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いま、会いにゆきます
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いま、会いにゆきますの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全264件 1~20 1/14ページ
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巧と澪の言葉のキャッチボールに、合いの手で『そうなの?』という佑司くんの口癖。 この家族に流れる時間も、全てが愛おしく涙しました。 そしてタイトルの意味が明かされ、全部承知の上で突き進んだ澪の勇気、強さ、美しい心に感動しました。 不安定な病を持ちながら、佑司くんを育てる巧も尊敬に値する。 両親思いの優しく頼もしい佑司くん。 澪の大切な『ぼうやたちが』、ずっと幸福でありますように。 | ||||
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泣ける名作。映画の方も素晴らしかった。 | ||||
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巧の不器用さがゆえの真っすぐな人間性がとても感情移入しやすく、心打たれました。 例えば大人ならある程度の視野の広さから納得感を感じて受け入れたりしますが、巧の場合はその視野の広さはあまりない。よって相手に対する感情のウエイトが高いのでその感情のみで相手を見つめている。 視野の広い人なら「この理論もあるしあの前提もあるし仕方ない」が、巧の場合は「君のためなら」といった感じ。 この純粋さが物語へより引き込まれる。 小説を読んで大号泣した。 その後映画を観て、巧の人間性を知っているだけに最初の巧の様子が映されるだけで涙ぐんでしまった。 澪の人間性も引き込まれたが、澪に対する巧のある意味雑味のない心がとても切なさと温かさを感じれた。 小説はもちろん映画も最高の作品だと思った。 | ||||
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ずいぶん前に映画版を見ました ストーリーはなんとなくしか憶えていなかったので 原作と映画の違いは分かりませんが、後半は涙がポロポロ 素敵な話でした | ||||
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泣く用意をして終盤を読み進めたけれど、チョット時系列が複雑になって‥ でも多少不明確なままでも楽しめました。もう一度最後の部分は読んでみたいかな。妻と子供をもっと大切にしなくっちゃ。 | ||||
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何度も何度も観たくなる映画作品はそれほど多くない。かれこれ10回以上観たかも知れない。 遅ればせながらこの映画化された作品に惚れすぎたせいで原作本がどうしても読みたくなり、昨日文庫本を手にし、たった今僕はこの小説本を読み終えた。 僕の頭の中では「巧は中村獅童で澪は竹内結子」のイメージは固定したままだ。映像として残せなかった細かな比喩の表現や外国映画や小説や図鑑などを元にした作者の知性が小説には溢れていた。 小説では読者の感性によって様々な想像力が発揮される。ただ僕の頭の中では映像作品での筋書きやイメージが抜けていないせいで所々でしっくり来なかったというのが本音だった。原作小説を先に読んだ方の場合はその逆かもしれない。 巻末に、小説を映画化することとなったエピソードが製作者側の春名慶氏によって”あとがき”で記されている。小説を映像化する場合には視覚効果や聴覚効果が重要だ。ある程度の設定を変えてゆく場合も原作をリスペクトし骨子を踏襲しつつ読者の想像力を超えるカラクリが必要だ。そこに最大の苦心がある。観客が原作を読む前か後でもイメージは違う。当然ながら原作者である市川拓司氏も制作陣に加わるわけだが、初対面のイメージが「秋穂巧」の印象そのものだったと書かれている。わかる気がする。繊細で知性にあふれていたことだろう。 並々ならぬ試行錯誤があったと書かれている。そのあたりが克明に伝わってきた。 映画は故・竹内結子さんの主演作品の中で最も好きな作品だ。こんなに儚くも純粋で可憐で、活き活きとした鼓動が伝わってくる。 韓国でもリメイクされ大ヒットした作品の配信も観てみた。それも原作をリスペクトし、日本版の映像作品に惚れ込んだ製作者側の真摯さが伝わる素晴らしい作品に仕上がっていた。 決して悲しい作品じゃない。ファンタジーなだけでもない。が、とても美しい。 読み終わった文庫本を本棚にそっと立てかける。 高村光太郎の「智恵子抄」の隣に。 | ||||
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小説も映画もドラマも漫画も全て最高です。大切な人達に読んでもらいたい素晴らしい作品です。 | ||||
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比喩がとにかく素晴らしかった。心が洗われるような比喩表現の巧みさに、それだけを読んでもそれだけで満足できるような小説。そして、恋愛と子供。純粋な愛。澱みのない恋愛感情がかくも美しいかと思い出させてくれた。 ただ、最後のトリックは文字通りトリッキーであまりついて行けなかった。 | ||||
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死という自分の運命が分かっていても、会いに行く覚悟を決めた瞬間、この物語のクライマックスを迎えます。 二人の高校時代から始まる不器用な恋愛から究極の家族愛への昇華への描写に、心惹かれます。ぜひ読んで下さい。 | ||||
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市川拓司さんの書いた本の中でも一番好きな小説です。私が死ぬまで手放す事はない本だろうと思います。 とても純度が高く自分の命を捨ててでも巧に会いに行く澪の姿が印象的でした。 ストーリーも穏やかで優しく、全ての登場人物が愛おしく感じられました。 | ||||
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まあ実際にはあり得ないことだけど、こう言う事があったら良いなと思います。 | ||||
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GOOD | ||||
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地上波放映された映画を観てから原作を読みました。 「きみは幸福だったのかな」という巧の言葉が胸に突き刺さります。 私は妻を幸せにできませんでした。 巧ほどではないものの心に欠損を抱えた私を懸命に支えてくれた妻でしたが、私は私のことで手いっぱいで妻を大事にするどころか、酷い言葉を投げつけていました。 そして、妻は私のもとを去ろうとしています。 25節以降を読み進むのは、非常につらかったです。 涙があふれ、何度もページをめくる手が止まりました。 美しくも悲しい情景。 そして喪失感を抱えながらも前を向いて生きていこうとする巧と佑司。 再生の物語は私にも当てはまるでしょうか? 現実には起こり得ないからこそ、の美しい物語なのかもしれません。 | ||||
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再掲 「そのときは彼によろしく」がそれなりに良かったので古本を買ってみた。 市川さんの小説はご自身とご家族の文脈から流れて来ているそうだ。私小説がファンタジーに昇華しているのかもしれない。 文章が若干荒い様にも思うのだが、知らず知らずに読者の自分が絡め取られていく。多くの少年少女(60年生まれ前後)が体感したモノを織り込んだ展開だからだろうか。そう、携帯電話もポケベルも無かった青春時代。 こんな文章に接すると、もうたまらないですね。 この喪失の予感が恋する気持ちと重なって、胸の中はもう「切なさ」とか「愛しさ」とか、そんな名前がついた化学物質で溢れかえっていた。中略。きっと人間は、何どでも同じ相手と恋に落ちるものなのだろう。そして、そのたびにニキビとやたらと感じやすい心を抱えた10代の子供に戻ってしまうのだ。 今日よりも明日が素晴らしいのは、一日分きみの次の手紙に近づけるからだ。そんなふうに感じて過ごしていたのものだから、これはかなり応えた。(主人公が自らの病気を隠して別れた後の独白かな) 久々に通勤電車の中で途中から読むのを止めました。 ふと思ったのは、市川さんの2作とも小世界の自然は出てくるのですが、それ以上の自然が出て来ない、言い換えれば都市小説なのかなと。 | ||||
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So meaningful... | ||||
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原作>映画>>ドラマという感じで、原作が非常に良い作品だと思います。 映画やドラマではあまり深く描かれなかった、主人公の抱えている病気を深く掘り下げたり、 普通に小説化としての文才、言葉選び等もレベルの高さを感じました。 | ||||
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この本は、昔に父の部屋で見かけたので知っていました。 しかし市川拓司の名前も知らなかったし、映画にもなっていることも知らなかったので、読むには至りませんでした。 しかし「そのときは彼によろしく」という作品に出会って、その著者が市川拓司だと知り、読んでみることにしました。 読み始めてわかったことは、これは夫婦の恋と親子の愛の心温まる物語だということです。 その中でも特に印象に残った『アーカイブ星』という死後の世界を表す言葉は、早すぎる母親の死を息子に伝える精一杯の父親の優しさが溢れる好きな言葉です。 読んでいて心温まるエピソードの数々は、ほっこりすると同時に、終わりに向かっているようでどこか虚しさを感じました。 本の主人公の巧は内向的な性格でどこか私と似ているようです。 しかし澪の死を受け入れ、期限付きの恋をする巧は強いと思いました。 終わりがあるとわかっているのに恋をする勇気は私にはないです。 市川拓司の作品は言葉選びが優しく、中でも「いま、会いに行きます」はまるで絵本を読んでいるような気分になる心落ち着く作品です。 もっと早くに読めばよかったなと思いました。 | ||||
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小説のような文字ばかりの本は 苦手でしたが、この作品は 釘付けで何回でも読めます | ||||
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久々に読みたくなり、電子版を購入。初めて本書を読んだのは私がまだ高校生の頃。朝の読書の時間に少しずつ少しずつ読み進めました。あれから社会人になり結婚し、生まれ育った街を出て暮らす日々の中で‘おはよう’や‘いってらっしゃい’、‘大丈夫?’と声を掛ける度に、ふと巧を澪を思い出します。手紙の最後の一文に、何度でも何度でも胸がいっぱいになる。『ありがとう、この本に出会えて良かったです。』私もいつか誰かさんをこの世界に迎え入れられたらいいな。 | ||||
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2回目を読んだ様です。気付かなかった、さいごのさいごまで。好きなお話の筈なのに、不思議です。 | ||||
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