殺しの双曲線

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評判

殺しの双曲線の評価:

3.71/5点 レビュー 59件。 A ランク

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平均点3.71pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全25件 21〜25 2/2ページ
No.5
(3pt)

登場人物の描き方が今ひとつ

連続強盗事件と連続殺人事件の2つの異なる事件が並行して描かれ、そのどちらも大変面白く、あっという間にのめり込んでしまいました。
さらにその2つの事件が絡み合ってくるとドキドキが止まらず、夢中になって読みました。

しかし読み進めていくと、警察の頭が悪すぎて、だんだん白けてきます。
読者と同じ推理する側なので、一番感情移入しやすい人達なのに、主観の入った明らかにおかしい断定が多くてびっくりします。
そして後になって間違いだったと彼らが知る度に、読者の私が何故かとても恥ずかしい気持ちになりました…。

連続殺人事件は大筋の説明はあったものの、犯人がどんな気持ちで、どう立ち回って実行に移したのか、詳しい事が分からないまま終わってしまったのが非常に残念でした。
頭の悪い警察の「きっと○○したんだろう」という説明だけで終わっている部分もあります。
犯人視点でそれらを描いてくれれば良かったのですが…。

全体的に登場人物の描き方が今ひとつだからか感情移入しづらく、緊張感や焦燥感、恐怖心といったものが伝わってきません。
それらがきっちり描かれていた「そして誰もいなくなった」には遠く及ばす、同じくオマージュの「十角館の殺人」の方が色々と納得のいく作品でした。

ただ、2つの事件の見せ方と絡ませ方は本当に見事で、中盤までは夢中になるほど楽しめましたので、読んで決して損はしない作品です。
殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)より
B000J8GXWC
No.4
(3pt)

画竜点睛を欠く

文体はとても読みやすく、スラスラと読み進めていけて、快適だった。人物描写もわかりやすく、いちいち「ん?この人は誰だっけ?」とページをめくり戻して確認するような手間は必要なかった。

双子を使ったトリックも「なるほど」と興味深いものがあった。(これはネタバレにはならない。なにしろ、冒頭に作者本人から『このトリックには双子であることが使われている』と宣言されているのだから。)

そういった読みやすさや、壮大な仕掛けには感心させられた。

だが、納得のいくものではなかったし、ましてやアガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』へのオマージュと呼ぶには、いささか頼りなかった。

というのは、雪山山荘で起こる連続殺人事件の詳細な真相が明かされないからである。

真犯人が誰かあるか判明しても、その人物がいったい、どうやって、あの限られた時間と空間のなかで、そうとバレずに、次々とあのような惨殺を果たすことができたのか?しかも、全員が死亡するまでどうやってそれを隠せ通せたのか?

納得のいく合理的な説明がないし、そもそもそういった解説が描かれていないのだ。

双子を利用した壮大なトリックを披露したいあまりに、連続殺人事件そのものについての解説がほぼすべて抜け落ちてしまっている。「いったいどんなふうにして、犯人はあの山荘をうまく立ち回ってこれだけの殺害をやり通せたのだろう?」というこちらの疑問と好奇心は、満たされぬまま物語は幕を閉じてしまったのである。

巨大な伏線の回収に失敗した、と言わざるを得ない。

全体的に読みやすく、嫌味のない文章であるだけに、とても惜しい。
殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 殺しの双曲線 (1979年) (講談社文庫)より
B000J8GXWC
No.3
(3pt)

画竜点睛を欠く

文体はとても読みやすく、スラスラと読み進めていけて、快適だった。人物描写もわかりやすく、いちいち「ん?この人は誰だっけ?」とページをめくり戻して確認するような手間は必要なかった。

双子を使ったトリックも「なるほど」と興味深いものがあった。(これはネタバレにはならない。なにしろ、冒頭に作者本人から『このトリックには双子であることが使われている』と宣言されているのだから。)

そういった読みやすさや、壮大な仕掛けには感心させられた。

だが、納得のいくものではなかったし、ましてやアガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』へのオマージュと呼ぶには、いささか頼りなかった。

というのは、雪山山荘で起こる連続殺人事件の詳細な真相が明かされないからである。

真犯人が誰かあるか判明しても、その人物がいったい、どうやって、あの限られた時間と空間のなかで、そうとバレずに、次々とあのような惨殺を果たすことができたのか?しかも、全員が死亡するまでどうやってそれを隠せ通せたのか?

納得のいく合理的な説明がないし、そもそもそういった解説が描かれていないのだ。

双子を利用した壮大なトリックを披露したいあまりに、連続殺人事件そのものについての解説がほぼすべて抜け落ちてしまっている。「いったいどんなふうにして、犯人はあの山荘をうまく立ち回ってこれだけの殺害をやり通せたのだろう?」というこちらの疑問と好奇心は、満たされぬまま物語は幕を閉じてしまったのである。

巨大な伏線の回収に失敗した、と言わざるを得ない。

全体的に読みやすく、嫌味のない文章であるだけに、とても惜しい。
殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4) Amazon書評・レビュー: 殺しの双曲線 (講談社文庫 に 1-4)より
406136135X
No.2
(3pt)

画竜点睛を欠く

文体はとても読みやすく、スラスラと読み進めていけて、快適だった。人物描写もわかりやすく、いちいち「ん?この人は誰だっけ?」とページをめくり戻して確認するような手間は必要なかった。

双子を使ったトリックも「なるほど」と興味深いものがあった。(これはネタバレにはならない。なにしろ、冒頭に作者本人から『このトリックには双子であることが使われている』と宣言されているのだから。)

そういった読みやすさや、壮大な仕掛けには感心させられた。

だが、納得のいくものではなかったし、ましてやアガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』へのオマージュと呼ぶには、いささか頼りなかった。

というのは、雪山山荘で起こる連続殺人事件の詳細な真相が明かされないからである。

真犯人が誰かあるか判明しても、その人物がいったい、どうやって、あの限られた時間と空間のなかで、そうとバレずに、次々とあのような惨殺を果たすことができたのか?しかも、全員が死亡するまでどうやってそれを隠せ通せたのか?

納得のいく合理的な説明がないし、そもそもそういった解説が描かれていないのだ。

双子を利用した壮大なトリックを披露したいあまりに、連続殺人事件そのものについての解説がほぼすべて抜け落ちてしまっている。「いったいどんなふうにして、犯人はあの山荘をうまく立ち回ってこれだけの殺害をやり通せたのだろう?」というこちらの疑問と好奇心は、満たされぬまま物語は幕を閉じてしまったのである。

巨大な伏線の回収に失敗した、と言わざるを得ない。

全体的に読みやすく、嫌味のない文章であるだけに、とても惜しい。
殺しの双曲線 (ジョイ・ノベルス) Amazon書評・レビュー: 殺しの双曲線 (ジョイ・ノベルス)より
4408504327
No.1
(3pt)

画竜点睛を欠く

文体はとても読みやすく、スラスラと読み進めていけて、快適だった。人物描写もわかりやすく、いちいち「ん?この人は誰だっけ?」とページをめくり戻して確認するような手間は必要なかった。

双子を使ったトリックも「なるほど」と興味深いものがあった。(これはネタバレにはならない。なにしろ、冒頭に作者本人から『このトリックには双子であることが使われている』と宣言されているのだから。)

そういった読みやすさや、壮大な仕掛けには感心させられた。

だが、納得のいくものではなかったし、ましてやアガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』へのオマージュと呼ぶには、いささか頼りなかった。

というのは、雪山山荘で起こる連続殺人事件の詳細な真相が明かされないからである。

真犯人が誰かあるか判明しても、その人物がいったい、どうやって、あの限られた時間と空間のなかで、そうとバレずに、次々とあのような惨殺を果たすことができたのか?しかも、全員が死亡するまでどうやってそれを隠せ通せたのか?

納得のいく合理的な説明がないし、そもそもそういった解説が描かれていないのだ。

双子を利用した壮大なトリックを披露したいあまりに、連続殺人事件そのものについての解説がほぼすべて抜け落ちてしまっている。「いったいどんなふうにして、犯人はあの山荘をうまく立ち回ってこれだけの殺害をやり通せたのだろう?」というこちらの疑問と好奇心は、満たされぬまま物語は幕を閉じてしまったのである。

巨大な伏線の回収に失敗した、と言わざるを得ない。

全体的に読みやすく、嫌味のない文章であるだけに、とても惜しい。
新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 殺しの双曲線 (講談社文庫)より
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