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【佐藤究】
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テスカトリポカの評価:
8.50/10点 レビュー 4件。 B ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点8.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
テスカトリポカの感想
なかなかハードで強烈な作品ですね。かなり面白いです。どのように展開していくのか予想しづらいので、ゾクゾクしながら読み進めることができます。特にⅡ章・Ⅲ章当たりの中盤は、秀逸な面白さです。このペースなら、アマゾン5点なんだけど、Ⅳ章以降がちょっとショボかったかな。 ▼以下、ネタバレ感想
この書は
これまでに世界で起こったことであり、これから起こりうることであり、起こってほしくないことでもあります。例えば、暴対法のため、ヤクザのしのぎがきつくなり、若者が半グレに流れ込み、裏社会が更に無秩序に、混沌とする日本。多くの児童虐待が明らかになる中、未だに虐待から逃れられない子供たちがいる日本。現代の日本で実際に起こっている、社会の歪みが、作品中でもかなり極端に、残虐な形で示されています。もちろん、本書に描かれているように、他国でも。弱きものは暴力の連鎖から逃れられず、強きものも暴力の果てに滅びてゆく。人間は所詮一人一人ばらばらの存在で、暴力=テスカポリトカの支配のもと、「われらは彼の奴隷」として、つかの間の生にひたり、いつの間にか死んでいく。私たち人間の持つ残酷性、自己保全のために他者を切り捨てる酷薄さが、目を覆いたくなるような描写で、かつ淡々と叙述されていきます。 ▼以下、ネタバレ感想
なかなかハードで強烈な作品ですね。
かなり面白いです。どのように展開していくのか予想しづらいので、ゾクゾクしながら読み進めることができます。
特にⅡ章・Ⅲ章当たりの中盤は、秀逸な面白さです。
このペースなら、アマゾン5点なんだけど、Ⅳ章以降がちょっとショボかったかな。
▼以下、ネタバレ感想