始祖鳥記

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始祖鳥記の評価:

4.28/5点 レビュー 50件。 A ランク

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平均点4.28pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全98件 61〜80 4/5ページ
No.38
(5pt)

自分の中の「風羅坊」の血が騒ぐ

一冊の本との出会いは、本当に偶然だと思う。たまたま、題名が気になって買って読んだら、止まらなくなった。こんな小説を長い間読まずにいたなんて、信じられない。こういった話は大好きで、自分好み。今まで、何冊読んだか分からないが、読みながら涙するのはごくわずか。この本に出会えて、本当によかった。話も、江戸時代に空を飛ぼうとした人の生涯を、市井の人の反骨心を絡めて、みごとに描く。自分の中の「風羅坊」の血が騒いだ。他の本も読まずにいられない。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.37
(5pt)

自分の中の「風羅坊」の血が騒ぐ

一冊の本との出会いは、本当に偶然だと思う。たまたま、題名が気になって買って読んだら、止まらなくなった。こんな小説を長い間読まずにいたなんて、信じられない。こういった話は大好きで、自分好み。今まで、何冊読んだか分からないが、読みながら涙するのはごくわずか。この本に出会えて、本当によかった。話も、江戸時代に空を飛ぼうとした人の生涯を、市井の人の反骨心を絡めて、みごとに描く。自分の中の「風羅坊」の血が騒いだ。他の本も読まずにいられない。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.36
(5pt)

”空を飛ぶ”という、ただ、それだけの夢

”出星前夜”を読み、”飯嶋和一”という作家を知った後発組の私ですが、この本は、良いです! ”出星前夜”、”始祖鳥記”、”雷電本紀”は、僕の飯嶋本、ベスト3です。”空を飛ぶ”。 ただそれだけの事なんですよね。彼(表具屋幸吉)は飛びたかっただけなんです。色々言いません。 ”それだけ”のことなのに、こんな面白い本は、滅多にないだろうな。”それだけ”の事で、幕府から二度も罰を受ける・・・。なんか、でも、飯嶋さん、本を書く事に”徳川幕府への憎悪”が強くなってる気がする。(読んでる僕が、そうなんですけど。  教科書で”天下泰平”などと教わったけど、こんなののどこが?と思ってしまう。 「嘘」じゃん。 徳川幕府って、金日成体制だよね。)う〜〜ん、しかし、次の作品は、いつ出るんだろう・・・。3年後か? 5年後か?気長に待ちますね、飯嶋さん。 ^^;
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.35
(5pt)

”空を飛ぶ”という、ただ、それだけの夢

”出星前夜”を読み、”飯嶋和一”という作家を知った後発組の私ですが、この本は、良いです! ”出星前夜”、”始祖鳥記”、”雷電本紀”は、僕の飯嶋本、ベスト3です。”空を飛ぶ”。 ただそれだけの事なんですよね。彼(表具屋幸吉)は飛びたかっただけなんです。色々言いません。 ”それだけ”のことなのに、こんな面白い本は、滅多にないだろうな。”それだけ”の事で、幕府から二度も罰を受ける・・・。なんか、でも、飯嶋さん、本を書く事に”徳川幕府への憎悪”が強くなってる気がする。(読んでる僕が、そうなんですけど。  教科書で”天下泰平”などと教わったけど、こんなののどこが?と思ってしまう。 「嘘」じゃん。 徳川幕府って、金日成体制だよね。)う〜〜ん、しかし、次の作品は、いつ出るんだろう・・・。3年後か? 5年後か?気長に待ちますね、飯嶋さん。 ^^;
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.34
(5pt)

信念を貫く姿に感動!

「鳥のように空を飛びたい」純粋にそれだけを願い、試行錯誤を繰り返す幸吉。やがてそのことは、江戸の空に鵺が飛んでいるという噂となって広まる。幕府は、人々に混乱と恐怖を与えたとして幸吉を捕らえてしまう。表具師として真面目に働いているだけならば、何の不自由もなく穏やかに暮らせただろう。しかし彼は、自分の夢を決してあきらめなかった。彼が信念を貫き通そうとする姿は、やがて、悪政に苦しむ人たちに奮起をもたらす。いろいろな人たちが手をたずさえ、長年の悪政を打ち破っていく姿には感動を覚えた。信念を持ち、何ものをも恐れず、あきらめずに困難に立ち向かう強さや勇気が、人が人として生きていくためには必要なのだと強く感じた。「ダラダラと流されるように生きていくだけでは意味がない。人生を鮮やかに生きてみたい。」そういう気持ちにさせてくれる作品だった。オススメです。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.33
(5pt)

信念を貫く姿に感動!

「鳥のように空を飛びたい」純粋にそれだけを願い、試行錯誤を繰り返す幸吉。やがてそのことは、江戸の空に鵺が飛んでいるという噂となって広まる。幕府は、人々に混乱と恐怖を与えたとして幸吉を捕らえてしまう。表具師として真面目に働いているだけならば、何の不自由もなく穏やかに暮らせただろう。しかし彼は、自分の夢を決してあきらめなかった。彼が信念を貫き通そうとする姿は、やがて、悪政に苦しむ人たちに奮起をもたらす。いろいろな人たちが手をたずさえ、長年の悪政を打ち破っていく姿には感動を覚えた。信念を持ち、何ものをも恐れず、あきらめずに困難に立ち向かう強さや勇気が、人が人として生きていくためには必要なのだと強く感じた。「ダラダラと流されるように生きていくだけでは意味がない。人生を鮮やかに生きてみたい。」そういう気持ちにさせてくれる作品だった。オススメです。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.32
(5pt)

小説の内容はすばらしいが……。

小説の内容は大変面白かった。ただ、このページの出版社/著者からの内容紹介の「マンザイブームの仕掛け人がどうのこうの」という部分は何なのでしょうか? 直してください。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.31
(5pt)

小説の内容はすばらしいが……。

小説の内容は大変面白かった。ただ、このページの出版社/著者からの内容紹介の「マンザイブームの仕掛け人がどうのこうの」という部分は何なのでしょうか? 直してください。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.30
(5pt)

伊兵衛たちの無私の生き方が爽やかでした。

江戸時代、幕府の無策から庶民が苦しめられた天明期。幼い頃、砂絵師から「この世で生きていく事は耐えがたく、いっそ空に飛び立ちたい」という思いを受け継いだ幸吉は、銀払いの表具師、晒し木綿商人として成功するほど、発作的に空を飛ぼうとする。 幸吉の空を飛びたいという思いは分からなくもないが、私を感動させたのは、むしろ幸吉の行動を「世直し」と勘違いして、「自分も」と立ち上がる人たちだった。 江戸の下り塩問屋に商いを独占され衰退するいっぽうの行徳地回り塩を、上質な「古積み塩」をつくる事で命をかけて救おうとした伊兵衛。その伊兵衛に原料の「下り塩」を届ける為に、命をかけて遠州灘を越えようとした源太郎と杢平。 彼らの私欲にとらわれない生き方が、爽やかでした。私にとっては、ただ飛びたかっただけの「鳥人」幸吉は、伊兵衛・源太郎・杢平の爽やかさを鮮やかに浮かび上がらせる、対比のように感じました。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.29
(5pt)

伊兵衛たちの無私の生き方が爽やかでした。

江戸時代、幕府の無策から庶民が苦しめられた天明期。幼い頃、砂絵師から「この世で生きていく事は耐えがたく、いっそ空に飛び立ちたい」という思いを受け継いだ幸吉は、銀払いの表具師、晒し木綿商人として成功するほど、発作的に空を飛ぼうとする。 幸吉の空を飛びたいという思いは分からなくもないが、私を感動させたのは、むしろ幸吉の行動を「世直し」と勘違いして、「自分も」と立ち上がる人たちだった。 江戸の下り塩問屋に商いを独占され衰退するいっぽうの行徳地回り塩を、上質な「古積み塩」をつくる事で命をかけて救おうとした伊兵衛。その伊兵衛に原料の「下り塩」を届ける為に、命をかけて遠州灘を越えようとした源太郎と杢平。 彼らの私欲にとらわれない生き方が、爽やかでした。私にとっては、ただ飛びたかっただけの「鳥人」幸吉は、伊兵衛・源太郎・杢平の爽やかさを鮮やかに浮かび上がらせる、対比のように感じました。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.28
(4pt)

主人公は魅力的

面白かった。 ただ、歴史の背景などのこと、 自分が不勉強という事もあり、なかなか頭に入らず 何度も読み返したので時間がかかったかな。 最後は壮快。 でも、もう少し分かりやすい表現であったら もっと面白く読めたかも。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.27
(4pt)

主人公は魅力的

面白かった。 ただ、歴史の背景などのこと、 自分が不勉強という事もあり、なかなか頭に入らず 何度も読み返したので時間がかかったかな。 最後は壮快。 でも、もう少し分かりやすい表現であったら もっと面白く読めたかも。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.26
(5pt)

かっこよすぎる男たちの物語

大空を飛ぶことだけを夢見て挑戦し続けた男がいた。望むものはそれ以上でもそれ以下でもなかったのだが、その姿を世の悪政に対する批判だと受け取った者たちがいた。やがて男は処罰されるが、その思いは消えることはなく、触発された者たちは自分たちの道を信じて立ち上がった。江戸時代の廃れた政治と戦うものたちと夢を追い続ける男のあまりにもかっこよすぎる物語だ。ラストの展開には目頭が熱くなるほど。「このミス」にもランクインしたが、ミステイーというより歴史小説。だがそういったジャンルを超えて読み継がれてほしい感動作。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.25
(5pt)

かっこよすぎる男たちの物語

大空を飛ぶことだけを夢見て挑戦し続けた男がいた。望むものはそれ以上でもそれ以下でもなかったのだが、その姿を世の悪政に対する批判だと受け取った者たちがいた。やがて男は処罰されるが、その思いは消えることはなく、触発された者たちは自分たちの道を信じて立ち上がった。江戸時代の廃れた政治と戦うものたちと夢を追い続ける男のあまりにもかっこよすぎる物語だ。ラストの展開には目頭が熱くなるほど。「このミス」にもランクインしたが、ミステイーというより歴史小説。だがそういったジャンルを超えて読み継がれてほしい感動作。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.24
(5pt)

雄大な小説

大空への夢を忘れられない一人の男のロマンを描いた雄大な小説です。背景に弱体化した幕府の政治等が絡んでおり、歴史的資料としても面白いです。場面も岡山の児島から、千葉の行徳、そして駿府と舞台が広いことも小説の雄大さを助長しています。一言で言えば「すごい小説」です。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.23
(5pt)

雄大な小説

大空への夢を忘れられない一人の男のロマンを描いた雄大な小説です。背景に弱体化した幕府の政治等が絡んでおり、歴史的資料としても面白いです。場面も岡山の児島から、千葉の行徳、そして駿府と舞台が広いことも小説の雄大さを助長しています。一言で言えば「すごい小説」です。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.22
(5pt)

日本のオットー・リリエンタール?

一応記録には残っているものの歴史の闇に葬られた元祖鳥人間・備前屋幸吉の物語。 彼については謎があまりにも多く殆ど明らかになっていない(未だに最初の飛行後の処刑説や92歳の長寿説まで分かれている)が、恐らくこんな感じの人物像だったのではないかと納得させられてしまうくらい描写が精巧かつ緻密。 主人公の性格自体は一見淡々として見えるのだが、心の奥底に抑え切れないマグマが潜んでおり、それが知らず知らずのうちに周りに影響を与え勇気付けていく様が見事。 ラストシーンはある程度予想できたが、これ以外のシーンだったら誰も納得できないだろう。わかってはいたが泣かされた。読後感の爽やかさ、満足感とも半端ではない。星五つ。
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.21
(5pt)

日本のオットー・リリエンタール?

一応記録には残っているものの歴史の闇に葬られた元祖鳥人間・備前屋幸吉の物語。 彼については謎があまりにも多く殆ど明らかになっていない(未だに最初の飛行後の処刑説や92歳の長寿説まで分かれている)が、恐らくこんな感じの人物像だったのではないかと納得させられてしまうくらい描写が精巧かつ緻密。 主人公の性格自体は一見淡々として見えるのだが、心の奥底に抑え切れないマグマが潜んでおり、それが知らず知らずのうちに周りに影響を与え勇気付けていく様が見事。 ラストシーンはある程度予想できたが、これ以外のシーンだったら誰も納得できないだろう。わかってはいたが泣かされた。読後感の爽やかさ、満足感とも半端ではない。星五つ。
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114
No.20
(4pt)

迷わず行けよ!

「人は歩みを止めたとき、そして挑戦を諦めたとき、年老いていくのだと思います。」これはアントニオ猪木が引退試合で残した言葉だ。命の危険を冒し、安定した生活を放棄し、空を飛ぼうとする。通常の感性からすれば馬鹿げた話である。主人公・幸吉は腕の立つ職人で、安定した生活を捨てて空を飛んだところで、失う物ばかりで、得る物は何もない。それでも幸吉は空を飛んだ。それは、幸吉は安定した暮らしの中で年老いていく事に耐えられなかったからである。人が望むものを前にして、幸吉が感じたのは耐えがたい腐臭だった。何かにとどまる事は、流れをせきとめられた水のように、そこには停滞した腐臭しか感じられなかった。無駄に生を費やす事にしか思えなかった。だから、幸吉はリスクを冒して空を飛んだ。損得勘定ではない、男のロマンである。闘う事から逃げ、事なかれ主義に陥りかけている僕にとって幸吉の生き方は眩しすぎた。アントニオ猪木は冒頭の言葉のあとにこう続けた。「この道を行けばどうなるものか 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となる その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」
始祖鳥記 Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記より
4093860459
No.19
(4pt)

迷わず行けよ!

「人は歩みを止めたとき、そして挑戦を諦めたとき、年老いていくのだと思います。」これはアントニオ猪木が引退試合で残した言葉だ。命の危険を冒し、安定した生活を放棄し、空を飛ぼうとする。通常の感性からすれば馬鹿げた話である。主人公・幸吉は腕の立つ職人で、安定した生活を捨てて空を飛んだところで、失う物ばかりで、得る物は何もない。それでも幸吉は空を飛んだ。それは、幸吉は安定した暮らしの中で年老いていく事に耐えられなかったからである。人が望むものを前にして、幸吉が感じたのは耐えがたい腐臭だった。何かにとどまる事は、流れをせきとめられた水のように、そこには停滞した腐臭しか感じられなかった。無駄に生を費やす事にしか思えなかった。だから、幸吉はリスクを冒して空を飛んだ。損得勘定ではない、男のロマンである。闘う事から逃げ、事なかれ主義に陥りかけている僕にとって幸吉の生き方は眩しすぎた。アントニオ猪木は冒頭の言葉のあとにこう続けた。「この道を行けばどうなるものか 危ぶめば道はなし 踏み出せばその一足が道となる その一足が道となる 迷わず行けよ 行けばわかるさ」
始祖鳥記 (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: 始祖鳥記 (小学館文庫)より
4094033114