで読み終えましたが、消化不良で斜め読みなってしまいました。 上巻のペースで、下巻も間を空けずに読むことをお勧めします。 | ||||
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NHKで映像化され、改めてこちらの作品を読み直しました。何年か前学校の授業で科挙試験の場面が使われ、その描写がとても面白くそれを先生に伝えたところこの本を薦めてくださり読んだのですが…あまりの残酷さにショックを受け夜も眠れないくらい泣きました。 それくらい怖かったです。残酷な話が苦手な方には絶対にお勧め出来ません。宦官制度というものを知らなかったので、当時は著者の浅田次郎さんが勝手に作った恐ろしい歴史小説だと勘違いしていました。 生きることの辛さ、励ましをこの本からもらった気がします。 | ||||
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2巻まではとっても面白かったです。2巻で西太后が亡くなったあと、物語を主としてひっぱっていく力をもったキャラクターに欠けたように感じて・・・失速したまま終わってしまいました。もちろん春児と春雷の再開など、胸つまる場面もあるのですが、イマイチ迫力にかけたまま終わってしまいました。張さんでは引っ張りきれなかったか・・・。私の中では、蒼穹の昴には追いつけなかったように感じます。 | ||||
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ものすごく面白いです。長い小説なのに一気にのめり込んで読めてしまいます。ストーリーテラーとしてのこの作者の力量は本当にすごいと思う。感動する。号泣できる。中国の歴史もわかりやすくひもとかれているし、この小説を機に、近代中国史に興味を持った。登場人物もみな魅力的で、健気に人生を切り開いていく姿は、読むものに勇気を与えてくれる。特に科挙試験の描写などは、驚くほど詳しく、リアルで、興味深い。しかし、この作家の小説は、いつも読後感がとても空しいのは私だけだろうか。散々感動して、涙を流した後で、ものすごく徒労感を感じてしまうのだ。善人のオンパレード。浅田人情節炸裂。史実につじつま合わせをしようとするあまり、フィクション部分に無理が出てきてだんだん馬鹿馬鹿しくなってくる。後半、いきなりキャラクターが変わってきてしまう登場人物たち、特に、西大后が下町のおばちゃんみたいになってしまったのには失笑してしまった。というわけで、やはり娯楽大作ということで、二度読み返すことはないだろう。陳舜臣さんのあとがきが酷かったのは、もしかしてこの作品に対して暗に抗議しているのかなと思ったりもしたのだが。 | ||||
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ものすごく面白いです。 長い小説なのに一気にのめり込んで読めてしまいます。 ストーリーテラーとしてのこの作者の力量は本当にすごいと思う。 感動する。号泣できる。 中国の歴史もわかりやすくひもとかれているし、この小説を機に、近代中国史に興味を持った。 登場人物もみな魅力的で、健気に人生を切り開いていく姿は、読むものに勇気を与えてくれる。 特に科挙試験の描写などは、驚くほど詳しく、リアルで、興味深い。 しかし、この作家の小説は、いつも読後感がとても空しいのは私だけだろうか。 散々感動して、涙を流した後で、ものすごく徒労感を感じてしまうのだ。 善人のオンパレード。浅田人情節炸裂。 史実につじつま合わせをしようとするあまり、フィクション部分に無理が出てきてだんだん馬鹿馬鹿しくなってくる。 後半、いきなりキャラクターが変わってきてしまう登場人物たち、 特に、西大后が下町のおばちゃんみたいになってしまったのには失笑してしまった。 というわけで、やはり娯楽大作ということで、二度読み返すことはないだろう。 陳舜臣さんのあとがきが酷かったのは、もしかしてこの作品に対して暗に抗議しているのかなと思ったりもしたのだが。 | ||||
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上海で仕事をして、6年になります。今まで中国の歴史にあまり興味がなかったのですが、中国人の同僚と仕事をしていく上で彼らのメンタリティーや歴史的なバックグラウンドを知りたいと思い、歴史小説を読み始めました。「大地の子」、「ベイジン」(ちょっと違うか)を読破して、現在はこちらと「ワイルドスワン」を並行して読み進めています。 歴史について事実は一つなのですが、利害関係者の視点の違いや、時代の違いによって評価が変わってくると思います。そこで、一人の著者だけではなく、複数の書物から自分なりの歴史観を身につけたいと思っています。複眼的思考ですね。大学時代の社会科学概論で最初の授業で習ったことを思い出しました。 これらの中国の歴史小説を読み進めていくうちに、いかに今の上海と違うかがはっきりと分かりました。以前は、「悲惨」というようなイメージで不条理な権力闘争や貧困、革命と民衆が時代の中で翻弄されたことが分かります。 上海では空前の好景気で、新築マンション、新車、新しいレストラン、ショップが林立しています。あたかも、昔の鬱憤や不幸を忘れ去るような状態です。 これからいくつかの調整局面を経て、中国は安定期に入るのではないでしょうか。 | ||||
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一連の新撰組小説など、浅田次郎の小説は面白いものが多い。NHKの放送に先立読み始めたが、巻が進むに連れ無理な筋立てが目立ってしょうがない。詳しくは書かないが、清朝最大にして最高の乾隆帝が、慈母で観音の生まれ代わり(!)の西太后の懇願にも拘らず、亡国を指図し、そのように進めていくことには無理がある。我々が習った歴史と違い、こういう解釈があり得る、とも思えない。ただ直木賞候補作のことはある。 | ||||
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浅田次郎の作品の多くには好感を持ちファンですが、この「蒼穹の昴」は前半が力強く、すばらしい出来なだけに後半の不完全燃焼が非常に残念で、結果、星は3つです。歴史ドラマとしては、近代中国の興味深い時代を取り上げて、実在・架空の魅力的な人物を混在させ、独自の解釈と創造性を持って非常に面白いストーリー展開です。登場人物の成長や苦難を乗り越えていく様を読み進むのは、確かな手ごたえがあり、どんどん話の中に引き込まれます。ただし、後半になると、他のリビューアーの方もコメントされていた通り、あまりに多くの人物を起用して飽和状態になり、一つの話の大きな流れが滞ってしまいました。まるで、デッサンはしっかり出来ていたはずなのに、色を沢山塗りすぎてゴチャゴチャになった絵画のようです。もっとメインのキャラクターにしっかり光を当てて強弱をつけて話を終えて欲しかった。それが出来る力のある作家だと思いますが、思い入れが強すぎ、あれもこれも盛り込んでしてしまったのが敗因でしょうか・・・。また、これも既に指摘されている点ですが、西太后が数多の解釈と異なり愛情豊かな女性として描かれていますが、その割に残酷な仕置きの場面が多く、いささか説得力に欠けているように感じました。歴史物が好きな方もあまり興味のない方も前半は「科挙」「宦官」制度など、非常に興味深く読ませるので、充分楽しめると思います。後半は前半の勢いは感じられません。 | ||||
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全四巻の通しの感想です。登場人物のためにストーリーがある前半部と、ストーリーのために登場人物がいる後半の書き方がかなり異なるため、前半で登場人物に入れ込んだ読者(僕もですが)は大いに迷います。あれもこれも欲張ったためにストーリーもそれぞれに登場人物の人物像やドラマも中途半端で、紅白歌合戦を見てるような気分でした。それでもすばらしい歴史小説だとは思いますが、司馬氏や塩野女史などの作品に比べると、少し賑やかすぎてちょっと野暮ったい気もします。 | ||||
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予言をもとに異なる人生を歩む二人の主人公。清朝末期を舞台に話が進む。科挙の試験や宦官への道が描かれた前半は面白い。しかし3巻、4巻と進むにつれて二人の主人公よりも激動の歴史のほうが際立ってしまい、清朝の歴史レビューの中に無理に二人の主人公が挿入されていると感じた。歴史の流れについても独自の歴史観が書かれているわけでもないので浅い印象を受けました。 | ||||
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