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白銀ジャック
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白銀ジャックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 1~20 1/3ページ
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謎解きされるまでは、けっこうワクワク・ドキドキさせますし、つまらない小説ではないですが、事件の真相がちょっとそんな話なの、という感じで拍子抜けした感はありました。 ホテル・スキー場の売却話も、最後にきて都合よくまとまりすぎかと思いました。 東野圭吾のスキー場3部作?の「疾風ロンド」「雪煙チェイス」と本作の中ではいちばんおもしろくなかったかな。なので東野作品の評価としてはちょっと厳しく☆3としました。 スキー場に爆弾を仕掛けた犯人グループに、北月町のだれかと、パトロール隊の桐林が関係している予感は当たりましたが、北月エリアの再開が目的かと思った予想ははずれて、意外なというか、予想外な大人の世界の薄汚い話でした。 このあたりがこの作品をいまいち評価できなかったところかもしれません。 | ||||
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スキー場に爆弾が仕掛けられてしまうお話です。 色んな登場人物の視点で書かれていて、物語の現状が分かりやすく読みやすかったです! ただ前半の話は淡々としていて(しかも私はスキーやスノボーの事を知らないので)盛り上がるまで根気よく読んでいかなくてはなりませんでした笑 後半の100ページ辺りから面白くなります! 最後は全部分かってスッキリしました…笑 | ||||
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作者としては現実味に乏しく凡作と思う。TVドラマ化されたようだが、恐らく映像化するには向いた作品で、ウィンタースポーツ好きな人には面白いだろうと思う。 そもそもゲレンデを爆破するぞとスキー場を脅迫すると言うのが現実味に欠け、警察に届けず犯人とスキーチェイスをするとは映像映えはしても、あり得ない設定としか思えない.少しマンガに悪いが「マンガチック」なストーリーで小説としては疑問。 | ||||
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予想できない展開とスピード感。 そしてなにより冬を存分に味わえる舞台設定。 冬に読むのにもってこいの一冊。 | ||||
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自分の職務に真摯に取り組む人がいる一方で、自分の利益だけを追及し、他人を思いやる気持ちの欠如した輩がいる。 上司の命令には絶対服従しなければならない。 これってパワハラじゃん? 迂闊に反発できないのも、中間管理職の辛い立場。 確たる理とテクニカルな実力という裏付けがないと。 負けんな! 不正はいずれ白日の下に。 他人の苦しみに立脚した幸福など、輝き続けることはできない。 いかなる悲しみも、自分を許し、愛して受け入れる努力と時間のみが解決してくれる。 | ||||
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少し読んで、テレビドラマ化になったのでテレビと併せて読み切りました。 | ||||
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文章の読みやすさは相変わらずで、エンタメ小説としては充分楽しめると思う。 が、クライマックスは社会派的要素が絡んでいる割にはその内容に濃密さがなく、詰めが甘いと感じてしまった。 主人公のやりとりもどこか一辺倒。 良作が多い作家だけに、残念である。 | ||||
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勝手に一人『東野圭吾キャンペーン』開催中。今まで天邪鬼で避けてきた、東野圭吾さんを読んでみる事にして2冊目に手に取ったのがこちらです。 最後数ページの謎解きの勢いに押されて、☆4つつけそうになりましたが、途中までの間延びした感じを思い出して、冷静に3にします。とにかく犯人が気になって必死で最後まで読みましたが、結末に至るまでの工程は正直退屈でした。暇つぶし程度になら、読んでもいいと思いますがそれ以上ではないです。 特に、女性スノーボーダーの千晶とその従兄弟の、空気が読めない感じや、首を突っ込みすぎる感じにイライラしたし、根津がしつこく犯人を追う姿もげんなりでした。全体的に爆弾事件への緊張感が足りないように思いました。多くの人の命がかかってるのに。 更に言うと、スキーヤー達のゲレンデに対する熱い気持ち?や、スノーボーダーたちの新雪を求めてガツガツいく感じ、滑りのうまい人への過度なリスペクト感などが理解し難かったです。スノーボーダーって他人への迷惑や、危険を省みずに禁止区域まで足を入れたり、そんなにがめついんですか?実際、どうなんでしょう? 前半の退屈部分に荻原浩さんのような、クスクス感があれば、まだ、楽しめたものの・・・ 東野圭吾さんと言うだけで期待値大で読んだせいもあるかもしれませんが、ふーん・・・程度で終わりました。とりあえず、まだまだ1人キャンペーンは開催中なのでもうしばらく本筆者の本は読む予定。今は、とりあえず、評判のいい、『手紙』が待機中。今のところ、大人気の理由は理解できていません。 | ||||
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雪山を舞台にしたサスペンス小説である。2008年の作品。 とある大規模スキーリゾートに爆弾がしかけられたとの脅迫が入る。運営陣は苦渋の対応を進めるのだが、犯人側にいいようにあしらわれ・・・超絶的な足前のパトロールの面々がこれに対抗しようとするのだが・・・、というような話。 登場人物はそれほど多くないが、なかなか明らかにならない犯人像にやきもきされつつ、ジェットコースター的な展開に身を任せていれば最終章にたどり着く、といった形式だ。本作では犯罪と謎が描かれているが、謎解きに至るヒントや伏線は作中ほとんど見当たらず、これは推理小説であるとはいえないだろう。 なんとなく、アクション映画の原作として書かれました、的な雰囲気が漂う。 スキー場のパトロールが無線機ではなく携帯電話を使っていたり、スノボの描写のメインがハーフパイプなどのトリック系ではなくスノーボードクロスであったり、全体的にごく最近書かれた作品であることが明確だ。リフト運行やパトロール運営などの細かい描写がかなり正確な感じで、相当時間をかけて取材したか、または東野自身が雪山スポーツに相当慣れ親しんでいることをほうふつとさせる。このあたりは読んでいてとても安心。さすが技術者あがりの直木賞作家である。 | ||||
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東野圭吾の作品にしてはスキーヤーやスノーボーダーたちを脅迫する事件なのに、珍しく警察や刑事が出てこない。だが、これが大きな伏線だとは気付かなかった。 新月スキー場に脅迫メールが届く。ゲレンデの下に爆弾を仕掛け、慰謝料の名目で3千万円を要求してきたのだ。経営者側はスキー場閉鎖や風評被害を考え、さらに3千万円という金額なので、警察に通報しなかった。 1回目のお金の受け渡しに成功した犯人は、2回、3回とお金を要求してきた。苦境に立ったスキー場側の従業員の中に、漫然と犯人の言いなりになるのを良としない者も現れる。また、ひょんな事からこの事件が第三者に漏れ、ストーリーが拡がっていく。 何となく展開がおかしいなぁという疑問は有るものの、やはり後半になるにつれ犯人は誰なのか、何故、新月スキー場なのかと興味津々で、自然と読むスピードが上がってくる。 斜陽産業となったスキー場に焦点を当てた狙いは良い。だが、謎解きは呆気ないし、ご都合主義と、そりぁないだろうというツッコミ満載なので、さすがのベストセラー作家も、お疲れのようです。 | ||||
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何処に力が入っているかというと。 大人の事情なんだろね。経営への受難。恨み怨恨の話ではないから、ミステリーっぽく感じにくいんでしょうね。これだけ複雑な関係を、エンタメに仕上げてきたという力量にはさすがだな、と思います。 珍しく、黒くない(白銀だから?笑)。それが不満だったり嬉しかったり。不思議ですね。 ウィンタースポーツがお好きなのでしょう。詳しいと、書くのが楽しいんだろうなぁ。 東野作品のファンには、期待したほどガッカリ感が強いでしょうけど、 何故期待する(苦笑)。普通ですよ。 普通のドラマだと思います。 | ||||
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東野圭吾さんはファンが多くそれゆえ熱心な読者を持つ反面、厳しいレビューも多数存在するでしょう。私も20冊近く読んできましたが、相次ぐ殺人やサプライズの連続に揺さぶられることはあっても、心底感動したりすることはありませんでした。この本は、正確には殺人事件はないのですが、事件に巻き込まれた人が皆ちょっとずつ怪しくて、個人の怨恨と同時に企業(会社)の都合についても取り入れるなど、意欲的なテーマに取り組んでいるのはわかりますが、入江の父子の描き方が雑であり、ラストの描き方はあまりにもあっけなくて拍子抜けでした。いったいなんだったのだろう?って感じで、読み終えたと同時にこの作品が軽くなっていくのを感じました。社会派サスペンスにしては、しがらみや確執、お金、権力等の描き方が甘く、大目に見てもやっぱり佳作の域を抜けないと思います。でも、こんな作品もあっていいかもと、雪のちらつく窓の外を見ながら思いました。 | ||||
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普通の作家ならともかく、筆者としては平均的なできのミステリーだと思った。スキー場につて、スキーについてよく調べてある。最後の盛り上がりも読ませる。ただ、トリックは平凡だし、犯人も半ばわかってしまうと思う。まぁ、買って損は無いとは思うが... | ||||
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本書はいきなり文庫化という企画で元から文庫でリリースされて既に100万部最速突破という記録で有名な東野氏のスキーサスペンス小説です。内容的には単純に楽しめる標準以上のサスペンスもの。殆どの人が文庫で読んだと思うが、それを単行本としてリリースしたのが本書。帯でも「まさかの単行本化!」と謳っているが、本当にまさかである。単行本で売れる→文庫化が普通の流れだが、文庫で売れる→単行本というのは日本でこれくらいではないか。その意味では大変マーケティング的に興味深い例であるが、普通文庫で出ているものをわざわざ1000円も高い値段で買わないだろう・・・・。版元が文庫で出したら予想外に売れたので、じゃあ利益率の高い単行本もどさくさにまぎれて出せばそちらもちょっとは売れるのは・・ということでしょうが、読者からしたらよく分からない一冊である。 | ||||
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結構スノボの技がでて興味ない人にはスルーしたくなる場面が多数ある。内容はまぁまぁ。 | ||||
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話しは 面白いです・・・ スキ−場を舞台にして、大掛かりな脅迫事件ですが 皆さんが仰っているように、軽い話しになっています。 何が軽いのかと考えると、人物の描き方・スキ−場の経営状況・ 地元の人間たちなど どれも陳腐で一般的なのですね・・・ 登場人物を、もっと捻ったら 深い話しになったのでしょう・・ 役者は揃っていますよ・・ 特に 「入江親子」は もっと複雑でも良いと思います。 東野さんだから・・・・ | ||||
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最速100万部突破の割にイマイチ評判の良くない東野作品ですが、あまり期待せずに読みました。娯楽サスペンス小説としては最後まで退屈せずに読めますが、前半のあれやこれやの伏線を後半で限られた登場人物のなかで全て解決してしまい、やや強引に感じられます。事件の真相もスケールの出かさの割にセコい結末という印象。他のレビューの方の意見にもあるように、完全なドラマとかの映像化向け作品。詰まらなくはないですが、読後何も残りません。 最近の東野作品の後半で無理やり伏線を全て回収します、だから話としてまとまったでしょ・的なパターンはちょっと食傷気味かな。 | ||||
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東野作品を多読している私としては、少し残念な感覚が残りました。 スラスラと読むことができたものの、最後のオチは期待を大きく下回りました。 ただこれは、東野ファンの意見であり、東野さんの作品を読んだことのない人の入り口としては十分楽しめると思います。 読んでみる価値はあると思います。 | ||||
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本書はいきなり文庫版での上梓です。本書の創作秘話を読んでみると、東野版『私をスキーへ連れてって』(私はどんなものかはわからない)見たいなものらしいです。東野氏なのでラブストーリーではなく、スキー場を舞台としたミステリーですね。 本書の話は以下の通りである。あるゲレンデの下に爆発物が仕掛けたという旨の脅迫状が届いたという。経営者としては安全の確保のためにスキー場を閉鎖するか犯人の要求を呑むしかないといったところか。経営者がとった手段は、警察に知らせず、犯人の要求を呑んで身代金を払うことだった。犯人は誰か?爆発物はどこに仕掛けたのか?ということに着目すればいいのかな。 まあ、面白いといえば面白いが、スキー場に関するエンターティンメントに徹した作品で、読んでみたあとに印象に残るというところはなかったので、東野氏の作品としては平均点ぐらいなのかな。創作秘話を読んでも、本書を読んでもやっぱり、東野氏のスキーやスノーボードにたいする情熱はすごく伝わった。スキー場の来場客数が減っているということを危惧しているのかな。登場人物が結構特徴深いので、ドラマなのか映画なのかはわからないが映像化されることを意識した作品なのかなと思う。 | ||||
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タイトル通りらしくない小説だと思ました。しかし、一気に読み終えてしまいました。そして、面白かったです。ただ、ストーリーが単純かなと思います。この小説は、東野圭吾らしくないけれど、最後の逆転劇は見事でした。 この小説は、映画化して欲しいですし、その方が面白そうだなと思います。 | ||||
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