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NEXTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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クライトンの遺作となってしまった今作、ストーリーの根底にあるのは個人の権利を無視したヒト遺伝子に関するビジネスが拡大していくことを懸念したものです。クライトンといえば、常に時代の最先端を行くテクノロジーをテーマに、リアリティを追求した物語を展開するのがウリでしたが、本作ではそれにさらに磨きが掛かっており、フィクションというよりはドキュメンタリーに近い内容となっています。こういったドキュメンタリータッチのフィクションを描ける作家は昨今あまり見られないので、60代半ばの若さで亡くなられたのは実に残念です。でも、できれば「スフィア」の頃のような、難しい予備知識なしに楽しめる古き良き時代のSFも、もう一度描いて欲しかった。。。 | ||||
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クライトンの遺作となってしまった今作、ストーリーの根底にあるのは個人の権利を無視したヒト遺伝子に関するビジネスが拡大していくことを懸念したものです。クライトンといえば、常に時代の最先端を行くテクノロジーをテーマに、リアリティを追求した物語を展開するのがウリでしたが、本作ではそれにさらに磨きが掛かっており、フィクションというよりはドキュメンタリーに近い内容となっています。 こういったドキュメンタリータッチのフィクションを描ける作家は昨今あまり見られないので、60代半ばの若さで亡くなられたのは実に残念です。でも、できれば「スフィア」の頃のような、難しい予備知識なしに楽しめる古き良き時代のSFも、もう一度描いて欲しかった。。。 | ||||
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批判されるのを覚悟で言えば、今まで彼の作品を残らず読んできた(時には原文でも)ファンとして、「恐怖の存在」あたりから、ネタに使うというよりもあまりに社会問題を問いすぎて、エンターテイメント性が欠落してきたように思う。 読んでいると、小説というより、ノンフィクションに近い感じがします。 「スフィア」のような、とんでもない設定でもまるで本当のことのようにハラハラさせられるのを、マイクル・クライトンの味だと思っている僕にとっては、今作は残念ながらあまり面白いとは思えませんでした。 遺伝子工学などの未来予想、というテーマを読み取るなら、単純に新書で読んだほうがいいかなと思います。 小説はエンターテイメントあってこそ、だと思うので…ギリギリ★三つです。 | ||||
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遺伝子研究・遺伝子操作の実例とフィクションを、遺伝子の螺旋構造のようにさまざまな角度から組み込んでいくストーリーの展開に、迷路に入りこむように感じるところがある。そこが、逆に遺伝子研究・遺伝子操作の世界の広がりと危険性を暗示しているのかもしれない。遺伝子が操作されたNEXTの次元を考えさせてくれるという点では興味深い作品に仕上がっていると感じた。しかし、一気にわくわくさせられながら、ストーリーに引き込まれていくという小説のおもしろさは減殺されている。いくつもの課題を投げかけたままエンディングを迎えてしまったという感じだ。逆に、「著者あとがき」を読んでその点を納得した次第。万華鏡を覗くおもしろさという感想を持った。 | ||||
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