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死角



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【この小説が収録されている参考書籍】
死角 (新潮文庫 フ 12-4 名無しの探偵シリーズ)

死角の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

心にやさしい私立探偵

アメリカの探偵は東海岸にしても西海岸にしても飲んだくれで煙突のように煙草を吸います。これは誰かが悪例を作ってしまった影響でしょうか。その中でこの作品の私立探偵は酒は適度に飲みますが煙草は吸いません。 この時点ですでに好感度が上がりました。カッコばかりつける探偵に辟易していた 私にはとてもホッとした探偵小説でした。

わたろう
0BCEGGR4
No.1:
(6pt)

元気が出てきた、自省派探偵

名無しのオプ・シリーズの第6弾。イヤな咳と肺の腫瘍の影に悩まされていた主人公がすっぱりと禁煙し、過去の作品ほど自省して悩むことがなくなっていて、シリーズの転換点となる作品と言える。
殺害されて湖畔に遺棄されていた若い女性がオプの名刺を持っていた。さらに、新しい依頼を受けて身辺警護をし始めた対象の男性が殺人事件に巻き込まれてしまった。二つの謎を解くために、オプが懸命の聞き込みを続けてゆくうちに、関係者の間に起きた不可解な出来事が次々と見つかってきた。
従来の作品に比べてミステリー要素が前面に出てきて、ハードボイルドとしては面白くなっている。ただ、最後の最後、謎解きが偶然に頼る側面が強すぎて、やや白ける面があるのが残念だ。

iisan
927253Y1

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