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【詠坂雄二】
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リロ・グラ・シスタの評価:
5.67/10点 レビュー 3件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.67pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
リロ・グラ・シスタの感想
私立吏塚高校の屋上で葉群という男性生徒の遺体が見つかる。遺体には墜落死の痕跡があり、犯人が屋上から落とした後で再度持ち上げたという疑惑が出るか・・・。最も疑わしい校舎に残っていた人物から無罪証明を依頼される「吏塚の名探偵」。喉を煙で焼きながらハードボイルド風の意妙な学園ミステリ開演。 後に遠海事件を書く詠坂雄二のデビュー作。事件としては死体が持ち上げられた以外は平凡、殺されてもおかしくない学生が屋上から突き落とされた。打って変わってあまりに異質すぎる登場人物達、煙草で喉を焼く「吏塚の名探偵」、「情報屋」、愛と体を切り売りする「売春生徒」、等身大の青春から大きく離れたリアリティの薄い設定になっている。それでハードボイルド調の物語を展開するのだからびっくりだ、この湿ったドロッとした感じを高校生で出すのだからすごいな。 ▼以下、ネタバレ感想
読み終わって振り返れば複数の仕掛け満載のミステリでした。人物設定やトリックなど、本作の仕掛けの為にとても巧妙に作られている事がわかります。ただ、それが面白いかというと別問題で好みに合わず。終盤の数ページには驚かされましたが、そこにたどり着くまで読み続けるのが辛く、内容が頭に入らない読書でした。本作がデビュー作品であるのと、その後の作品で面白いものがある為、初々しさと当時から捻くれたミステリを書いていたんだと感じる読書でした。 ▼以下、ネタバレ感想
私立吏塚高校の屋上で葉群という男性生徒の遺体が見つかる。遺体には墜落死の痕跡があり、犯人が屋上から落とした後で再度持ち上げたという疑惑が出るか・・・。最も疑わしい校舎に残っていた人物から無罪証明を依頼される「吏塚の名探偵」。喉を煙で焼きながらハードボイルド風の意妙な学園ミステリ開演。
後に遠海事件を書く詠坂雄二のデビュー作。事件としては死体が持ち上げられた以外は平凡、殺されてもおかしくない学生が屋上から突き落とされた。打って変わってあまりに異質すぎる登場人物達、煙草で喉を焼く「吏塚の名探偵」、「情報屋」、愛と体を切り売りする「売春生徒」、等身大の青春から大きく離れたリアリティの薄い設定になっている。それでハードボイルド調の物語を展開するのだからびっくりだ、この湿ったドロッとした感じを高校生で出すのだからすごいな。
▼以下、ネタバレ感想