蘇るスナイパー

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評判

蘇るスナイパーの評価:

3.89/5点 レビュー 35件。 A ランク

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平均点3.89pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全27件 21〜27 2/2ページ
No.7
(4pt)

シリーズ屈指のガンファイト・エンターテインメント

野崎六助の「解説」には、ボブ・リー・スワガーのシリーズ「第6作」とあるが、私はあえてボブの父親アールの物語も含めて、本書を<ボブ・リー・スワガー&アール・スワガー>劇場第10弾と呼ばせてもらう。元ヴェトナム反戦活動家4人が立て続けに射殺。その、遥か遠距離からの狙撃は正確無比。FBIは、元海兵隊員でヴェトナム戦争時の名スナイパーで、今は重大な精神疾患を抱えた67才の男を容疑者と断定するが、彼もまた自殺と思われる状態で発見される。正確すぎる射撃、揃いすぎた証拠に疑問を抱いた捜査指揮官はボブに調査を依頼する。ここに大企業のオーナーで富豪の男を黒幕とする、コンピューター内蔵の最新鋭ハイテク・照準器<iSniper>を擁する、アイルランドの傭兵狙撃チームとボブとの、手に汗握る、命を賭けた壮絶な闘いが始まる。本書の読みどころは何といって還暦を過ぎてなお、強靭な精神力、持久力、そして誰にも負けないスナイパーとしての銃の腕前を誇るボブの孤高の闘いであろうが、物語にリーダビリティーと疾走感とをもたらしている作者ハンターの、事典と見紛うばかりの、マニアックなまでの銃器への陶酔ぶりも見逃せない。前々作『四十七人目の男』(’07年、訳出は’08年)前作『黄昏の狙撃手』(’08年、訳出は’09年)は少し物足りなさを感じたが、本書は、シリーズ第1作の『極大射程』(’93年、訳出は’98年・’99年「このミステリーがすごい!」海外編第1位)の原点に還ったかのような、ファンも納得する、一大ガンアクション・エンターテインメント巨編である。
蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー)より
4594063144
No.6
(4pt)

シリーズ屈指のガンファイト・エンターテインメント

野崎六助の「解説」には、ボブ・リー・スワガーのシリーズ「第6作」とあるが、私はあえてボブの父親アールの物語も含めて、本書を<ボブ・リー・スワガー&アール・スワガー>劇場第10弾と呼ばせてもらう。元ヴェトナム反戦活動家4人が立て続けに射殺。その、遥か遠距離からの狙撃は正確無比。FBIは、元海兵隊員でヴェトナム戦争時の名スナイパーで、今は重大な精神疾患を抱えた67才の男を容疑者と断定するが、彼もまた自殺と思われる状態で発見される。正確すぎる射撃、揃いすぎた証拠に疑問を抱いた捜査指揮官はボブに調査を依頼する。ここに大企業のオーナーで富豪の男を黒幕とする、コンピューター内蔵の最新鋭ハイテク・照準器<iSniper>を擁する、アイルランドの傭兵狙撃チームとボブとの、手に汗握る、命を賭けた壮絶な闘いが始まる。本書の読みどころは何といって還暦を過ぎてなお、強靭な精神力、持久力、そして誰にも負けないスナイパーとしての銃の腕前を誇るボブの孤高の闘いであろうが、物語にリーダビリティーと疾走感とをもたらしている作者ハンターの、事典と見紛うばかりの、マニアックなまでの銃器への陶酔ぶりも見逃せない。前々作『四十七人目の男』(’07年、訳出は’08年)前作『黄昏の狙撃手』(’08年、訳出は’09年)は少し物足りなさを感じたが、本書は、シリーズ第1作の『極大射程』(’93年、訳出は’98年・’99年「このミステリーがすごい!」海外編第1位)の原点に還ったかのような、ファンも納得する、一大ガンアクション・エンターテインメント巨編である。
蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー)より
4594063136
No.5
(5pt)

シリーズ未経験読者集まれ

本作の魅力は偽装殺人事件のなぞを解明する不屈の主人公が、どうしようもない困難に立ち向かうそのプロセスにあると思います。その意味で、How is done it ? をドキドキ、ワクワクしながら、細かいことに突っ込みをいれずに楽しむことが正解でしょう。といいますのは、ありえない人物造詣の登場人物が、ありえない事件にかかわり、奇跡に近い結末で幕を閉じる、というある意味荒唐無稽なおもちゃ箱だと、ご指摘を受けると反論できない奇抜さが、本書の最大の魅力だからです。その点に関しましては確信犯的といえます。その代わりにハンターは綿密な取材と詳細な描写でリアリティを補完しています。本作は他の洋物小説と同じく、登場人物が少なくなく、少し長めになっていますが、ハンターのリーダビリティの高さは並ではありません。リアリティを確保するために詳細な描写もありますが、本筋に直接影響するものではないので、すっ飛ばしても問題ありません。ただこのディテールを楽しむ層が本シリーズには少なくないので、そうでない初見の読者であれば、純粋に冒険アクションとして100%楽しめるおすすめ本であります。
蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー)より
4594063144
No.4
(5pt)

原点回帰、さらに初見読者にも読んでもらいたい

本書は、ベトナム戦争帰還兵でスナイパーのボブ・リー・スワガーを主人公とするシリーズ第六作です。長く続いているシリーズは通して読んでいないと、登場人物の関係が分からなかったり、知らない人物の近況などが入っていて疎外感を感じることがままあります。本シリーズもシリーズの全体像に縛られ、近年精彩を欠いていました。しかし、本作に関してはこのような懸念はありません。従来の脇役は最小限に抑えられ、今までシリーズを読んだことのない読者が読んでも断然面白い冒険アクションに仕上がっています。そして、主人公の人物像が本作の骨格を支えています。殺人の技に長けた元兵士の彼はチームを持たず単独でなぞに挑みます。また友を決して見捨てない意志を貫きます。この人物像は一部武術家を思わせ、本国ではエキセントリックな魅力になり、日本ではどこなく親しみを覚えてしまいます。本作はこのキャラがプロットにぴったり収まっています。ファンとしてはシリーズを知らない読者にぜひ読んでいただきたい作品です。シリーズを紐解けとはいうつもりは毛頭ありません。もしお気に召しましたら、本シリーズ第一作の極大射程〈上巻〉 (新潮文庫)を紐解くだけで十分シリーズの醍醐味を味わうことが可能でしょう。【追記】最後の〈解説〉に映像化するならスワガーは、ニック・ノルティが最適とありましたが、私ならもう少し知的なラッセル・クロウですね。皆さんはいかがでしょう?
蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー)より
4594063136
No.3
(5pt)

熱狂

ボブ・リー・スワガー、いまだ衰えず。近年、不調気味だった作者のS・ハンターが、これほどの大仕事をやってのけるとは、いい意味での誤算。次作の【DEAD ZERO】にも、大いに期待しようではないか。
蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー)より
4594063144
No.2
(4pt)

スナイパーvsスナイパー

連続狙撃事件の犯人を追うニック。そのアドバイザーとしてスワガーに助言を求めたことから、簡単に解決できそうだった事件は意外な方向へ転がりだす。真の陰謀者は誰か?その謎に迫るニックは謂われない誹謗中傷により窮地に追い込まれる。一匹狼のスワガーの怒りが爆発するまで、そう長い時間は掛からなかった・・・。敵はアイルランド系の殺し屋チーム。壮絶な戦いの幕が今上がる!という内容。確かに、前二作よりも圧倒的にスワガーサーガにふさわしい内容で、面白く読める。後半の意外な展開や、意外な名前の登場に長年のファンは喜ぶこと請け合い。年齢を重ねたスワガーが強すぎるのはご愛嬌か。個人的には最高傑作の「ブラックライト」は超えてない、と思うが、スワガーシリーズのファンは今回は安心して読める内容になっています。次回作の翻訳も是非期待したい。
蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (下) (扶桑社ミステリー)より
4594063144
No.1
(4pt)

今回は本物か(原題 i sniper)

非常に精密な狙撃により次々と殺害される被害者。ニック・メンフィスを筆頭とする捜査チームは完璧な証拠から、過去の有名スナイパーが犯人と断定しその逮捕に向かうが・・・。と言う上巻。「四十七人目の男」「黄昏の狙撃手」と2作連続あまり面白くなったので、今回は期待が大きい。今回はスナイパーvsスナイパーの戦い、つまりボブの真骨頂が描かれた作品。上巻は、衝撃的な事件の後ボブがその案件に係っていく過程が主な内容なので概ね静かに進むが激しい銃撃戦も用意されており下巻に向けて期待が高まる。今回こそブラックライトの様な冴えたボブも見てみたいです。2010年12月には次回作「Dead Zero」がアメリカで刊行される様なので、その翻訳も待っています。
蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー) Amazon書評・レビュー: 蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー)より
4594063136