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【沼田まほかる】
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九月が永遠に続けばの評価:
6.00/10点 レビュー 9件。 A ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点6.00pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
九月が永遠に続けばの感想
得体の知れぬ不安のせいで小刻みな鼓動がずっと続いていました。心の底に潜む不安と恐怖の描写が巧みすぎです。以前「ユリゴコロ」を読んでいた時も、同じ心もちの中で翻弄されたことを思い出しました。愛しくて弱くて純粋で、護るべきものをなのに壊したくなる、意味不明の欲望。どこから湧いて来るのか、何に由来するのか、わかりたくない恐怖。すてきな作品でした、が、しばらく再読はしたくない…そんな作品でもあります。
全体的な雰囲気は暗く、読後感はジットリとしている。母の内面描写が多く、動きはあまりない。人間の内面や道徳、倫理を主題に一つの流れを作っているのは秀逸。面白いと思うかどうかは人それぞれかと。ラストは話に相応しい終わり方と思える。
得体の知れぬ不安のせいで小刻みな鼓動がずっと続いていました。心の底に潜む不安と恐怖の描写が巧みすぎです。
以前「ユリゴコロ」を読んでいた時も、同じ心もちの中で翻弄されたことを思い出しました。愛しくて弱くて純粋で、護るべきものをなのに壊したくなる、意味不明の欲望。どこから湧いて来るのか、何に由来するのか、わかりたくない恐怖。
すてきな作品でした、が、しばらく再読はしたくない…そんな作品でもあります。