ジュラシック・パーク

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評判

ジュラシック・パークの評価:

4.38/5点 レビュー 56件。 A ランク

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平均点4.38pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全95件 61〜80 4/5ページ
No.35
(5pt)

小説は映画と根本的に違う

小説は1993年、映画の公開前に、日本語で一回、読んでおり、その後、abridged版のaudiobookは10回ほど聞いているが、
原書で、全体をとおして読むのは今回がはじめてであった。

前回は小説を読んだ直後に、映画を見てしまったために記憶が混乱してしまい、映画と小説に根本的な違いがあることを失念していたことに今回の読書で気付かされた。

クライトンはほぼそのすべての作品で、科学の間違った利用について警鐘を鳴らしているが、本作でも、科学では先人たちの知識の高みに到達するためには、先行研究を読むだけで十分で、
その簡便さのせいで科学者は自然に対する敬意をはぐくむ機会に恵まれず、結果として、科学の世界には人より先んじて名を成そうという考えのみが幅を利かせていること、
そして新たに作られた科学技術は常に暴走していく可能性を秘めており、カオス論理で予見されるように、新技術が与える影響を、結局は、人間は予見できないということを、イアン・マルカムという数学者を登場させて警鐘させている。

クライトンの小説で描かれる、マルカムは信念の男であり、天才であり、理論家であり、科学に対して真摯な、誠実な男なのである。

対して、ジュラシック・パークを作る小説の中のハモンドという男は、小男で、傲慢で、嘘つきで、妄想家で、野心家で、金の亡者であり、現在の生命科学に存在する悪い力の象徴なのである。

ところが、映画ではこの部分が逆転している。

リチャード・アッテンボローの演じるハモンドは、幼いころから恐竜に思いをはせ、純粋に生きた恐竜を見たいという情熱を傾け、まやかしや小細工のない、誰が見ても驚愕する物を作るとの信念からパークを建設する。
対して、ジェフ・ゴールドブラムの演じるマルカムは、映画を通して、落ち着きなく、意味の通じない奇抜なことを口にし、時にはサトラー博士を口説こうとするなど、道徳心の低い皮肉屋のマッドサイエンティストとしてのみ描かれている。

これは、スティーヴン・スピルバーグが子供のころから恐竜に思いをはせていたことが影響していたせいなのだろうが、この改変のために、生命科学の暴走への警鐘という原作の柱が映画からはすっぱりと抜け落ちて、
単純な恐竜暴走映画になってしまっており、小説と映画は根本的に違うものを描いてしまった事になる。

映画は、単純に恐竜をリアルに描いたという点で十分に楽しめるが、大人の作品として、哲学的な味わいも期待する読者には原作を圧倒的におすすめする。

後半、作品の緊迫感に流されて思わず読み飛ばしがちだが、イアン・マルカムの語る内容を丁寧に追っていくとマイクル クライトンが本書で描きたかったものが見えてきて、
安易に書かれたベストセラー小説と本書が根本的に違うことに気付かされて、本書のことがより好きになると思う。

それにしても、分子生物学や科学概念に知識のある読者は、作品の前半部分、恐竜の遺伝子をサブクローニングしながらシークエンスしているあたりに、現在のシークエンス技術と較べて著しく遅れた技術でシークエンスしていると感じるし、また、カオス理論という言葉が、その後、複雑系という研究概念に吸収されていくために、言葉として少し古いなと感じると思うが、ここで、初めて作品が、ヒトゲノムプロジェクトが完成前で、インターネットが一般には普及していない25年前に書かれ事に気付かされる。
改めて、実際の研究論文たちがこの25年であっという間に、古めかしくなるのに対して、優れたSFは古くならないものだと驚かされる。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.34
(5pt)

映画より面白い

映画では描かれていなかった部分が多くあり描写も細かいです。映画を見てから原作を読むと面白さが増すと思います。
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.33
(5pt)

映画より面白い

映画では描かれていなかった部分が多くあり描写も細かいです。映画を見てから原作を読むと面白さが増すと思います。
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.32
(5pt)

面白いですよ!!

読んだら止まらなくなります。
個人的にはストーリーは映画より面白いです(映画より一層恐竜が怖い)。が、映画は映像で楽しめるので同じくらい好きですが。
ただ、ちょっとマルカムがくどい(カオス理論がw)のと、少女レックス(なんで恐竜ものでこんなややこしい名前なのか)が無茶苦茶うざい(笑)

少女レックスにはハッキリ言ってイライラしっぱなしです。この子供の描写は映画の方が好感が持てます。(映画は姉弟、小説は兄妹です)

主役のグラントは映画より子供好きで寛容。
本当ならハリソンフォードあたりがやってくれたら良かったなあ。
映画では活躍したエリーは存在感が薄いかも。

とにかくスリリングで面白いのでお薦めです♪
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.31
(5pt)

面白いですよ!!

読んだら止まらなくなります。
個人的にはストーリーは映画より面白いです(映画より一層恐竜が怖い)。が、映画は映像で楽しめるので同じくらい好きですが。
ただ、ちょっとマルカムがくどい(カオス理論がw)のと、少女レックス(なんで恐竜ものでこんなややこしい名前なのか)が無茶苦茶うざい(笑)

少女レックスにはハッキリ言ってイライラしっぱなしです。この子供の描写は映画の方が好感が持てます。(映画は姉弟、小説は兄妹です)

主役のグラントは映画より子供好きで寛容。
本当ならハリソンフォードあたりがやってくれたら良かったなあ。
映画では活躍したエリーは存在感が薄いかも。

とにかくスリリングで面白いのでお薦めです♪
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.30
(3pt)

ありがとうございました

ふと欲しくなっての購入でした。思ったよりも状態がよかったです
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.29
(3pt)

ありがとうございました

ふと欲しくなっての購入でした。思ったよりも状態がよかったです
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.28
(5pt)

何度読んでも面白い!

最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり
何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!)

もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。

「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。

クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。

もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.27
(5pt)

何度読んでも面白い!

最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり
何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!)

もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。

「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。

クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。

もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.26
(5pt)

何度読んでも面白い!

最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!)もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.25
(5pt)

何度読んでも面白い!

最初に映画を見て、その後ロスト・ワールドの方を先に読みましたが、「ジュラシック・パーク」は、やはり
何度読んでも面白い。そして、映画より遥に。。。(ロストワールドも、もちろんです!)
もちろん、当時のCGの恐竜は子供の頃に見た図鑑とは随分と違っていて、迫力はあるし恐竜の名前と実物がすぐに分かってよかったですけれど。
「祖先の物語」で、実際にはできないことを知って本当に残念でしたけれど、いつもながらクライトンの作品は実話に基づいているように描かれているから感心します。
クローンのEmbryoにパテントをつける話ばかりに熱中する人達とか今でも充分通用しますね。先のリーマンショックでも同様のことが行われたんだなぁ、なんて。
もう彼の作品が読めないのは、本当に残念ですけれど、まだ読んでいない作品がかなりあるので、全て原作で読みたいですね。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.24
(5pt)

再読に耐える面白さ

本書は初めて読んだのは10年以上前だが、映画がとても面白かったので、原作を読んだところ映画を上回る面白さであったことを記憶している。
今回、作者の最近の作品であるPreyを読んで、何だか本書に似ているなと思ったのを契機に再度読み返してみたが、結末がわかっていてもやはり面白かった。
Preyと似ていると思ったのは、何れも作者の「現代科学が人類の制御できる範囲を超えて暴走しているのではないか」という問題意識が反映された作品であるという点だ。Preyではナノテクノロジーがテーマとなっているが、本書は遺伝子工学だ。何れも科学から生み出された産物が制御不能となる様子が描かれている。
但し、本書はそのような問題意識を抜きに純粋にエンターテインメントとしても楽しむことができる。数千万年の時空を超えて恐竜が甦るというだけで、わくわくさせられる設定なのだが、そこに描かれる恐竜が実にバラエティに富んで実にリアルに描かれている。
史上最大の肉食動物であるティラノザウルスも怖いが、本書のチャンピオンは中型肉食恐竜で恐ろしいほどの知性を有するラプターだ。このような恐竜が本当に存在したかどうかはわからないが、実在したのではないかと思わせるような迫真の描写がすばらしい。
本書の中ではジュラシック・パークは最後に葬り去られてしまうわけだが、このような動物園があれば旅行代と入場料に数十万円をはたいても見たいと思う人は多いのでは。商業的には成功間違いなしという点ではハモンドの構想は正しいと思うのだが、やはり作者が描くようにこのような環境を制御するのは理論的に不可能なのだろうか。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.23
(3pt)

映画にはない魅力

『ジュラシックパーク』といえば、映画が特殊効果で話題だったこともあり、原作はどうかと思いましたが、他の方のレビューをみて購入しました。
これで作者の作品を初期、中期、最新作と読みましたが、作者のスゴイところは科学は万能ではないこと、人間は自然の前では無力であることがテーマとして常に一貫しており、その線に沿って実にバラエティ豊かな物語を数多く生み出しているところでしょう。
映画を楽しめた人は深堀り出来るでしょうし、たかが恐竜映画と思って楽しめなかった人には新たな発見があると思います。
余談ですが、本作発表はバブルは崩壊したもののまだ熱の冷めやらない1990年であり、ジュラシックパーク建設への投資家は日本人であるという設定でリアリティーを出しています。余勢を駆って(?)作者は本作の次に『ライジングサン』を発表します。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.22
(5pt)

映画より面白い!

僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品!
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.21
(5pt)

映画より面白い!

僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品!
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.20
(5pt)

映画より面白い!

僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品!
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.19
(5pt)

科学SFの傑作

映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。
映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。

原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。

映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。
原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークⅢ』で使われていました。
以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。
ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406960
No.18
(5pt)

科学SFの傑作

映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。
映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。

原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。

映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。
原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークⅢ』で使われていました。
以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。
ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈上〉 (Hayakawa novels)より
415207714X
No.17
(5pt)

科学SFの傑作

映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。 原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークⅢ』で使われていました。 以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。
ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)より
4150406979
No.16
(5pt)

科学SFの傑作

映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。
映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。
原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。
映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。
原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークⅢ』で使われていました。
以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。
ジュラシック・パーク〈下〉 (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ジュラシック・パーク〈下〉 (Hayakawa novels)より
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